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第262話 イールスのポーション作り
イールス達は迷宮探索を続けながら、王城でユリアリースの相談を受ける日々を過ごし、1ヶ月が過ぎる。イールスはリシリアとメリーサリアとシルビア達と共にポーションの研究していた施設に向かう
「イールス殿、こちらの研究室は自由に使ってポーション作成をして欲しい… 研究員もほとんど避難して、誰もポーション作れないからな」
カシューが案内してくれると、イールスとリシリアが中を確認している
「久々に全力でポーション研究とポーション作成をします… 材料もかなり集まっているので、従者にも教えようか?」
イールスが笑顔でリシリアを見ている
「はい! 兄様、一生懸命教えます」
リシリアが嬉しそうに言うと、シルビアが嫌な予感を感じている
「メデル様が止めているポーション作り…」
メリーサリアが呟く
(本当にしても良いのでしょうか?)
「まだまだ沢山、怪我人が出るから、今の内に用意しておこうね… 従者も作れれば、後々仕事に困らなくなるかな? 頑張るぞ」
イールスが早速魔法の鞄から材料になるドロップアイテムを出して、書物を見ながらリシリアと相談を始めている。 カシューが並べられているドロップアイテムを見て考え込んでいる
(見たことが無い物だな… あの茸の様な物と緑の葉の様な結晶… 迷宮で集めたのか? それならば3層域まで行ったのか? わからんが… イールスならば可能だろうが… 深入りは面倒になりそうだから早く引き上げるか…)
イールスとリシリアが材料を砕いてそれぞれ容器に入れていると、従者達とシルビアとメリーサリアが手伝っている
「兄様、まずはこの分量から試しますか?」
リシリアが書いた紙を見せながら言う
「中級ポーション作りたいからね」
イールスが笑顔で言うと、小さい鍋に材料を入れて、熱しながら魔力を流して混ぜている
ポーションが出来上がるとイールスが大きな容器にポーションを流し込んでいる
「失敗か… 次は少し材料を減らして…」
イールスがすぐに次を作り始めると、メリーサリアとシルビアがポーションを見ながら青ざめている
(この色合い… 上級ポーション? 中級ポーションを作ろうとして、上級ポーション作ったのですか? 何故? 何故? 何が起きているのですか?)
イールスとリシリアが何回か試してポーションを作り、失敗したポーションを大きな容器に入れている
「兄様、中級ポーション出来ました!! やっと成功です」
リシリアが嬉しそうに言う
「綺麗なポーションだね… まだまだ少し赤くなるから、もう少し減らして作るけど、リシリアは先に大鍋で作ってね」
イールスが微笑みながら言うと、リシリアが嬉しそうに魔法の鞄から大鍋を出して準備をしている
「え!! 大鍋!! 大きすぎます」
メリーサリアが驚いて叫ぶ
「セーレン様が言っていたのはこの事… 怖い」
シルビアが青ざめている
「これとこれを減らして…これをこのぐらいで良いかな?」
イールスがシルビア達を見ないでブツブツ言いながら材料の配合をしている
リシリアが大鍋でポーションを作り始め、完成すると、メリーサリアとシルビア達が震えながら出来上がったポーションを見ている
「手伝ってくれますか?」
リシリアが従者を見て言うと、従者達が大きな容器を用意して、鍋の中身を移している。メリーサリアが震えながら大きな容器のポーションを見ている
(嘘… こんなに綺麗な中級ポーション… 簡単に作るのですか? それも全部迷宮の材料で… メデル様、説明が欲しいです… 価値が解りません… 名門なのに何も理解出来ません… どうしたら良いのですか? リシリアさんはやっぱり大賢者様の生まれ変わりでは?)
イールスとリシリアが次々と大鍋でポーションを作り続けていると、バロンが迎えに来る
「イールス様、そろそろ夜食の時間になります」
バロンがイールス達を見て言う
「え! もう? これが最後かな?」
イールスが笑顔で言う
「はい! 兄様」
リシリアが集中しながら言う
「どうしたのか? シルビア殿」
バロンが座り込んでいるシルビアとメリーサリアを見て聞く
「え! イールス様とリシリア様は何故連続でポーション作成出来るのですか?」
シルビアが助けを求めるようにバロンを見て言う
「知らんが、イールス様とリシリア様に不可能は無いのだろう… イールス様なら何をしても気にしない方が良いだろう」
バロンが笑顔で言う
「イールス様だから… その言葉で済まないと思います!! この勢いで作ったら1日に1000本作りますよ!!」
「1000本? イールス様だから仕方ないだろ? そのぐらい持っていたからな」
「持っていたから… 持っていましたから… だから価値が無いなんて言っているのですか? 」
シルビアが落ち込むように言う
「価値が無い… 失敗作が赤いポーション… 何故?」
「前にも飲ませて貰ったが… 失敗作ポーション… 気にしないようにしないとな…」
バロンが赤いポーションの入った容器を見ている
「名門の教えが崩されている… 」
メリーサリアが落ち込み始めている
(メデル御姉様、何故教えてくれなかったのですか? イールス様がポーション作りの天才と… 天才と聞いていましたが… 知ったら大変な事になるとも… あぁーーーメデル様!! 正確に教えて下さい!!)
