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第270話 クライベルトン子爵家に寄り道 中編
ノーリスはじいの遺体を見て泣き崩れるが王国騎士が早く町に案内をするように言っている
「ノーリス様、馬車が壊れていますので、こちらへ」
イールスが馬の上から手を差し出す
「え! こちらへ?」
ノーリスが驚いた様に言うと、ロイドが手伝い、イールスの馬に乗せられて、イールスの前に横座りをさせられて顔が真っ赤になっている
「揺れますから、落ちないように気を付けてください」
イールスが微笑みながら言う
「あ… はい」
ノーリスが緊張したように震える声で言うと、馬が疾走していく
町が見えてくると、門番が槍を構えている
「通して下さい、御父様に至急の連絡が有ります」
ノーリスが赤い顔をしながら言うと、門番が驚いた様にノーリスを見てからイールスを睨んでいる
「お嬢様!! この者は!!」
門番がイールスを睨み怒鳴る
「王国騎士である!! 至急子爵様にお目通りを!!」
王国騎士が前に出てきて言うと、門番が驚いた様に王国騎士に頭を下げている
イールス達は領主の館に到着すると、馬を下りて、イールスとクレオとリシアとロイド達と共に屋敷に入っていき、侍女の案内で部屋に通される
「御父様」
ノーリスが言う
「何が有ったが解らないが、クライベルトン子爵であるが何用だ? 王国騎士まで連れて…」
子爵がイールスを見て言う
「アーゼリアストリア王国出征軍、所属のイールスと申します。クライベルトン子爵様、以後お見知りおきして頂けたら幸いと思います」
イールスが丁寧に挨拶を始めると、子爵は少し驚いたような顔をしている
「隣国の軍の者が何用で?」
「クライゼント伯爵領を目指して進んでいましたが、ゴブリンの足跡を見付けてこちらに参りました。 ゴブリンとの交戦をしているのを見付けて手助けをしましたが… ゴブリンの状況に付いて教えて貰いたいとお願いに参りました」
イールスが笑顔で説明している
「ゴブリンと交戦!! ここまでゴブリンが来たのか… ノーリス何が有った?」
子爵の顔が険しくなりノーリスを見ている
ノーリスがゴブリンの事などを説明している
「イールス様、娘を助けて貰ったようだな… 感謝はするが… こちらも情報が無い… 王都の状況や何も… 息子もゴブリンとの戦いで負傷している」
子爵が悔しそうな顔をしている
「王都は健在です。 こちらの書簡を確認して下さい」
王国騎士が書簡を差し出すと、子爵が驚いた様に紋章を見てから、読み始める
(王都を救った英雄? ユリアリース王女様が呼んできた隣国の軍なのか? それも公爵家の悪口も… 連合軍の結成指示となると… 従うしか無いか… いくら疲弊していても)
「イールス将軍様、用向きは理解しました。 ただ、クライゼント伯爵家に向かう為に男爵領を通る必要が有ります。 橋が壊されて修繕が出来ていません」
子爵が説明をしている
「え! 橋が… それで道が… 有益な情報感謝申し上げます」
イールスが笑顔で言う
「軍はすぐに集めますが、主力が壊滅しております。 寄せ集めになりますが…」
子爵が申し訳なさそうに言う
「何故ですか?」
「援軍で向かった先で大敗をしてしまい、主力などは何とか戻りましたが、ほとんど寝込んでいます」
「怪我しているのですか!! それではすぐに案内を頼みます。 ポーションを沢山持ってきています」
「ポーションをお譲りして貰えるのですか? しかし、ポーションの対価をお支払しますが怪我が芳しくなく効果は無いと思われます」
子爵が困惑している
「兎に角案内をお願いします。共にゴブリンと戦って貰いたいです」
イールスが笑顔で言うと子爵が騎士を呼び出して案内をするように伝えて、イールス達は部屋を出ていく
「怪我人がいれば治療をするか… また多くの兵士がイールス様の元に参じるか」
王国騎士がイールスが出て行った扉を見て呟く
「イールス様の元に?」
「子爵様、イールス様がいなくなりましたのでお伝えします。 英雄イールス様は、50人でゴブリン数千相手に突撃をして、ゴブリンを殲滅する実力者です。 そして、怪我人にはポーションを与え共にゴブリンと戦う人達を集めています。 王都では多くの怪我人を無償で治療して国民の支持を得ています。 多くの騎士や民は英雄イールス様称えています………私もその一人です」
王国騎士がイールスの事を説明をしている
(そんなに凄いのか? そんな風には見えないが… 本当ならばこの戦いに希望の光になるだろう… )
イールスは案内された怪我人が集まる場所に入ると、一人づつ怪我の具合を見て次々とポーションを使い、治療して回る
「このポーションの効果… なんだ?」
怪我から回復した男がイールスの元にくる
「それは上級ポーションと万能薬です。麻痺と毒が有りましたから」
イールスが笑顔で説明する
「は? じょじょじょ上級ポーション!! 万能薬!!」
男が持っていた瓶を床に落として叫ぶ
「怪我が治って良かったですね」
イールスが笑顔で言うと、次の人の怪我の具合を見ている
「何を考えている… 対価はすぐに支払えないぞ…」
男がイールスを見て言う
「対価の話は後にしましょう、今は邪魔しないように… 感謝だけは忘れないように」
ロイドが間に入っている
「は? 邪魔しないように… 王国騎士団大隊長ケビンとして感謝はするが、配下の治療の対価も全て後で相談をしたいと思う…」
男が姿勢をただして言うと、ロイドが苦笑いする
(また大物が現れたのか? イールス様、どうするつもりですか?)
イールスが全員の治療を済ませると、騎士と話ながら次の場所に歩いていき、ケビンは何も言わずにその後を着いていく
全ての怪我人を治療すると、領主の館に戻り部屋に通される
「ノーリス様、こちらにも怪我人がいると伺って参りました」
イールスが頭を下げている
「イールス様、御兄様です… もう瀕死です」
ノーリスが涙目でイールスを見ている
「失礼致します」
イールスがベットの男の体を調べている
「ここまで酷いと… こっちかな?」
イールスが魔法の鞄から虹色の液体の瓶を取り出して、液体を少し掛けてから口に瓶を突っ込む
「ギャーーーーーーーー」
男が暫くしてから叫び続けて傷の包帯から蒸気があがっている
「まだ足らないか…これも追加かな?」
イールスが赤い液体の瓶を取り出して少し掛けてから、瓶を口に突っ込む
「ギャーーーーーーーーーー!!」
男が叫んで包帯から蒸気が上がっている
「お兄様に何を飲ませたのですか!! イールス様!!」
ノーリスが慌てたようにイールスを見て怒鳴る
「う! 動く?」
ベットの男が叫び終わり手を動かして驚いた様に呟く
「違和感は無いですか? もう1本必要ですか?」
イールスが笑顔で男を見ている
「え? もう1本?」
男がイールスを見上げている
侍女が慌てて男の包帯を取り、傷を確認している。ノーリスが目を見開いて見ている
「命を救われたようだが… 感謝します… 高価なポーションを御使用してくれたようですが…」
「怪我の具合が悪かったので、劣化版エリクサーを使いました。 後こちらが上級ポーションです。 治ったなら良かったです」
イールスが笑顔で言うと、ケビンが頭を抱えている
「は? エリクサー!! 」
男が驚いて叫ぶ
「エリクサー!!」
ノーリスも驚いて叫んでいる
「怪我が治って良かったです。 ゆっくり休んで体力を回復して下さいね」
イールスが笑顔で言うと、部屋を出ていこうとして、ケビンを見る
「治療風景を見させて貰ったが… 滅茶苦茶な使い方をするのだな… 普通対価を支払いきれないぞ…」
ケビンが頭を抱えたまま言う
「対価? 命よりも大切な物有りますか? 怪我が治って良かったです」
イールスが笑顔で言う
「そのポーションの価値は解っているのか? 上級ポーションなど、家宝物だ!! 金貨何十枚になるか解っているのか!! それをポンポン使うなんて何を企んでいる!!」
ケビンがイールスを見て怒鳴る
「ポーションは怪我を治すための物ですけど、下賤な身の未熟者の半人前が作ったものですから価値なんて無いです」
イールスが笑顔で言うと、ロイドが後ろで頭を押さえている
「はぁ? …何を頭がおかしいのか!! 」
ケビンが怒鳴り、ノーリス達が唖然としている
「ノーリス様、馬車が壊れていますので、こちらへ」
イールスが馬の上から手を差し出す
「え! こちらへ?」
ノーリスが驚いた様に言うと、ロイドが手伝い、イールスの馬に乗せられて、イールスの前に横座りをさせられて顔が真っ赤になっている
「揺れますから、落ちないように気を付けてください」
イールスが微笑みながら言う
「あ… はい」
ノーリスが緊張したように震える声で言うと、馬が疾走していく
町が見えてくると、門番が槍を構えている
「通して下さい、御父様に至急の連絡が有ります」
ノーリスが赤い顔をしながら言うと、門番が驚いた様にノーリスを見てからイールスを睨んでいる
「お嬢様!! この者は!!」
門番がイールスを睨み怒鳴る
「王国騎士である!! 至急子爵様にお目通りを!!」
王国騎士が前に出てきて言うと、門番が驚いた様に王国騎士に頭を下げている
イールス達は領主の館に到着すると、馬を下りて、イールスとクレオとリシアとロイド達と共に屋敷に入っていき、侍女の案内で部屋に通される
「御父様」
ノーリスが言う
「何が有ったが解らないが、クライベルトン子爵であるが何用だ? 王国騎士まで連れて…」
子爵がイールスを見て言う
「アーゼリアストリア王国出征軍、所属のイールスと申します。クライベルトン子爵様、以後お見知りおきして頂けたら幸いと思います」
イールスが丁寧に挨拶を始めると、子爵は少し驚いたような顔をしている
「隣国の軍の者が何用で?」
「クライゼント伯爵領を目指して進んでいましたが、ゴブリンの足跡を見付けてこちらに参りました。 ゴブリンとの交戦をしているのを見付けて手助けをしましたが… ゴブリンの状況に付いて教えて貰いたいとお願いに参りました」
イールスが笑顔で説明している
「ゴブリンと交戦!! ここまでゴブリンが来たのか… ノーリス何が有った?」
子爵の顔が険しくなりノーリスを見ている
ノーリスがゴブリンの事などを説明している
「イールス様、娘を助けて貰ったようだな… 感謝はするが… こちらも情報が無い… 王都の状況や何も… 息子もゴブリンとの戦いで負傷している」
子爵が悔しそうな顔をしている
「王都は健在です。 こちらの書簡を確認して下さい」
王国騎士が書簡を差し出すと、子爵が驚いた様に紋章を見てから、読み始める
(王都を救った英雄? ユリアリース王女様が呼んできた隣国の軍なのか? それも公爵家の悪口も… 連合軍の結成指示となると… 従うしか無いか… いくら疲弊していても)
「イールス将軍様、用向きは理解しました。 ただ、クライゼント伯爵家に向かう為に男爵領を通る必要が有ります。 橋が壊されて修繕が出来ていません」
子爵が説明をしている
「え! 橋が… それで道が… 有益な情報感謝申し上げます」
イールスが笑顔で言う
「軍はすぐに集めますが、主力が壊滅しております。 寄せ集めになりますが…」
子爵が申し訳なさそうに言う
「何故ですか?」
「援軍で向かった先で大敗をしてしまい、主力などは何とか戻りましたが、ほとんど寝込んでいます」
「怪我しているのですか!! それではすぐに案内を頼みます。 ポーションを沢山持ってきています」
「ポーションをお譲りして貰えるのですか? しかし、ポーションの対価をお支払しますが怪我が芳しくなく効果は無いと思われます」
子爵が困惑している
「兎に角案内をお願いします。共にゴブリンと戦って貰いたいです」
イールスが笑顔で言うと子爵が騎士を呼び出して案内をするように伝えて、イールス達は部屋を出ていく
「怪我人がいれば治療をするか… また多くの兵士がイールス様の元に参じるか」
王国騎士がイールスが出て行った扉を見て呟く
「イールス様の元に?」
「子爵様、イールス様がいなくなりましたのでお伝えします。 英雄イールス様は、50人でゴブリン数千相手に突撃をして、ゴブリンを殲滅する実力者です。 そして、怪我人にはポーションを与え共にゴブリンと戦う人達を集めています。 王都では多くの怪我人を無償で治療して国民の支持を得ています。 多くの騎士や民は英雄イールス様称えています………私もその一人です」
王国騎士がイールスの事を説明をしている
(そんなに凄いのか? そんな風には見えないが… 本当ならばこの戦いに希望の光になるだろう… )
イールスは案内された怪我人が集まる場所に入ると、一人づつ怪我の具合を見て次々とポーションを使い、治療して回る
「このポーションの効果… なんだ?」
怪我から回復した男がイールスの元にくる
「それは上級ポーションと万能薬です。麻痺と毒が有りましたから」
イールスが笑顔で説明する
「は? じょじょじょ上級ポーション!! 万能薬!!」
男が持っていた瓶を床に落として叫ぶ
「怪我が治って良かったですね」
イールスが笑顔で言うと、次の人の怪我の具合を見ている
「何を考えている… 対価はすぐに支払えないぞ…」
男がイールスを見て言う
「対価の話は後にしましょう、今は邪魔しないように… 感謝だけは忘れないように」
ロイドが間に入っている
「は? 邪魔しないように… 王国騎士団大隊長ケビンとして感謝はするが、配下の治療の対価も全て後で相談をしたいと思う…」
男が姿勢をただして言うと、ロイドが苦笑いする
(また大物が現れたのか? イールス様、どうするつもりですか?)
イールスが全員の治療を済ませると、騎士と話ながら次の場所に歩いていき、ケビンは何も言わずにその後を着いていく
全ての怪我人を治療すると、領主の館に戻り部屋に通される
「ノーリス様、こちらにも怪我人がいると伺って参りました」
イールスが頭を下げている
「イールス様、御兄様です… もう瀕死です」
ノーリスが涙目でイールスを見ている
「失礼致します」
イールスがベットの男の体を調べている
「ここまで酷いと… こっちかな?」
イールスが魔法の鞄から虹色の液体の瓶を取り出して、液体を少し掛けてから口に瓶を突っ込む
「ギャーーーーーーーー」
男が暫くしてから叫び続けて傷の包帯から蒸気があがっている
「まだ足らないか…これも追加かな?」
イールスが赤い液体の瓶を取り出して少し掛けてから、瓶を口に突っ込む
「ギャーーーーーーーーーー!!」
男が叫んで包帯から蒸気が上がっている
「お兄様に何を飲ませたのですか!! イールス様!!」
ノーリスが慌てたようにイールスを見て怒鳴る
「う! 動く?」
ベットの男が叫び終わり手を動かして驚いた様に呟く
「違和感は無いですか? もう1本必要ですか?」
イールスが笑顔で男を見ている
「え? もう1本?」
男がイールスを見上げている
侍女が慌てて男の包帯を取り、傷を確認している。ノーリスが目を見開いて見ている
「命を救われたようだが… 感謝します… 高価なポーションを御使用してくれたようですが…」
「怪我の具合が悪かったので、劣化版エリクサーを使いました。 後こちらが上級ポーションです。 治ったなら良かったです」
イールスが笑顔で言うと、ケビンが頭を抱えている
「は? エリクサー!! 」
男が驚いて叫ぶ
「エリクサー!!」
ノーリスも驚いて叫んでいる
「怪我が治って良かったです。 ゆっくり休んで体力を回復して下さいね」
イールスが笑顔で言うと、部屋を出ていこうとして、ケビンを見る
「治療風景を見させて貰ったが… 滅茶苦茶な使い方をするのだな… 普通対価を支払いきれないぞ…」
ケビンが頭を抱えたまま言う
「対価? 命よりも大切な物有りますか? 怪我が治って良かったです」
イールスが笑顔で言う
「そのポーションの価値は解っているのか? 上級ポーションなど、家宝物だ!! 金貨何十枚になるか解っているのか!! それをポンポン使うなんて何を企んでいる!!」
ケビンがイールスを見て怒鳴る
「ポーションは怪我を治すための物ですけど、下賤な身の未熟者の半人前が作ったものですから価値なんて無いです」
イールスが笑顔で言うと、ロイドが後ろで頭を押さえている
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