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女神に頼まれて村作りをしてみた
女神降臨
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「一翔さん!こっち終わりました」あれからどのくらい経っただろうか。リカも随分と元気になっていた。
「だーかーら。トマトの報告は俺にしろって言っただろ?」
「バンは話しかけにくいんだよ、諦めろ」
「んなこと言われても生まれつきなんだが」納得行かなそうに呟くき作業に戻っていく。
「まぁ彼の見た目はまずデカイ。から始まりますからねー」
「お、アール。今日はどうだった?」
「最近は駄目ですね。近々山にチェックに行ってきます」
「そうか……。その辺は任せるわ」
「今日はアールさん早いんですね」
「今日はあの日ですからね」にやりと笑いながらリカに呟くと倉庫横の椅子に座る。
「そろそろだな…」いつの間にかバンも戻ってきていた。
「はぁ、来なくて良いものを…」
「お前、女神様に聞かれたらやばいだろそれ」
「こんなんで怒る女神ならそこまでのやつって訳だ」
──我が声に答えよ……汝は正しき者か?──
「女神ミーア、呼び声聞き届きました。この信仰心、あなたに捧げます」
──終わりの危機より逃れし者達よ 汝らの信仰心が確かならその証を見つけ出し捧げよ──
「証……ですか」
──異界の方よ…東の方向の岩に日が上に上がるまでに来なさい──
「東…?」
──それじゃあ…神々の加護があらんことを──
「えっと…とりあえず行ってくるわ」
「あぁ、流石に女神様の相手は体力の消費が激しいわ…」余程疲れたのか珍しく腰を落としながらそう呟く。
「そんなに疲れるのか?あれ」
「神力をもろに受けるんでな。近くにいるより対話をするのは倍以上疲れるんだ」
「そうなのか……。って時間もないし行ってくるわ」
「って…呼んどいて居ないのかよ」
「居ます居ます。ここです!ここ!」岩影から勢いよく叫ぶのが先程の女神だ。とても信じられない。
「んー、ついに妖精の声が聞こえるように…やっぱり異世界だなー」
「酷くないですか!?わたしここです!見えてー、目に映ってー」
「ん?あぁ、こんなとこに迷子の少女が…最近多いなー」
「違う、違う。私は女神ですよー。あいあむ女神、です!………というかあの女の子なんなんですっ?」
「この前迷い混んで来た娘だ。女神の宝玉があるって話の村から逃げてきたとか」
「へ、へぇ…そうですか。そうですか……」なんでしょんぼりしてるんだ……。というか、バンが言っていたような疲労感は無いけど…なんでだろうか?
「………で、用件は?なんもないなら怒るぞ」
「いや、あります、あります!怒らないでください…。えっとですね、近々村に大変な事が起こります。その……気を付けてください」かなり深刻な顔で訴え掛けてくるので本人は大真面目だ。が、一翔はそこまで信じていない。
「そ、そうか。まぁ覚えとくわ」
「あ、信じていないですね!本当なんですよ?本当に!」
「はいはい。あ、そうだ。リカの…あぁ、さっきの娘の事なんだけど…」
「……なんですか?」相変わらずリカの話になると機嫌が悪くなる。
「宝玉があるって話の村出身らしいんだけどお前を覚えてないんだけどもしかしてお前………」
「な、なんですか………?」
「実はそんなに信仰されてないんじゃないか?」
「そっちですか!……って、失礼な!」
「そういえば最高神的なのいないのか?」
「………。」
「な、なんだよ…柄にもなく睨み付けて」
「私ですよ」ボソりとそう言うとそっぽを向いてしまった。
「え?今なんて…」
「私ですよ!私が最高神ですぅ!神話もあります!」
「えぇ……それでこれかよ…」
「う、言い返せない……で、でも、神としてしっかりと存在してますからね?」
「女神の銅像とかあるのか?」疑っているのか証拠になる物を見たがる用に質問する。
「あ、ありましたけど………最近災害があって、壊れてしまったんですよ」
「そ、そうだったのか…。ごめん」
「あ、あ!でもですね。一つだけ私が女神であることを証明できる物があります」
「い、いやそこまでしなくても…」
「いえ、神としてあそこまで言われたら黙ってられません。無理やりにでもついてきて貰います」
「え、何処に?」
