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第332話 話し合い 後編
国王達の相談が続き、国王と公爵が部屋を出ていくと、イールスが帰ろうとする
「イールス、リシリアの事は頼むが… 何か欲しい物は無いか?」
王太子が疲れたようにイールスを見ている
「欲しい物ですか?… 1つだけ紹介が欲しいです」
イールスが思い出したように王太子を見ている
「爵位が欲しいか?」
「爵位なんて必要有りません… 屋敷を1つ紹介をして欲しいです。 流石に調べられて知られると学ばせて貰っている家に申し訳ないので…」
イールスが苦笑いして説明している。王太子妃が笑い始めている
(必要ですね、英雄として称えられたら、多くの家の者が側室に送り込みたくなりますね… リシリアさんの為にも屋敷の1つぐらい用意しましょう)
「国家機密を守る為か… これだけ有名になれば必要だな… 空いている屋敷を紹介できるか? バウルトリア師」
王太子が笑顔で言う
「王家預かりの屋敷ならいくつかあります… 借金返済の為に1つ用意させますが…」
バウルトリアが考えながらイールスを見ている
「ありがとうございます。 リゼッタさんに門番をして貰います」
イールスが笑顔で言う
「猛獣が門番か… 誰も近付けないだろう… 良い判断だな… イールス軍の義勇兵も少しぐらい雇って警備をして貰えれば良いが…」
バウルトリアが苦笑いすると、王太子が笑っている
「令嬢が集まって大変な事にならない様にできるでしょう」
王妃が笑いながら言う
「もう1つ忘れていました!! この手紙を国王陛下に渡すのを…」
イールスが手紙を出している
「この手紙はイールスとイールスの家と国王陛下宛に? 王妃様よりの手紙?」
王妃が受け取り宛名を見ている
「面倒事なので捨てて構わないです」
イールスが笑顔で言う
「内容を知っているのですか?」
王妃が考えながらイールスを見ている
「面倒事です」
イールスが苦笑いしていると、王妃が手紙を読み始めている
「とんでもない外交問題ですね… イールスの親族か王族からジークレン王子に嫁ぐ者を用意して欲しいとは… 政略結婚の申し入れとは… それも2人でも構わないとは… 王族不足と領地が余っている為とは… イールスの子供に領地の譲渡も決まっているとは…」
王妃が頭を押さえながら言うと、王太子に手紙を渡している
「次期王妃をイールスに選定を任せたのか? イールスの事が欲しいのか?」
王太子が苦笑いしている
「年齢から候補はイールスの妹とメーリアリーゼですね… 2人でも良いと言われても… 王妃教育も必要になりますね… ジークレン王子の性格も気になります」
王妃が苦笑いしている
「ジークレン様の性格ならばホーク様に聞いて下さい。 家庭教師をさせていましたから」
イールスが笑顔で説明している
「ホーク… 家庭教師の仕事はイールスの家庭教師をしっかりしてからやれーーーー!」
セーレンが急に大声をあげている
「喜んでやってました! ジークと言う貴族としか言ってませんでしたが… 家庭教師が出来ると… リシリアそうだったよね」
イールスが笑顔で説明をしている
「はい! 兄様、少し教えようとしたら、ホーク様が必死にメモを取って、その先を必死に勉強して教えていました」
リシリアも満面の笑顔で説明している
「ホーク何をしているのだ… 余計な事は教えてないよな…」
バウルトリアが頭を押さえている
「ユリアリース女王陛下が暴走してもジークレン様が止めてくれます」
イールスが笑顔で説明している
「兄様を尊敬して国民を導ける王になると宣言していました。 町中にも出て国民の生活も何度か見て回っていました。 屋台で一緒に串焼きも食べました…」
リシリアが満面の笑顔で説明している。王妃が嬉しそうにリシリアを見ている
(イールスに預けられた時と大違いで幸せそうな笑顔で安心します。 イールスに良くして貰っているのですね… イールスを王族に取り込めそうで安心しますね… 争奪戦も激化しなくて済みそうですね… ユリアリース女王の今後が問題になりそうですが…)