イールスとリシリアは何日か続けてポーションを作ると、従者やシルビア達にポーション作成を教えている。イールスは作成中魔力の流れを見ながら的確に指摘を続けている
完成したポーションをシルビアとメリーサリアが手に持ち驚いたような顔になっている
(中級ポーションが出来た… イールス様の教え方が上手すぎる… この事をメデル様に報告がいるのですか… あれ? 材料が迷宮産だから材料集めしないと作れない… イールス様並みの冒険者が必要なの? 不可能なポーションかも… 報告書書いた方が良いのですか? でも材料の詳細が解りませんけど…)
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カシューが案内してくれると、イールスとリシリアが中を確認している
「久々に全力でポーション研究とポーション作成をします… 材料もかなり集まっているので、従者にも教えようか?」
イールスが笑顔でリシリアを見ている
「はい! 兄様、一生懸命教えます」
リシリアが嬉しそうに言うと、シルビアが嫌な予感を感じている
「メデル様が止めているポーション作り…」
メリーサリアが呟く
(本当にしても良いのでしょうか?)
「まだまだ沢山、怪我人が出るから、今の内に用意しておこうね… 従者も作れれば、後々仕事に困らなくなるかな? 頑張るぞ」
イールスが早速魔法の鞄から材料になるドロップアイテムを出して、書物を見ながらリシリアと相談を始めている。 カシューが並べられているドロップアイテムを見て考え込んでいる
(見たことが無い物だな… あの茸の様な物と緑の葉の様な結晶… 迷宮で集めたのか? それならば3層域まで行ったのか? わからんが… イールスならば可能だろうが… 深入りは面倒になりそうだから早く引き上げるか…)
イールスとリシリアが材料を砕いてそれぞれ容器に入れていると、従者達とシルビアとメリーサリアが手伝っている
「兄様、まずはこの分量から試しますか?」
リシリアが書いた紙を見せながら言う
「中級ポーション作りたいからね」
イールスが笑顔で言うと、小さい鍋に材料を入れて、熱しながら魔力を流して混ぜている
ポーションが出来上がるとイールスが大きな容器にポーションを流し込んでいる
「失敗か… 次は少し材料を減らして…」
イールスがすぐに次を作り始めると、メリーサリアとシルビアがポーションを見ながら青ざめている
(この色合い… 上級ポーション? 中級ポーションを作ろうとして、上級ポーション作ったのですか? 何故? 何故? 何が起きているのですか?)
イールスとリシリアが何回か試してポーションを作り、失敗したポーションを大きな容器に入れている
「兄様、中級ポーション出来ました!! やっと成功です」
リシリアが嬉しそうに言う
「綺麗なポーションだね… まだまだ少し赤くなるから、もう少し減らして作るけど、リシリアは先に大鍋で作ってね」
イールスが微笑みながら言うと、リシリアが嬉しそうに魔法の鞄から大鍋を出して準備をしている
「え!! 大鍋!! 大きすぎます」
メリーサリアが驚いて叫ぶ
「セーレン様が言っていたのはこの事… 怖い」
シルビアが青ざめている
「これとこれを減らして…これをこのぐらいで良いかな?」
イールスがシルビア達を見ないでブツブツ言いながら材料の配合をしている
リシリアが大鍋でポーションを作り始め、完成すると、メリーサリアとシルビア達が震えながら出来上がったポーションを見ている
「手伝ってくれますか?」
リシリアが従者を見て言うと、従者達が大きな容器を用意して、鍋の中身を移している。メリーサリアが震えながら大きな容器のポーションを見ている
(嘘… こんなに綺麗な中級ポーション… 簡単に作るのですか? それも全部迷宮の材料で… メデル様、説明が欲しいです… 価値が解りません… 名門なのに何も理解出来ません… どうしたら良いのですか? リシリアさんはやっぱり大賢者様の生まれ変わりでは?)
イールスとリシリアが次々と大鍋でポーションを作り続けていると、バロンが迎えに来る
「イールス様、そろそろ夜食の時間になります」
バロンがイールス達を見て言う
「え! もう? これが最後かな?」
イールスが笑顔で言う
「はい! 兄様」
リシリアが集中しながら言う
「どうしたのか? シルビア殿」
バロンが座り込んでいるシルビアとメリーサリアを見て聞く
「え! イールス様とリシリア様は何故連続でポーション作成出来るのですか?」
シルビアが助けを求めるようにバロンを見て言う
「知らんが、イールス様とリシリア様に不可能は無いのだろう… イールス様なら何をしても気にしない方が良いだろう」
バロンが笑顔で言う
「イールス様だから… その言葉で済まないと思います!! この勢いで作ったら1日に1000本作りますよ!!」
「1000本? イールス様だから仕方ないだろ? そのぐらい持っていたからな」
「持っていたから… 持っていましたから… だから価値が無いなんて言っているのですか? 」
シルビアが落ち込むように言う
「価値が無い… 失敗作が赤いポーション… 何故?」
「前にも飲ませて貰ったが… 失敗作ポーション… 気にしないようにしないとな…」
バロンが赤いポーションの入った容器を見ている
「名門の教えが崩されている… 」
メリーサリアが落ち込み始めている
(メデル御姉様、何故教えてくれなかったのですか? イールス様がポーション作りの天才と… 天才と聞いていましたが… 知ったら大変な事になるとも… あぁーーーメデル様!! 正確に教えて下さい!!)
イールスとリシリアは何日か続けてポーションを作ると、従者やシルビア達にポーション作成を教えている。イールスは作成中魔力の流れを見ながら的確に指摘を続けている
完成したポーションをシルビアとメリーサリアが手に持ち驚いたような顔になっている
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