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肉色の誕生⑧
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ジェットコースターで意識をどこか遠くへ運び去られたかのようだった。
壁にもたれたまま、蓮月の豊満な裸体は、めくるめく快感に感電したようにぴくぴくと痙攣した。
いつの間にかMの字に開いた脚の間で息づく熱い陰部からは、多量の愛液が流れ出していた。
そうして、どれほどの時間が過ぎたのかー。
うつろに開いた眼に少しずつ光が戻ると、蓮月はぶるっと身震いした。
白黒フィルムみたいだった視界に、次第に色彩が戻ってくる。
広げた両足の間に、アダルトグッズそっくりな形の”あれ”が落ちていた。
勃起したユイソウタの男根である。
男根は、相変わらず勃起したままだ。
ぼんやり眺めていると、股間で自身の性器がかすかに蠢いたような気がした。
じわりと新しい愛液までにじみ出てきたようだ。
蓮月の性器と融合したOTOの性器が反応している。
そうとしか思えなかった。
それにしても…。
緩慢な動作で身を起こしながら、蓮月は思う。
久しぶりに感じる、本物のエクスタシーだった。
これまで躰を重ねた男たちとは、比ぶべくもない。
オナニーでしか味わったことのない絶頂感。
あろうことか、こんな奇妙な生き物相手に、蓮月はそれを体験してしまったのである。
何度も性交を繰り返した直後のように、膣内がじんじんする。
陰核は傍でそれとわかるほど、いまだ硬く勃起してしまっていた。
さらに言えば、同じくOTOと融合した蓮月の乳首も、いまだ硬く尖ったままだった。
なのに、なぜ?
蓮月の瞳には、屈辱の色が浮かんでいる。
あたしが逝ってしまったというのに、どうしてこれは…。
射精していないのだろう。
なぜまだ、あんなにも硬く大きく勃起したままの姿でいられるのだろうかー。
コンドーサンを勃たせられなかった時と同じ屈辱が、蓮月の胸底を冷たくする。
要は、そんなにまで、このあたしの躰に魅力がないということなのか。
70過ぎの老人を勃たせられないほど、こんなペニス一本、射精させられないほど…。
躰はまだユイソウタの一部を求めている。
蓮月は、両手を伸ばすと、脚の間に転がるその大きな芋虫状の生き物を拾い上げた。
蓮月の烈しい挿入にダメージでも受けたのか、勃起はしているものの、男根はグロッキー状態のようだ。
顏の高さまで持ち上げて目のない頭を覗き込むと、嫌がるように首を背けてしまった。
男根はずっしりと重く、亀頭全体が蓮月の愛液に濡れて鈍い光を放っている。
そのフォルムは、ある意味とても醜く、でも美しい。
この男根が、男性生殖器の理想形を備えていることは、女の蓮月にもなんとなくわかった。
「あ、そうか」
向きを変えて色々な角度から”それ”を観察しているうちに、蓮月はふと気づいた。
”これ”が射精しなかった理由である。
しなかった、ではなく、できなかったのだ。
温かいお湯につかった時のように、安堵感が込み上げてきた。
よかった。
あたしのせいじゃない。
なぜってこいつには…。
そう。
陰嚢がついていないのだ。
壁にもたれたまま、蓮月の豊満な裸体は、めくるめく快感に感電したようにぴくぴくと痙攣した。
いつの間にかMの字に開いた脚の間で息づく熱い陰部からは、多量の愛液が流れ出していた。
そうして、どれほどの時間が過ぎたのかー。
うつろに開いた眼に少しずつ光が戻ると、蓮月はぶるっと身震いした。
白黒フィルムみたいだった視界に、次第に色彩が戻ってくる。
広げた両足の間に、アダルトグッズそっくりな形の”あれ”が落ちていた。
勃起したユイソウタの男根である。
男根は、相変わらず勃起したままだ。
ぼんやり眺めていると、股間で自身の性器がかすかに蠢いたような気がした。
じわりと新しい愛液までにじみ出てきたようだ。
蓮月の性器と融合したOTOの性器が反応している。
そうとしか思えなかった。
それにしても…。
緩慢な動作で身を起こしながら、蓮月は思う。
久しぶりに感じる、本物のエクスタシーだった。
これまで躰を重ねた男たちとは、比ぶべくもない。
オナニーでしか味わったことのない絶頂感。
あろうことか、こんな奇妙な生き物相手に、蓮月はそれを体験してしまったのである。
何度も性交を繰り返した直後のように、膣内がじんじんする。
陰核は傍でそれとわかるほど、いまだ硬く勃起してしまっていた。
さらに言えば、同じくOTOと融合した蓮月の乳首も、いまだ硬く尖ったままだった。
なのに、なぜ?
蓮月の瞳には、屈辱の色が浮かんでいる。
あたしが逝ってしまったというのに、どうしてこれは…。
射精していないのだろう。
なぜまだ、あんなにも硬く大きく勃起したままの姿でいられるのだろうかー。
コンドーサンを勃たせられなかった時と同じ屈辱が、蓮月の胸底を冷たくする。
要は、そんなにまで、このあたしの躰に魅力がないということなのか。
70過ぎの老人を勃たせられないほど、こんなペニス一本、射精させられないほど…。
躰はまだユイソウタの一部を求めている。
蓮月は、両手を伸ばすと、脚の間に転がるその大きな芋虫状の生き物を拾い上げた。
蓮月の烈しい挿入にダメージでも受けたのか、勃起はしているものの、男根はグロッキー状態のようだ。
顏の高さまで持ち上げて目のない頭を覗き込むと、嫌がるように首を背けてしまった。
男根はずっしりと重く、亀頭全体が蓮月の愛液に濡れて鈍い光を放っている。
そのフォルムは、ある意味とても醜く、でも美しい。
この男根が、男性生殖器の理想形を備えていることは、女の蓮月にもなんとなくわかった。
「あ、そうか」
向きを変えて色々な角度から”それ”を観察しているうちに、蓮月はふと気づいた。
”これ”が射精しなかった理由である。
しなかった、ではなく、できなかったのだ。
温かいお湯につかった時のように、安堵感が込み上げてきた。
よかった。
あたしのせいじゃない。
なぜってこいつには…。
そう。
陰嚢がついていないのだ。
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