キツい蒸留酒と甘い果実酒で乾杯

丸井まー(旧:まー)

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19:お見合い準備

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セオドールは勤務時間終了後に、職場の廊下でとある先輩に声をかけた。セオドールが総合庁に入った頃から世話になっており、竹を割ったような気持ちがいい性格の面倒見がいい人だ。『漢の料理愛好会』というものに入っている程、料理好きな人でもある。中々に男前な女専門の人だ。


「ロムルス先輩」

「ん?どうした。セオドール」

「先輩、今お付き合いしてる人とかいますか?」

「いや?安定の独り身だぞ」

「お見合いしてみる気はありませんか?知り合い……というか、友達?の妹さんに紹介を頼まれまして」

「僕をか?」

「えーと……料理上手な人がいいらしいんです」

「ふーん」

「魔術研究所に勤めている20歳の女性で、ビックリするくらいキレイな方ですよ。なんかもう妖精みたいに」

「そんなに美人なら相手はいくらでもいるんじゃないか?」

「あー……身近にいる男は変な人か生活能力低めの人しかいないらしいです」

「……あぁ。勤め先が魔術研究所だもんな」

「えぇ。彼女は家事があまり得意ではなくて……あ、でも家庭用の魔導製品の修理とか改造は得意らしいです」

「それ普通逆じゃないか?」

「ですよね」

「んー……その子さ、犬か猫かでいったら、どっち?」


セオドールは先日会ったアイーダの姿を思い浮かべた。妖精みたいに美しいことを除けば、どちらかといえば犬っぽい気がする。掃除や料理をするセオドールの後ろを楽しそうにチョロチョロついて回ったり、美味しそうに目を輝かせて、がっついて食事をするところとか。


「……犬、ですかね」

「ふーん。じゃあ会ってみようかな」

「先輩、犬派ですか?」

「バリバリ犬派。子供の頃は家で飼ってたしな」

「へぇ。いつなら都合がいいですか?」

「あー……そうだな。今週の休みは予定が入ってるから、それ以降ならいつでもいいぞ。向こう1ヶ月は空いてる」

「分かりました。向こうに連絡してみて日程設定しますね」


ロムルスに無事了承を貰えた。セオドールはほっとした。先日の夕食の時にアイーダに必死の形相で頼まれてしまったのだ。誰か料理上手な職場の人か友達を紹介してほしいと。料理上手で1番最初に思いついたのがロムルスだった。女専門だし、面倒見のいい人だから、ちょうどいいのではないかと思った。
他の課の人に会う予定があるというロムルスと別れて、領館敷地内にある総合庁の建物を出て、街への馬車乗り場へと向かう。馬車を待つ間に、先日連絡先を交換したばかりのアイーダの携帯通信具へと文章を送った。ウーゴにも一応連絡しておく。
アイーダからもウーゴからもすぐに返信がきた。アイーダからは文面からも大喜びなのが分かるような長文のお礼で、ウーゴからも『ありがとう』ときた。アイーダに都合のいい日を聞くと『来週の休日なら大丈夫』と返信がきた。アイーダに了解した旨を送ると、ウーゴから『お見合いなら場所は家でいいんじゃない?』ときたので、そちらにも『了解』と送った。早速その事をロムルスの携帯通信具に送る。馬車に乗り込んで、街へと向かい揺られている間にロムルスからも『了解』と返信がきた。ウーゴとやり取りをして、お見合いの前日の午後からセオドールが掃除をしに行くことになった。ウーゴに『泊まる?』と聞かれたが、お見合い当日はすぐ近くの官舎に住むロムルスを道案内する必要がある。泊まりの誘いを断ると、今度は『セオの家に泊まっていい?』ときた。それは全然いい。セオドールは知らず知らずに微笑みながら、ウーゴに了承の返信を送った。





ーーーーーー
アイーダのお見合い前日。
セオドールは昼前まで仕事だったので、ウーゴに総合庁がある領館の敷地の入り口までシルヴィに乗って迎えに来てもらった。ウーゴはセオドールを見るなり、顔を輝かせた。


「セオッ!久しぶり。わ!制服だぁ。なんか新鮮。似合うね」

「久しぶり、ウーゴ。そうかな?」

「うん。格好いい」

「……ありがと」


どストレートにウーゴに褒められて、なんとも照れ臭い。ウーゴにシルヴィに乗せてもらって、早速ウーゴの家へと向かった。軍人の方の父エドガーはまだ修羅場があけていないらしく、今日も明日も不在なのだそうだ。
ウーゴの家に着くと、フリオもアイーダも家にいて、掃除を始める前に先に先日行った飲食店に行って昼食を済ませ、たった2週間でまたもや荒れている家の中を掃除して回った。庭に洗濯物が干してあったのだが、どれも皺くちゃだった上に乾きかけていてアイロンでもかけないと皺がとれない感じだったので、掃除をしながら全て洗濯し直した。皺を伸ばしながら洗濯物をウーゴと干し、夕方までかけて掃除をやりきってしまう。それなりに満足いく状態になる頃に、アイーダが服を持ってセオドールに近づいてきた。


「セオドールさん。明日ってさ、どっちのワンピースがいいと思う?」


アイーダが見せてきたのは両方とも繊細で華やかな刺繍がされている2枚のワンピースだった。鮮やかな黄緑色のワンピースと淡い赤色のワンピースだ。どちらもアイーダに似合うと思うが、鮮やかな黄緑色の方がより妖精っぽいと思う。セオドールは鮮やかな黄緑色のワンピースを推しておいた。しかしながら2枚とも見事に皺が寄っている。セオドールは2枚ともアイロンをかけてやることにした。ついでに思い立ってフリオ達の仕事用の制服を持ってこさせると、見事に全て皺まみれだったので、全員分の洗濯済みの制服もアイロンをかけた。
夕食は簡単な鶏だんごがメインの醤油で味付けをした鍋にして、夕食の片付けと明日の朝食を作ってからウーゴと一緒にウーゴの家を出た。朝食を作っておかないと、多分間違いなくフリオ達に作らせたら台所がまた汚れる。ロムルスがお見合いの場で台所に入るとは考えられないが、一応キレイな状態にしておいた方がいい。
セオドールは程好い疲労感を感じながら、シルヴィを操るウーゴに背中を預けた。

中央の街は原則として、馬や馬車の通行が許されていない。街の入り口でシルヴィを馬小屋に預け、セオドールが住む官舎へと歩いていく。ウーゴが手を繋いできた。温かいウーゴの手にときめきつつ、セオドールは頬を緩めて、繋いだウーゴの指に指を絡めた。
のんびり話しながら暗い道を歩いて、セオドールの官舎へと着いた。官舎の階段を上り、2階の自分の家へと向かって、玄関の鍵を開ける。
家に入って灯りを点けるとすぐにウーゴに後ろから抱き締められた。セオドールの肩にウーゴの顎が乗っている。


「ウーゴ?」

「セオ。今日はありがと」

「うん。本番は明日だけどね」

「まぁね。うまくいくといいけど……アイーダはズボラな魔導製品おたくだしなぁ」

「ははっ。まぁ、なるようになるよ」

「だといいなぁ」


セオドールを抱き締めているウーゴの腕に触れた。実は今かなりドキドキ、ついでにムラムラしている。ウーゴの体温と匂いに急速に身体が熱を持っていく。自分は純愛とか無理だな、と思った。こんなにもウーゴが欲しくて堪らない。ウーゴの頬にやんわり指を這わせた。


「一緒にお風呂入る?」

「……入る」


セオドールはウーゴの腕の中でくるりと回って、ウーゴの首に腕を絡めて、ウーゴの唇にキスをした。

ウーゴがキスをしながらセオドールを抱き上げ、風呂場に移動した。掃除で埃っぽくなっている服を脱ぎ捨て、一緒に熱いシャワーを浴びる。セオドールが手に石鹸の泡をつけてウーゴの身体を直接手で洗ってやると、ウーゴは興奮してぺニスをギンギンに勃起させた。正直セオドールもかなり興奮している。互いに手で身体を洗いあって、適当にシャワーで泡を流すと、ウーゴがセオドールを横抱きに抱え上げた。ふわっと風を感じたと思ったら、濡れた身体がキレイに乾いていた。ウーゴが足早に寝室へと移動し、セオドールを勢いよくベッドに押し倒した。ウーゴがセオドールにキスをしながら、セオドールの身体を撫で回す。身体を這い回るウーゴの手の感触に堪らなく興奮してしまう。セオドールもウーゴの身体に手を這わせた。
互いに肌を撫であって、舐めあって、興奮するがままにセオドールはウーゴのぺニスを口に咥えた。セオドールのぺニスもウーゴに咥えられている。ぺニスに感じるウーゴの口内の熱と快感、そしてそれ以上に鼻に抜けるウーゴの雄の匂いと口に咥えているウーゴのぺニスの熱さに興奮し過ぎて頭が沸騰してしまいそうだ。品のない音を立てながらウーゴのぺニスを唇でしごいて、舌を這わせて舐め回し、じわじわ増えていくウーゴの先走りの味を楽しむ。
セオドールがじゅうっと吸いながら深くウーゴのぺニスを飲み込むと、ウーゴがセオドールのぺニスから口を離して喘いだ。


「あぁっ、セオッ、イキそうっ」

「んー……ぷはっ、イッていいよ」

「あ、でも……うあっ」


セオドールはウーゴをイカせるべく、再びウーゴのぺニスを深く咥えこんで、舌を這わせつつ、少し強めに吸いながら唇で激しくしごき始めた。ウーゴがセオドールの太腿も強く掴んで喘ぐ。ウーゴの腰や太腿がびくびく震えている。あぁ、なんて可愛いんだろう。


「あぁっ、あ、イクっ!イクっ!うあぁぁっ!」


ウーゴのぺニスからセオドールの口内に勢いよく精液が飛び込んできた。1滴たりとて溢さないように、射精しているウーゴのぺニスをじゅるじゅると吸うと、ウーゴの身体が震えた。むせ返るような濃いウーゴの精液の匂いが堪らない。セオドールはうっとりしながら、精液を全て吸いとって、口の中でウーゴの精液を転がして味わってから全部残さず飲み込んだ。
セオドールは体勢を変えて、荒い息を吐いているウーゴの唇にキスをした。キレイな緑色の瞳を潤ませて、頬を赤らめ、快感の余韻に浸っているウーゴは素敵に色っぽく可愛らしい。見ているだけでなんだかゾクゾクしてしまう。
セオドールはウーゴの身体に跨がって、ウーゴの淡いピンク色の乳首に唇を寄せた。ウーゴの顔を見上げながら見せつけるように舌を伸ばしてウーゴの乳首をペロリと舐めると、ウーゴがピクッと小さく震えた。ふふっ、と笑いながら、今度はウーゴの乳首を舐めて、吸いついて可愛がる。ウーゴのぺニスはまたすぐに勃起した。今すぐ自分のアナルにウーゴのぺニスを捩じ込みたいが、まだアナルを解していない。酷くもどかしいが、同時に焦らされているようでゾクゾク興奮もする。セオドールは乳首から口を離して、ウーゴの唇を舐めて小さく囁いた。


「ウーゴ。僕のアナル舐めて」


ウーゴが興奮しきった顔で、ごくっと唾を飲み、頷いた。あぁもう。可愛くて堪らない。


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