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第146話 中級ポーションとローブ 後編
何度か調合を変えて、ポーションを作り、中級ポーションを安定的に作れるようになると、大鍋でポーションを一気に作り、完成させていく
「セーレン様の指導のお陰で中級ポーションを作成できました。本当に感謝しています」
イールスが丁寧に頭を下げて言う
「は? 指導のお陰で…調合の研究になりましたが…この子に何を言っても仕方ないですね…」
セーレンが頭を押さえながら呟く
「イールス様、この赤いポーションどうしますか? 」
リシリアが何度か失敗したポーションを集めた瓶を見ている
「どうしましょうか? 捨てるのは勿体無いですから…持って帰ってバロンに預かって貰おうかな?」
イールスが考えながらリシリアを見ている
「デキの悪い物を使えるのですか? 大丈夫でしょうか?」
リシリアが少し心配そうにイールスを見ている
「持ち帰らなくても、買い取ります…デキの悪いポーションでは無いです。 デキが良すぎて今回は使えないだけです…教えてませんでしたね…メデルに教えて貰いなさい」
セーレンが少し考えながらリシリアを見ていると、リシリアが申し訳なさそうに頭を下げている
職員の報告を受けてメデルが部屋に入ってくる
「買取り価格は、後日伝えます…量が多すぎてすぐに用意が出来ません…イールス、このポーションは、持ち帰るのですか?」
メデルがイールスを見て言うと、リシリアの前の大きな瓶に入ったポーションを見ている
「失敗ばかりして申し訳ありません」
イールスが頭を下げながら言うと、リシリアも頭を下げている
「は? 失敗? セーレン様…失敗になるのですか?」
メデルが助けを求める様にセーレンを見ていると、セーレンが頭を押さえながら苦笑いしている
「イールスの失敗ですね…中級ポーションを作れなかったのですから…メデル買い取りますか?」
「え? イールス持ち帰りたかったら持って帰って下さい…誰か瓶に詰める手伝いをしなさい」
メデルがイールスを見て言うと、周囲の職員が瓶を集めに歩いていく
「ありがとうございます。このポーションは冒険者の時に使わせて貰います」
イールスが笑顔でメデルを見ている
「メデル様、この失敗のポーション使っても良いのか知りたいのですが…教えて貰いますか? 」
リシリアが丁寧に頭を下げながら言う
「は? 失敗のポーション…リシリアさん、イールスの失敗は、効果が高すぎて、中級ポーションではなかったからです…この色合いは上級ポーションです…このポーションを普段使いしようとする人が異常です」
メデルが慌ててリシリアに説明をしていると、リシリアが驚きながらキョロキョロしている
(じょじょじょ上級ポーション…本当に? 上級ポーションなんて家宝物ですけど…)
「価値の無いポーションだからそんなに脅さないで下さい」
イールスが頭を下げながら言う
「イールス!! 大体イールスが上級ポーションを量産するのが悪いです!! 手加減出来ないのですか!! 失敗ポーションの方が高価なポーションなんて誰が信じますか!! セーレン御姉様も失敗作みたいに言わないで下さい!!」
メデルがキレて怒鳴り始めると、リシリアが慌てた様にしている
「メデル様、未熟者の半人前が余計なポーション作りしてしまい本当に申し訳ありません、責任を取ってもっとポーションを作成します」
イールスが頭を下げながら言うと、セーレンが呆れた様にイールスを見詰めている
「セーレン御姉様、イールスに間違って上級ポーションを作らない様に監視して下さい!! どうしたら上級ポーション間違えて作れるのですか!!」
「メデルちゃん、薬草の節約でスケルトンの結晶とゴブリンの水晶石やウルフの牙などを混ぜただけです…中級ポーション狙ったのにイールスの魔力の所為で上級になりましたわ」
セーレンが微笑みながら説明している
「初級ポーションを狙って下さい!! 2度と失敗で上級ポーションを作らないで下さい!!」
メデルがセーレンに詰めよって言っている
職人が手直ししたローブを持ってくると、イールスがじっくり確認して、リシリアが袖を通して、着心地を確認している
「リシリア、似合っているよ」
イールスが微笑みながらリシリアを見ている
「イールス様、こんなに良いローブ良いのですか? 私などに必要は無いですけど…」
「迷宮に行く時に着てね…サイズは良いなら、準備するね」
イールスが笑顔で言うと、リシリアが着替えに向かい、戻ってくると、イールスが魔力の通りをもう一度確認している
ローブの確認が終わると、イールスが魔石に魔法陣を書き込んでいる
「終わりましたか? 凄い複雑な…」
イールスが書き終わると、リシリアが興味津々に見ている
「このぐらいしないと安心出来ないからね」
イールスが笑顔で言うと、魔力を流して、ローブ全体に魔力の淡い輝きに包まれている
「成功したーー 良かった」
イールスが笑顔でローブを見ている
「魔導具化出来たのですか? イールス様凄いです!!」
リシリアが嬉しそうに声を上げると、セーレンとメデルが部屋に入ってきて、ローブを見て溜め息をしている。
(やっぱり成功したのですか…国家機密でも…貴族に知られたら大変な事になりそう…)
職員がやって来ると、ローブの鑑定をして、メデルを見てからイールスを見て迷った様にしている
「鑑定出来ましたか? どんな効果ですか?」
メデルが職員の様子を見ながら聞く
「慣れましたが…構造強化と衝撃吸収と魔力吸収制御貯蔵です…ローブの魔導具なんて大賢者様以来の快挙ですが…国家機密ですか?」
職員が諦めたように説明をしている
「構造強化と衝撃吸収…完全な防具を…国家機密です!! 絶対に漏らさない様に!!」
メデルが大声で叫ぶ
「リシリア、着て帰ろうね」
イールスが笑顔で言う
「え? 着て…このローブ…私等が着て良い物ですか? どうしたら?」
リシリアが慌ててセーレンに助けを求めている
「諦めなさい…イールスの事ですからリシリア専用のローブですよ…気持ちは解りますが覚悟して着替えなさい…イールスの守りだと思いなさい」
セーレンがリシリアに同情したように言う
「イールス様の守り…イールス様が守ってくれる………嬉しい」
リシリアが少し赤くなりながら呟いてローブを手に持っている
「セーレン様の指導のお陰で中級ポーションを作成できました。本当に感謝しています」
イールスが丁寧に頭を下げて言う
「は? 指導のお陰で…調合の研究になりましたが…この子に何を言っても仕方ないですね…」
セーレンが頭を押さえながら呟く
「イールス様、この赤いポーションどうしますか? 」
リシリアが何度か失敗したポーションを集めた瓶を見ている
「どうしましょうか? 捨てるのは勿体無いですから…持って帰ってバロンに預かって貰おうかな?」
イールスが考えながらリシリアを見ている
「デキの悪い物を使えるのですか? 大丈夫でしょうか?」
リシリアが少し心配そうにイールスを見ている
「持ち帰らなくても、買い取ります…デキの悪いポーションでは無いです。 デキが良すぎて今回は使えないだけです…教えてませんでしたね…メデルに教えて貰いなさい」
セーレンが少し考えながらリシリアを見ていると、リシリアが申し訳なさそうに頭を下げている
職員の報告を受けてメデルが部屋に入ってくる
「買取り価格は、後日伝えます…量が多すぎてすぐに用意が出来ません…イールス、このポーションは、持ち帰るのですか?」
メデルがイールスを見て言うと、リシリアの前の大きな瓶に入ったポーションを見ている
「失敗ばかりして申し訳ありません」
イールスが頭を下げながら言うと、リシリアも頭を下げている
「は? 失敗? セーレン様…失敗になるのですか?」
メデルが助けを求める様にセーレンを見ていると、セーレンが頭を押さえながら苦笑いしている
「イールスの失敗ですね…中級ポーションを作れなかったのですから…メデル買い取りますか?」
「え? イールス持ち帰りたかったら持って帰って下さい…誰か瓶に詰める手伝いをしなさい」
メデルがイールスを見て言うと、周囲の職員が瓶を集めに歩いていく
「ありがとうございます。このポーションは冒険者の時に使わせて貰います」
イールスが笑顔でメデルを見ている
