引きこもりの従兄を更生させるはずが、逆に”女”にさせられちゃいましたとさ! てへっ

戸影絵麻

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#65 勝利の行方④

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 男の射精の瞬間というのは、すぐわかる。

 ただでさえ肥大しているチンポが、これでもかとばかりに、ぐわっと大きく膨れ上がるからだ。

 拙い性経験から、私はそれを知っていた。

 だから、自転するおまんこの中で邦彦の”洗濯竿”がぎゅわんと膨れ上がった時、

 来た!

 と心の中で快哉を叫んだものだったが、同時にある致命的なミスに気づいて、愕然となった。

 邦彦は避妊をしていないのである。
 
 すなわち、コンドームをつけていないのだ。

 まずい。

 最悪だ。

 私は青ざめた。

 邦彦の破裂せんばかりに膨張した金玉が脳裏をかすめた。

 あの玉袋の中には、おそらく1週間分のザーメンが詰まっているに違いない。

 邦彦の亀頭は、子宮の入口にまで届いているのだ。

 溜まりに溜まったその精液をおまんこの中にぶちまけられたら、私はほぼ確実に妊娠してしまうだろう。

 堕胎なんて絶対に嫌だから、そうなれば、高校2年生にして早くも未婚の母。

 赤ん坊に母乳を与えながら、苦手な数学の授業を受ける哀れな己の姿が目に浮かぶ。

 くう、こうしてはいられない。

 コンマ1秒ほどの間に、私はめまぐるしく思考を巡らせた。

 勉強はできないが、危機管理能力には自信がある。

 なまじDV親父の元で幼少期を送ったわけではないのだ。

「ああああああ! いく! いく! 逝っちゃうよォ!」

 邦彦がアクメの真っ只中の女みたいな声を上げたその瞬間、

 おまんこを埋め尽くしたチンポがぶわっと膨張し、どくんどくんと脈動を開始した。

「させるか!」

 その時にはすでに、私は両足で壁を蹴っている。

 ずぼぼぼっ。

 派手な音を立てておまんこからチンポが抜けた。

 飛び出す身体を支えるべく、思い切り手を伸ばす。

 必死で伸ばした右手がつかんだのは、反動で跳ねあがった邦彦の勃起ペニスの半ばあたりである。

 私は螺旋を描いて床に着地しながら、全体重をかけ、邦彦のペニスを引きずり倒した。

「きゅうううっ! あひいいいっ! で、でりゅ! 出ちゃうう!」

 床に落ちた邦彦がワンバンして跳ね、ぴくんと痙攣する。

 その洗濯竿チンポは今や斜めに傾き、あらぬほうを狙っている。

 どびゅっ!

 戦艦大和の主砲が火を噴くように邦彦の亀頭がぶくっと膨れ上がり、開いた尿道口から卵白の塊を吐き出した。

 そう。

 それはもはや液体ですらなかった。

 流線形に固まった精液の塊が、ミサイルのように宙を飛んだのだ。

 ひと呼吸遅れて、それが起こった。

 ガラッ。

 ガメラの吐くプラズマ火球の如く飛翔する精液弾の進行方向で、よせばいいのにいきなりドアが開いたのだ。

 べちゃ。

 何かに多量の液体が貼りつく湿った音がした。

「や、やべえ」
 
 邦彦がつぶやいた。

「マジ?」

 私も絶句した。

「すごい音がするから様子を見に来たんだが…これはいったい、何の騒ぎだね?」

 眼鏡を息子の精液で濡らした和夫教授が、憮然とした表情で、半裸の私と全裸の邦彦をねめつけた。
  

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