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14:試行錯誤その二
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休暇最終日の昼前。昨日、しっかり身体を温めて、マッサージをしてもらったからか、今日はすこぶる快眠であった。空腹で目覚めたレックスは、久しぶりにスッキリとした気分だった。
レックスは大きく伸びをしてから、何気なく、隣でまだ爆睡しているライアンを見て、ふと思い立った。ライアンがエロ本を読みながらヤればいいんじゃね? と。『暁の魔女』が作った精力増強剤は、二度と使いたくない。昨日、一昨日は、ライアンは気合で勃起させていたが、エロ本を読みながらなら、そこまで無理なく勃起できるのではないだろうか。ついでに、レックスもエロ本を読みながら突っ込まれたら、全自動ディルドでアナニーをしているような感じになりそうな気がする。
ライアンとのセックスは、本当に楽しくない。ヤラねば死ぬから嫌々ヤッているが、本当に本当に楽しくない。アナル開発は無事にできたので、まぁ気持ちがいいのだが、楽しくはない。楽しくないセックスをするくらいなら、エロ本を読みながらペニスを突っ込まれて、全自動ディルドでアナニー気分の方が、かなりマシな気がしてきた。
レックスは空腹を訴える腹を擦り、とりあえず、爆睡しているライアンの腹に肘を叩きこんだ。
朝っぱらからキレやがったライアンと全裸のまま気が済むまで殴り合いをすると、レックスは垂れてきた鼻血を手の甲で拭って、頬が赤くなって唇が切れているライアンに、提案をしてみた。
「おい。無駄毛野郎」
「あ゛? てめぇの使えねぇちんこ握り潰すぞ」
「あ゛ぁ? ちんこ使えますー! ちょー使えますー! 使えねぇのは今限定じゃ! チンカス! って、そうじゃねぇ。俺は素晴らしいことを思いついたのだよ」
「とりあえず言ってみろ」
「上から目線腹立つ。お互いにエロ本を読みながらヤればいいんじゃね? てめぇは、全自動ディルドと化し、俺は締まりが最高なオナホと化す。どうだ? 素晴らしい案だろう? ん? ん? 褒め称えてくれて構わんよ。ちみぃ」
「てめぇ、自分で自分をオナホに格下げして悦って楽しいか? てめぇの精神構造どうなってんだよ」
「うるっせぇ! てめぇとのセックスは心底楽しくねぇんだよ!! エロ本読みながら、全自動ディルドでアナニー! って気分になる方がマシなんじゃボケェェェェ!」
「てめぇの思考回路にドン引きです」
「何で敬語」
「心の距離」
「ちょっとイラッとする」
「まぁ、試すだけ試すか。おい。飯食ったら、急いでエロ本をしこたま買いに行くぞ」
「おぅ。昼飯は豚肉のソテーがいい」
「ざーんねーん。豚肉は昨日で使い切りましたー。今日の昼飯は、『鶏肉のソテー、野菜たっぷりあんを添えて』でーす」
「言い方が心底腹立つ。うぜぇしきめぇ」
「うぜぇ。鼻毛伸びろクソ野郎。飯作ってる間に洗濯と掃除済ませとけよ」
「はぁーん? 言われなくてもしますー。ていうか、今からやろうと思ってましたー。わざわざ言われると、やる気無くなるんですけどー?」
「心底うぜぇな。てめぇ」
「てめぇよりマシじゃ。無駄毛もっさり野郎」
「すんませーん。もじゃもじゃ大人チン毛ですんませーん。胸毛も大人らしくふさふさですんませーん。このお子ちゃまつるぴか野郎」
「心の底から、てめぇの肋骨を順番にへし折りたい」
「やめろ。お子ちゃま。無駄話してる暇はねぇ。さっさと動くぞ」