「メデル様、この失敗のポーション使っても良いのか知りたいのですが…教えて貰いますか? 」
リシリアが丁寧に頭を下げながら言う
「は? 失敗のポーション…リシリアさん、イールスの失敗は、効果が高すぎて、中級ポーションではなかったからです…この色合いは上級ポーションです…このポーションを普段使いしようとする人が異常です」
メデルが慌ててリシリアに説明をしていると、リシリアが驚きながらキョロキョロしている
(じょじょじょ上級ポーション…本当に? 上級ポーションなんて家宝物ですけど…)
「価値の無いポーションだからそんなに脅さないで下さい」
イールスが頭を下げながら言う
「イールス!! 大体イールスが上級ポーションを量産するのが悪いです!! 手加減出来ないのですか!! 失敗ポーションの方が高価なポーションなんて誰が信じますか!! セーレン御姉様も失敗作みたいに言わないで下さい!!」
メデルがキレて怒鳴り始めると、リシリアが慌てた様にしている
「メデル様、未熟者の半人前が余計なポーション作りしてしまい本当に申し訳ありません、責任を取ってもっとポーションを作成します」
イールスが頭を下げながら言うと、セーレンが呆れた様にイールスを見詰めている
「セーレン御姉様、イールスに間違って上級ポーションを作らない様に監視して下さい!! どうしたら上級ポーション間違えて作れるのですか!!」
「メデルちゃん、薬草の節約でスケルトンの結晶とゴブリンの水晶石やウルフの牙などを混ぜただけです…中級ポーション狙ったのにイールスの魔力の所為で上級になりましたわ」
セーレンが微笑みながら説明している
「初級ポーションを狙って下さい!! 2度と失敗で上級ポーションを作らないで下さい!!」
メデルがセーレンに詰めよって言っている
職人が手直ししたローブを持ってくると、イールスがじっくり確認して、リシリアが袖を通して、着心地を確認している
「リシリア、似合っているよ」
イールスが微笑みながらリシリアを見ている
「イールス様、こんなに良いローブ良いのですか? 私などに必要は無いですけど…」
「迷宮に行く時に着てね…サイズは良いなら、準備するね」
イールスが笑顔で言うと、リシリアが着替えに向かい、戻ってくると、イールスが魔力の通りをもう一度確認している
ローブの確認が終わると、イールスが魔石に魔法陣を書き込んでいる
「終わりましたか? 凄い複雑な…」
イールスが書き終わると、リシリアが興味津々に見ている
「このぐらいしないと安心出来ないからね」
イールスが笑顔で言うと、魔力を流して、ローブ全体に魔力の淡い輝きに包まれている
「成功したーー 良かった」
イールスが笑顔でローブを見ている
「魔導具化出来たのですか? イールス様凄いです!!」
リシリアが嬉しそうに声を上げると、セーレンとメデルが部屋に入ってきて、ローブを見て溜め息をしている。
(やっぱり成功したのですか…国家機密でも…貴族に知られたら大変な事になりそう…)
職員がやって来ると、ローブの鑑定をして、メデルを見てからイールスを見て迷った様にしている
「鑑定出来ましたか? どんな効果ですか?」
メデルが職員の様子を見ながら聞く
「慣れましたが…構造強化と衝撃吸収と魔力吸収制御貯蔵です…ローブの魔導具なんて大賢者様以来の快挙ですが…国家機密ですか?」
職員が諦めたように説明をしている
「構造強化と衝撃吸収…完全な防具を…国家機密です!! 絶対に漏らさない様に!!」
メデルが大声で叫ぶ
「リシリア、着て帰ろうね」
イールスが笑顔で言う
「え? 着て…このローブ…私等が着て良い物ですか? どうしたら?」
リシリアが慌ててセーレンに助けを求めている
「諦めなさい…イールスの事ですからリシリア専用のローブですよ…気持ちは解りますが覚悟して着替えなさい…イールスの守りだと思いなさい」
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「イールス様の守り…イールス様が守ってくれる………嬉しい」
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