47 / 207
第1部 グランドール魔術学校 ~亡国の古城と地底竜の守るもの~
第47話 名声高き魔導士団
しおりを挟む
寮に戻ると、イーアはユウリとオッペンの部屋に行って、調査結果を聞いた。
ユウリは言った。
「<白光の魔導士団>について調べてみたけど、図書館ではほとんど何もわからなかったよ。わかったのは、<白光の魔導士団>または<白光>って呼ばれている秘密組織が存在するっていうことだけで。秘密結社だから、情報は外にでないみたいだ」
「そっか……」
イーアは小さくため息をついた。そう簡単には、白装束の魔導士たちの情報は集められないようだ。
でも、ユウリはさらに言った。
「だから、ぼくは授業のことで質問をしながら、先生たちにも<白光の魔導士団>について聞いてみたんだ。本には書かれていなくても、先生たちなら知っているかもしれないから」
さすが、ユウリは頼りになる。
「何かわかった?」
イーアがたずねると、ユウリは少し困ったような表情で答えた。
「うん。くわしいことを教えてくれる先生はいなかったけど、その名前を噂で知っているっていう先生はいたんだ。だけど……。先生たちの話をまとめると、<白光>は大昔から帝国の繁栄を裏から支えている魔導士の集団で、とても名声が高いらしいんだ」
「帝国を裏から支えてて、名声が高い?」
イーアは自分の耳を疑いながら聞き返した。
ガネンの森で起きたことを何も知らないユウリは言った。
「うん。悪いことをする秘密結社ではないらしいよ。むしろ、<白光の魔導士団>に入るのはすごく名誉あることみたいなんだ。ぼくは先生に「君ならいずれ<白光>にも入れるかもしれない」みたいな言い方をされたよ」
ユウリが白装束の魔導士になる……イーアはそれを想像して、ぞっとした。
イーアは眉間にしわをよせながらたずねた。
「その情報、誰から聞いたの?」
「誰だっけ……。でも、特に<白光の魔導士団>をほめていたのは、ヘゲル先生かな」
それを聞いて、オッペンが即座に言った。
「やっぱり、あやしいな。ヘゲル。やっぱ、あいつが犯人だろ」
「でも、どの先生も<白光の魔導士団>のことをほめてたんだよ。なんだかまるで、<白光の魔導士団>の邪魔をするのは悪いことみたいな感じがしたよ。シャヒーン先生を信じていいのかな。犯人は<白光の魔導士団>じゃないのかも」
ユウリはそう言い、イーアは黙りこんだ。
もしもシャヒーン先生が正しくて、そして、先生たちの間での評判も事実だとしたら……。
イーアはこれまで白装束の魔導士たちのことをただの悪い人達、人を殺したり強盗をする犯罪者集団だと思っていた。
だけど、あの白装束たちは、もっとずっと恐ろしい存在なのかもしれない。
ユウリは言った。
「とにかく、<白光の魔導士団>の情報から犯人を見つけるのはむずかしそうだ。だから、ぼくは次は犯人の動機を考えてみようと思うんだ。学園祭の日、犯人は地下で何かを探していたってことはまちがいない。秘薬の保管庫があけられていたんだから。きっと、グランドールの地下には何かがあるんだよ」
それを聞いたオッペンは、目をキラキラさせて言った。
「つーことはさ、学校の地下にすっげぇ財宝が隠されてたりすんのか? わくわくするな! おれたちで見つけて大金持ちになってやろうぜ!」
だけど、ユウリは首をかしげた。
「どうだろう。財宝じゃないんじゃないかな。金目のものが目当てなら、保管庫にあった貴重な薬や魔術の素材が手付かずだったのは変だよ。魔導士なら、売ればいくらになるか知っていたはずだから」
イーアはたずねた。
「そんなに高価なものがあったの?」
ユウリはうなずいた。
「たぶんね。だって、イーアがオッペンに使った<生命の霊薬>2ビンは、小さな家が一軒買えるくらいの値段らしいよ」
「そんなに高価だったの!?」
イーアはびっくりした。
<生命の霊薬>がそんなに高価なものだったとは、まったく知らなかった。……ガリは知っていたんだろうけど。
イーアは初めて、なんであの時ヘゲルが文句を言っていたのかを理解した。
もちろん、いくら高価な薬だとしても、オッペンの命の方が大事だから文句を言われる筋合いはないけど。
ユウリは冷静に説明を続けた。
「地下の保管庫の中には、きっと他にも高価なものがあったと思うんだ。でも、手つかずだった。ということは、犯人は何か全く別のものを探してたんだと思う。つまり、グランドールの地下に何があるのかわかれば、それが犯人を見つける手がかりになるかもしれない」
ユウリの話を聞きながら、イーアの頭の中には、ガネンの森から白装束たちが奪っていった石のことが浮かんでいた。
イーアはこれまでユウリに、ガネンの森のことも、取り戻した記憶のことも、白装束たちのことも、何も話していなかった。
イーアはユウリに黙っているのが、なんだか後ろめたかった。
これまで、他のことでは、イーアはユウリに隠し事なんてしたことはなかった。ユウリはなんでも話せる親友だった。
だけど、ティトは絶対に話すなと言う。
何を言ったとしてもユウリが裏切るはずはない、とイーアは信じていたけれど。ティトはゆずらなかった。
だから、イーアは、くわしいことは言わずにつぶやいた。
「何か、もっと、とても古いものかも……」
ユウリはそれを聞いて思い出したように言った。
「そういえば、グランドールの建物はここに学校ができる前からあって、昔はお城だったんだって。とりあえず、このお城のことを調べてみようか?」
言われてみれば、グランドールの地下の様子はまるで古城の遺跡みたいだった。
「そっか。だから、学校の地下があんな風になってるんだね。じゃ、そのお城について調べよう」
「うん。明日は図書館に行こう」
「また図書館かよ~。もっと冒険っぽいことしようぜ?」
オッペンは文句を言ったけれど、イーア達は翌日の昼休み、グランドールの校舎のもとになったお城について調べるため、図書館にむかった。
図書館の入り口にある大きな本、<検索の書>を使って、イーア達はまずはグランドールの歴史についての本を探した。
「グランドール魔術学校の歴史」という題名の本があったので、その本を
を本棚から取ってきてテーブルの上にひろげた。
そこには、学校の創設以来の歴史が書かれていた。
グランドール魔術学校はおよそ150年前に設立されたらしい。
ユウリは、ページをめくる手をとめ、本の中の文章を指さした。
「ここ。建物についての説明があったよ。グランドール魔術学校は、1000年以上前からこの地にあった古城を修復、改築して校舎とした……」
でも、その古城について、それ以上説明は書かれていなかった。
ユウリは本から視線をはなし、考えながら言った。
「帝国の歴史は帝国になる前のノルマート王国時代から数えても約1000年。1000年以上前からある建物っていうことは、ノルマート王国ができる前に建てられたんだ。まずは、この地域の歴史を調べる必要がありそうだね」
ユウリは立ち上がると、歴史の本が並んでいる棚へまっすぐに移動していった。
ユウリは歴史の棚からいくつか本を選んでとってくるとテーブルに本を置いた。
そのうちの一冊を開くと、ユウリはページをめくりながらイーア達に説明した。
「まず、大昔、このあたりに文明はなかった。最初に文明がさかえたのは、今の帝国領南部のバララセ大陸だったんだ。2000年前くらいまでは、今の帝都の辺りは野蛮人の住む未開の地だと思われてたんだよ」
イーアは感想を言った。
「へー。今は南部の方が野蛮だと思われてるのに。逆だったんだね」
「うん。そうだね。そして、バララセ大陸のメラフィス砂漠にあった古代王朝が倒されたのが約1800年前。メラフィスの古代王国滅亡後、今の帝国にあたる場所にはいくつもの国ができたんだ」
ユウリは歴史の本にのっていた当時の地図をイーアに見せながら言った。
「この地図によると、この辺りを支配したのはギアラド王国。ギアラド王国は、その後、ノルマート王国に滅ぼされたけど、それは約700年前。つまり、ここにあったお城は、ギアラド王国のお城だったんだ」
「じゃ、地下にはギアラド王国のお宝があるんだな?」
オッペンがわくわくした様子でたずねたけど、ユウリは冷静に言った。
「お宝があるとはかぎらないよ。それに、もしあったとしても、ギアラド王国の時代のものではないかも。この辺りがノルマート王国領になってからも、王国が発展して帝国になってからも、このお城の建物はここにあったんだから。でも、まずはギアラド王国時代のこのお城について調べよう」
昼休みだけでは時間がたりなかったので、その日の放課後、イーア達はまた図書館に集まって、このお城について調べようとした。
でも、何も見つからなかった。
途中で先生たちにも聞いてみたけど、だれもお城の名前を知らなかった。
閉館のアナウンスが響く中、たくさんの本の山の中で、イーアとユウリは頭を抱えていた。
オッペンはとっくにあきてどっかに行ってしまったから、今はいない。
ユウリはしかめっ面でつぶやいた。
「変だな。どうして、城の名前がわからないんだろう。こんなに古いお城だから、きっと何か記録があるはずなのに。どこにもお城の名前は出てこない……」
「うん。近くの駅の歴史までわかったのにね。このお城のことだけは何にもわからないよ。まるで、誰かがこのお城のことをかくそうとしているみたい……」
何気なくそうつぶやいた時、イーアは気がついた。
「……かくされたのかも!」
きっと誰かがわざと隠しているのだ。
ユウリはうなずいた。
「うん。きっと、隠されたんだ。でも、なんでだろう?」
ユウリは言った。
「<白光の魔導士団>について調べてみたけど、図書館ではほとんど何もわからなかったよ。わかったのは、<白光の魔導士団>または<白光>って呼ばれている秘密組織が存在するっていうことだけで。秘密結社だから、情報は外にでないみたいだ」
「そっか……」
イーアは小さくため息をついた。そう簡単には、白装束の魔導士たちの情報は集められないようだ。
でも、ユウリはさらに言った。
「だから、ぼくは授業のことで質問をしながら、先生たちにも<白光の魔導士団>について聞いてみたんだ。本には書かれていなくても、先生たちなら知っているかもしれないから」
さすが、ユウリは頼りになる。
「何かわかった?」
イーアがたずねると、ユウリは少し困ったような表情で答えた。
「うん。くわしいことを教えてくれる先生はいなかったけど、その名前を噂で知っているっていう先生はいたんだ。だけど……。先生たちの話をまとめると、<白光>は大昔から帝国の繁栄を裏から支えている魔導士の集団で、とても名声が高いらしいんだ」
「帝国を裏から支えてて、名声が高い?」
イーアは自分の耳を疑いながら聞き返した。
ガネンの森で起きたことを何も知らないユウリは言った。
「うん。悪いことをする秘密結社ではないらしいよ。むしろ、<白光の魔導士団>に入るのはすごく名誉あることみたいなんだ。ぼくは先生に「君ならいずれ<白光>にも入れるかもしれない」みたいな言い方をされたよ」
ユウリが白装束の魔導士になる……イーアはそれを想像して、ぞっとした。
イーアは眉間にしわをよせながらたずねた。
「その情報、誰から聞いたの?」
「誰だっけ……。でも、特に<白光の魔導士団>をほめていたのは、ヘゲル先生かな」
それを聞いて、オッペンが即座に言った。
「やっぱり、あやしいな。ヘゲル。やっぱ、あいつが犯人だろ」
「でも、どの先生も<白光の魔導士団>のことをほめてたんだよ。なんだかまるで、<白光の魔導士団>の邪魔をするのは悪いことみたいな感じがしたよ。シャヒーン先生を信じていいのかな。犯人は<白光の魔導士団>じゃないのかも」
ユウリはそう言い、イーアは黙りこんだ。
もしもシャヒーン先生が正しくて、そして、先生たちの間での評判も事実だとしたら……。
イーアはこれまで白装束の魔導士たちのことをただの悪い人達、人を殺したり強盗をする犯罪者集団だと思っていた。
だけど、あの白装束たちは、もっとずっと恐ろしい存在なのかもしれない。
ユウリは言った。
「とにかく、<白光の魔導士団>の情報から犯人を見つけるのはむずかしそうだ。だから、ぼくは次は犯人の動機を考えてみようと思うんだ。学園祭の日、犯人は地下で何かを探していたってことはまちがいない。秘薬の保管庫があけられていたんだから。きっと、グランドールの地下には何かがあるんだよ」
それを聞いたオッペンは、目をキラキラさせて言った。
「つーことはさ、学校の地下にすっげぇ財宝が隠されてたりすんのか? わくわくするな! おれたちで見つけて大金持ちになってやろうぜ!」
だけど、ユウリは首をかしげた。
「どうだろう。財宝じゃないんじゃないかな。金目のものが目当てなら、保管庫にあった貴重な薬や魔術の素材が手付かずだったのは変だよ。魔導士なら、売ればいくらになるか知っていたはずだから」
イーアはたずねた。
「そんなに高価なものがあったの?」
ユウリはうなずいた。
「たぶんね。だって、イーアがオッペンに使った<生命の霊薬>2ビンは、小さな家が一軒買えるくらいの値段らしいよ」
「そんなに高価だったの!?」
イーアはびっくりした。
<生命の霊薬>がそんなに高価なものだったとは、まったく知らなかった。……ガリは知っていたんだろうけど。
イーアは初めて、なんであの時ヘゲルが文句を言っていたのかを理解した。
もちろん、いくら高価な薬だとしても、オッペンの命の方が大事だから文句を言われる筋合いはないけど。
ユウリは冷静に説明を続けた。
「地下の保管庫の中には、きっと他にも高価なものがあったと思うんだ。でも、手つかずだった。ということは、犯人は何か全く別のものを探してたんだと思う。つまり、グランドールの地下に何があるのかわかれば、それが犯人を見つける手がかりになるかもしれない」
ユウリの話を聞きながら、イーアの頭の中には、ガネンの森から白装束たちが奪っていった石のことが浮かんでいた。
イーアはこれまでユウリに、ガネンの森のことも、取り戻した記憶のことも、白装束たちのことも、何も話していなかった。
イーアはユウリに黙っているのが、なんだか後ろめたかった。
これまで、他のことでは、イーアはユウリに隠し事なんてしたことはなかった。ユウリはなんでも話せる親友だった。
だけど、ティトは絶対に話すなと言う。
何を言ったとしてもユウリが裏切るはずはない、とイーアは信じていたけれど。ティトはゆずらなかった。
だから、イーアは、くわしいことは言わずにつぶやいた。
「何か、もっと、とても古いものかも……」
ユウリはそれを聞いて思い出したように言った。
「そういえば、グランドールの建物はここに学校ができる前からあって、昔はお城だったんだって。とりあえず、このお城のことを調べてみようか?」
言われてみれば、グランドールの地下の様子はまるで古城の遺跡みたいだった。
「そっか。だから、学校の地下があんな風になってるんだね。じゃ、そのお城について調べよう」
「うん。明日は図書館に行こう」
「また図書館かよ~。もっと冒険っぽいことしようぜ?」
オッペンは文句を言ったけれど、イーア達は翌日の昼休み、グランドールの校舎のもとになったお城について調べるため、図書館にむかった。
図書館の入り口にある大きな本、<検索の書>を使って、イーア達はまずはグランドールの歴史についての本を探した。
「グランドール魔術学校の歴史」という題名の本があったので、その本を
を本棚から取ってきてテーブルの上にひろげた。
そこには、学校の創設以来の歴史が書かれていた。
グランドール魔術学校はおよそ150年前に設立されたらしい。
ユウリは、ページをめくる手をとめ、本の中の文章を指さした。
「ここ。建物についての説明があったよ。グランドール魔術学校は、1000年以上前からこの地にあった古城を修復、改築して校舎とした……」
でも、その古城について、それ以上説明は書かれていなかった。
ユウリは本から視線をはなし、考えながら言った。
「帝国の歴史は帝国になる前のノルマート王国時代から数えても約1000年。1000年以上前からある建物っていうことは、ノルマート王国ができる前に建てられたんだ。まずは、この地域の歴史を調べる必要がありそうだね」
ユウリは立ち上がると、歴史の本が並んでいる棚へまっすぐに移動していった。
ユウリは歴史の棚からいくつか本を選んでとってくるとテーブルに本を置いた。
そのうちの一冊を開くと、ユウリはページをめくりながらイーア達に説明した。
「まず、大昔、このあたりに文明はなかった。最初に文明がさかえたのは、今の帝国領南部のバララセ大陸だったんだ。2000年前くらいまでは、今の帝都の辺りは野蛮人の住む未開の地だと思われてたんだよ」
イーアは感想を言った。
「へー。今は南部の方が野蛮だと思われてるのに。逆だったんだね」
「うん。そうだね。そして、バララセ大陸のメラフィス砂漠にあった古代王朝が倒されたのが約1800年前。メラフィスの古代王国滅亡後、今の帝国にあたる場所にはいくつもの国ができたんだ」
ユウリは歴史の本にのっていた当時の地図をイーアに見せながら言った。
「この地図によると、この辺りを支配したのはギアラド王国。ギアラド王国は、その後、ノルマート王国に滅ぼされたけど、それは約700年前。つまり、ここにあったお城は、ギアラド王国のお城だったんだ」
「じゃ、地下にはギアラド王国のお宝があるんだな?」
オッペンがわくわくした様子でたずねたけど、ユウリは冷静に言った。
「お宝があるとはかぎらないよ。それに、もしあったとしても、ギアラド王国の時代のものではないかも。この辺りがノルマート王国領になってからも、王国が発展して帝国になってからも、このお城の建物はここにあったんだから。でも、まずはギアラド王国時代のこのお城について調べよう」
昼休みだけでは時間がたりなかったので、その日の放課後、イーア達はまた図書館に集まって、このお城について調べようとした。
でも、何も見つからなかった。
途中で先生たちにも聞いてみたけど、だれもお城の名前を知らなかった。
閉館のアナウンスが響く中、たくさんの本の山の中で、イーアとユウリは頭を抱えていた。
オッペンはとっくにあきてどっかに行ってしまったから、今はいない。
ユウリはしかめっ面でつぶやいた。
「変だな。どうして、城の名前がわからないんだろう。こんなに古いお城だから、きっと何か記録があるはずなのに。どこにもお城の名前は出てこない……」
「うん。近くの駅の歴史までわかったのにね。このお城のことだけは何にもわからないよ。まるで、誰かがこのお城のことをかくそうとしているみたい……」
何気なくそうつぶやいた時、イーアは気がついた。
「……かくされたのかも!」
きっと誰かがわざと隠しているのだ。
ユウリはうなずいた。
「うん。きっと、隠されたんだ。でも、なんでだろう?」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】スキルを作って習得!僕の趣味になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》 どんなスキル持ちかによって、人生が決まる。生まれ持ったスキルは、12歳過ぎから鑑定で見えるようになる。ロマドは、4度目の15歳の歳の鑑定で、『スキル錬金』という優秀なスキルだと鑑定され……たと思ったが、錬金とつくが熟練度が上がらない!結局、使えないスキルとして一般スキル扱いとなってしまった。
どうやったら熟練度が上がるんだと思っていたところで、熟練度の上げ方を発見!
スキルの扱いを錬金にしてもらおうとするも却下された為、仕方なくあきらめた。だが、ふと「作成条件」という文字が目の前に見えて、その条件を達してみると、新しいスキルをゲットした!
天然ロマドと、タメで先輩のユイジュの突っ込みと、チェトの可愛さ(ロマドの主観)で織りなす、スキルと笑いのアドベンチャー。
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。
そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来?
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる