2 / 3
第一章
特攻隊員
しおりを挟む
たくさんの仲間が特攻し祖国のために散っていった。
日本が勝つと信じて。
家族や大切な人を守るため戦ってきた。
「それなのに日本が負けたと言うのは本当ですか?」
悔しい気持ち、怒りと悲しみが一気にこみ上げてきた。
「本当だよ!日本は負けたんだ。でも先祖のお陰で今とても平和な日本になったんだよ。戦争のない誰もが安心して暮らせる日本に」
誰もが安心して...。
空襲に悩まされることや大切な人が巻き込まれることもなく平和な世界に。
俺達の戦いは誰かの役に立ったのか?
そんなことを考えてると麗奈が聞いてきた。
「一朗くんはどうして海で沈みそうになってたの?」
俺は俺自身が覚えてることを話始めた。
父と母、弟妹の五人家族。
戦争が激しくなった頃当時5歳から憧れていた飛行機のパイロットになるのが夢だった。
16歳の時俺は航空機乗員養成所に入所した。
もちろん父と母は反対したが家族を守るためそして幼い頃の夢を叶えるため俺は反対を押し切った。
しばらく色んな訓練をしたのち1945年7月とうとう俺は特攻命令が出された。
待ち望んでいた特攻命令。
絶対に敵艦を沈めてやる。
そんな気持ちで当日を迎えた。
敵艦に体当たりするため大切な人を守るため俺は迷いなく突っ込んだはずだった。
だがすぐ敵に見つかり俺は敵艦の攻撃を受け飛行機と共に海に墜落した。
「間違いなく俺は撃たれた。なのによくわからないが今こうしてここにいるんだ」
心臓に手をやり下を向く。
「一朗くんは特攻隊員だったんだね。どうしてここにいるかわからないが今こうして生きててくれて、ありがとう。日本のために戦ってくれてありがとう。話してくれてありがとう」
おじさんは俺の頭をポンポンしながら微笑んで言った。
日本が勝つと信じて。
家族や大切な人を守るため戦ってきた。
「それなのに日本が負けたと言うのは本当ですか?」
悔しい気持ち、怒りと悲しみが一気にこみ上げてきた。
「本当だよ!日本は負けたんだ。でも先祖のお陰で今とても平和な日本になったんだよ。戦争のない誰もが安心して暮らせる日本に」
誰もが安心して...。
空襲に悩まされることや大切な人が巻き込まれることもなく平和な世界に。
俺達の戦いは誰かの役に立ったのか?
そんなことを考えてると麗奈が聞いてきた。
「一朗くんはどうして海で沈みそうになってたの?」
俺は俺自身が覚えてることを話始めた。
父と母、弟妹の五人家族。
戦争が激しくなった頃当時5歳から憧れていた飛行機のパイロットになるのが夢だった。
16歳の時俺は航空機乗員養成所に入所した。
もちろん父と母は反対したが家族を守るためそして幼い頃の夢を叶えるため俺は反対を押し切った。
しばらく色んな訓練をしたのち1945年7月とうとう俺は特攻命令が出された。
待ち望んでいた特攻命令。
絶対に敵艦を沈めてやる。
そんな気持ちで当日を迎えた。
敵艦に体当たりするため大切な人を守るため俺は迷いなく突っ込んだはずだった。
だがすぐ敵に見つかり俺は敵艦の攻撃を受け飛行機と共に海に墜落した。
「間違いなく俺は撃たれた。なのによくわからないが今こうしてここにいるんだ」
心臓に手をやり下を向く。
「一朗くんは特攻隊員だったんだね。どうしてここにいるかわからないが今こうして生きててくれて、ありがとう。日本のために戦ってくれてありがとう。話してくれてありがとう」
おじさんは俺の頭をポンポンしながら微笑んで言った。
0
あなたにおすすめの小説
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる