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十三話
「いやー、アイツマジ気付いてなかったな」
ここは各階に3箇所設置してあるセーフティポイントうちの一つ。昼食の携帯食を齧りながらミハエルが呆れた声を出す。
「事前に授業で説明していたはずなんだけど・・・」
「あら、あの方授業に殆ど出ていないらしいですわよ」
「あー」
アイツやあの方というのはもちろんアリサの事。パーティーで悪目立ちしてみんなに覚えられてしまった為、他の噂が広がり易くなっている。もちろん本人は気付いていない。
「イベントだけこなせば後は関係ないと思っているフシがあるからね。まだここがゲームの中と寸分の狂いも無い世界だと思っているんじゃないかな。そもそも自分がヒロインと違う行動をとっているのにさ」
ゲームの中のヒロインは可憐で努力家、健気で前向きな性格をしている。成績だって悪くない。しかし中身がアリサになった事により、男を喰い荒らし授業をサボるという真逆な性格になっている。
「今回も彼女凄い格好をしていましたね」
「多分ゲームのダンジョンは簡単だし自分が弱くても強い人と組めるようになってるからね。好みを優先したんでしょ」
「ガチ装備見てギョッとしてたもんなー」
いつも王子然として笑うミハエルだが、今は王子という肩書きを外しているので大笑いしている。他の3人もダンジョン内での戦いに必要無いので、貴族という優雅さを封印している。
「元々前のダンジョンは熟練者に不評だったしな。これ幸いとガチダンジョンに変更させたのは正解だったな」
「そうですわね。学院に入ると中々ダンジョンに潜る事が出来なくなって腕が鈍ってしまうので助かりますわ」
「だよなー、実技や訓練だけじゃ物足りないし。さて、夕方までにあと何階か降りるか」
「そうだね、ここのモンスターあまり強く無いからサクサク行けそう」
「よーし、行くかぁ」
「「「おー!!」」」
手早く装備を整えセーフティポイントを後にする4人。全員Aランクの冒険者なので余裕で進んで行く。
「なあ、いくら俺達がAランクだとしても踏破には最低でも4日はかかるだろ。アイツそれまで外で待ってないよな?」
「えっ」
「まさか」
「出た瞬間に居たら怖いですね」
「「「「・・・・・・」」」」
一抹の不安を抱えつつダンジョンを踏破したのはそれから5日後、待っていたのは教師だけでホッとするも、後にアリサが入口で待っているとゴネ、暴れたという話を聞かされ皆ゾッとしたという。
ここは各階に3箇所設置してあるセーフティポイントうちの一つ。昼食の携帯食を齧りながらミハエルが呆れた声を出す。
「事前に授業で説明していたはずなんだけど・・・」
「あら、あの方授業に殆ど出ていないらしいですわよ」
「あー」
アイツやあの方というのはもちろんアリサの事。パーティーで悪目立ちしてみんなに覚えられてしまった為、他の噂が広がり易くなっている。もちろん本人は気付いていない。
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「今回も彼女凄い格好をしていましたね」
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「ガチ装備見てギョッとしてたもんなー」
いつも王子然として笑うミハエルだが、今は王子という肩書きを外しているので大笑いしている。他の3人もダンジョン内での戦いに必要無いので、貴族という優雅さを封印している。
「元々前のダンジョンは熟練者に不評だったしな。これ幸いとガチダンジョンに変更させたのは正解だったな」
「そうですわね。学院に入ると中々ダンジョンに潜る事が出来なくなって腕が鈍ってしまうので助かりますわ」
「だよなー、実技や訓練だけじゃ物足りないし。さて、夕方までにあと何階か降りるか」
「そうだね、ここのモンスターあまり強く無いからサクサク行けそう」
「よーし、行くかぁ」
「「「おー!!」」」
手早く装備を整えセーフティポイントを後にする4人。全員Aランクの冒険者なので余裕で進んで行く。
「なあ、いくら俺達がAランクだとしても踏破には最低でも4日はかかるだろ。アイツそれまで外で待ってないよな?」
「えっ」
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「「「「・・・・・・」」」」
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