ヘルクドールが部屋に入ってきて、挨拶をしてから、イールスの横に座る
「まだ国王陛下に渡してませんが、イールスが預かってきた手紙の内容が、内容ですのでレズムード伯爵として準備をするように」
王太子がヘルクドールを見て言うと、バウルトリア達もヘルクドールを見ている
「何を準備をすればよろしいのですか?」
ヘルクドールがイールスを見てから王太子を見て言う
「簡単に言うとメーリアリーゼと共に隣国の王家に嫁ぐ事になると言う事だ! 確かメーリアリーゼと歳が近い令嬢がいたな!」
バウルトリアがヘルクドールを見て言う
「は? 政略結婚ですか!!」
ヘルクドールが驚いて声をあげる
「約束はして無いようだが、破格の政略結婚の条件だと思われる… 狙いはイールスに気軽に来て欲しいと言う事だろうが… クリストファーの報告では、ユリアリース女王陛下が公式の場でイールスに王配として国を導いて欲しいと言って、イールスが断って重臣達も落胆していると報告が来ている」
バウルトリアが苦笑いしながらイールスを見て言う
「冒険者になって旅に出ますから、無理です」
イールスが笑顔で言うと、ヘルクドールが苦笑いしている
「イールス争奪戦の為にこの政略結婚まで出してくるなんて… 相当手強いぞ… イールスの腹違いの妹でも教育を確りしないと大変な事になるぞ! イールスの所為でも有るが…」
バウルトリアがヘルクドールを見て言うと、ヘルクドールが頭を抱え始める
(イールスの所為で政略結婚? それも王女様と一緒に… 隣国の王家に… 領地でのんびりさせていたら、とんでもない事になるぞ… イールスに対して尊敬もしてなければ、孤立するな… これまでの教育が教育だから… どうすればーーーーー どうするか? イールスとんでもない問題を持って帰ってくるなーーーーーーーーーー! すぐに教育しないと… アーメリアに任せるのか? )
ヘルクドールが頭を抱えたままで泣きそうになっている
「ついでに大問題が発生している。 まだ国家機密だが、イールスが公爵にトドメを討って公爵は隠居が決まったぞ… 公爵家の派閥は壊滅だな…」
王太子が苦笑いしながらヘルクドールを見ている
「は? あの公爵が!!」
ヘルクドールが驚いて顔をあげる
「隷属魔法の虚偽申請にリシリア虐待の事実… リシリアの出生の秘密の暴露で国王陛下と公爵は責任問題になるぞ… リシリア王女の存在も大問題だが… 責任を取って貰わないと困るな… 」
王太子がヘルクドールを見ている
「王女!!」
「ふふふ、秘密にするのは良いですが、数十年間隠された妹の存在を機密にして許さないですね… 嫌味を言い続けなければ… 王位継承問題に発展もしてもおかしく無い状況ですから… イールスに野心が無くて済んでいますが、本来なら大問題になりますね… レズムード伯爵も気を付けなさいね」
王妃が笑みを浮かべている。ヘルクドールが助けを求めるようにセーレンを見ている
「簡単に説明をすると、リシリア様の母親が前国王陛下が侍女に生ませた娘だと言うことです。 それも公爵家に預けていたにも関わらず、リシリアを生ませて、更に虐待の事実も有りましたから… 公爵は監理が出来てない事を晒し、イールスの取り込みに失敗した上、リシリアの存在が明るみに出ると、王位継承問題にもなります。 それに王家を救った英雄の1人ですから… もう軟禁も幽閉も出来ないですね… 」
セーレンが理解してないヘルクドールに説明をしている。ヘルクドールが頭を抱えて泣きそうになっている
(イールス、なんて事にしているんだ!! 後始末どうすれば良いのか? リシリアと引き離せるのか? そもそもリシリアが王女様となると… 屋敷で自由にさせて良いのか? イールスと迷宮に自由に行かせて良いのか? 護衛はどうする? 命を狙われたらどうする? 争奪戦が激化してリシリアに危害が及べば… 王妃様が激怒するのか… イールス帰って早々に大問題ばかり起こすなーーーーーーー! 帰ってくる前から大問題を作りすぎるなーーーーーーー! 誰かどうしたら良いか教えてくれーーーーーーーーーー)
