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25:さてどうしてくれよう
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イーヴォは寝返りを打とうとして、腰とアナルの激痛で一気に覚醒した。
腰とアナルがクッソ痛い。ちょっと涙目になっちゃったレベルでクソ痛い。
イーヴォは低く唸りながらも、昨夜のことを思い出して、にへっと笑った。
横を向けば、アルッティがこちらを向いてぐっすり眠っていた。可愛い寝顔に胸の奥がきゅんきゅんする。
何気なく自分の腹のあたりを擦れば、あれだけ汗をかいたり精液とかつきまくっていたのに肌がべたついていない。
天井を見上げれば、自室ではなくアルッティの部屋だった。
きっとアルッティが風呂に入れてくれて、シーツが汚れていないアルッティの部屋に寝かせてくれたのだろう。
優しいアルッティの気遣いに胸のときめきがとまらない。
イーヴォは意地だけで激痛に耐えながら寝返りを打つと、アルッティの唇に触れるだけのキスをした。
あれだけイーヴォの口と腹の中に射精しまくっていたのだから、アルッティはイーヴォ限定でノンケではないことが確定した。
何度も何度も『可愛い』と言われたし、数え切れないくらいキスをしてくれたし、もはや八割方イーヴォに落ちている気がする。
問題は残りの二割だ。アルッティにイーヴォのことが恋愛的な意味で好きだと自覚させる必要がある。
アルッティがイーヴォのことが大好きなのは分かっている。性的に興奮できることも実証済みだ。
自分をノンケだと思っているアルッティに、どう自覚させたらいいのだろうか。
んーーっと唸りながら考えていると、アルッティの睫毛が微かに震え、アルッティが目を開けた。
寝起きでいつもより目つきが悪いアルッティが眠そうな欠伸をしてから、ごく自然な動きでイーヴォの唇にキスをした。
予想外だったので思わずぴしっと固まると、アルッティも何故かぴしっと固まった。
自分からキスをしておいて固まるなよ。
イーヴォがアルッティの頬を摘んでむにーっと引っ張ると、アルッティがパチパチと瞬きをした。
ぷるぷるとアルッティが震えだし、『あびゃぁぁぁぁぁぁっ!』と叫びだした。
朝から元気で可愛いが、至近距離だと煩い。
イーヴォは物理的に黙らせようと、アルッティの唇に吸いつき、舌をアルッティの口内に突っ込んだ。
アルッティの舌に擦りつけるように舌を絡めると、無意識なのかアルッティがちゃんと応えて舌を擦り合わせてくる。
じんわりと気持ちよくて、腰とアナルがクッソ痛いが、昨夜突かれまくった腹の奥がきゅんきゅんしてくる。
昨夜の脳みそがぶっ飛びそうな快感を思い出して、アルッティの熱い舌の感触に興奮して、ペニスがゆるーく勃起してしまった。
絡めていた舌を離してくちゅっとアルッティの下唇に吸いつくと、叫ぶのをやめたアルッティが挙動不審に目を泳がせた。
イーヴォはじーっとアルッティを目を見つめて、ふっと笑った。
「昨日は気持ちよかったな?」
「……………は、はい」
「で? 俺の口と腹の中に精液出しまくったわけなんだが」
「うっ……はい……」
「まだノンケと言い張るか?」
「…………だっ、だって! イーヴォ先輩が! 可愛すぎてっ! なんか! なんかこう! ぐわぁぁぁぁってきちゃってぇ!」
「お前、ほんと俺のこと好きだよな」
「そうですけど? いやでも! 恋愛対象というか、性的対象じゃなかった筈なんですよぉ!」
「あんだけセックスしまくっただろ」
「俺は自分がノンケなのか分からなくなりました」
「ちなみに、俺はさっきのちゅーでゆるーく勃起してるんだが」
「ごふっ!?」
「お前の鼻血癖どうにかならんのか?」
「す、すいません。なんかこう……ぐわぁぁぁぁってきちゃって」
「アルッティ」
「ふぁい」
「ちんこ舐めてくれよ」
「は、はいっ! ……あのですね」
「ん?」
「……俺もちんこ勃ちました」
「よし。セックスすんぞ」
「へぁっ!? あのでも! 身体は大丈夫なんですか!? アナルセックスって身体に負担がかかるって聞いてるんですけど!?」
「あ? 誰に聞いた?」
「俺の友達にアナルセックス大好き野郎が一人おりまして……」
「ふぅん。まぁ、腰とケツは痛いが問題ねぇ。腹の奥がうずうずしてっから一発ヤるぞー」
「痛いのにヤッちゃ駄目ですよ!? 数日は安静にしとかないと!」
「アルッティ。よく考えろ。五連休だぞ? 体術大会の時にしかもらえない五連休だぞ? セックスしないで何する気だ?」
「……飯食って掃除洗濯して昼寝?」
「健全っ!! 健全すぎるわ! 爛れた五連休を過ごしてやるからな! 身体からお前を落とすっ!」
「不健全っ! 流石にそれはちょっと!?」
「俺の中気持ちよかっただろ?」
「う、はい……」
「いーっぱいヤッたらお前のちんこのデカさに慣れるんじゃねぇかな?」
「あのでも……身体に負担が……」
「細かいことは気にするな! 俺はお前とイチャイチャしまくりてぇ!」
「細かいかなぁ!? イ、イチャイチャ……俺とイーヴォ先輩が……? か、解釈違いがぁぁぁぁぁぁ!!」
「だからその解釈違いってなんだよ」
「お、お気になさらず!」
「えーー。まぁいい。とりあえず一発ヤッてから飯作って食おうぜ」
「一発は確定なんですか!?」
「おぅ! だってお前が欲しいんだもん」
「可愛いっ!? じゃなくて! う、う、うーーーーっ、も、もうどうにでもなれー!」
「よっしゃ! それでいいぞ! あ、念のため浄化玉入れてくれ。あとローションもいるな。俺の部屋に行くぞー」
「あ、はい」
「アルッティ。抱っこ」
「やだきゃわゆいっ!? んんっ。だ、抱っこさせていただきます」
「おー。よろしくー」
日焼けした頬を赤く染めているアルッティが起き上がり、ベッドから下りて、イーヴォの身体を横抱きに抱え上げた。
温かい逞しい身体がぴったりくっついて、胸の奥と腹の奥がきゅんきゅんする。
案外、イーヴォが何もしなくても勝手に落ちてきそうだなぁと思いながら、イーヴォは腰とアナルの痛みを忘れ、上機嫌にアルッティの頬にキスをした。
アルッティが『できるだけ負担が少ないように!』と言って、激しくせずに時間をかけてゆっくりと一発を楽しんだ後。
イーヴォはご機嫌にアルッティに抱っこされた状態で風呂のお湯に浸かっていた。
腰とアナルはクッソ痛いが、最高に気分がいい。幸せすぎて、ちょっと怖いくらいである。
アルッティの肩に後頭部を押しつけると、アルッティがイーヴォの頬にキスをした。
首を捻って唇にキスをすると、アルッティがちゃんと応えてくれる。何度も優しいキスをして、アルッティがイーヴォの身体をやんわりと抱きしめ、大きく息を吐いた。
「なんかもう引き返せないところに来ちゃってる感がすごいです」
「そのまま突っ走れよ。俺を愛でまくれ」
「うぅ……めちゃくちゃ格好いいのにめちゃくちゃ可愛いなんて最強すぎじゃないですか」
「ははっ! 俺が可愛いのはお前の前限定だ。アルッティ」
「はい」
「早く俺を愛してくれよ」
「……敬愛はめちゃくちゃしてます。恋愛かはよく分かりません。んーーーー。でも、イーヴォ先輩がめちゃくちゃ好きです。どんな種類の『好き』なのかは分からなくなりましたけど」
「ふはっ! 今はそれでいい。そのうち答えが出るだろうよ」
「はい」
抱っこで風呂から出て、髪と身体を拭いてもらった。
アルッティが『全裸だとなんか興奮しちゃうんで!!』と真っ赤な顔で言ってきたので、しょうがないから比較的楽な服を着てやる。
アルッティはいつ自覚してくれるのだろうか。
イーヴォはソファーにだらしなく寝転がったまま、台所の方から微かに聞こえてくるアルッティの鼻歌と炊事の音に耳を澄ませ、小さく笑った。
腰とアナルがクッソ痛い。ちょっと涙目になっちゃったレベルでクソ痛い。
イーヴォは低く唸りながらも、昨夜のことを思い出して、にへっと笑った。
横を向けば、アルッティがこちらを向いてぐっすり眠っていた。可愛い寝顔に胸の奥がきゅんきゅんする。
何気なく自分の腹のあたりを擦れば、あれだけ汗をかいたり精液とかつきまくっていたのに肌がべたついていない。
天井を見上げれば、自室ではなくアルッティの部屋だった。
きっとアルッティが風呂に入れてくれて、シーツが汚れていないアルッティの部屋に寝かせてくれたのだろう。
優しいアルッティの気遣いに胸のときめきがとまらない。
イーヴォは意地だけで激痛に耐えながら寝返りを打つと、アルッティの唇に触れるだけのキスをした。
あれだけイーヴォの口と腹の中に射精しまくっていたのだから、アルッティはイーヴォ限定でノンケではないことが確定した。
何度も何度も『可愛い』と言われたし、数え切れないくらいキスをしてくれたし、もはや八割方イーヴォに落ちている気がする。
問題は残りの二割だ。アルッティにイーヴォのことが恋愛的な意味で好きだと自覚させる必要がある。
アルッティがイーヴォのことが大好きなのは分かっている。性的に興奮できることも実証済みだ。
自分をノンケだと思っているアルッティに、どう自覚させたらいいのだろうか。
んーーっと唸りながら考えていると、アルッティの睫毛が微かに震え、アルッティが目を開けた。
寝起きでいつもより目つきが悪いアルッティが眠そうな欠伸をしてから、ごく自然な動きでイーヴォの唇にキスをした。
予想外だったので思わずぴしっと固まると、アルッティも何故かぴしっと固まった。
自分からキスをしておいて固まるなよ。
イーヴォがアルッティの頬を摘んでむにーっと引っ張ると、アルッティがパチパチと瞬きをした。
ぷるぷるとアルッティが震えだし、『あびゃぁぁぁぁぁぁっ!』と叫びだした。
朝から元気で可愛いが、至近距離だと煩い。
イーヴォは物理的に黙らせようと、アルッティの唇に吸いつき、舌をアルッティの口内に突っ込んだ。
アルッティの舌に擦りつけるように舌を絡めると、無意識なのかアルッティがちゃんと応えて舌を擦り合わせてくる。
じんわりと気持ちよくて、腰とアナルがクッソ痛いが、昨夜突かれまくった腹の奥がきゅんきゅんしてくる。
昨夜の脳みそがぶっ飛びそうな快感を思い出して、アルッティの熱い舌の感触に興奮して、ペニスがゆるーく勃起してしまった。
絡めていた舌を離してくちゅっとアルッティの下唇に吸いつくと、叫ぶのをやめたアルッティが挙動不審に目を泳がせた。
イーヴォはじーっとアルッティを目を見つめて、ふっと笑った。
「昨日は気持ちよかったな?」
「……………は、はい」
「で? 俺の口と腹の中に精液出しまくったわけなんだが」
「うっ……はい……」
「まだノンケと言い張るか?」
「…………だっ、だって! イーヴォ先輩が! 可愛すぎてっ! なんか! なんかこう! ぐわぁぁぁぁってきちゃってぇ!」
「お前、ほんと俺のこと好きだよな」
「そうですけど? いやでも! 恋愛対象というか、性的対象じゃなかった筈なんですよぉ!」
「あんだけセックスしまくっただろ」
「俺は自分がノンケなのか分からなくなりました」
「ちなみに、俺はさっきのちゅーでゆるーく勃起してるんだが」
「ごふっ!?」
「お前の鼻血癖どうにかならんのか?」
「す、すいません。なんかこう……ぐわぁぁぁぁってきちゃって」
「アルッティ」
「ふぁい」
「ちんこ舐めてくれよ」
「は、はいっ! ……あのですね」
「ん?」
「……俺もちんこ勃ちました」
「よし。セックスすんぞ」
