引きこもりの従兄を更生させるはずが、逆に”女”にさせられちゃいましたとさ! てへっ

戸影絵麻

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#85 史上最低の戦い⑱

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 前にも言ったけど、邦彦は引きこもりオタクにしては、指遣いがうまい。

 いや、ふだんフィギュアなどを作り慣れているオタクだからこそなのか、指の動きが繊細なのである。

 つるつる剥き出しになった性器の周囲をスキンクリームを塗ったその指で執拗に撫でられていると、私は次第に居ても立ってもいられない気分になってきた。

「ねえ、いつまで塗ってるんだよ」

 焦れに焦れて、私は難癖をつけた。

「なんかむずむずして…その、イライラしてきたよ」

「だって、中に指とか入れたら、痛いだろ?」

 おずおずと、私の機嫌をうかがうように邦彦が訊く。

「十分濡れてれば大丈夫なんだよ。愛情込めて、そっとやってくれればさ」

 上げた片足を手で支えながら、私は答えた。

 内腿のお肉がぷるぷる震えているのがわかる。

 邦彦の愛撫に下半身が反応している証拠だった。

「じゃ、じゃあ、この唇みたいなの、めくっていい?」

 邦彦が大陰唇をおそるおそるといった感じでつまんだ。

「う、うん」

 返事が上ずるのがわかる。

 まだるっこしいんだよ、このムーミン!

 早く入れろって言ってるのが、わかんないのかよ!

 私としては、恥も外聞もなく、そう叫び出したい気分である。

 邦彦の指先が二枚の大陰唇をつまみ、左右に開いていく。

「わあ、なんかトロトロしたものが出てきたけど。まさかまたおしっこじゃないよね?」

「失礼な」

 私はむくれた。

「触って確かめてみてよ。立派な愛液だろ?」

「ほんとだ…少しべたべたする」

 邦彦の指に大陰唇の内側をひと撫でされ、

 はふん。

 私ははからずも鼻で熱い吐息をついてしまった。

 邦彦ときたら、まるで初めて魚の解剖にチャレンジする小学生みたいである。

 次に小陰唇を慎重にめくりあげると、中をしげしげとのぞきこんだ。

「へ~え、すごいね。おまんこの中って、こんなふうになってるんだ。なんだか、内臓の一部をじかに見てるみたい。サーモンピンクの肉の壁がぬるぬる光ってて、その少し下側に丸い穴が開いたり閉じたりしてるよ。そうかあ、これが膣の入口なんだね。中は充血して真っ赤で、ここからじゅるじゅるお汁が湧き出てる」

 おい! んなもん、じっくり見てんじゃねえよ!

 愛撫はどうした!

 愛撫は!

「それから、この上のほうで白く光ってるの、これがあの有名なクリトリスなんだね。男性のペニスの退化したものだって説があるけど、本当なのかなあ」

「よく知らないけど、皮で包まれてるだろ? 興奮すると、その皮が剥けたりするところは似てるかな」

「そうなんだ…。あの、ちょっと、剥いてみて、いい?」

「いいけど、慎重に扱ってよ。そこは特に敏感で、よほど濡れてないと痛いんだから」

「わかった。なら、ここから出てるお汁を指にたっぷりつければ大丈夫かな。それから、こんなふうに、包皮をゆっくり剥いて、と…。おお、なんかピンク色の可愛い頭が出てきたよ」

「はうっ」

 私が叫んだのはほかでもない。

 邦彦が、指の腹でクリちゃんの頭に軽く触れたのだ。

 じゅわり。

 新たな汁があふれ出すのがわかった。

「押して」

 興奮に震える声で、私は懇願した。

「指でクリちゃんを、ボタンみたいに強く押し込んで」

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