「イールス、リシリアの事は頼むが… 何か欲しい物は無いか?」
王太子が疲れたようにイールスを見ている
「欲しい物ですか?… 1つだけ紹介が欲しいです」
イールスが思い出したように王太子を見ている
「爵位が欲しいか?」
「爵位なんて必要有りません… 屋敷を1つ紹介をして欲しいです。 流石に調べられて知られると学ばせて貰っている家に申し訳ないので…」
イールスが苦笑いして説明している。王太子妃が笑い始めている
(必要ですね、英雄として称えられたら、多くの家の者が側室に送り込みたくなりますね… リシリアさんの為にも屋敷の1つぐらい用意しましょう)
「国家機密を守る為か… これだけ有名になれば必要だな… 空いている屋敷を紹介できるか? バウルトリア師」
王太子が笑顔で言う
「王家預かりの屋敷ならいくつかあります… 借金返済の為に1つ用意させますが…」
バウルトリアが考えながらイールスを見ている
「ありがとうございます。 リゼッタさんに門番をして貰います」
イールスが笑顔で言う
「猛獣が門番か… 誰も近付けないだろう… 良い判断だな… イールス軍の義勇兵も少しぐらい雇って警備をして貰えれば良いが…」
バウルトリアが苦笑いすると、王太子が笑っている
「令嬢が集まって大変な事にならない様にできるでしょう」
王妃が笑いながら言う
「もう1つ忘れていました!! この手紙を国王陛下に渡すのを…」
イールスが手紙を出している
「この手紙はイールスとイールスの家と国王陛下宛に? 王妃様よりの手紙?」
王妃が受け取り宛名を見ている
「面倒事なので捨てて構わないです」
イールスが笑顔で言う
「内容を知っているのですか?」
王妃が考えながらイールスを見ている
「面倒事です」
イールスが苦笑いしていると、王妃が手紙を読み始めている
「とんでもない外交問題ですね… イールスの親族か王族からジークレン王子に嫁ぐ者を用意して欲しいとは… 政略結婚の申し入れとは… それも2人でも構わないとは… 王族不足と領地が余っている為とは… イールスの子供に領地の譲渡も決まっているとは…」
王妃が頭を押さえながら言うと、王太子に手紙を渡している
「次期王妃をイールスに選定を任せたのか? イールスの事が欲しいのか?」
王太子が苦笑いしている
「年齢から候補はイールスの妹とメーリアリーゼですね… 2人でも良いと言われても… 王妃教育も必要になりますね… ジークレン王子の性格も気になります」
王妃が苦笑いしている
「ジークレン様の性格ならばホーク様に聞いて下さい。 家庭教師をさせていましたから」
イールスが笑顔で説明している
「ホーク… 家庭教師の仕事はイールスの家庭教師をしっかりしてからやれーーーー!」
セーレンが急に大声をあげている
「喜んでやってました! ジークと言う貴族としか言ってませんでしたが… 家庭教師が出来ると… リシリアそうだったよね」
イールスが笑顔で説明をしている
「はい! 兄様、少し教えようとしたら、ホーク様が必死にメモを取って、その先を必死に勉強して教えていました」
リシリアも満面の笑顔で説明している
「ホーク何をしているのだ… 余計な事は教えてないよな…」
バウルトリアが頭を押さえている
「ユリアリース女王陛下が暴走してもジークレン様が止めてくれます」
イールスが笑顔で説明している
「兄様を尊敬して国民を導ける王になると宣言していました。 町中にも出て国民の生活も何度か見て回っていました。 屋台で一緒に串焼きも食べました…」
リシリアが満面の笑顔で説明している。王妃が嬉しそうにリシリアを見ている
(イールスに預けられた時と大違いで幸せそうな笑顔で安心します。 イールスに良くして貰っているのですね… イールスを王族に取り込めそうで安心しますね… 争奪戦も激化しなくて済みそうですね… ユリアリース女王の今後が問題になりそうですが…)
ヘルクドールが部屋に入ってきて、挨拶をしてから、イールスの横に座る