心底イラッとするライアンの肋骨をへし折りたいが、レックスは大人なので、ぐっと我慢した。早く食事をとってエロ本を買いに行かないと、午後のお茶の時間の前くらいから、魔力欠乏症の初期症状が出始める。レックスは奥歯をギリギリしながら、シーツを引っぺがして、魔導洗濯機がある脱衣場へと向かった。
魔導洗濯機が回っている間に、ついでにシャワーを浴びてスッキリすると、レックスは服を着て、家の掃除を始めた。レックスは、特にキレイ好きという訳ではないが、全寮制の軍学校で掃除その他をめちゃくちゃ叩き込まれたので、部屋が散らかっていたりするとなんだか落ち着かない。全ての部屋に魔導掃除機をかけ終えた頃に、洗濯が終わった音がした。
ベランダに洗濯物を干しながら、レックスは空を見上げた。気持ちがいい青空だ。風も心地いいし、どこかへ可愛こちゃんとデートをしたくなるような天気である。非常に残念ながら、この後は、可愛くないライアンと共に、エロ本を買いに行って、セックスをするしかないのだが。レックスは、エロ本を読みながらの全自動ディルドアナニーが少しでも楽しいといいなぁと遠い目をしながら、パンパンとタオルの洗い皺を伸ばして、物干し竿に干した。
腹立つくらい美味いライアンが作った朝食兼昼食をもりもり腹いっぱい食べると、レックスは鞄に財布だけを入れて、ライアンと共に家を出た。
「おい。無駄毛野郎。花街に行くぞ」
「あ゛? エロ本なら、そこら辺の本屋でも売ってるだろうが」
「花街にエロ本専門店があるんですぅ。どんな特殊性癖でもどんとこーいな品揃えだぜ」
「察した」
「何をだ」
「人様には言えない性癖があるんですね。分かります」
「ねぇからな? マジでねぇからな? てめぇの方がやべぇ性癖持ってんだろうが! いっつも人のケツ叩きやがって! この野郎」
「うるっせぇ! ケツ叩くと締まるんだよ! てめぇもそれでよがってんだろうが! 変態!」
「痛いからじゃボケッ! てめぇの方が変態!!」
「おい。往来でする話じゃねぇ」
「それもそうだ。とりあえず花街に行くぞ」
「チッ。しょうがねぇ」
レックスは、ライアンの尻に軽く蹴りを入れると、花街に向かって歩き始めた。隣を歩くライアンが、スパーンッとレックスの尻をひっぱいたので、レックスはライアンの膝裏に蹴りを入れた。
ライアンと、通報されない程度に殴る蹴るしながら、レックスは、花街のエロ本専門店に到着した。薄暗い店内に入れば、右を見ても左を見ても、エロ本ばかりである。
レックスは、ライアンと離れて、自分好みのエロ本を探し始めた。とりあえず、修道女ものと女教師ものと女医もののエロ本を数冊選んで、会計カウンターの所へ行けば、ライアンとかち合った。何気なくライアンが持っているエロ本を見れば、ジャンルがほぼ被っていた。違っているのは、学園ものがあるくらいだ。
「ロリコンか。変態」
「ちげぇわ。制服が好きなだけだ」
「被りっぷりに心底イラッとするぅ」
「うぜぇ。クソッ。とっとと買って帰るぞ」
レックスは、エロ本の好みの被りっぷりにイラッとしながら、会計をして店を出た。若干息苦しくて、身体が重怠くなりつつある。急いで帰って、入手したばかりのエロ本を読みつつ、全自動ディルドでアナニーをせねば。
レックスは、ライアンと小走りで家へと帰った。
家に帰り着く頃には、じわじわと魔力欠乏症の初期症状が進み始めていた。レックスは大急ぎでシャワーを浴びて、適当に身体を拭いてから、自分の部屋のベッドに向かった。ライアンがシャワーを浴びている間に、掛け布団を蹴り落として、自分の腰に触れて、直腸に浄化魔法をかける。ほんの僅かしか魔力を使っていないのに息苦しさが増す。毎度毎度、忌々しいにも程がある。
レックスは舌打ちをすると、ベッドに寝転がって、買ってきたばかりのエロ本を読み始めた。今日は、一番気になった女教師ものである。表紙の絵がかなり好みで、読み始めてみれば、挿絵もいい感じである。
レックスは、ライアンが部屋に入ってくるまで、黙々とエロ本を読んだ。
レックスは大きく伸びをしてから、何気なく、隣でまだ爆睡しているライアンを見て、ふと思い立った。ライアンがエロ本を読みながらヤればいいんじゃね? と。『暁の魔女』が作った精力増強剤は、二度と使いたくない。昨日、一昨日は、ライアンは気合で勃起させていたが、エロ本を読みながらなら、そこまで無理なく勃起できるのではないだろうか。ついでに、レックスもエロ本を読みながら突っ込まれたら、全自動ディルドでアナニーをしているような感じになりそうな気がする。
ライアンとのセックスは、本当に楽しくない。ヤラねば死ぬから嫌々ヤッているが、本当に本当に楽しくない。アナル開発は無事にできたので、まぁ気持ちがいいのだが、楽しくはない。楽しくないセックスをするくらいなら、エロ本を読みながらペニスを突っ込まれて、全自動ディルドでアナニー気分の方が、かなりマシな気がしてきた。
レックスは空腹を訴える腹を擦り、とりあえず、爆睡しているライアンの腹に肘を叩きこんだ。
朝っぱらからキレやがったライアンと全裸のまま気が済むまで殴り合いをすると、レックスは垂れてきた鼻血を手の甲で拭って、頬が赤くなって唇が切れているライアンに、提案をしてみた。
「おい。無駄毛野郎」
「あ゛? てめぇの使えねぇちんこ握り潰すぞ」
「あ゛ぁ? ちんこ使えますー! ちょー使えますー! 使えねぇのは今限定じゃ! チンカス! って、そうじゃねぇ。俺は素晴らしいことを思いついたのだよ」
「とりあえず言ってみろ」
「上から目線腹立つ。お互いにエロ本を読みながらヤればいいんじゃね? てめぇは、全自動ディルドと化し、俺は締まりが最高なオナホと化す。どうだ? 素晴らしい案だろう? ん? ん? 褒め称えてくれて構わんよ。ちみぃ」
「てめぇ、自分で自分をオナホに格下げして悦って楽しいか? てめぇの精神構造どうなってんだよ」
「うるっせぇ! てめぇとのセックスは心底楽しくねぇんだよ!! エロ本読みながら、全自動ディルドでアナニー! って気分になる方がマシなんじゃボケェェェェ!」
「てめぇの思考回路にドン引きです」
「何で敬語」
「心の距離」
「ちょっとイラッとする」
「まぁ、試すだけ試すか。おい。飯食ったら、急いでエロ本をしこたま買いに行くぞ」
「おぅ。昼飯は豚肉のソテーがいい」
「ざーんねーん。豚肉は昨日で使い切りましたー。今日の昼飯は、『鶏肉のソテー、野菜たっぷりあんを添えて』でーす」
「言い方が心底腹立つ。うぜぇしきめぇ」
「うぜぇ。鼻毛伸びろクソ野郎。飯作ってる間に洗濯と掃除済ませとけよ」
「はぁーん? 言われなくてもしますー。ていうか、今からやろうと思ってましたー。わざわざ言われると、やる気無くなるんですけどー?」
「心底うぜぇな。てめぇ」
「てめぇよりマシじゃ。無駄毛もっさり野郎」
「すんませーん。もじゃもじゃ大人チン毛ですんませーん。胸毛も大人らしくふさふさですんませーん。このお子ちゃまつるぴか野郎」
「心の底から、てめぇの肋骨を順番にへし折りたい」
「やめろ。お子ちゃま。無駄話してる暇はねぇ。さっさと動くぞ」
心底イラッとするライアンの肋骨をへし折りたいが、レックスは大人なので、ぐっと我慢した。早く食事をとってエロ本を買いに行かないと、午後のお茶の時間の前くらいから、魔力欠乏症の初期症状が出始める。レックスは奥歯をギリギリしながら、シーツを引っぺがして、魔導洗濯機がある脱衣場へと向かった。
魔導洗濯機が回っている間に、ついでにシャワーを浴びてスッキリすると、レックスは服を着て、家の掃除を始めた。レックスは、特にキレイ好きという訳ではないが、全寮制の軍学校で掃除その他をめちゃくちゃ叩き込まれたので、部屋が散らかっていたりするとなんだか落ち着かない。全ての部屋に魔導掃除機をかけ終えた頃に、洗濯が終わった音がした。
ベランダに洗濯物を干しながら、レックスは空を見上げた。気持ちがいい青空だ。風も心地いいし、どこかへ可愛こちゃんとデートをしたくなるような天気である。非常に残念ながら、この後は、可愛くないライアンと共に、エロ本を買いに行って、セックスをするしかないのだが。レックスは、エロ本を読みながらの全自動ディルドアナニーが少しでも楽しいといいなぁと遠い目をしながら、パンパンとタオルの洗い皺を伸ばして、物干し竿に干した。
腹立つくらい美味いライアンが作った朝食兼昼食をもりもり腹いっぱい食べると、レックスは鞄に財布だけを入れて、ライアンと共に家を出た。
「おい。無駄毛野郎。花街に行くぞ」
「あ゛? エロ本なら、そこら辺の本屋でも売ってるだろうが」
「花街にエロ本専門店があるんですぅ。どんな特殊性癖でもどんとこーいな品揃えだぜ」
「察した」
「何をだ」
「人様には言えない性癖があるんですね。分かります」
「ねぇからな? マジでねぇからな? てめぇの方がやべぇ性癖持ってんだろうが! いっつも人のケツ叩きやがって! この野郎」
「うるっせぇ! ケツ叩くと締まるんだよ! てめぇもそれでよがってんだろうが! 変態!」
「痛いからじゃボケッ! てめぇの方が変態!!」
「おい。往来でする話じゃねぇ」
「それもそうだ。とりあえず花街に行くぞ」
「チッ。しょうがねぇ」
レックスは、ライアンの尻に軽く蹴りを入れると、花街に向かって歩き始めた。隣を歩くライアンが、スパーンッとレックスの尻をひっぱいたので、レックスはライアンの膝裏に蹴りを入れた。
ライアンと、通報されない程度に殴る蹴るしながら、レックスは、花街のエロ本専門店に到着した。薄暗い店内に入れば、右を見ても左を見ても、エロ本ばかりである。
レックスは、ライアンと離れて、自分好みのエロ本を探し始めた。とりあえず、修道女ものと女教師ものと女医もののエロ本を数冊選んで、会計カウンターの所へ行けば、ライアンとかち合った。何気なくライアンが持っているエロ本を見れば、ジャンルがほぼ被っていた。違っているのは、学園ものがあるくらいだ。
「ロリコンか。変態」
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「うぜぇ。クソッ。とっとと買って帰るぞ」
レックスは、エロ本の好みの被りっぷりにイラッとしながら、会計をして店を出た。若干息苦しくて、身体が重怠くなりつつある。急いで帰って、入手したばかりのエロ本を読みつつ、全自動ディルドでアナニーをせねば。
レックスは、ライアンと小走りで家へと帰った。
家に帰り着く頃には、じわじわと魔力欠乏症の初期症状が進み始めていた。レックスは大急ぎでシャワーを浴びて、適当に身体を拭いてから、自分の部屋のベッドに向かった。ライアンがシャワーを浴びている間に、掛け布団を蹴り落として、自分の腰に触れて、直腸に浄化魔法をかける。ほんの僅かしか魔力を使っていないのに息苦しさが増す。毎度毎度、忌々しいにも程がある。
レックスは舌打ちをすると、ベッドに寝転がって、買ってきたばかりのエロ本を読み始めた。今日は、一番気になった女教師ものである。表紙の絵がかなり好みで、読み始めてみれば、挿絵もいい感じである。
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