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長内編
第三話 王子様の中身は狼だった。
握手会のターンになれば鳥崎椿は皆ににこにこし、一言ずつ言葉をかけながら握手していく。
ああ、なんというか他人に向けられている言葉だというのにそれだけでどきどきする!!
「次の方どうぞー」
案内されて次の番になった僕は目の前の王子様たる風格をした、本物の鳥崎椿にどきどきとし、来る前に考えていた「いつも応援してます!」という言葉をすっかり忘れていた。
鳥崎椿はそれまで王子様のように穏やかにしていたのに、僕が手を差し出すと目を細め愉悦そうな笑みを浮かべた。
「運命って信じる?」
「え?」
「オレはね、信じる方。いてもらわなくちゃ困る、……あとで楽屋おいで」
他の人に聞かれないように囁かれた。思わず瞳を見つめると、椿は獣のように飢えた目つきをしていて、僕は一気にぞくりと何かが身体に駆け抜けていった。
電流のようなそれでいて甘い痺れのような余韻。あたりからはとてもいい香りがしている。
これって……?
なんだ、何か騙されようとしているのか?! どこかで誰かがプラカード用意しているのか!?
と疑心暗鬼になったところで解放される。
どきどきが止まらなくて、吐息が漏れる。それだけでも鳥崎椿はにやにやとしていたのに、次のお客さんになった瞬間笑みの種類を変えていたから夢だったのかとさえ思う。
楽屋に行こうかどうしようか悩んでいると、先ほどの港先生と偶然鉢合わせ、港先生は心地よさそうに何かを嗅いでから微笑んだ。
「どうしたんだい?」
「あ、ええと……」
「時間はあるかな、もしよければ少しお茶でも……そう、話したいことがたくさんあるんだよ、君にね」
なんだかふわふわした人だなぁと思った、ふわふわとしていてそれでいて時折男らしい瞳をするんだからどきっとする。
「す、みません、用事ができて……」
「そう、じゃあこれに今度電話してくれ」
すっと名刺を渡されて、一体何なんだ今日は?! と混乱していると、スタッフの人から楽屋へ案内という名の連行をされた。
港先生は首をかしげてから、僕を見送り手をかるくふって微笑んでいた。
微笑んでいるのに瞳はどこか悲しげだったのが印象深い人だと思いながら、僕は歩いて連れて行かれる。
*
楽屋でしばらく待っていれば、鳥崎椿がやってきて、やってくるなり、僕の名を聞いた。
「アンタ名前、なんての。オレはね、芸名そのまんまだよ」
「長内密です! あ、の、呼ばれたのは光栄ですが。一ファンとしてこういう特別待遇はちょおおっとよろしくないんじゃあと思うんですが……!」
出されたコーヒーが入った紙コップを握りしめてからはっとして、ぐびぐびと飲み干した。
「ただファンを食うためだけに呼んだんじゃないよ。アンタがオレの運命だからだ……オメガだろ、おまえ。なら、オレがお前の番だよ」
「ど、どうして、何をそんな確証が?」
「ピンときたし、会場内アンタのフェロモンだけ効いたし。ほかにもフェロモン増幅剤らしきやつ使ってるやついたけど、それの比じゃないくらい甘くていい匂いした。お陰でさ、むらむら静まんねぇの。だから収めてよ、ヤらせてよ。運命ならいいだろ?」
「へ? だめでいやです」
「……ここに来るくらいにはオレのファンなんだろ、いいじゃん。たくさん可愛がってやるからさぁ」
「僕は! 運命だからってことを免罪符に、即座にその、体の関係はいけないと思います! っていうかロマンはないのか、いきなり運命だねよしヤろう! なんて!」
「今時小学生か、その価値観。面白いやつ。あのな、オレこう見えても結構短気なんだ。お願いしますヤってください犯してくださいあんあんいいますって言うまで、帰さない」
「勝手に帰ったるわ!!」
「へぇ? あくまで、断ると。悪いな、理性がもう限界だ。理性あるうちに、犯してくださいって言ってくれたら、まだ優しくできたのに残念だな!」
にっこりと椿が笑ってから、体の熱が止まらない……な、んだこれ。
まさかさっきのコーヒーに何か……。
「オレさぁ、薬剤師のヤンチャしてたダチがいてさあ、ヒート抑制剤の効果取っ払う薬も最近はあるんだとさ。なぁ、ほら、オレのフェロモンも感じない? ……ああ、あんたのちんこはやりたいやりたいってかわいく主張してるなぁ、それだけ素直ならいいのに」
「あ、う……やめ、て。そんな声で、しゃべ、られ、ると……」
机の下から足が伸びてきて、その足がオレの下腹部を愛撫する。
軽くぎゅっぎゅっと踏まれるだけで、甘い声が溢れ喘ぎ声が止まらず、後ろをいじりたい衝動に駆られる!
後ろで達したい後ろで、いや、もう何でもいいから達したい。
このフェロモンを嗅ぐだけで、理性がとろけていく、ただのオメガになりさがる。
――ただの、欲情した男同士に僕と椿はなりさがる。
「もっとぉ。もっと、触って……」
「ああ、そうこなくちゃな。でも悪いな、優しくしたかった期間は終了したんだ、よ!」
最後の語尾にあわせ、椿が僕のちんこをぎゅうっと踏みつける、それだけでもぞくぞくと刺激になり、僕は下着の中に白濁をまき散らした。
それでも、足りない、こんなんじゃ足りない。
「気持ちよくなりたい、もう、わかんない……」
「簡単だ、その服を脱いでちょっと股を開けばあとはオレが抱いてやるよ。オレのものにしてやる……ほかの誰にも触れないようにな、きちんと項も噛んでやる」
「だめ、項、項だけは、だめ……お、まえなんか、に」
ぜいぜいと呼吸を整えて蕩ける頭を必死に働かせようとしたところで、椿が動いた。
椿が立ち上がり、僕を机の上に乗せ、服を剥がしていく。
「処女じゃあるまいし、まどろっこしい」
「処女だよ……ッ!」
「へぇ? じゃあ、オレに奪われようか」
椿が唇へキスしながら、背中をなぞったり、股間を揉んでくる。
椿の唇は僕の唇から首、鎖骨、胸へ移動していく。痕をつけたり、時々強くかみつき、荒れていく呼吸を隠さない。
「はぁ、早く挿れたい」
「ばかぁ、さ、最低、だ……! あ、やだ、そこ、やめて」
乳首を女の子みたいにくりくりと捏ねくられていく、それだけでも痺れが腰にきて、色気とフェロモンにくらりとする。
心地いい香りにすんすんと鼻を鳴らしてからはっとすれば、荒い息づかいで、椿が野獣のように強気な笑みを浮かべていた。
「ほら、運命だろ。他のやつに、そんな匂いしないだろ?」
「似た香りはあったよ、さ、さっき、港先生に……!!」
「ああ? なんっつったよ、今、この場で他の野郎の名を出すんじゃねぇよ! よりによって、あのくそ野郎と比較すんな! 頭きた、いい、もうこの場で犯すのは諦めてやる」
なんとか貞操を守り切れたかと思ったかと思った刹那、鳩尾に拳を入れられ僕は気絶していく。
「持ち帰ってやる」
ああ、なんというか他人に向けられている言葉だというのにそれだけでどきどきする!!
「次の方どうぞー」
案内されて次の番になった僕は目の前の王子様たる風格をした、本物の鳥崎椿にどきどきとし、来る前に考えていた「いつも応援してます!」という言葉をすっかり忘れていた。
鳥崎椿はそれまで王子様のように穏やかにしていたのに、僕が手を差し出すと目を細め愉悦そうな笑みを浮かべた。
「運命って信じる?」
「え?」
「オレはね、信じる方。いてもらわなくちゃ困る、……あとで楽屋おいで」
他の人に聞かれないように囁かれた。思わず瞳を見つめると、椿は獣のように飢えた目つきをしていて、僕は一気にぞくりと何かが身体に駆け抜けていった。
電流のようなそれでいて甘い痺れのような余韻。あたりからはとてもいい香りがしている。
これって……?
なんだ、何か騙されようとしているのか?! どこかで誰かがプラカード用意しているのか!?
と疑心暗鬼になったところで解放される。
どきどきが止まらなくて、吐息が漏れる。それだけでも鳥崎椿はにやにやとしていたのに、次のお客さんになった瞬間笑みの種類を変えていたから夢だったのかとさえ思う。
楽屋に行こうかどうしようか悩んでいると、先ほどの港先生と偶然鉢合わせ、港先生は心地よさそうに何かを嗅いでから微笑んだ。
「どうしたんだい?」
「あ、ええと……」
「時間はあるかな、もしよければ少しお茶でも……そう、話したいことがたくさんあるんだよ、君にね」
なんだかふわふわした人だなぁと思った、ふわふわとしていてそれでいて時折男らしい瞳をするんだからどきっとする。
「す、みません、用事ができて……」
「そう、じゃあこれに今度電話してくれ」
すっと名刺を渡されて、一体何なんだ今日は?! と混乱していると、スタッフの人から楽屋へ案内という名の連行をされた。
港先生は首をかしげてから、僕を見送り手をかるくふって微笑んでいた。
微笑んでいるのに瞳はどこか悲しげだったのが印象深い人だと思いながら、僕は歩いて連れて行かれる。
*
楽屋でしばらく待っていれば、鳥崎椿がやってきて、やってくるなり、僕の名を聞いた。
「アンタ名前、なんての。オレはね、芸名そのまんまだよ」
「長内密です! あ、の、呼ばれたのは光栄ですが。一ファンとしてこういう特別待遇はちょおおっとよろしくないんじゃあと思うんですが……!」
出されたコーヒーが入った紙コップを握りしめてからはっとして、ぐびぐびと飲み干した。
「ただファンを食うためだけに呼んだんじゃないよ。アンタがオレの運命だからだ……オメガだろ、おまえ。なら、オレがお前の番だよ」
「ど、どうして、何をそんな確証が?」
「ピンときたし、会場内アンタのフェロモンだけ効いたし。ほかにもフェロモン増幅剤らしきやつ使ってるやついたけど、それの比じゃないくらい甘くていい匂いした。お陰でさ、むらむら静まんねぇの。だから収めてよ、ヤらせてよ。運命ならいいだろ?」
「へ? だめでいやです」
「……ここに来るくらいにはオレのファンなんだろ、いいじゃん。たくさん可愛がってやるからさぁ」
「僕は! 運命だからってことを免罪符に、即座にその、体の関係はいけないと思います! っていうかロマンはないのか、いきなり運命だねよしヤろう! なんて!」
「今時小学生か、その価値観。面白いやつ。あのな、オレこう見えても結構短気なんだ。お願いしますヤってください犯してくださいあんあんいいますって言うまで、帰さない」
「勝手に帰ったるわ!!」
「へぇ? あくまで、断ると。悪いな、理性がもう限界だ。理性あるうちに、犯してくださいって言ってくれたら、まだ優しくできたのに残念だな!」
にっこりと椿が笑ってから、体の熱が止まらない……な、んだこれ。
まさかさっきのコーヒーに何か……。
「オレさぁ、薬剤師のヤンチャしてたダチがいてさあ、ヒート抑制剤の効果取っ払う薬も最近はあるんだとさ。なぁ、ほら、オレのフェロモンも感じない? ……ああ、あんたのちんこはやりたいやりたいってかわいく主張してるなぁ、それだけ素直ならいいのに」
「あ、う……やめ、て。そんな声で、しゃべ、られ、ると……」
机の下から足が伸びてきて、その足がオレの下腹部を愛撫する。
軽くぎゅっぎゅっと踏まれるだけで、甘い声が溢れ喘ぎ声が止まらず、後ろをいじりたい衝動に駆られる!
後ろで達したい後ろで、いや、もう何でもいいから達したい。
このフェロモンを嗅ぐだけで、理性がとろけていく、ただのオメガになりさがる。
――ただの、欲情した男同士に僕と椿はなりさがる。
「もっとぉ。もっと、触って……」
「ああ、そうこなくちゃな。でも悪いな、優しくしたかった期間は終了したんだ、よ!」
最後の語尾にあわせ、椿が僕のちんこをぎゅうっと踏みつける、それだけでもぞくぞくと刺激になり、僕は下着の中に白濁をまき散らした。
それでも、足りない、こんなんじゃ足りない。
「気持ちよくなりたい、もう、わかんない……」
「簡単だ、その服を脱いでちょっと股を開けばあとはオレが抱いてやるよ。オレのものにしてやる……ほかの誰にも触れないようにな、きちんと項も噛んでやる」
「だめ、項、項だけは、だめ……お、まえなんか、に」
ぜいぜいと呼吸を整えて蕩ける頭を必死に働かせようとしたところで、椿が動いた。
椿が立ち上がり、僕を机の上に乗せ、服を剥がしていく。
「処女じゃあるまいし、まどろっこしい」
「処女だよ……ッ!」
「へぇ? じゃあ、オレに奪われようか」
椿が唇へキスしながら、背中をなぞったり、股間を揉んでくる。
椿の唇は僕の唇から首、鎖骨、胸へ移動していく。痕をつけたり、時々強くかみつき、荒れていく呼吸を隠さない。
「はぁ、早く挿れたい」
「ばかぁ、さ、最低、だ……! あ、やだ、そこ、やめて」
乳首を女の子みたいにくりくりと捏ねくられていく、それだけでも痺れが腰にきて、色気とフェロモンにくらりとする。
心地いい香りにすんすんと鼻を鳴らしてからはっとすれば、荒い息づかいで、椿が野獣のように強気な笑みを浮かべていた。
「ほら、運命だろ。他のやつに、そんな匂いしないだろ?」
「似た香りはあったよ、さ、さっき、港先生に……!!」
「ああ? なんっつったよ、今、この場で他の野郎の名を出すんじゃねぇよ! よりによって、あのくそ野郎と比較すんな! 頭きた、いい、もうこの場で犯すのは諦めてやる」
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