「まだ国王陛下に渡してませんが、イールスが預かってきた手紙の内容が、内容ですのでレズムード伯爵として準備をするように」
王太子がヘルクドールを見て言うと、バウルトリア達もヘルクドールを見ている
「何を準備をすればよろしいのですか?」
ヘルクドールがイールスを見てから王太子を見て言う
「簡単に言うとメーリアリーゼと共に隣国の王家に嫁ぐ事になると言う事だ! 確かメーリアリーゼと歳が近い令嬢がいたな!」
バウルトリアがヘルクドールを見て言う
「は? 政略結婚ですか!!」
ヘルクドールが驚いて声をあげる
「約束はして無いようだが、破格の政略結婚の条件だと思われる… 狙いはイールスに気軽に来て欲しいと言う事だろうが… クリストファーの報告では、ユリアリース女王陛下が公式の場でイールスに王配として国を導いて欲しいと言って、イールスが断って重臣達も落胆していると報告が来ている」
バウルトリアが苦笑いしながらイールスを見て言う
「冒険者になって旅に出ますから、無理です」
イールスが笑顔で言うと、ヘルクドールが苦笑いしている
「イールス争奪戦の為にこの政略結婚まで出してくるなんて… 相当手強いぞ… イールスの腹違いの妹でも教育を確りしないと大変な事になるぞ! イールスの所為でも有るが…」
バウルトリアがヘルクドールを見て言うと、ヘルクドールが頭を抱え始める
(イールスの所為で政略結婚? それも王女様と一緒に… 隣国の王家に… 領地でのんびりさせていたら、とんでもない事になるぞ… イールスに対して尊敬もしてなければ、孤立するな… これまでの教育が教育だから… どうすればーーーーー どうするか? イールスとんでもない問題を持って帰ってくるなーーーーーーーーーー! すぐに教育しないと… アーメリアに任せるのか? )
ヘルクドールが頭を抱えたままで泣きそうになっている
「ついでに大問題が発生している。 まだ国家機密だが、イールスが公爵にトドメを討って公爵は隠居が決まったぞ… 公爵家の派閥は壊滅だな…」
王太子が苦笑いしながらヘルクドールを見ている
「は? あの公爵が!!」
ヘルクドールが驚いて顔をあげる
「隷属魔法の虚偽申請にリシリア虐待の事実… リシリアの出生の秘密の暴露で国王陛下と公爵は責任問題になるぞ… リシリア王女の存在も大問題だが… 責任を取って貰わないと困るな… 」
王太子がヘルクドールを見ている
「王女!!」
「ふふふ、秘密にするのは良いですが、数十年間隠された妹の存在を機密にして許さないですね… 嫌味を言い続けなければ… 王位継承問題に発展もしてもおかしく無い状況ですから… イールスに野心が無くて済んでいますが、本来なら大問題になりますね… レズムード伯爵も気を付けなさいね」
王妃が笑みを浮かべている。ヘルクドールが助けを求めるようにセーレンを見ている
「簡単に説明をすると、リシリア様の母親が前国王陛下が侍女に生ませた娘だと言うことです。 それも公爵家に預けていたにも関わらず、リシリアを生ませて、更に虐待の事実も有りましたから… 公爵は監理が出来てない事を晒し、イールスの取り込みに失敗した上、リシリアの存在が明るみに出ると、王位継承問題にもなります。 それに王家を救った英雄の1人ですから… もう軟禁も幽閉も出来ないですね… 」
セーレンが理解してないヘルクドールに説明をしている。ヘルクドールが頭を抱えて泣きそうになっている
(イールス、なんて事にしているんだ!! 後始末どうすれば良いのか? リシリアと引き離せるのか? そもそもリシリアが王女様となると… 屋敷で自由にさせて良いのか? イールスと迷宮に自由に行かせて良いのか? 護衛はどうする? 命を狙われたらどうする? 争奪戦が激化してリシリアに危害が及べば… 王妃様が激怒するのか… イールス帰って早々に大問題ばかり起こすなーーーーーーー! 帰ってくる前から大問題を作りすぎるなーーーーーーー! 誰かどうしたら良いか教えてくれーーーーーーーーーー)
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