ニートの逆襲〜俺がただのニートから魔王と呼ばれるまで〜

芝桜

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第28話 意趣返し

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ーー  テルミナ帝国  南西部 コビール侯爵領 領軍駐屯地 地下牢 水精霊の湖のエスティナ ーー




「いや~食った食った~。ティナ交代だ。あたしが探知で見張ってるよ」

「ええお願い。今夜はシーナの魔牛肉の野菜炒めだったわね。楽しみだわ」

「兎の自信作ですぅ。コウさんも美味しい美味しいって、兎と一緒に食べたいって言ってくれました」

「シーナの丸焼きか~食いでがありそうだな」

「ち、違いますぅ……そういう意味じゃないと思いますぅ。う、兎の胸を見てたので……」

「アハハハハ! シーナも知らないフリして結構エロいじゃんか! コウにどうやって食べられるんだ? ん? 」

「そ、それは美味しくですぅ……」

「ほらっ! シーナをからかわないの。シーナがムッツリなのはもうわかってるんだから、いちいちイジらなくてもいいわ」

「ティ、ティナさんまで! う、兎はムッツリなんかじゃありません。普通の兎ですぅ」

「はいはい。それじゃリズ頼むわね。お風呂も入ってくるわ」

「あいよ~っていうか一日一回しか来ないからな。まあ見つかったら没収されるから警戒はするけどさ」

「隷属の首輪への信頼よねえ……」

  私はそう言ってマジックテントへと入っていった。

  テントに入るとシーナが作った料理がリビングのテーブルに並べられていて、私はコウに教わった作り手と食材への感謝の気持ちを込めていただきますと言ってから食べた。

  そしてお風呂に入り、いつもならこのタイミングでコウが扉を開けるのになと懐かしみながら汗を流した。


  今日でこの地下牢に入れられて2日目。
  明日には侯爵が帰ってくる予定みたいだから、今夜がこのテントでの生活も最後になるのかしらね。
  この2日間は私がウンディーネで、リズが探知のスキル、シーナが音で兵士が来ないか警戒しつつ3人で交代で食事を作って一人づつ食事とお風呂に入ってきた。

  外に2人残しているのは、万が一の時にすぐテントに呼びにいけるようにするため。マジックテントは中に人がいると収納できないから、急いで外に出て片付けないといけないの。

  コウが指輪とともに渡してくれたマジックテント高級と、その中にある食材にお風呂のおかげで快適な牢屋生活を送れたわ。
  さすがに寝るときは外で寝るけど、それだって外からはわからないようにのぞき窓の付いた鉄扉にボロ布を掛けて、高級毛布にくるまって寝るからぐっすりよ。体温調整機能付きのマントもあるしね。

  兵士も探知のスキルを使えるから扉の前には水を持ってくる以外には来ないけど、一応念のためにね。
  万が一見つかって没収されたらコウに申し訳ないわ。だからマジックテント高級も、私たちがコウと生活していた方ではない物を使っているの。
  あれだけは絶対に誰にも渡さないわ。あれは私たちの大切な思い出が詰まった宝物だから。

  そんなことを考えながらお風呂から出て着替え終わり、リビングでシークアのジュースを飲んでいるとテントの入口からシーナが飛び出してきた。

「ティ、ティナさん! 誰か来ます! 大勢います! 」

「なんですって! まさか!? 」

  私はシーナの言葉に恐らく侯爵が予定より早く帰ってきたのだろうと予想した。
  そしてまだ日が暮れて間もないとはいえ、夜に訪ねてくるということは……

  私は嫌な予感を振り払い、テントを急いで出た。
  そしてマジックテントを収納し、指輪にしまって3人の指輪をウンディーネに預けた。

  それから1分もしないうちに地下牢に大勢の人が足音が聞こえてきた。
  そしてその足音の主たちは鉄扉の前で止まり覗き窓を開け、私たちにその姿を晒した。

「下等種!? ホントにいたわ……いったいどうやって……」

「あら? 久しぶりね。貴女の無慈悲な命令に逆らって、魔石の魔力が切れるまでリズとシーナに守ってもらったのよ」

  覗き窓から見えた顔は整っているけどその意地の悪さを隠せない卑しい顔付きと、沸点が低くすぐ興奮する性格にぴったりの赤髪の馬鹿令嬢だった。
  相変わらずカンに触る甲高い声ね……喉が枯れないのかしら。

「そ、そんなのあり得ない……じ、地竜は!? なら地竜はどうしたのよ! 」

「倒したに決まってるじゃない。私たちのランクを見ればわかるでしょ? 3人で協力して戦ってA-ランクにまでなったわ」

「そんなことはどうでもいいのよ! 地竜の素材よ! 持って帰ったんでしょうね! 」

「あるわけないじゃない。相変わらず貴女はお馬鹿ね。マジックポーチも無いのにどうやって持ち帰るのよ。お肉は美味しく頂いたし。途中宝物からポーション3等級が出なかったらここにいなかったわ。それも全部使ってしまったけど。ギリギリだったのよ」

  まだ地竜の素材を諦めてなかったのね。もう首輪のことはどうでもいいみたい。命令すれば聞き出せたかもしれないのに、そこまで頭が回らないほど恋愛脳炸裂で、まだ殿下とどうにかなれると思ってるのね。馬鹿な女。

「使えないわね! お父様もうこの役立たずの下等種たちを始末してください」

  なんですって!

「そうだな。とっとと終わらせて帰るとしようか。おい! 連れ出して修練場で処分しておけ」

  私は嫌な予感が当たったと思いつつも、牢の鉄扉が開き兵士が中に入ってくる際に見えた侯爵と馬鹿令嬢に向かって叫んだ。

「待ちなさい! なぜ私たちが殺されなければならないの!?  伯爵令嬢と子爵令嬢の件なら遠くのダンジョンに私たちを行かせればいいことでしょ! 私たちはAランクよ。それなりにダンジョンの下層に行けるわ。帝国に上納する来年分の魔石だってまだ足りてないはずよ。私たちをただ殺すなんて合理的じゃないわ」

「相変わらず偉そうね。まあいいわ。私の奴隷に戻るために帰ってきたのに、死ぬことになる哀れな下等種に教えてあげる。私はアリータとメルシェにそそのかされて古代ダンジョンに入らされたの。大切なお友達だと思ってたのに裏切られたのよ。そして貴重なエルフの奴隷を失って命からがらダンジョンからの脱出に成功したの。悪いのはアリータの実家の伯爵家とメルシェの子爵家だけど、ニ家とも愛娘を失ったわ。そして私も大切にしていたエルフを失った。そして今回のことが皇室に発覚したら大変な罰を受けるわ。侯爵家も被害者とはいえ何らかの罰を受けるかもしれない。だから無かったことにしてあげたの。伯爵家と子爵家は感謝してたわ。だから万が一にも下等種がいることが見つかったら困るの。もうあなたはいないことになってるのよ。そこの兎と猫はなおさらね。私がアリータたちを殺したと思われるもの。お分りいただけたかしら?  」

「そういうことだ。まったくヒルデには困ったもんだ。エルフはもったいないが、今回の件で伯爵家と子爵家へ貸しができた。まあいいだろう」

「申し訳ありませんでしたお父様。殿下を射止め侯爵家の地位を盤石にするために少々無理をしてしまいました。でも危なかったわ。念のためモンドレット子爵に根回ししておいてよかったわ。さすが下等種はしぶといわね」

「うむ。さすが我が娘ヒルデだ。家のことを想ってしたことだ仕方あるまい。だが清楚で容姿の良いお前が殿下のお気に入りになることは間違いないのだからあまり無理をするな」

「はい、必ず殿下の心を掴んでみせますわ」

  なんなのこの馬鹿親子……

  つまり私は侯爵家も高価なエルフを失う痛みを伴ったという建前と、ニ家への貸しを少しでも大きくするための生贄ってわけね。
  そして私が生きていることをニ家が知り、隷属の首輪を使って真実を証言するよう言われたら困るから処分すると。

  雑なシナリオね。でも高位貴族だからそれが通ってしまうのでしょうね。私たちがいなければ、真実を知っているのはあの時一緒にいた冒険者だけですものね。
  でもきっともう彼はこの世にはいないでしょう。この女はそういう女ですもの。
  こんな屑のために、こんな理由で私とリズとシーナが死ななければならないなんて……

  理不尽……コウが言っていた理不尽てこういうことをいうのね……
  ダンジョンで盾にされたのも、馬鹿女の保身の為に私と私の大切な友達が死ぬのも理不尽。
  でもこれが貴族なのよね。こんなのたくさん見てきたわ。それが私たちの番になっただけ。

  それでも……それでもただ黙って殺されてなんてやるもんですか。
  最後に嫌がらせの抵抗くらいしてやるわ。

  私たちは部屋に入ってきた侯爵の護衛のSランク兵士として有名な男たちに、牢の外に出るように促された。
  強い……これがSランク……コウよりはずっと弱く感じるけど、それでも私たちじゃまだ敵わない。
  これじゃあここで抵抗してもあの馬鹿女は殺せない……なら……

「そこの兵士! 貴方よ! 貴方見たことあるわ! そこのヒルデに手を引かれて深夜に人目を忍んで部屋に入っていってたわね! 覚えてるわよ! 」

  私は馬鹿令嬢の側にずっといる金髪の兵士を指差して言った。
  この男は深夜に何度も馬鹿令嬢の部屋に入っていったのをウンディーネが見ているわ。
  私も一度だけこの目で見た。間違いない。この男だわ。

  よしっ! 侯爵が振り向いた。かなり驚いてるわね。
  毎晩のように色々な男を部屋に入れてると知ったらどうなるのかしら?

「なっ!? デタラメを! 」

  私に指をさされた兵士があぶら汗を流しながら叫ぶ。

「そ、そうよ! 下等種が往生際が悪いわよ! そんなデタラメでお父様を惑わすなんて! 貴方たちすぐそこの下等種を殺しなさい! 早くなさい! 」

「コビール侯爵! 私は隷属の首輪をしているわ。疑うなら真実を話すように命令してちょうだい! 」

「…………誰か、この男に隷属の首輪を嵌めよ」

「お父様! 」

「こ、侯爵様! 私はお嬢様に手など! 」

「ならば首輪を嵌められても問題あるまい。おいっ! 処刑はこの男を尋問して明日まとめて兵士たちの前で行う。ヒルデ、付いてきなさい」

「お、お父様! あの下等種の狂言に惑わされないでください! わ、私を! 私を信じてください! 」

「信じているとも。だが私はあのエルフの嵌めている隷属の首輪も信じている。人の多いここで嘘かどうかを確認するわけにはいかないのだ。万が一も無いと信じているがね。それでも嘘か本当かは、この男に聞けばわかる。違うか? 」

「……はい」

  勝った……数時間の延命だけど侯爵は私の首輪の信頼性を利用した言葉を信じたわ。
  忌々しい首輪だけど、こういう時は役に立つのよね。

  馬鹿令嬢の青ざめた顔。いい気味だわ。確かこういう時コウは……そうだわ! 確か『ざまぁ! 』って言うのよね。うふふ、なんだかスッキリしたわ。
  

  そして兵士たちが地下牢からいなくなり、私たちは腰が抜けたようにその場に座り込んだ。

「へ……へへ……見たか? あのクソ女の顔……ざまぁだな」

「ふええ……突然処刑されることになって兎はどうなることかと……ふええ……」

「時間は稼げたわ。数時間だけど……せめて心の準備はできるわね」

「あ~あ、こっちの方になったか~。念には念をだな。高位の貴族らしいっちゃらしいな」

「ふえええ……侯爵家にはAランクの兵もいっぱいいますし、子爵家とは違って魔石にも困ってないみたいですぅ」

「ここまで後顧の憂いを断つとはね。もう少しもったいないと思うと思ったんだけどアテが外れたわ。あの様子じゃ相当伯爵家と子爵家を追い込んだわね。ほんとに屑よね」

  悪いことをした人間ほど必死に根回しをして大きな声で責任転嫁をする。
  地位の高いものがそれをやれば、よほど強力な証拠を出さない限りたいてい通るわ。
  伯爵家も子爵家も自分たちより下の家に対してやってることだから、このニ家も表では侯爵に感謝しながらも裏で証拠探しをしているのでしょうね。見つかれば侯爵家に大きな貸しが作れるもの。
  でも今回の件の証拠は全て侯爵家の手の内。私たちがいなくなれば全て侯爵家の思惑通りになる。
  
  わざわざ侯爵まで出張ってきたのはしっかりその証拠がなくなるのを見届けるためかしらね。
  いえ、あのSランクの護衛たちを使いたいから、あの馬鹿令嬢にお願いされてってのが正解かも。
  処刑する際に万が一にも自分に危害が加わらないように。
  そこまでして近くで私たちが死ぬのをみたいのかしらね。ほんとイヤな女。

  こうなったら一か八かあの女だけでも道連れにし……あっ、ウンディーネどうしたの? 
  え? あの馬鹿令嬢が怒られるのを見てくる? 
  貴女最近行動的よね。コウと生活していた時も私からよく離れてたし。いったい何をしてたのかしら? 

  まあいいわ。貴女も私が死ねば精霊界に還ることになるんだし好きにしていていいわよ。あまり遠くへ行かないでね? え? 魔力を? そんなにどうするのよ。
  もうっ! ちゃんとあの女がどうなったかあとで教えてよね。

  私は無限水筒から勝手に出てきたウンディーネに魔力を渡し、好きにさせてあげることにした。

  あの子もコウと出会ってから変わったわよね。もともと好奇心旺盛な子だったけど、まさかコウの魔力を受け入れるとは思わなかったわ。
  こういうところでもコウと私は相性がいいのね。

  
  コウ……最後にもう一度会いたかったわ……また会えると思っていたのに……コウ……




  
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