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犯人、捜す
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「え、犯人を捜す?何言ってんだよ。どうやって捜すっていうんだよ。警察だってまだ見つけられてないんだぞ。」
「大丈夫よ、わたしなら見つけられる。警察より頭がいいもの。」
不遜な顔でそう言い切っためぐみは、すっかりいつものめぐみだった。
状況は何ひとつ変わっていないけれど、自分に絶対の自信を持って常に上から目線のいつものめぐみを見たら、なんとかなるのではないかと思えてくる。
思えば昔からそうだった。何か困ったことが起きても、めぐみはいつも飄々としながら優馬には思いつきもしない方法で解決して見せた。めぐみなら今回のこともあっという間に解決して見せて、またいつも通りのつまらない日常に戻すことができるかもしれない。
「でも、どうやって犯人を捜すんだ?なんの手がかりもないんだぞ。」
あるといったらめぐみの部屋に転がっている死体ぐらいだが、顔も見たことがない男だ。
そこでハッと気づく。
「てか、犯人を捜すよりまずこの死体だろ!どうするんだよ。このまま放って置くわけにもいかないだろ。」
たとえ犯人を見つけられたとしても、死体があると知っていながら何日も放置していたとなれば問題だ。
そして今は夏だ。このままにしておけば近日中に異臭騒ぎが起こるのは目に見えていた。
「問題ないわ。今日中に犯人を見つけて警察に突き出せばいいのよ。死体は夜見つけたことにすればいいわ。」
そんなことは大した問題ではないとばかりにめぐみは軽く言ってのけた。
これには優馬も開いた口が塞がらなかった。開いた口が塞がらないとはこういう事かと思い知った。
「何よ、いかにもバカみたいな顔して。顔だけでも澄ましてた方がいいわよ。人間ギャップが大事なんだから。」
本当にすっかりいつものめぐみだ。慌てて電話を掛けて来たときの方が可愛かったなと優馬は思った。
「それに、手がかりならあるわ。」
馬鹿にされて落ち込んでいた優馬に向かってめぐみが言った。
「あの死体よ。」
「え、だってさっきは見たこともないって言ってたじゃないか。」
「確かにさっきは知らない男だと思ったわ。でもいきなり死体を見て動揺していたから、ちゃんとは見ていないの。じっくり見たら、きっと分かると思うわ。」
あの死体を知っている人だと思い込んでいるめぐみが、優馬には理解できなかった。
「なんで知り合いだと思うんだよ。全然知らない人かもしれないだろ。そしたら手がかりなんてないよ。」
「いいえ、私が彼を知っている可能性は高いわ。なぜなら今までの事件の被害者は全員、第一発見者と面識があるんだもの。だから私の部屋に死体を放り込んだ以上、あの死体は私と関係のある人間であるはずよ。」
そう言ってめぐみは部屋へ死体を確認するために歩き出した。
(なるほど)
納得しながら優馬もその後を追った。
ガチャッ。ドアを開けて部屋に入る。
もう一度死体の傍まで行き、今度はじっくりと死んでいる男の顔を観察する。
しかしうつ伏せで倒れているために顔がよく見えない。
「ねえ優馬、この人の顔がよく見えるように動かしてくれない?」
「えっ!」
いきなりのお願いに優馬は焦って拒否した。
「やだよ!死体に触るなんて!」
「お願いよ。顔が分からなければ何も進まないのよ。私を助けると思って。」
そう言われれば優馬が断れないのをめぐみはよくわかっている。
優馬はおそるおそる死んでいる男のもとに近づき、力を込めて男の体を反転させた。男の体が上向きになり、顔を正面から見えるようになった。
男の顔をじっと見つめためぐみは、次の瞬間ハッとした。
「わたし、やっぱりこの男知っているわ。」
「え、誰なんだよ。」
