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女神に頼まれて村作りをしてみた
悪魔の力
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村の敷地を渡せと言ってきていた奴等が来なくなってもう二ヶ月。気になって調べてみるとどうやら会社ごと無くなっていた。理由はわからないが噂では悪魔が出た。と言われている。女神は居ないのに悪魔はいるらしい。この世界の住人の記憶はどうなっているんだろうか…?
「なぁ、バン。この世界は何が起きてるんだ?」
「さぁな。今はとにかく女神様のお告通りに動くしかない」
唯一女神の記憶があるバンもどこか大事な事は概念として消えている気がする。例の悪魔とやらが記憶でも抜いたんじゃないだろうか。そう思えて気すらする。
「あら、今日はバンさんと一翔さんお二人ともいるんですね」
「ん、あぁ。今日は少しな」
「どうしたんですか?そんな暗い顔して。……そうだ!少し行きたいとこがあるので付き合ってくださいよ」
「あぁ、俺で良いなら付き合うよ」
「ふぅ、一度来てみたかったんですよね、ここの川。景色も綺麗だし静かで落ち着けますね~」
「なぁ、何で俺を?」
「なんでってそりゃ…なんか暗い顔してましたし」
そうだったのか。自分では気づかなかったがミーアの事や悪魔の事を考えすぎていたのかもしれない。
「それに、私が一翔さんと一緒に何処かへ行きたかったので…」
「ハハハ、そりゃどうも」
「いやぁ、駄目ですね。昔から流されやすいというかなんというか……。あの時助けていただいた時からどうもときめいちゃって」
少し耳や顔を赤くしながら話すリカの顔は幼いながらに女性としての顔だった。今まであまりそのような目で誰かを見た事がなかった一翔はあまりにも分かりやすく動揺した。
「ふふ、一翔さん顔に出やすいんですね。私だって一応は女の子なんですよ?」
「あ、あぁ。そうだよな……うん」
照れ隠しのつもりで目線を左に向ける。そして同時に何かが奥にあることに気付いた。なんだろうか?祠……ではないがそこには何かがあった。
「どうしました?」
「い、いや、なんでもない。行こう」
そこから二人は何気ない話をしながら川沿いを歩き、日が沈み始め来た道を戻り村へついた頃。遠出していたアールが帰ってきていた。
「二人だけで出掛けてるのは珍しいですね」
「今日はちょっとな。それにしてもアール、帰るのは明日って聞いたけど」
「ええ、明日ですよ、明日。明日しっかりと私は帰ってきます…………貴方達が会えるかは別としてねッ!」
そう叫びながらアールだった何かは黒い影になり襲いかかってきた。その声を聞き、バンが小屋から出てきたその時、黒い影が伸ばした手のような物を光が防いだ。
「………チッ気付かれたか。勘の良い女だ」
そう言いながらその影は消えた。念のためバンが回りを少し見てからこちらへ来た。
「怪我はないか?何かされてないか?」
「まぁ、一応。変な光が守ってくれたよ…。リカも大丈夫か?…………リカ?」
怖かったのか泣いている。無理もない。知り合いだと思った何かが自分達を襲ってきたんだ。
「違う……あの光…女神様だ。そうだ、やっと思い出した。女……神…様うぅ…」
「思い出したのか!?」
「はい、あの光…絶対に女神様です。あの影、私の村にも来てた。もしかしてあの影が全部…」
記憶を取り戻したリカ。そして、謎の影。ここから少しずつ謎が解けてくる。
「なぁ、バン。この世界は何が起きてるんだ?」
「さぁな。今はとにかく女神様のお告通りに動くしかない」
唯一女神の記憶があるバンもどこか大事な事は概念として消えている気がする。例の悪魔とやらが記憶でも抜いたんじゃないだろうか。そう思えて気すらする。
「あら、今日はバンさんと一翔さんお二人ともいるんですね」
「ん、あぁ。今日は少しな」
「どうしたんですか?そんな暗い顔して。……そうだ!少し行きたいとこがあるので付き合ってくださいよ」
「あぁ、俺で良いなら付き合うよ」
「ふぅ、一度来てみたかったんですよね、ここの川。景色も綺麗だし静かで落ち着けますね~」
「なぁ、何で俺を?」
「なんでってそりゃ…なんか暗い顔してましたし」
そうだったのか。自分では気づかなかったがミーアの事や悪魔の事を考えすぎていたのかもしれない。
「それに、私が一翔さんと一緒に何処かへ行きたかったので…」
「ハハハ、そりゃどうも」
「いやぁ、駄目ですね。昔から流されやすいというかなんというか……。あの時助けていただいた時からどうもときめいちゃって」
少し耳や顔を赤くしながら話すリカの顔は幼いながらに女性としての顔だった。今まであまりそのような目で誰かを見た事がなかった一翔はあまりにも分かりやすく動揺した。
「ふふ、一翔さん顔に出やすいんですね。私だって一応は女の子なんですよ?」
「あ、あぁ。そうだよな……うん」
照れ隠しのつもりで目線を左に向ける。そして同時に何かが奥にあることに気付いた。なんだろうか?祠……ではないがそこには何かがあった。
「どうしました?」
「い、いや、なんでもない。行こう」
そこから二人は何気ない話をしながら川沿いを歩き、日が沈み始め来た道を戻り村へついた頃。遠出していたアールが帰ってきていた。
「二人だけで出掛けてるのは珍しいですね」
「今日はちょっとな。それにしてもアール、帰るのは明日って聞いたけど」
「ええ、明日ですよ、明日。明日しっかりと私は帰ってきます…………貴方達が会えるかは別としてねッ!」
そう叫びながらアールだった何かは黒い影になり襲いかかってきた。その声を聞き、バンが小屋から出てきたその時、黒い影が伸ばした手のような物を光が防いだ。
「………チッ気付かれたか。勘の良い女だ」
そう言いながらその影は消えた。念のためバンが回りを少し見てからこちらへ来た。
「怪我はないか?何かされてないか?」
「まぁ、一応。変な光が守ってくれたよ…。リカも大丈夫か?…………リカ?」
怖かったのか泣いている。無理もない。知り合いだと思った何かが自分達を襲ってきたんだ。
「違う……あの光…女神様だ。そうだ、やっと思い出した。女……神…様うぅ…」
「思い出したのか!?」
「はい、あの光…絶対に女神様です。あの影、私の村にも来てた。もしかしてあの影が全部…」
記憶を取り戻したリカ。そして、謎の影。ここから少しずつ謎が解けてくる。
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