60 / 369
第60話 アーネと薬草 後編
しおりを挟む
翌朝、メデル達を案内して、南の森に入っていき、薬草の群生地を見付け次第、薬草を確認して、書類に記載して、採取して進んでいる
「メデル様、この薬草、月下草です! 我が国では、初の発見です」
研究員が慌てて叫ぶ
「月下草ですか?初めて拝見しました」
イールスが薬草を見ながら言う
「こんな薬草の宝庫…何で今まで放置されているのよ」
メデルが月下草を受け取り呟き、歩いていく
「間違い有りません! 生命の恵草です…これで上級ポーション作成も出来ます」
研究員が興奮しながら見ている
「この薬草の根だけで1本金貨1枚で隣国から買っていたのに…間違いないです…」
メデルがじっくり見ながら言う
「 メデル様良かったです」
「イールス…アーセリオドールに言うのも大変です。ヘルクドール様に直接話しますが、魔法研究院で管理する必要が有ります…この地図の薬草が全部採取できるなら、魔法研究院として、感謝しか有りません」
メデルが言葉を選びながら言う
「村人からしたら、ただの草です。知識が無いと意味が有りません。しかし、山菜がこの村の収入源なので、採取出来ないと困ります」
「薬草ですよ! それがどれだけ重要か! 国を考えるなら、優先するべきです!!」
「この薬草も、村人が山菜を採取して、森を管理していたから、群生した可能性も有ります。魔物も駆除しています。 管理するには、村人達の理解も必要です」
「イールス…そうですね…研究が必要です…イールスもしかして、その為にあの娘に案内をさせていたのですか?」
メデルが周囲を見て、考え込んでいる
(薬草の事しか考えてませんでしたが…定期的に木も伐採されています…薬草が群生する為の条件を研究する必要も有りますが…下手な貴族が知ったら、荒らされますね…やはり、レズムード伯爵家の協力が必要です)
日が暮れる前に村に戻ってくると、アーセリオドールに会いに向かう
「アーセリオドール殿、直ぐにヘルクドール様と話し合いが必要です」
メデルがアーセリオドールを見付けて、相談を始める
「大事だが…そんなに凄い事か解らないが…」
アーセリオドールが苦笑いしている
「この村は魔法研究院で管理したいですが…薬草の採取の代金は支払います。 何としても管理する必要があります」
「イールスは、どう思っている?」
アーセリオドールが考えながら聞く
「アーネ様に薬草の採取の知識を勉強して貰いたいと思います。 管理するにも協力関係が必要です。魔法研究院も薬草の群生の研究が、必要になります」
「その通りです。 今回イールスの見識の広さを実感しました。 今までのやり方をするつもりは有りません…協力はおしみません」
メデルが考えながら言う
「イールスが言うなら…御父様を交えて話し合いをしよう」
アーセリオドールが考えながら言う
翌朝、アーセリオドールとイールスとメデルは、伯爵家の町に向かって出発する
伯爵家の屋敷に到着して、応接室に向かう
「何故メデル殿がここに?」
ヘルクドールが苦笑いして聞く
「ヘルクドール様、申し訳ありません。実は手紙を確認した、メデル様が来訪して貰えるとは、思ってませんでした。 本当に申し訳ありません」
イールスが頭を下げながら言うと、アーセリオドールが説明をしている
「メデル殿、何から話し合いますか? イールスの件ですか?」
ヘルクドールが苦笑いしながら聞く
「薬草の件から話したいですが…先にモンスターの話です」
メデルが迷いながら言う
「やはり…王家から密命を受けているのですか?」
「否定はしません…キマイラを討伐してしまったなんて、報告は出来ませんが、発生地点が問題です」
メデルがヘルクドールを見て言う
「イールスの調査の結果、ベラトリバウム男爵領の可能性が高いと思われます」
アーセリオドールが詳しく説明をしている
「使者が必要か…面倒な事に」
ヘルクドールが考え込んでいる
「騎士団に報告はします。 調査が正確なので、問題は有りません…広範囲を調査完了しています。モンスターを討伐した証拠も欲しいですが…」
メデルが笑顔で言う
「メデル様、王都に帰ってから、買い取りをお願いするつもりで、溜めて有ります。メデル様お手数ですが、買い取りと御確認をお願いします」
イールスが笑顔で言うと、魔法の鞄から袋を出して、テーブルに置いていく
「は? 何この量…」
メデルが袋を開けて青ざめている
「北側と東側の森を探索中雑魚が沢山現れましたので、討伐しておきました」
笑顔で言うと、アーセリオドールとヘルクドールが苦笑いしている。メデルがテーブルに中身を出して、牙を持っている
