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第3章 ニートと帝国動乱
第17話 【冥】の古代ダンジョン41階層
しおりを挟む「オルマ、前進してくれ。索敵は俺とティナに任せてくれればいいから、雪華騎士たちは戦闘に集中して欲しい」
俺たちは階層転移室を出て、事前に打ち合わせていたダンジョン用の隊列を組み前進の指示をした。
陣隊列は最前列に雪華騎士。その後ろにオリビアとティナ。そして最後尾に俺とメレスとリリアが続く形だ。
俺の合図に真っ白に塗装したミスリル製のハーフプレイトアーマーを身につけたオルマが、白いヘルムを縦に振って頷き前進を始めた。
そして数百メートルほど歩いたところで、俺の斜め前を歩くティナが振り向き話しかけてきた。
「コウ、確かこの階層はデスナイトとグリムリーパーが出るんだったわよね? 」
「ああ、A-ランクのデスナイトとB+ランクのグリムリーパーだけだと聞いたよ。やっとバンシーから解放されるからホッとしてるよ。あの叫び声はもう聞きたくないよ」
バンシーは口が裂けた女の幽霊で、魔力を乗せたとんでもないデカイ叫び声を発して精神攻撃をしてくる魔物だ。C+ランクだからA+ランク以上の俺とティナやリズたちはレジストできて実害はないけど、厄介なことに数が多い。壁を抜けて突然現れるから滅魔でも取りこぼすんだよな。もうあのキチガイのような叫び声は聞きたいくない。
それに比べればデスナイトやグリムリーパーなんて大歓迎だ。
デスナイトは20階層のボスとして一度戦っている。瘴気に包まれた黒い鎧と剣を持つ魔物で、頑丈で動きが速く剣を扱う技術も高い。けど所詮は魔力の塊だ。俺のスキルの前では瞬殺だった。
グリムリーパーはまあ死神だな。コイツも31階層で数度戦っている。コイツは薄暗いダンジョンの暗闇から背後に突然現れて、空中から大鎌を振り下ろす。神出鬼没に現れるのが厄介だけど、必ず背後から現れて毎回首しか狙わないから、探知能力に長けた人間を最後尾に配置すれば対応できる。まあこいつも魔力の塊だから瞬殺だったよ。
正直俺のスキルとこの死霊しか現れないダンジョンは相性が良すぎる。たとえ高ランクの魔物相手でもだ。魔帝が俺にこのダンジョンをしつこく勧めてきた理由がわかる。まあ魔帝が欲しがっている2等級の停滞の指輪は、俺も取っておきたいから見つけても教えないけどな。まだ2個しか持ってないし。俺とリズとシーナとオリビアで一個づつと、予備で1個は欲しいからあと3つ必要なんだ。魔帝の分は無いだろうな。だいたい魔帝は800年も生きてんだしもう十分だろ。
メレスは俺が面倒を見るし、リリアも雪華騎士もまとめて俺が面倒を見るから魔帝には安らかに旅立って欲しいと思う。地獄に。
魔帝といえば、今頃あのDVDが届いて発狂してる頃かな。ケケケ、ざまぁみろ。飛空宮殿を悪魔城にしたことと、ハマールを日本の管理者にした恨みは忘れねえからな。
ハマールにダンジョン攻略するから、毎日電話できなくなると伝えた時はホント大変だったんだ。絶対付いてくるとか言い出しやがってさ、2時間くらい説得してなんとか悪魔城に戻る度に会うと約束して納得してもらった。なんで俺がこんな苦労しなきゃなんねえんだよ。これも全部魔帝のせいだ。
「グリムリーパー……」
「ははは、大丈夫だよリリア。俺の隣にいれば何にも怖いことはないよ」
俺がハマールとのやり取りを思い出しゲンナリしていると、隣で歩いていたリリアがグリムリーパーが現れることを知り青ざめていた。俺はそんな彼女の肩を抱き寄せ、大丈夫だよと優しく頭を撫でながら言い聞かせた。
リリアはお化けが苦手だ。ゾンビとかデスナイトとかは大丈夫そうなんだけど、空を飛ぶお化けは駄目らしい。
「だ、大丈夫です。メレス様をお守りするのが私の役目ですから……幽霊ごときに後れはとりません! 」
「リリア、無理しなくてもいいわ。私とフラウが守ってあげるわ。私がリリアを、ずっと私を守ってきてくれた皆を守るわ」
「メレス様……」
「ふふふ、そんなに心配しなくても大丈夫よ。コウが側にいるんですもの。たとえ古代ダンジョンの41階層でも危ないことにになんてならないわよ」
「まあね。メレスもリリアも思いっきり戦ってくれればいいよ。危なくなったらフォローするから」
俺は隣で見つめ合うメレスとリリアに肩をすくめながらそう言った。
そうは言っても、よほど危なくなければ俺が倒したりはしない。全部倒したら彼女たちのランクが上がらなくなるしな。スキルで魔力を抜いて動きを鈍らせる。まあ竜にやったのと同じだ。
死霊も魔力が少なくなれば種族スキルを使えなくなる。それに身体にまとっている魔力を抜けば、竜みたいに自重で潰れることはないけど、魔力によって支えている鎧や武器を維持できなくなる。そうなればただのゴーストだ。もちろん触れられてもダメージなんかない。武器を取り落とすくらいだしな。
さすがにそこまで弱体化させるとオリビアの訓練にならないので、ギリギリ武器を持てる程度の魔力を残して抜くつもりだ。それでも全員が死霊にダメージを与えることのできるミスリルの剣を装備しているし、魔法も使えるからイージーモードなんだけどな。
そうしてリリアを安心させた俺たちは40階層へと繋がる階段を目指し、灰色の壁に包まれた薄暗い道を進んでいった。
※※※※※※※※※※
「オルマ! 300m前方の角からからデスナイト3体がやってくる! 」
階層転移室を出て薄暗い道を進み30分ほどした頃。俺の探知にデスナイトの魔力反応が引っ掛かった。
俺はすぐにそのことを前方にいるオルマへと知らせた。
「了解! 雪華騎士団は展開し前進せよ! 」
「オリビアはオルマたちと連携! ティナはその援護を! 」
俺の警告にオルマたち雪華騎士10名が道いっぱいに展開してから前進したのを確認した後、続いて白銀のフルプレイトアーマーを身につけたオリビアへ雪華騎士たちと連携するようにと指示をした。その際にティナへ、皆を援護をするようにも伝えた。
「はいっ! 」
「わかったわ! 」
「メレスは足を狙って凍らせて動きを止めてくれ! リリアは後方警戒! グリムリーパーが突然現れるから注意するように! 」
「ええ、任せて。フラウ! デスナイトの足を凍らせて! 『氷河』! 」
俺がメレスに指示をすると彼女は精霊魔法を発動させ、通路上に現れたデスナイトの手前50mほどの位置に道いっぱいに氷の河を張った。デスナイトはその氷の河を物ともせず踏み割り渡ろうとするが、氷に触れた足が次々と凍っていき身動きが取れなくなっていった。
「いいぞメレス! そらっ! 『滅魔』! よし、これで余裕だろ」
精霊魔法を受け動きが止まったデスナイトへ、俺は滅魔を放ち魔力をゴッソリと抜いた。それにより手に持つ剣で足の氷を割ろうとしていたデスナイトの動きが鈍り、その隙に盾と片手剣を持つ雪華騎士と、両手剣を持つオリビアがデスナイトへと襲い掛かった。
デスナイトは剣を振り上げ迎え撃とうとするが、ティナのウンディーネにより剣を弾かれ雪華騎士とオリビアの攻撃を無防備に受けることになり次々と倒れていった。そして最後のデスナイトが倒れ、安心したところで突然背後の壁に魔力反応が現れた。
「リリア! グリムリーパーが来るぞ! メレスはグリムリーパーへ対処! オリマとオリビアは前方の壁を警戒! グリムリーパーは後方を撹乱して、全員の注意を後方に向けた後に前方の壁から現れるのがパターンだ! 」
俺は皆にそう指示をしながら背後に現れ、大鎌を振り上げ俺とリリアへと向かってくるグリムリーパー3体へと滅魔を放ち動きを鈍らせた。
「うっ……メ、メレス様に指一本触れさせません! 『炎槍』! ハアァァァ! 」
リリアは初めて目の当たりにするグリムリーパーに一瞬怯みながらも、3本の炎の槍を一体のグリムリーパーに叩き込んだ。そして動きが止まったグリムリーパーへミスリルの短剣を両手にそれぞれ持ち、1mほど浮き上がっているグリムリーパーへジャンプして斬り掛かった。
《オオォォ……》
リリアの短剣は見事グリムリーパーの目に突き刺さり、頭蓋骨の中にある魔石を砕くことに成功した。それによりグリムリーパーは力なく地に落ちたが、そこへ残り2体のグリムリーパーが襲い掛かった。
俺がミスリルの剣を抜き、リリアとグリムリーパーの間に割って入ろうとしたその時。後方からメレスの声が響き渡った。
俺が振り向くとメレスは宙に浮かびあがっており、グリムリーパーへと手を伸ばしていた。
メレスが宙に浮いているのは、伝説級装備の『天女の羽衣』の能力である飛行を発動したからだろう。この羽衣は短時間だけど空を飛ぶことができる。そして消費魔力は大きいが、魔力量に応じた結界も張れる。さらには自動修復と体温調整機能まで付いてるというとんでもない防具だ。なんでも俺のところに来る時に魔帝に渡されたらしい。さすが過保護な親馬鹿だ。こういう時はそれも役に立つんだよな。
「フラウ! グリムリーパーを切り刻んで! 『氷華乱舞』! 」
メレスは宙に浮いた状態でフラウに指示をし、周囲に直径1mほどのバラのような形をした氷の花を10個ほど出現させ放った。その放たれた氷の花は、高速で回転しながら2体のグリムリーパーへと一斉に襲い掛かった。
氷の花びらが刃になっているのだろう。グリムリーパーが羽織っていたローブはズタズタに切り刻まれ、本体の骨も削り取られやがて切断された。そしてグリムリーパーは身体を維持する魔力を失い、大鎌とボロボロのローブを残し消滅していった。
《オオォォォォン……》
「メレスナイスだ! ん? オルマ! そっちの左右の壁から2体ずつ4体だ! 『滅魔』! 」
俺がメレスの鮮やかな精霊魔法を絶賛していると、前方の壁から魔力反応が突然現れた。
予想通りだと思った俺はすぐにオルマへと指示をして、壁から現れたグリムリーパーへと滅魔を放ち弱体化させた。
それと同時に俺の指示で警戒をしていた雪華騎士たちとオリビアは、壁から出てきたグリムリーパーへ牽制の炎壁を放ち動きを止めたあと斬りかかっていった。
不意打ちさえ防げばたかがB+ランクの魔物だ。Aランクの雪華騎士と同じB+ランクとはいえ、俺が渡した英雄級のダンジョン産の装備を身につけているオリビアの相手ではない。
そのオリビアはというと、雪華騎士たちよりも素早く動きグリムリーパーへと大剣を叩きつけていた。その動きは、フルプレイトアーマーを身につけているとは思えないほど軽快な動きだった。
オリビアの装備しているこの英雄級防具であるミスリルのフルプレイトアーマーは、軽量化と自動サイズ調整及び自動修復。そして体温調整機能機能まで付いている優れものだ。大剣も通常時は軽く、魔力を込めると重くなる機能と自動修復機能がある。この装備なら同じミスリル製の鎧でも、特殊能力のない雪華騎士団のハーフプレイトアーマーよりも素早く動けるのは道理だ。雪華騎士たちは盾も持っているしな。
「お疲れさん! 周辺にもう魔物の反応は無いから、大鎌とデスナイトの剣と魔石を回収して前に進もう。明日の午前中には階段にたどり着きたいから、この調子でどんどん行こう! 」
「「「ハッ! 」」」
俺が雪華騎士たちが最後のグリムリーパーを倒したところでドロップ品の回収を指示をすると、皆はキビキビと魔物が消滅したあとに残った装備と魔石を回収していった。
グリムリーパーの大鎌は黒鉄と鉄の合金だけど、デスナイトの剣は黒鉄製だからな。30階層までは大した装備を得られなかったけど、この階層からは中々においしい。さすが古代ダンジョンだ。
「光。私はどうだったかしら? 役に立てたかしら? 」
「ああ、氷華乱舞だったっけ? あれは凄かった。さすが精霊魔法は自由度が違うよね。あれだけの数の氷華を自在に操れるなんて、メレスはいっぱい練習したんだね」
俺は浮いていた状態から隣に降り立ち、得意げな顔をして俺に感想を聞いてきたメレスを褒めた。
確かに強力な精霊魔法だった。あんな氷の花びらのチェーンソーみたいなのをよく思いついたもんだ。
「ふふっ、よかったわ。エスティナに言われてまんがとあにめで勉強したの。フラウも面白そうって一緒に観て協力してくれたわ」
「漫画ネタだったのかよあの技……まあティナも最近ウンディーネを竜の形にしたりしてるしね。納得だ」
精霊魔法は自由が利くからな。イメージが大事だから漫画やアニメをネタにするのはまあ正解なんだろうけど、この間ティナが海で大技を練習してたんだよな。竜の形の圧縮した水を空高く舞い上げて、一気に敵にぶつけるってやつ。中位精霊でやるには相当な魔力を消費するらしく、ティナもウンディーネもクタクタになってたよ。俺としてはそんな一回しか使えない大技とか、ダンジョンで使われても心配しかない。メレスもアニメとか見過ぎてそのうち無茶しないか心配だ。
「私は光の隣でずっと戦いたいの。だからランクを上げるわ」
「ははは、それは嬉しいね。ならいっぱい倒さないとな」
「私もメレス様をお守りするために光殿の隣で戦います」
「リリアは幽霊はもう大丈夫なのか? さっき青ざめた顔でグリムリーパーに斬りかかってなかったか? 」
俺はグリムリーパーの魔石と大鎌を回収して、メレスの隣にやってきたリリアに笑いながらそう言った。
「も、もう大丈夫です! 光殿の側にいれば……大丈夫です」
「そっか、なら二人とも俺から離れないようにな? 必ず守るから」
「ええ、光から離れないわ」
「は、はい。離れません……絶対に」
「それじゃあ出発しようか」
俺はメレスとリリアの手を取り、前方で魔石の回収が終わり陣形を組み終えた雪華騎士とティナたちに向けて出発の合図を送った。
さて、明日にはボス戦だな。ボスを倒したらまたここに戻ってきて、そこで一旦地上に出て雪華騎士のメンバーを入れ替えて次は51階層へ挑戦だ。
オリビアは61階層以降は付きっきりで見てあげれるからいいとして、メレスは魔力特化種族で魔力だけA-ランクだ。50階層のボスを倒すまでのこの6日間の間に、他のCばかりのステータスをせめてB+にはしたいな。リリアのお化け恐怖症もなんとかしないと。
俺は二人の育成計画を練りながら、両隣にいるメレスとリリアと手を繋いだままダンジョンを進むのだった。
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