「勿論、街にですよ。まだ行ったこと無いでしょう?せっかくこの世界に来たんですから。案内は任せてください?さ、」そういって手を差し伸ばしてきた少女に初めて一翔は美しい「女神」を見た。
「だーかーら。トマトの報告は俺にしろって言っただろ?」
「バンは話しかけにくいんだよ、諦めろ」
「んなこと言われても生まれつきなんだが」納得行かなそうに呟くき作業に戻っていく。
「まぁ彼の見た目はまずデカイ。から始まりますからねー」
「お、アール。今日はどうだった?」
「最近は駄目ですね。近々山にチェックに行ってきます」
「そうか……。その辺は任せるわ」
「今日はアールさん早いんですね」
「今日はあの日ですからね」にやりと笑いながらリカに呟くと倉庫横の椅子に座る。
「そろそろだな…」いつの間にかバンも戻ってきていた。
「はぁ、来なくて良いものを…」
「お前、女神様に聞かれたらやばいだろそれ」
「こんなんで怒る女神ならそこまでのやつって訳だ」
──我が声に答えよ……汝は正しき者か?──
「女神ミーア、呼び声聞き届きました。この信仰心、あなたに捧げます」
──終わりの危機より逃れし者達よ 汝らの信仰心が確かならその証を見つけ出し捧げよ──
「証……ですか」
──異界の方よ…東の方向の岩に日が上に上がるまでに来なさい──
「東…?」
──それじゃあ…神々の加護があらんことを──
「えっと…とりあえず行ってくるわ」
「あぁ、流石に女神様の相手は体力の消費が激しいわ…」余程疲れたのか珍しく腰を落としながらそう呟く。
「そんなに疲れるのか?あれ」
「神力をもろに受けるんでな。近くにいるより対話をするのは倍以上疲れるんだ」
「そうなのか……。って時間もないし行ってくるわ」
「って…呼んどいて居ないのかよ」
「居ます居ます。ここです!ここ!」岩影から勢いよく叫ぶのが先程の女神だ。とても信じられない。
「んー、ついに妖精の声が聞こえるように…やっぱり異世界だなー」
「酷くないですか!?わたしここです!見えてー、目に映ってー」
「ん?あぁ、こんなとこに迷子の少女が…最近多いなー」
「違う、違う。私は女神ですよー。あいあむ女神、です!………というかあの女の子なんなんですっ?」
「この前迷い混んで来た娘だ。女神の宝玉があるって話の村から逃げてきたとか」
「へ、へぇ…そうですか。そうですか……」なんでしょんぼりしてるんだ……。というか、バンが言っていたような疲労感は無いけど…なんでだろうか?
「………で、用件は?なんもないなら怒るぞ」
「いや、あります、あります!怒らないでください…。えっとですね、近々村に大変な事が起こります。その……気を付けてください」かなり深刻な顔で訴え掛けてくるので本人は大真面目だ。が、一翔はそこまで信じていない。
「そ、そうか。まぁ覚えとくわ」
「あ、信じていないですね!本当なんですよ?本当に!」
「はいはい。あ、そうだ。リカの…あぁ、さっきの娘の事なんだけど…」
「……なんですか?」相変わらずリカの話になると機嫌が悪くなる。
「宝玉があるって話の村出身らしいんだけどお前を覚えてないんだけどもしかしてお前………」
「な、なんですか………?」
「実はそんなに信仰されてないんじゃないか?」
「そっちですか!……って、失礼な!」
「そういえば最高神的なのいないのか?」
「………。」
「な、なんだよ…柄にもなく睨み付けて」
「私ですよ」ボソりとそう言うとそっぽを向いてしまった。
「え?今なんて…」
「私ですよ!私が最高神ですぅ!神話もあります!」
「えぇ……それでこれかよ…」
「う、言い返せない……で、でも、神としてしっかりと存在してますからね?」
「女神の銅像とかあるのか?」疑っているのか証拠になる物を見たがる用に質問する。
「あ、ありましたけど………最近災害があって、壊れてしまったんですよ」
「そ、そうだったのか…。ごめん」
「あ、あ!でもですね。一つだけ私が女神であることを証明できる物があります」
「い、いやそこまでしなくても…」
「いえ、神としてあそこまで言われたら黙ってられません。無理やりにでもついてきて貰います」
「え、何処に?」
「勿論、街にですよ。まだ行ったこと無いでしょう?せっかくこの世界に来たんですから。案内は任せてください?さ、」そういって手を差し伸ばしてきた少女に初めて一翔は美しい「女神」を見た。
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