「イールス、この牙は?」
「それは…覚えてませんが…茶色いウルフの牙だと思います」
思い出しながら説明をしている
「この爪は? タイガーですね」
「はい、一刀両断して倒しました。毛皮が残らなくて、残念でした」
「この角は?」
「角ウサギの角です」
イールスが次々と説明している
「ヘルクドール様、後程数を数えて下さい。この数尋常では有りません…アーセリオドール殿、先に確認をしておいて下さい」
メデルが疲れたようにアーセリオドールを見ている
「え! 大変申し訳ありません。これからは気を付けます」
イールスが頭を下げている
「沢山倒していたのは、聞いていたが…正確な数は聞いてなかった…」
アーセリオドールが苦笑いしている
「メデル殿、どうしますか?」
ヘルクドールが青ざめて聞く
「直ぐに王都に使者を…ベラトリバウム男爵を問い詰めます。この爪と牙だけで、十分です」
メデルが考えながら、イールスを見てから溜め息をする
(イールスどうやって秘密にすれば…ヘルクドールとアーセリオドールの様子から、他にも何か有ったのですか?)
イールスが薬草の件を詳しく説明をしている
「メデル殿、そんなに凄い事なのか?」
ヘルクドールが考えながら聞く
「イールスの考えの研究も必要です。今回同行した、研究員は、そのまま残して帰ります。採取した薬草の代金は支払いますが…管理は必ず必要です。乱獲したら直ぐに無くなります」
「メデル殿が言うなら、協力は惜しまない」
ヘルクドールが考えながら言う
「イールスが推薦した、アーネさんを助手兼調整役任命をお願いします」
メデルが微笑みながら言うと、イールスが詳細に説明をする
「アーネか…本来なら一生屋敷で働く約束をしたが…イールスの推薦なら構わない」
ヘルクドールが笑顔で言う
「ヘルクドール様、下賎な身なので理解できてませんが、何故一生働く約束を?」
イールスが驚いている
「あの村の税が滞納を続けていた…孫娘をアーセリオドールの側室か、イールスもしくはロイホールの側室と言う事で屋敷で働かせる事を約束している。イールスの推薦ならイールスの手伝いと言う事にすれば良い」
「え! 貴族は面倒です。やっぱり早く冒険者になりたいと思います」
「メデル殿、これがイールスだ!」
ヘルクドールが苦笑いして言う
「魔法研究院に仕官させてください! 野放しに出来ません」
「大変申し訳ありませんが、下賎な身なので、御遠慮したいと思います。 半人前の為、御迷惑をお掛けしてます。早く冒険者になって家を出たいと思います」
頭を下げながら言うと、アーセリオドールとヘルクドールとメデルが溜め息をしている
(口癖になっているのですか? 扱い方を考えないと…)
イールスが部屋に戻っていく
「はぁ…来なければ良かった…調査の依頼が有っても…」
メデルが後悔している
「メデル殿、キマイラの件は内密に」
ヘルクドールが頭を抱えながら言う
「イールスの監視はしてください! キマイラだけでは無いです! 魔剣の事も魔法薬の事も魔法の事も…イールス! 全部秘密だらけじゃない!! アーセリオドール何とかしなさい!少しは王国の事も考えなさい!!」
メデルが怒鳴り、アーセリオドールを睨んでいる
「イールスが…仕官だけはさせれないか…想像したら怖すぎる」
アーセリオドールが青ざめて頭を抱える
「仕官したら? …魔法の実力…剣の実力…伯爵家が後ろ楯…権力者になったら、どこまで裁量を発揮するか…敵対したら、反撃不可能に………」
メデルが考え始めると、青ざめている
「考えたら終わりだな…仕官させるか?」
ヘルクドールが苦笑いしている
「何か考えないと…恐ろしい想像が…」
メデルが青ざめて考えている
「メデル様、この薬草、月下草です! 我が国では、初の発見です」
研究員が慌てて叫ぶ
「月下草ですか?初めて拝見しました」
イールスが薬草を見ながら言う
「こんな薬草の宝庫…何で今まで放置されているのよ」
メデルが月下草を受け取り呟き、歩いていく
「間違い有りません! 生命の恵草です…これで上級ポーション作成も出来ます」
研究員が興奮しながら見ている
「この薬草の根だけで1本金貨1枚で隣国から買っていたのに…間違いないです…」
メデルがじっくり見ながら言う
「 メデル様良かったです」
「イールス…アーセリオドールに言うのも大変です。ヘルクドール様に直接話しますが、魔法研究院で管理する必要が有ります…この地図の薬草が全部採取できるなら、魔法研究院として、感謝しか有りません」
メデルが言葉を選びながら言う