「よくバイト先に来ていた人よ。」
めぐみは一度見たら人の顔をほとんど忘れない。しかしそんなめぐみでなくても、週に1、2回の頻度でハンバーガーを買いに来る常連なら町中で会っても気づくだろう。
「つまり犯人は、私がハンバーガー屋でバイトしているのを知っていて、そこにこの男が通っていたことも知っている人間ということになるわね。」
「えー、どうやってそんなこと知るっていうんだよ。」優馬が眉間にしわを寄せてめぐみに問いかけた。
「バカね、つまり犯人もあの店に何度も通っているってことよ。」
めぐみは優馬にも分かるようにかみ砕いて説明した。
「私があそこでバイトしているのは1度来れば分かるけど、この男が常連でお店に何度も来ているってことは、犯人も何度も来ている人でないと分からないわ。そしてこの男がハンバーガーを買いに来るのは決まって12時すぎだったから、犯人も同じ時間帯に来ていたと考えるべきね。」
「ああ!なるほど!」
「さらにいつもお昼どきに来ていたってことは、店の近くの会社で働いていた可能性が高いわね。この人いつもスーツだったし。いつも忙しそうにしていたからそれなりに多忙な仕事だったんじゃないかしら。」
どんどんと男の情報を予想して話すめぐみに優馬は置いて行かれないように必死だった。
「それでも情報が足りないわね。ちょっと失礼するわね。」
そう言いながらめぐみは男の体を弄り始めた。
「お、おい何してるんだよ。」優馬が驚きながらめぐみを止めようとする。
「決まっているでしょ。財布や携帯でもあれば情報の塊なんだから捜しているのよ。あっと、みっけ。」
めぐみは分厚い黒い財布を手にしていた。中にはぎっしりカード類が入れられている。お札は数えるほどもなかったが。その中の一枚、免許書を取り出した。
男の名前は、菊池友也(30)。住所はめぐみの家からさほど遠くなく、電車で2駅のところだった。他のカード類も一通り見終わってから、めぐみは立ち上がって優馬の方に向き直った。
「家に行きましょう。」
「えっ、俺の?」
この男はつくづくバカだなと思い、めぐみは深いため息を吐いた。
「今さらあなたの家になんて興味ないわよ。この男、菊池さんの家よ。」
めぐみがそう言ってから行動は早かった。優馬と共に自宅を出て鍵を閉め、駅に向かって歩き出した。駅に向かいながら、優馬はぽつりとめぐみに言った。
「なんか、大変なことになっちゃったな。まだ現実じゃないみたいだよ。」
めぐみも優馬の方を見ながら頷いた。
「ほんとにね。家のドアを開けるまではいつもの日常だったのに。きっとこれまでの第一発見者もこんな気持ちだったんでしょうね。」
優馬はぷっと笑った。
「いや、こんなに前向きな奴は今までいなかったと思うぞ。犯人を捜しだそうなんて言うやつお前くらいだよ。」
「ふふっ、そうかもね。わたしって意外と前向きだし向上心もある人間なのかも。」
「向上心?なんだよそれ。それはないだろ。」
「そうね、それはないわ。」
死体を見つけた後とは思えないくらいいつも通りの会話をしながら二人は駅まで歩いた。めぐみがこれほど前向きでいれるのは、優馬の存在がかなり大きかった。呑気でバカな優馬といることで、めぐみはいつも通りの冷静で落ち着いた自分でいられた。
「優馬、付き合ってくれてありがとね。」
「何言ってんだよ、ここまで来て知らない振りできないでしょ。」
少し照れながらぶっきらぼうに言う優馬に、めぐみは小さく微笑んだ。
めぐみの家の最寄り駅から2駅、そこから10分ほど歩いたところに菊池の家はあった。3階建てのアパートで、築20年といったところだろうか。所々が錆びついている少しくたびれたアパートだった。
「来たはいいけど、どうやって部屋に入るんだよ。鍵なかったんだろ。」
そう、財布を見つけた後ほかにも何かないかと探したが、家の鍵や携帯といったものは身に着けていなかったため、めぐみ達は菊池の家に入る術を持っていなかった。
「簡単よ。堂々としていればいいのよ。」
ニコッと笑っためぐみは、ずんずんと1階の管理人室に向かって行った。
ピンポーン。
「大丈夫よ、わたしなら見つけられる。警察より頭がいいもの。」
不遜な顔でそう言い切っためぐみは、すっかりいつものめぐみだった。
状況は何ひとつ変わっていないけれど、自分に絶対の自信を持って常に上から目線のいつものめぐみを見たら、なんとかなるのではないかと思えてくる。
思えば昔からそうだった。何か困ったことが起きても、めぐみはいつも飄々としながら優馬には思いつきもしない方法で解決して見せた。めぐみなら今回のこともあっという間に解決して見せて、またいつも通りのつまらない日常に戻すことができるかもしれない。
「でも、どうやって犯人を捜すんだ?なんの手がかりもないんだぞ。」
あるといったらめぐみの部屋に転がっている死体ぐらいだが、顔も見たことがない男だ。
そこでハッと気づく。
「てか、犯人を捜すよりまずこの死体だろ!どうするんだよ。このまま放って置くわけにもいかないだろ。」
たとえ犯人を見つけられたとしても、死体があると知っていながら何日も放置していたとなれば問題だ。
そして今は夏だ。このままにしておけば近日中に異臭騒ぎが起こるのは目に見えていた。
「問題ないわ。今日中に犯人を見つけて警察に突き出せばいいのよ。死体は夜見つけたことにすればいいわ。」
そんなことは大した問題ではないとばかりにめぐみは軽く言ってのけた。
これには優馬も開いた口が塞がらなかった。開いた口が塞がらないとはこういう事かと思い知った。
「何よ、いかにもバカみたいな顔して。顔だけでも澄ましてた方がいいわよ。人間ギャップが大事なんだから。」
本当にすっかりいつものめぐみだ。慌てて電話を掛けて来たときの方が可愛かったなと優馬は思った。
「それに、手がかりならあるわ。」
馬鹿にされて落ち込んでいた優馬に向かってめぐみが言った。
「あの死体よ。」
「え、だってさっきは見たこともないって言ってたじゃないか。」
「確かにさっきは知らない男だと思ったわ。でもいきなり死体を見て動揺していたから、ちゃんとは見ていないの。じっくり見たら、きっと分かると思うわ。」
あの死体を知っている人だと思い込んでいるめぐみが、優馬には理解できなかった。
「なんで知り合いだと思うんだよ。全然知らない人かもしれないだろ。そしたら手がかりなんてないよ。」
「いいえ、私が彼を知っている可能性は高いわ。なぜなら今までの事件の被害者は全員、第一発見者と面識があるんだもの。だから私の部屋に死体を放り込んだ以上、あの死体は私と関係のある人間であるはずよ。」
そう言ってめぐみは部屋へ死体を確認するために歩き出した。
(なるほど)
納得しながら優馬もその後を追った。
ガチャッ。ドアを開けて部屋に入る。
もう一度死体の傍まで行き、今度はじっくりと死んでいる男の顔を観察する。
しかしうつ伏せで倒れているために顔がよく見えない。
「ねえ優馬、この人の顔がよく見えるように動かしてくれない?」
「えっ!」
いきなりのお願いに優馬は焦って拒否した。
「やだよ!死体に触るなんて!」
「お願いよ。顔が分からなければ何も進まないのよ。私を助けると思って。」
そう言われれば優馬が断れないのをめぐみはよくわかっている。
優馬はおそるおそる死んでいる男のもとに近づき、力を込めて男の体を反転させた。男の体が上向きになり、顔を正面から見えるようになった。
男の顔をじっと見つめためぐみは、次の瞬間ハッとした。
「わたし、やっぱりこの男知っているわ。」
「え、誰なんだよ。」
「よくバイト先に来ていた人よ。」
めぐみは一度見たら人の顔をほとんど忘れない。しかしそんなめぐみでなくても、週に1、2回の頻度でハンバーガーを買いに来る常連なら町中で会っても気づくだろう。
「つまり犯人は、私がハンバーガー屋でバイトしているのを知っていて、そこにこの男が通っていたことも知っている人間ということになるわね。」
「えー、どうやってそんなこと知るっていうんだよ。」優馬が眉間にしわを寄せてめぐみに問いかけた。
「バカね、つまり犯人もあの店に何度も通っているってことよ。」
めぐみは優馬にも分かるようにかみ砕いて説明した。
「私があそこでバイトしているのは1度来れば分かるけど、この男が常連でお店に何度も来ているってことは、犯人も何度も来ている人でないと分からないわ。そしてこの男がハンバーガーを買いに来るのは決まって12時すぎだったから、犯人も同じ時間帯に来ていたと考えるべきね。」
「ああ!なるほど!」
「さらにいつもお昼どきに来ていたってことは、店の近くの会社で働いていた可能性が高いわね。この人いつもスーツだったし。いつも忙しそうにしていたからそれなりに多忙な仕事だったんじゃないかしら。」
どんどんと男の情報を予想して話すめぐみに優馬は置いて行かれないように必死だった。
「それでも情報が足りないわね。ちょっと失礼するわね。」
そう言いながらめぐみは男の体を弄り始めた。
「お、おい何してるんだよ。」優馬が驚きながらめぐみを止めようとする。
「決まっているでしょ。財布や携帯でもあれば情報の塊なんだから捜しているのよ。あっと、みっけ。」
めぐみは分厚い黒い財布を手にしていた。中にはぎっしりカード類が入れられている。お札は数えるほどもなかったが。その中の一枚、免許書を取り出した。
男の名前は、菊池友也(30)。住所はめぐみの家からさほど遠くなく、電車で2駅のところだった。他のカード類も一通り見終わってから、めぐみは立ち上がって優馬の方に向き直った。
「家に行きましょう。」
「えっ、俺の?」
この男はつくづくバカだなと思い、めぐみは深いため息を吐いた。
「今さらあなたの家になんて興味ないわよ。この男、菊池さんの家よ。」
めぐみがそう言ってから行動は早かった。優馬と共に自宅を出て鍵を閉め、駅に向かって歩き出した。駅に向かいながら、優馬はぽつりとめぐみに言った。
「なんか、大変なことになっちゃったな。まだ現実じゃないみたいだよ。」
めぐみも優馬の方を見ながら頷いた。
「ほんとにね。家のドアを開けるまではいつもの日常だったのに。きっとこれまでの第一発見者もこんな気持ちだったんでしょうね。」
優馬はぷっと笑った。
「いや、こんなに前向きな奴は今までいなかったと思うぞ。犯人を捜しだそうなんて言うやつお前くらいだよ。」
「ふふっ、そうかもね。わたしって意外と前向きだし向上心もある人間なのかも。」
「向上心?なんだよそれ。それはないだろ。」
「そうね、それはないわ。」
死体を見つけた後とは思えないくらいいつも通りの会話をしながら二人は駅まで歩いた。めぐみがこれほど前向きでいれるのは、優馬の存在がかなり大きかった。呑気でバカな優馬といることで、めぐみはいつも通りの冷静で落ち着いた自分でいられた。
「優馬、付き合ってくれてありがとね。」
「何言ってんだよ、ここまで来て知らない振りできないでしょ。」
少し照れながらぶっきらぼうに言う優馬に、めぐみは小さく微笑んだ。
めぐみの家の最寄り駅から2駅、そこから10分ほど歩いたところに菊池の家はあった。3階建てのアパートで、築20年といったところだろうか。所々が錆びついている少しくたびれたアパートだった。
「来たはいいけど、どうやって部屋に入るんだよ。鍵なかったんだろ。」
そう、財布を見つけた後ほかにも何かないかと探したが、家の鍵や携帯といったものは身に着けていなかったため、めぐみ達は菊池の家に入る術を持っていなかった。
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