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第297話 王都へ
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クライゼント伯爵軍が合流して、ケビンの部隊が公爵家に一番近くに布陣すると、伯爵家の兵士達が畑の収穫や整備を始めている
10日ほど経ち、王都から使者が到着すると、主だった人が集まる
「ユリアリース女王陛下より、正式な通達になります。 バーゼリオカース公爵家より正式にゴブリンは討伐が完了したと連絡が有り、アーゼリアストリア王国出征軍には、王都に凱旋をするように… この地はしばらくケビン大隊長に任せ、伯爵軍はしばらく待機をするように………」
王国騎士が手紙を読んでから、アリーオとイールスとクライゼント伯爵にそれぞれ手紙を手渡している
「アーゼリアストリア王国出征軍総大将アリーオとして、要請に従います」
アリーオが頭を下げて言うと、イールスと伯爵も頭を下げている
「凱旋は大々的行い、それと同時にユリアリース女王陛下の即位式も行う事になっております。各家に対して王都に来るように、クライゼント伯爵様手配をお願いします」
王国騎士が笑顔で伯爵を見ていると、伯爵が同意している
イールス達は、王都に向かって順調に進み、王都が見えてくると、王国騎士の先導で王都に入り、多くの住民の熱烈な歓迎で出迎えられる。そして、イールス軍が入っていくと、住民達は一層大歓声をあげて、英雄イールス様万歳と連呼を続けている
各軍が野営地に入り、イールスはアリーオ達と共に王城に向かう。謁見の間に入ると、玉座に座るユリアリースとその横に立っているジークレン、更に多くの貴族達が並んでいる
「アーゼリアストリア王国出征軍総大将アリーオで御座います。 ユリアリース女王陛下、ゴブリンの征伐を終わらせて参上致しました」
アリーオが丁寧に挨拶をする
「総大将アリーオ様、民の安寧の回復本当に感謝申し上げます。 アーゼリアストリア国王陛下にも感謝の使者を送っております。 激しい戦いの数々感謝の言葉で尽くせないほど感謝しております」
ユリアリースが微笑みながら言うと、フライクルベルト子爵とレイクルスベルト子爵が少し驚いたようにしている
「イールス将軍様、国家滅亡の危機的な状況より逆転出来たのは、一重にイールス将軍様の軍の孤軍奮闘のお陰です。 既に多くの民もイールス将軍様の戦いの英雄譚を知り、多くの民が偉大なる救国の英雄イールス将軍様と称えております。 この事はアーゼリアストリア国王陛下にも感謝の使者を送りました…」
ユリアリースが満面の笑顔でイールスに感謝の言葉を伝えていると、多くの貴族がイールスを見ている
「イールス将軍様、まだ多くの地が荒廃しております。 しばらく再建に手を貸して欲しいと思っております。 総大将アリーオ様アーゼリアストリア国王陛下より返事が有るまでゆっくり骨休めをしてください」
イールスが何か言おうとすると、カシューが遮るように話し、笑みを浮かべてイールスを見ている
「長い戦いで兵士達も疲れております。 国王陛下よりの指示が有るまで待機致します」
アリーオが意外そうに頭を下げて言う。フライクルベルト子爵とレイクルスベルト子爵が苦笑いしている
(下賤な身の未熟者の半人前と言う前に止めた… 既になれていたのか? イールスに何も言う隙を与えない対応… 見習わないと…)
アリーオ達は謁見が終わると、王宮の1室に通されて、少し待機している。侍女が入ってくる
「イールス様、司書の方より魔導書の写しを渡したいとの事で、御案内致します」
侍女が微笑みながらイールスを見て言う
「ありがとうございますが、単独行動は問題になりますので、本日は御遠慮致します」
イールスが考えてから丁寧に返事を伝えている。侍女が驚きの余り目を見開いている
「イールス様、ユリアリース女王陛下はまだ会議に時間が掛かりますので、その間にお願いします。 アリーオ様、御許可をお願い申し上げます」
侍女が少し考えてから頭を下げる
「イールス、ここまで言われたら少し席を外しても良いのでは? 」
アリーオが考えてから言う
「何か憶測が広がっても申し訳ないので、お断り致します。 受け取るならば、こちらでお願い申し上げます」
イールスがアリーオを見てから侍女を見て言うと、侍女が困った様にしてから、部屋を出ていく
侍女達が再び部屋に入ってくる
「イールス様、こちらが御約束の魔導書になります。 イールス様に司書より御内密な話が有りますので、御案内致します… この件は病床に伏せっている王妃様の指示になります… ユリアリース女王陛下にも内密になっております」
侍女が頭を下げている
「イールス、伺った方が良いだろう」
アリーオの顔が引き攣りながら言うと、フライクルベルト子爵とレイクルスベルト子爵が頷いている
「アリーオ様、フライクルベルト子爵様、レイクルスベルト子爵様、大変申し訳ありませんが席を外します」
イールスが丁寧に頭を下げて侍女の案内で部屋を出ていく
一つの部屋に案内で入り、女性を見てイールスは少し驚いたようにしてから頭を下げている
「王妃様、本日もお美しいお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
イールスが丁寧に挨拶をする
「一目で解ったのですね… 変装は無駄でしたか?」
王妃が微笑みながらイールスを見ている
「大変驚いております」
イールスが頭を下げたまま言う
「お座り下さい、御転婆な娘を救ってもらった母親として挨拶をしているので、無礼など思わないようにしてくださいね」
王妃が微笑みながらイールスを見ている。イールスが少し苦笑いしてからソファーに座り、少し雑談をしている
やっぱり司書で無かったか… 無礼を働いてなくて良かった…
10日ほど経ち、王都から使者が到着すると、主だった人が集まる
「ユリアリース女王陛下より、正式な通達になります。 バーゼリオカース公爵家より正式にゴブリンは討伐が完了したと連絡が有り、アーゼリアストリア王国出征軍には、王都に凱旋をするように… この地はしばらくケビン大隊長に任せ、伯爵軍はしばらく待機をするように………」
王国騎士が手紙を読んでから、アリーオとイールスとクライゼント伯爵にそれぞれ手紙を手渡している
「アーゼリアストリア王国出征軍総大将アリーオとして、要請に従います」
アリーオが頭を下げて言うと、イールスと伯爵も頭を下げている
「凱旋は大々的行い、それと同時にユリアリース女王陛下の即位式も行う事になっております。各家に対して王都に来るように、クライゼント伯爵様手配をお願いします」
王国騎士が笑顔で伯爵を見ていると、伯爵が同意している
イールス達は、王都に向かって順調に進み、王都が見えてくると、王国騎士の先導で王都に入り、多くの住民の熱烈な歓迎で出迎えられる。そして、イールス軍が入っていくと、住民達は一層大歓声をあげて、英雄イールス様万歳と連呼を続けている
各軍が野営地に入り、イールスはアリーオ達と共に王城に向かう。謁見の間に入ると、玉座に座るユリアリースとその横に立っているジークレン、更に多くの貴族達が並んでいる
「アーゼリアストリア王国出征軍総大将アリーオで御座います。 ユリアリース女王陛下、ゴブリンの征伐を終わらせて参上致しました」
アリーオが丁寧に挨拶をする
「総大将アリーオ様、民の安寧の回復本当に感謝申し上げます。 アーゼリアストリア国王陛下にも感謝の使者を送っております。 激しい戦いの数々感謝の言葉で尽くせないほど感謝しております」
ユリアリースが微笑みながら言うと、フライクルベルト子爵とレイクルスベルト子爵が少し驚いたようにしている
「イールス将軍様、国家滅亡の危機的な状況より逆転出来たのは、一重にイールス将軍様の軍の孤軍奮闘のお陰です。 既に多くの民もイールス将軍様の戦いの英雄譚を知り、多くの民が偉大なる救国の英雄イールス将軍様と称えております。 この事はアーゼリアストリア国王陛下にも感謝の使者を送りました…」
ユリアリースが満面の笑顔でイールスに感謝の言葉を伝えていると、多くの貴族がイールスを見ている
「イールス将軍様、まだ多くの地が荒廃しております。 しばらく再建に手を貸して欲しいと思っております。 総大将アリーオ様アーゼリアストリア国王陛下より返事が有るまでゆっくり骨休めをしてください」
イールスが何か言おうとすると、カシューが遮るように話し、笑みを浮かべてイールスを見ている
「長い戦いで兵士達も疲れております。 国王陛下よりの指示が有るまで待機致します」
アリーオが意外そうに頭を下げて言う。フライクルベルト子爵とレイクルスベルト子爵が苦笑いしている
(下賤な身の未熟者の半人前と言う前に止めた… 既になれていたのか? イールスに何も言う隙を与えない対応… 見習わないと…)
アリーオ達は謁見が終わると、王宮の1室に通されて、少し待機している。侍女が入ってくる
「イールス様、司書の方より魔導書の写しを渡したいとの事で、御案内致します」
侍女が微笑みながらイールスを見て言う
「ありがとうございますが、単独行動は問題になりますので、本日は御遠慮致します」
イールスが考えてから丁寧に返事を伝えている。侍女が驚きの余り目を見開いている
「イールス様、ユリアリース女王陛下はまだ会議に時間が掛かりますので、その間にお願いします。 アリーオ様、御許可をお願い申し上げます」
侍女が少し考えてから頭を下げる
「イールス、ここまで言われたら少し席を外しても良いのでは? 」
アリーオが考えてから言う
「何か憶測が広がっても申し訳ないので、お断り致します。 受け取るならば、こちらでお願い申し上げます」
イールスがアリーオを見てから侍女を見て言うと、侍女が困った様にしてから、部屋を出ていく
侍女達が再び部屋に入ってくる
「イールス様、こちらが御約束の魔導書になります。 イールス様に司書より御内密な話が有りますので、御案内致します… この件は病床に伏せっている王妃様の指示になります… ユリアリース女王陛下にも内密になっております」
侍女が頭を下げている
「イールス、伺った方が良いだろう」
アリーオの顔が引き攣りながら言うと、フライクルベルト子爵とレイクルスベルト子爵が頷いている
「アリーオ様、フライクルベルト子爵様、レイクルスベルト子爵様、大変申し訳ありませんが席を外します」
イールスが丁寧に頭を下げて侍女の案内で部屋を出ていく
一つの部屋に案内で入り、女性を見てイールスは少し驚いたようにしてから頭を下げている
「王妃様、本日もお美しいお姿を拝見できて本当に嬉しく思います」
イールスが丁寧に挨拶をする
「一目で解ったのですね… 変装は無駄でしたか?」
王妃が微笑みながらイールスを見ている
「大変驚いております」
イールスが頭を下げたまま言う
「お座り下さい、御転婆な娘を救ってもらった母親として挨拶をしているので、無礼など思わないようにしてくださいね」
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