「村人からしたら、ただの草です。知識が無いと意味が有りません。しかし、山菜がこの村の収入源なので、採取出来ないと困ります」
「薬草ですよ! それがどれだけ重要か! 国を考えるなら、優先するべきです!!」
「この薬草も、村人が山菜を採取して、森を管理していたから、群生した可能性も有ります。魔物も駆除しています。 管理するには、村人達の理解も必要です」
「イールス…そうですね…研究が必要です…イールスもしかして、その為にあの娘に案内をさせていたのですか?」
メデルが周囲を見て、考え込んでいる
(薬草の事しか考えてませんでしたが…定期的に木も伐採されています…薬草が群生する為の条件を研究する必要も有りますが…下手な貴族が知ったら、荒らされますね…やはり、レズムード伯爵家の協力が必要です)
日が暮れる前に村に戻ってくると、アーセリオドールに会いに向かう
「アーセリオドール殿、直ぐにヘルクドール様と話し合いが必要です」
メデルがアーセリオドールを見付けて、相談を始める
「大事だが…そんなに凄い事か解らないが…」
アーセリオドールが苦笑いしている
「この村は魔法研究院で管理したいですが…薬草の採取の代金は支払います。 何としても管理する必要があります」
「イールスは、どう思っている?」
アーセリオドールが考えながら聞く
「アーネ様に薬草の採取の知識を勉強して貰いたいと思います。 管理するにも協力関係が必要です。魔法研究院も薬草の群生の研究が、必要になります」
「その通りです。 今回イールスの見識の広さを実感しました。 今までのやり方をするつもりは有りません…協力はおしみません」
メデルが考えながら言う
「イールスが言うなら…御父様を交えて話し合いをしよう」
アーセリオドールが考えながら言う
翌朝、アーセリオドールとイールスとメデルは、伯爵家の町に向かって出発する
伯爵家の屋敷に到着して、応接室に向かう
「何故メデル殿がここに?」
ヘルクドールが苦笑いして聞く
「ヘルクドール様、申し訳ありません。実は手紙を確認した、メデル様が来訪して貰えるとは、思ってませんでした。 本当に申し訳ありません」
イールスが頭を下げながら言うと、アーセリオドールが説明をしている
「メデル殿、何から話し合いますか? イールスの件ですか?」
ヘルクドールが苦笑いしながら聞く
「薬草の件から話したいですが…先にモンスターの話です」
メデルが迷いながら言う
「やはり…王家から密命を受けているのですか?」
「否定はしません…キマイラを討伐してしまったなんて、報告は出来ませんが、発生地点が問題です」
メデルがヘルクドールを見て言う
「イールスの調査の結果、ベラトリバウム男爵領の可能性が高いと思われます」
アーセリオドールが詳しく説明をしている
「使者が必要か…面倒な事に」
ヘルクドールが考え込んでいる
「騎士団に報告はします。 調査が正確なので、問題は有りません…広範囲を調査完了しています。モンスターを討伐した証拠も欲しいですが…」
メデルが笑顔で言う
「メデル様、王都に帰ってから、買い取りをお願いするつもりで、溜めて有ります。メデル様お手数ですが、買い取りと御確認をお願いします」
イールスが笑顔で言うと、魔法の鞄から袋を出して、テーブルに置いていく
「は? 何この量…」
メデルが袋を開けて青ざめている
「北側と東側の森を探索中雑魚が沢山現れましたので、討伐しておきました」
笑顔で言うと、アーセリオドールとヘルクドールが苦笑いしている。メデルがテーブルに中身を出して、牙を持っている
「イールス、この牙は?」
「それは…覚えてませんが…茶色いウルフの牙だと思います」
思い出しながら説明をしている
「この爪は? タイガーですね」
「はい、一刀両断して倒しました。毛皮が残らなくて、残念でした」
「この角は?」
「角ウサギの角です」
イールスが次々と説明している
「ヘルクドール様、後程数を数えて下さい。この数尋常では有りません…アーセリオドール殿、先に確認をしておいて下さい」
メデルが疲れたようにアーセリオドールを見ている
「え! 大変申し訳ありません。これからは気を付けます」
イールスが頭を下げている
「沢山倒していたのは、聞いていたが…正確な数は聞いてなかった…」
アーセリオドールが苦笑いしている
「メデル殿、どうしますか?」
ヘルクドールが青ざめて聞く
「直ぐに王都に使者を…ベラトリバウム男爵を問い詰めます。この爪と牙だけで、十分です」
メデルが考えながら、イールスを見てから溜め息をする
(イールスどうやって秘密にすれば…ヘルクドールとアーセリオドールの様子から、他にも何か有ったのですか?)