「へぁっ!? あのでも! 身体は大丈夫なんですか!? アナルセックスって身体に負担がかかるって聞いてるんですけど!?」
「あ? 誰に聞いた?」
「俺の友達にアナルセックス大好き野郎が一人おりまして……」
「ふぅん。まぁ、腰とケツは痛いが問題ねぇ。腹の奥がうずうずしてっから一発ヤるぞー」
「痛いのにヤッちゃ駄目ですよ!? 数日は安静にしとかないと!」
「アルッティ。よく考えろ。五連休だぞ? 体術大会の時にしかもらえない五連休だぞ? セックスしないで何する気だ?」
「……飯食って掃除洗濯して昼寝?」
「健全っ!! 健全すぎるわ! 爛れた五連休を過ごしてやるからな! 身体からお前を落とすっ!」
「不健全っ! 流石にそれはちょっと!?」
「俺の中気持ちよかっただろ?」
「う、はい……」
「いーっぱいヤッたらお前のちんこのデカさに慣れるんじゃねぇかな?」
「あのでも……身体に負担が……」
「細かいことは気にするな! 俺はお前とイチャイチャしまくりてぇ!」
「細かいかなぁ!? イ、イチャイチャ……俺とイーヴォ先輩が……? か、解釈違いがぁぁぁぁぁぁ!!」
「だからその解釈違いってなんだよ」
「お、お気になさらず!」
「えーー。まぁいい。とりあえず一発ヤッてから飯作って食おうぜ」
「一発は確定なんですか!?」
「おぅ! だってお前が欲しいんだもん」
「可愛いっ!? じゃなくて! う、う、うーーーーっ、も、もうどうにでもなれー!」
「よっしゃ! それでいいぞ! あ、念のため浄化玉入れてくれ。あとローションもいるな。俺の部屋に行くぞー」
「あ、はい」
「アルッティ。抱っこ」
「やだきゃわゆいっ!? んんっ。だ、抱っこさせていただきます」
「おー。よろしくー」
日焼けした頬を赤く染めているアルッティが起き上がり、ベッドから下りて、イーヴォの身体を横抱きに抱え上げた。
温かい逞しい身体がぴったりくっついて、胸の奥と腹の奥がきゅんきゅんする。
案外、イーヴォが何もしなくても勝手に落ちてきそうだなぁと思いながら、イーヴォは腰とアナルの痛みを忘れ、上機嫌にアルッティの頬にキスをした。
アルッティが『できるだけ負担が少ないように!』と言って、激しくせずに時間をかけてゆっくりと一発を楽しんだ後。
イーヴォはご機嫌にアルッティに抱っこされた状態で風呂のお湯に浸かっていた。
腰とアナルはクッソ痛いが、最高に気分がいい。幸せすぎて、ちょっと怖いくらいである。
アルッティの肩に後頭部を押しつけると、アルッティがイーヴォの頬にキスをした。
首を捻って唇にキスをすると、アルッティがちゃんと応えてくれる。何度も優しいキスをして、アルッティがイーヴォの身体をやんわりと抱きしめ、大きく息を吐いた。
「なんかもう引き返せないところに来ちゃってる感がすごいです」
「そのまま突っ走れよ。俺を愛でまくれ」
「うぅ……めちゃくちゃ格好いいのにめちゃくちゃ可愛いなんて最強すぎじゃないですか」
「ははっ! 俺が可愛いのはお前の前限定だ。アルッティ」
「はい」
「早く俺を愛してくれよ」
「……敬愛はめちゃくちゃしてます。恋愛かはよく分かりません。んーーーー。でも、イーヴォ先輩がめちゃくちゃ好きです。どんな種類の『好き』なのかは分からなくなりましたけど」
「ふはっ! 今はそれでいい。そのうち答えが出るだろうよ」
「はい」
抱っこで風呂から出て、髪と身体を拭いてもらった。
アルッティが『全裸だとなんか興奮しちゃうんで!!』と真っ赤な顔で言ってきたので、しょうがないから比較的楽な服を着てやる。
アルッティはいつ自覚してくれるのだろうか。
イーヴォはソファーにだらしなく寝転がったまま、台所の方から微かに聞こえてくるアルッティの鼻歌と炊事の音に耳を澄ませ、小さく笑った。
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