106 / 207
第2部 バララセ東部 ~密林の巨鳥と水竜の島
第106話 オッペンの戦い3
しおりを挟む
コサが、白装束の大男の頭に向かって死角から矢を放った。
だけど、矢は銀色に輝く盾に阻まれた。
盾を持っていたのは、大男の後から出てきた、白いマントの下に白銀の鎧を着こんだ騎士のようないでたちの男だ。
矢が盾に跳ね返った音で振り返った白装束の魔導士と大男に向かって、白装束の騎士は言った。
「この虫けらどもの始末はお任せください、ジグモ様」
「フン。任せたぞ、ライン」
白装束の魔導士とランを抱えた大男は一瞬で姿を消した。
「待て!」とオッペンが叫んだ瞬間、ラインと呼ばれた騎士の盾のかげから、槍が飛び出した。
オッペンは家の影に走りこみ、コサもとっさにとびのいた。
白装束の騎士の槍の一突きは、その先にあった小屋に大きな穴をあけた。屋根と壁が吹き飛び半壊した小屋の中に、ぐったりと横たわる人質たちの姿が見えた。
一方、コサは、避けたのにも関わらず、大きくふきとばされていた。
オッペンは愕然と、その様子を見ていた。
(なんだ、今の? ユウリの魔法みてぇな、風の攻撃が飛んできたぞ?)
ただの槍の突きではない。
武器に付与されている力なのか、魔法なのかはわからないが、あの槍使いは、突きと同時に強力な風魔法の攻撃を放っていた。
あれの直撃をくらったら、普通の人間はこっぱみじん、即死するだろう。
それに、あの攻撃の前では、木造の家では盾にならない。
盾と槍を持った白装束の騎士が、首をかしげてつぶやいた。
「おや? 蛮族といっしょに妙なのがいるな。その小屋の影にいるのは何者だ?」
隠れても無駄だ。そう悟って、オッペンは家の影から出て堂々と、足の震えをとめようとがんばりながら、堂々と宣言した。
「おれは通りすがりのヒーローだ!」
白装束の騎士は、鼻で笑った。
「フハハハ。ずいぶんと小さなヒーローがでてきたものだ。それにしても、運が悪いお子ちゃまだ。こんなところでヒーローごっこをしたがために、お前はここで蛮族と一緒に殺されてしまうのだからな」
オッペンは父からもらった魔導銃剣を構えて大声で言った。
「運が悪いのは、おまえの方だ! 騎士みてぇな格好のクズ野郎。おれを敵にしたことを後悔させてやる。おれは超運がいい男だからな!」
長身の騎士はせせら笑った。
「何を言っているのだか。まともに剣を構えることすらできないお子ちゃまが、本物の帝国騎士にかなうと思うなよ」
「お前なんて本物の帝国騎士じゃねぇ! 本当の正義の味方は、弱い者いじめなんてしねぇんだよ! お前は本物のヒーローに倒される悪党だ! おれにはわかる。あと3分でお前はボロボロに倒される!」
オッペンが断言すると、白装束の騎士は大笑いした。
「ああ、おもしろい。そこまで言うなら、3分ほど遊んでやろうか」
その瞬間、オッペンは感じた。ここにいたら殺される、と。
オッペンが大声で敵の気を引いている間に白装束の騎士の死角にまわりこんでいたコサが、矢を放っていた。
コサの放つ矢を軽々と盾でふせぎながら、白装束の騎士は、オッペンの方へむかって槍をつきだした。
槍から放たれた風魔法が一直線に飛んでくる。
だけどその時には、オッペンはすでに走って移動していた。騎士の攻撃はかすりもしなかった。
「カンがいいお子ちゃまだ。だが、何度よけ続けられるかな?」
白装束の騎士は余裕の笑みを浮かべてそう言った。
次の攻撃が襲ってくる。
ドルボッジの訓練で反射神経を鍛えているとはいえ、オッペンは騎士のスピードには、かなわない。
相手が動く前に動かなければよけられない。
だけど、わかる気がした。
(来るのはどっちだ? ……右だ)
オッペンは左に跳び、駆け抜けた。思った通り、敵の攻撃は右に来た。
白装束の騎士は笑い、からかうように言った。
「たしかに運がいい。さぁて、自称ヒーロー君。次はどっちに逃げるのかな?」
オッペンは敵を見つめながら、心の中でつぶやいた。
(運じゃねぇ。見えるんだ)
今、オッペンには、一瞬先の未来が見えていた。
これまでも、そんな気がするときはあった。だけど、気のせいだと思って気にしなかった。
だけど、見える。
これは、気のせいじゃない。
コサからかりた首飾りが未来予知の力を増しているのかもしれない。
(集中しろ。見るんだ……。次は……人質が危ない!)
最初の槍の一撃で崩れかけた小屋の中に、縛られた男と老人数人が地面に伏せていた。白装束の騎士は、こちらに攻撃すると思わせて、その人質たちにむかって攻撃しようとしていた。
一撃で、全員殺されるだろう。
「させるか!」
白装束の騎士が槍を引いた瞬間、オッペンは敵にむかって魔導銃剣の雷撃を放った。一発限りの雷撃が、白装束の槍使いにむかって飛んでいく。
「なに!?」
白装束の騎士は、人質へ攻撃する寸前で動きを変え、盾で雷撃を受けた。
雷撃は、銀色の盾の中に吸収されるように消えていった。
「フッ。我が至宝、アイアの魔盾に魔法は効かない。だが、貴様、まるで、攻撃を読んでいるような……。いや、まさかな。そんなこと、できるものか。さて、そろそろ、お子ちゃま相手の遊びは終わりにするとしよう」
あざ笑うようにそう言う白装束の騎士にむかって、ただの剣になった魔導銃剣をむけ、オッペンは宣言した。
「終わるのはおまえだ。おまえはもうすぐ倒される」
「まだ言うか。愚かな」
「バカはおまえだ。おれはもうバカじゃない」
オッペンにだけ見える未来の中で、白装束の騎士が攻撃を繰り出した。
現実の白装束の騎士が槍を構えた瞬間、オッペンは叫んだ。
「コサ! よけろ!」
槍使いは、弓矢を構えていたコサの方へ攻撃を放った。
オッペンの叫びで一瞬早く反応したコサは、直撃はまぬがれた。
だが、その時には、オッペンに向かって、白装束の騎士が次の一撃をうちこもうとしていた。
二連撃。
だけどその時、巨大な影が、上空から突っこんできた。
すべて予測し地に伏せたオッペンの頭上を騎士の攻撃が通過していき、そして直後、巨大な爪が激しい風圧とともに通り過ぎていった。
鋭い爪に胸を貫かれた白装束の騎士が、一度空高く高く連れ去られた後、ぼろきれのように遠くへと投げ捨てられ、密林の中に落ちていった。
巨大な怪物の声が密林の上空に響きわたった。
さっきの槍の一撃で折れ、出血する片腕をおさえながら、コサがつぶやいた。「オーロガロン……」と。
巨大な、少しドラゴンに似ている鳥が、空を飛び交っていた。
そして、一羽の大怪鳥の上から聞きなれた声が降ってきた。
「オッペン! コサ! だいじょうぶ?」
オッペンはとび上がり、大怪鳥の上の少女にむかって叫んだ。
「よっしゃ! イーア! 来ると思ってたぜ!」
だけど、矢は銀色に輝く盾に阻まれた。
盾を持っていたのは、大男の後から出てきた、白いマントの下に白銀の鎧を着こんだ騎士のようないでたちの男だ。
矢が盾に跳ね返った音で振り返った白装束の魔導士と大男に向かって、白装束の騎士は言った。
「この虫けらどもの始末はお任せください、ジグモ様」
「フン。任せたぞ、ライン」
白装束の魔導士とランを抱えた大男は一瞬で姿を消した。
「待て!」とオッペンが叫んだ瞬間、ラインと呼ばれた騎士の盾のかげから、槍が飛び出した。
オッペンは家の影に走りこみ、コサもとっさにとびのいた。
白装束の騎士の槍の一突きは、その先にあった小屋に大きな穴をあけた。屋根と壁が吹き飛び半壊した小屋の中に、ぐったりと横たわる人質たちの姿が見えた。
一方、コサは、避けたのにも関わらず、大きくふきとばされていた。
オッペンは愕然と、その様子を見ていた。
(なんだ、今の? ユウリの魔法みてぇな、風の攻撃が飛んできたぞ?)
ただの槍の突きではない。
武器に付与されている力なのか、魔法なのかはわからないが、あの槍使いは、突きと同時に強力な風魔法の攻撃を放っていた。
あれの直撃をくらったら、普通の人間はこっぱみじん、即死するだろう。
それに、あの攻撃の前では、木造の家では盾にならない。
盾と槍を持った白装束の騎士が、首をかしげてつぶやいた。
「おや? 蛮族といっしょに妙なのがいるな。その小屋の影にいるのは何者だ?」
隠れても無駄だ。そう悟って、オッペンは家の影から出て堂々と、足の震えをとめようとがんばりながら、堂々と宣言した。
「おれは通りすがりのヒーローだ!」
白装束の騎士は、鼻で笑った。
「フハハハ。ずいぶんと小さなヒーローがでてきたものだ。それにしても、運が悪いお子ちゃまだ。こんなところでヒーローごっこをしたがために、お前はここで蛮族と一緒に殺されてしまうのだからな」
オッペンは父からもらった魔導銃剣を構えて大声で言った。
「運が悪いのは、おまえの方だ! 騎士みてぇな格好のクズ野郎。おれを敵にしたことを後悔させてやる。おれは超運がいい男だからな!」
長身の騎士はせせら笑った。
「何を言っているのだか。まともに剣を構えることすらできないお子ちゃまが、本物の帝国騎士にかなうと思うなよ」
「お前なんて本物の帝国騎士じゃねぇ! 本当の正義の味方は、弱い者いじめなんてしねぇんだよ! お前は本物のヒーローに倒される悪党だ! おれにはわかる。あと3分でお前はボロボロに倒される!」
オッペンが断言すると、白装束の騎士は大笑いした。
「ああ、おもしろい。そこまで言うなら、3分ほど遊んでやろうか」
その瞬間、オッペンは感じた。ここにいたら殺される、と。
オッペンが大声で敵の気を引いている間に白装束の騎士の死角にまわりこんでいたコサが、矢を放っていた。
コサの放つ矢を軽々と盾でふせぎながら、白装束の騎士は、オッペンの方へむかって槍をつきだした。
槍から放たれた風魔法が一直線に飛んでくる。
だけどその時には、オッペンはすでに走って移動していた。騎士の攻撃はかすりもしなかった。
「カンがいいお子ちゃまだ。だが、何度よけ続けられるかな?」
白装束の騎士は余裕の笑みを浮かべてそう言った。
次の攻撃が襲ってくる。
ドルボッジの訓練で反射神経を鍛えているとはいえ、オッペンは騎士のスピードには、かなわない。
相手が動く前に動かなければよけられない。
だけど、わかる気がした。
(来るのはどっちだ? ……右だ)
オッペンは左に跳び、駆け抜けた。思った通り、敵の攻撃は右に来た。
白装束の騎士は笑い、からかうように言った。
「たしかに運がいい。さぁて、自称ヒーロー君。次はどっちに逃げるのかな?」
オッペンは敵を見つめながら、心の中でつぶやいた。
(運じゃねぇ。見えるんだ)
今、オッペンには、一瞬先の未来が見えていた。
これまでも、そんな気がするときはあった。だけど、気のせいだと思って気にしなかった。
だけど、見える。
これは、気のせいじゃない。
コサからかりた首飾りが未来予知の力を増しているのかもしれない。
(集中しろ。見るんだ……。次は……人質が危ない!)
最初の槍の一撃で崩れかけた小屋の中に、縛られた男と老人数人が地面に伏せていた。白装束の騎士は、こちらに攻撃すると思わせて、その人質たちにむかって攻撃しようとしていた。
一撃で、全員殺されるだろう。
「させるか!」
白装束の騎士が槍を引いた瞬間、オッペンは敵にむかって魔導銃剣の雷撃を放った。一発限りの雷撃が、白装束の槍使いにむかって飛んでいく。
「なに!?」
白装束の騎士は、人質へ攻撃する寸前で動きを変え、盾で雷撃を受けた。
雷撃は、銀色の盾の中に吸収されるように消えていった。
「フッ。我が至宝、アイアの魔盾に魔法は効かない。だが、貴様、まるで、攻撃を読んでいるような……。いや、まさかな。そんなこと、できるものか。さて、そろそろ、お子ちゃま相手の遊びは終わりにするとしよう」
あざ笑うようにそう言う白装束の騎士にむかって、ただの剣になった魔導銃剣をむけ、オッペンは宣言した。
「終わるのはおまえだ。おまえはもうすぐ倒される」
「まだ言うか。愚かな」
「バカはおまえだ。おれはもうバカじゃない」
オッペンにだけ見える未来の中で、白装束の騎士が攻撃を繰り出した。
現実の白装束の騎士が槍を構えた瞬間、オッペンは叫んだ。
「コサ! よけろ!」
槍使いは、弓矢を構えていたコサの方へ攻撃を放った。
オッペンの叫びで一瞬早く反応したコサは、直撃はまぬがれた。
だが、その時には、オッペンに向かって、白装束の騎士が次の一撃をうちこもうとしていた。
二連撃。
だけどその時、巨大な影が、上空から突っこんできた。
すべて予測し地に伏せたオッペンの頭上を騎士の攻撃が通過していき、そして直後、巨大な爪が激しい風圧とともに通り過ぎていった。
鋭い爪に胸を貫かれた白装束の騎士が、一度空高く高く連れ去られた後、ぼろきれのように遠くへと投げ捨てられ、密林の中に落ちていった。
巨大な怪物の声が密林の上空に響きわたった。
さっきの槍の一撃で折れ、出血する片腕をおさえながら、コサがつぶやいた。「オーロガロン……」と。
巨大な、少しドラゴンに似ている鳥が、空を飛び交っていた。
そして、一羽の大怪鳥の上から聞きなれた声が降ってきた。
「オッペン! コサ! だいじょうぶ?」
オッペンはとび上がり、大怪鳥の上の少女にむかって叫んだ。
「よっしゃ! イーア! 来ると思ってたぜ!」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】スキルを作って習得!僕の趣味になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》 どんなスキル持ちかによって、人生が決まる。生まれ持ったスキルは、12歳過ぎから鑑定で見えるようになる。ロマドは、4度目の15歳の歳の鑑定で、『スキル錬金』という優秀なスキルだと鑑定され……たと思ったが、錬金とつくが熟練度が上がらない!結局、使えないスキルとして一般スキル扱いとなってしまった。
どうやったら熟練度が上がるんだと思っていたところで、熟練度の上げ方を発見!
スキルの扱いを錬金にしてもらおうとするも却下された為、仕方なくあきらめた。だが、ふと「作成条件」という文字が目の前に見えて、その条件を達してみると、新しいスキルをゲットした!
天然ロマドと、タメで先輩のユイジュの突っ込みと、チェトの可愛さ(ロマドの主観)で織りなす、スキルと笑いのアドベンチャー。
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。
そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来?
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる