1 / 3
第一章
今何年
しおりを挟む
1945年(昭和20)
宮川一朗はお国のため特攻隊員として命を落とした。
はずだった。
起きると知らない人がこちらをのぞき込むように見ていた。
「よかった。大丈夫か?気を失ってたみたいだが。友達やご両親は?救急車を呼ぶか?」
知らないおじさんが俺に質問攻めしてきた。
「パパ!たくさん質問したからこの子困ってるじゃん!あなたが海に沈みそうなところパパが助けてくれたの!とりあえずケガとかない?」
この状況を上手く掴めないがとりあえずお礼をいいケガはないと伝えた。
なぜ俺は特攻したはずなのに死んだはずなのに生きてるんだ。
そしてこの人たちの服装はなんだ。
全く今の状況を理解出来ない俺にまた質問をしてきた。
「君のその服装コスプレか何かかな?」
おじさんが俺言ってきた。
コスプレとはなんだ?君たちの服装の方が変だ。
そんなことを思ってると良い匂いがしてきた。
俺の不安とは裏腹にお腹が鳴る。
「よかったら一緒に食べる?」
おじさんのことをパパと呼んでた子がそう言ってくれた。
恥ずかしながら俺は食べると応える。
見たこともない食べ物に感動を覚えた。
これはバーベキューと言うらしい。
お肉を頬張ってるときに改めてお礼と自己紹介をした。
この子は麗奈と言う名前らしい。
友達三人の名前も聞いた。
「あの...」
今度は俺から質問をした。
麗奈たちは何をしているのか
ここはどこなのか
そしてこの場所は危なくないのか
そして今何年なのか
早口で質問をしたせいかみんなが笑い出した。
そして麗奈は一つ一つ応えてくれた。
麗奈たちは毎年夏休み友達とバーベキューをしに近所の海に遊びに来てること
ここは新潟県ってこと
危なくないとはどう言うことなのか逆に質問され
今は2025年と言うこと
「2025年...戦争は?ここは未来なのか?」
俺が混乱しているとおじさんが背中を擦ってくれ落ち着いてと言った。
俺は改めて聞く。
「今何年?」
俺の言葉に麗奈が応える。
「2025年だよ。戦争のない世界。終戦して今年の8月で80年立つよ。日本は負けたの」
日本は負けたの
日本は負けたの
日本は負けたの
頭の中で麗奈の言葉がぐるぐると回る。
戦争は終わったのか。
日本は負けたのか。
俺は悔しくて涙が溢れた。
宮川一朗はお国のため特攻隊員として命を落とした。
はずだった。
起きると知らない人がこちらをのぞき込むように見ていた。
「よかった。大丈夫か?気を失ってたみたいだが。友達やご両親は?救急車を呼ぶか?」
知らないおじさんが俺に質問攻めしてきた。
「パパ!たくさん質問したからこの子困ってるじゃん!あなたが海に沈みそうなところパパが助けてくれたの!とりあえずケガとかない?」
この状況を上手く掴めないがとりあえずお礼をいいケガはないと伝えた。
なぜ俺は特攻したはずなのに死んだはずなのに生きてるんだ。
そしてこの人たちの服装はなんだ。
全く今の状況を理解出来ない俺にまた質問をしてきた。
「君のその服装コスプレか何かかな?」
おじさんが俺言ってきた。
コスプレとはなんだ?君たちの服装の方が変だ。
そんなことを思ってると良い匂いがしてきた。
俺の不安とは裏腹にお腹が鳴る。
「よかったら一緒に食べる?」
おじさんのことをパパと呼んでた子がそう言ってくれた。
恥ずかしながら俺は食べると応える。
見たこともない食べ物に感動を覚えた。
これはバーベキューと言うらしい。
お肉を頬張ってるときに改めてお礼と自己紹介をした。
この子は麗奈と言う名前らしい。
友達三人の名前も聞いた。
「あの...」
今度は俺から質問をした。
麗奈たちは何をしているのか
ここはどこなのか
そしてこの場所は危なくないのか
そして今何年なのか
早口で質問をしたせいかみんなが笑い出した。
そして麗奈は一つ一つ応えてくれた。
麗奈たちは毎年夏休み友達とバーベキューをしに近所の海に遊びに来てること
ここは新潟県ってこと
危なくないとはどう言うことなのか逆に質問され
今は2025年と言うこと
「2025年...戦争は?ここは未来なのか?」
俺が混乱しているとおじさんが背中を擦ってくれ落ち着いてと言った。
俺は改めて聞く。
「今何年?」
俺の言葉に麗奈が応える。
「2025年だよ。戦争のない世界。終戦して今年の8月で80年立つよ。日本は負けたの」
日本は負けたの
日本は負けたの
日本は負けたの
頭の中で麗奈の言葉がぐるぐると回る。
戦争は終わったのか。
日本は負けたのか。
俺は悔しくて涙が溢れた。
0
あなたにおすすめの小説
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる