引きこもりの従兄を更生させるはずが、逆に”女”にさせられちゃいましたとさ! てへっ

戸影絵麻

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#11 ギブ・アンド・テイクはイヤすぎる⑤

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 佐和さんが届けに来た出前の寿司をローテーブルに置くと、私は物も言わずにまず食事に取りかかった。

 さすが、回らない寿司屋のネタは違う。

 3人前のうちの2人前を一気におなかにつめこむと、

「よく食べるねえ」

 感心したように邦彦が言った。

 見ると、このスケベ男、あぐらをかいてベッドにもたれた私の股間を、なぜか一心不乱に見つめている。

 あ、しまった。

 理由が分かった。

 私ときたら、ミニスカのまま胡坐をかいているせいで、白いパンツがばっちり見えてしまっているのだ。

 邦彦ときたら、お寿司ではなく、どうやらそっちに気を奪われてしまっていたらしい。

 空になった寿司桶を廊下に出し、ドアに内側から鍵を閉めて戻ってくると、邦彦が私の隣に座った。

「さあ、もういいだろ? 約束だよ」

 ムーミン激似の顔してるくせに、鼻息がずいぶん荒い。

 邦彦はTシャツに短パンという軽装なのだが、その短パンの前が早くももっこり膨らんでいた。

「いいよ」

 観念して、私は言った。

「それで、どうしたいのさ?」

 声が投げやりになっているのが、自分でもわかった。

「あのさ、そこ、触ってもいい?」

 邦彦があごでしゃくったのは、私の股の間だった。

 純白のパンティに隠された、三角形のデリケートゾーンである。

「パンツの上からならいいって、美咲ちゃん、言ったよね」

「う、うん」

 仕方なく、うなずいた。

「いいけど、絶対にそれ以上のこと、しないでよ!」
 
「わ、わかった」

 子どもみたいに小さくうなずき、邦彦が指を伸ばしてきた。

 去年、バイト代で買ったこの勝負パンツは生地が薄くてサイズが小さい。

 だから、こうしてじっくり見ると、なんと、割れ目の筋に布が食い込んでしまっていた。

 そこを、人差し指でそうっと邦彦が撫で上げる。

 最初のうちは、何も感じなかった。

 ただ、うっとうしいなあ、と思っただけだった。

 それが、おかしくなり始めたのは、10回以上撫でられた頃のことである。

 やば。

 あることに気づいて、私は赤くなった。

 まさか。

 そんな…。

 その時、私のその疑念を裏付けるように、邦彦が不思議そうな口調で言った。

「あれ? 美咲ちゃん、どうしたの? なんか、パンツに染みができてきたんだけど」

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