イールスが薬草の件を詳しく説明をしている
「メデル殿、そんなに凄い事なのか?」
ヘルクドールが考えながら聞く
「イールスの考えの研究も必要です。今回同行した、研究員は、そのまま残して帰ります。採取した薬草の代金は支払いますが…管理は必ず必要です。乱獲したら直ぐに無くなります」
「メデル殿が言うなら、協力は惜しまない」
ヘルクドールが考えながら言う
「イールスが推薦した、アーネさんを助手兼調整役任命をお願いします」
メデルが微笑みながら言うと、イールスが詳細に説明をする
「アーネか…本来なら一生屋敷で働く約束をしたが…イールスの推薦なら構わない」
ヘルクドールが笑顔で言う
「ヘルクドール様、下賎な身なので理解できてませんが、何故一生働く約束を?」
イールスが驚いている
「あの村の税が滞納を続けていた…孫娘をアーセリオドールの側室か、イールスもしくはロイホールの側室と言う事で屋敷で働かせる事を約束している。イールスの推薦ならイールスの手伝いと言う事にすれば良い」
「え! 貴族は面倒です。やっぱり早く冒険者になりたいと思います」
「メデル殿、これがイールスだ!」
ヘルクドールが苦笑いして言う
「魔法研究院に仕官させてください! 野放しに出来ません」
「大変申し訳ありませんが、下賎な身なので、御遠慮したいと思います。 半人前の為、御迷惑をお掛けしてます。早く冒険者になって家を出たいと思います」
頭を下げながら言うと、アーセリオドールとヘルクドールとメデルが溜め息をしている
(口癖になっているのですか? 扱い方を考えないと…)
イールスが部屋に戻っていく
「はぁ…来なければ良かった…調査の依頼が有っても…」
メデルが後悔している
「メデル殿、キマイラの件は内密に」
ヘルクドールが頭を抱えながら言う
「イールスの監視はしてください! キマイラだけでは無いです! 魔剣の事も魔法薬の事も魔法の事も…イールス! 全部秘密だらけじゃない!! アーセリオドール何とかしなさい!少しは王国の事も考えなさい!!」
メデルが怒鳴り、アーセリオドールを睨んでいる
「イールスが…仕官だけはさせれないか…想像したら怖すぎる」
アーセリオドールが青ざめて頭を抱える
「仕官したら? …魔法の実力…剣の実力…伯爵家が後ろ楯…権力者になったら、どこまで裁量を発揮するか…敵対したら、反撃不可能に………」
メデルが考え始めると、青ざめている
「考えたら終わりだな…仕官させるか?」
ヘルクドールが苦笑いしている
「何か考えないと…恐ろしい想像が…」
メデルが青ざめて考えている
906
あなたにおすすめの小説
解雇されたけど実は優秀だったという、よくあるお話。
シグマ
ファンタジー
突如、所属している冒険者パーティー[ゴバスト]を解雇されたサポーターのマルコ。しかし普通のサポート職以上の働きをしていたマルコが離脱した後のパーティーは凋落の一途を辿る。そしてその影響はギルドにまでおよび……
いわゆる追放物の短編作品です。
起承転結にまとめることを意識しましたが、上手く『ざまぁ』出来たか分かりません。どちらかと言えば、『覆水盆に返らず』の方がしっくりくるかも……
サクッと読んで頂ければ幸いです。
※思っていた以上の方に読んで頂けたので、感謝を込めて当初の予定を越える文量で後日談を追記しました。ただ大団円で終わってますので、『ざまぁ』を求めている人は見ない方が良いかもしれません。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる