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第3章 ニートと帝国動乱
第18話 反乱軍
しおりを挟むーー テルミナ帝国 南部 旧コビール侯爵領 辺境の街スラム街 反乱軍司令官 グリード ーー
「また来たのかライガン」
俺はローブを目深に被り、部屋に入ってきた男を見てそう声を掛けた。
ドアの外で警備の者たちが倒れているのが見える。全員Bランクなのだがな。強くなったものだ。
「ようグリード。こんなとこに隠れてやがったのか、ずいぶん探したぜ? 」
「よくも毎回俺の居場所を見つけるな。お前も俺たち同様に、あの時殺した貴族の遺族たちから追われてる身だ。気安く会いにくるな。アクツさんに迷惑が掛かるぞ」
奴らはしつこい。俺たちに殺された貴族の遺族同士で、あの時復讐を果たした俺たち150名の顔と名前を完全に把握している。取り潰され帝国の直轄領となったこの地は他の街よりは潜伏しやすいが、安全というわけではない。俺たちはともかく、ライガンが捕まったら恩人に迷惑が掛かる。
「ガハハハ! それがよ、ボスに帝国に行ってることがバレちまってな。お前らに会ってるって言ったら、呆れながらも護衛まで付けてくれたぜ。そのうえいざとなったら貴族の兵をぶっ殺して逃げてきていいって言われてんだ」
「なんだと!? アクツさんは貴族だろ? そんなことをしたら帝国で立場が悪くなるのがわからないのか? それどころか俺たちが殺した貴族たちが、徒党を組んでアクツ領に攻め寄せてくるぞ」
「ヘへッ! 歓迎するってよ」
「なに? 」
「だから攻めてきたなら返り討ちにして、逆侵攻して皆殺しにするってよ。モンドレットの時のようにな」
「なっ……」
俺はライガンがニヤリと笑って口にした言葉に絶句した。
返り討ちにする? 俺たちが殺した貴族の当主は、男爵家から伯爵家まで合わせて10家はいるんだぞ?
確かに先日、アクツ男爵軍はモンドレット子爵家を滅ぼした。それはもう容赦なく皆殺しにしていた。それを知った俺たちは、我がことのように喜んだものだ。同胞が帝国貴族を滅ぼしたとな。
しかしだ。さすがに10家もの貴族に睨まれれば、いくらアクツさんでも無傷じゃ済まないはずだ。それを逆侵攻するまでするといってのけるとは……なんなのだあの人は……
「ボスは帝国貴族なんて屁とも思ってねえよ。俺もサクラジマのダンジョンに来たアホ貴族を何人も殺った。あまりにもやり過ぎて、今じゃ誰もサクラジマとキュウシュウのダンジョンへは来なくなった。だからグリード。帝国を滅ぼすなんて馬鹿なことはやめて俺たちのところへ来い。俺たちと一緒にいれば貴族どもをぶっ殺せるぞ? 」
「しつこい。俺たちは反乱軍だ。貴族を殺すことが目的ではない。帝城に乗り込み皇帝殺し獣人の力を思い知らせ、混乱に乗じて俺たちの国を作る。もう二度と帝国の奴らの奴隷にならないためにな」
「たいそうな名分を考えたもんだな。お前はゼナを失った悲しみから立ち直れないだけだろうが! 恋人を殺した貴族をぶっ殺しただけじゃ気が済まねえだけだろうが! テメエの私怨に周囲を巻き込むんじゃねえ! 」
「否定はせん。だから二度と同じ不幸を繰り返させないようにするため、皇帝を殺し建国する必要がある。俺たち獣人が、もう二度と他者から虐げられることのないようにな。それだけだ」
ライガンは妹を失った悲しみを乗り越えた。だが俺と共に来た仲間たちは乗り越えられなかった。
わかっている。過去を振り返らず前に進まなければなわないことはわかっているのだ。サクラジマに行けば幸せになるのだろう。あのアクツさんが支配している土地だ。それはそうなのだろう。
アクツさんには感謝している。あの人は帝国に家畜扱いされていた獣人とエルフを奴隷から解放してくれた。恋人を家族を失い、さらに四肢までも失い繁殖場で腐っていた俺たちを治療し希望を与えてくれた。そして俺たちの復讐の手助けまでしてくれ、親友のライガンや女たちを匿ってくれた。
ライガンと共に行きたかった。そして受けた恩を返したかった。しかし俺たちは帝国人を許せなかった。俺たちは恩返しよりも私怨を果たすことを選んだ。それは認めよう。
だが潜伏生活をしているうちに俺は気付いた。奴隷から解放されたとはいえ、人として見られていないのは以前と同じだということを。帝国人に帝国から支給された生活補助金を奪われている者も多くいた。卑しい帝国人のやりそうなことだ。
この大陸にはまだ九百万人の獣人がいる。このままずっと俺たちは帝国人の食い物にされるのか? 確かにダンジョンで殺されることは無くなった。しかし帝国人に家畜のように扱われることも、貴族に虫のように殺されることも以前と変わらない。そんな理不尽を多くの同胞が当たり前のように受け入れている。このままでいいのか? 良いはずがない!
アクツさんは帝国貴族だ。しかも皇帝と繋がっている。あの人のもとにいたら何も変えることはできない。俺たちは自分の力で帝国から独立するしかない。そのために多くの獣人たちが血を流すことになるだろう。だが家畜と見下している帝国人に、俺たちは家畜ではないと。誇りある獣人だと思い知らせなければ、いつかまた俺たち獣人は帝国の奴隷となるだろう。
「ヘッ! 脳筋熊野郎だったお前が獣人の未来を語るとはな」
「最初は恨みだけだった。帝城に乗り込み玉砕するつもりでいた。だが多くの獣人たちが、家畜であることを受け入れている現状を見て考えが変わった。長い時を奴隷として過ごした俺たちは、それが当たり前だと思ってしまっているのだ。俺たちは未来の獣人のために戦う。そして本当の意味で獣人を帝国の奴隷から解放する」
「グリード。それは理想論だ。帝国は強大だ。この世界の先住民である人族もあっという間に呑みこまれた。そんな帝国にお前ら如きが勝てるわけがねえだろうが。ボスのところ来い。あの人なら俺たち獣人の未来を築いてくれる。多くの人獣人を幸せにしてくれる。その証拠に俺を見ろ。この俺がアクツ男爵家の親衛隊隊長だぞ? あの人は獣人の俺たちを親衛隊として身近に置き信頼してくれているんだ。将来は獣人たちのために領地をくれるとも言ってくれてもいる。そこで俺たちが獣人の未来を築けばいいじゃねえか。帝国人に二度と虐げられることのない獣人の未来をよ」
「それじゃあ駄目なのだライガン。確かにアクツさんならやってくれるだろう。だがアクツさんがいなくなった後はどうする? アクツさんの子や孫。その子孫も俺たち獣人を庇護してくれるとは限らない。獣人の地位は獣人によって築くべきなのだ。俺たち反乱軍は現在各地に5万人いる。それだけの戦士たちが俺に付いてきてくれている。皆が帝国から独立し、獣人の国を作ることに希望を持っているのだ。帝国が強大であろうと、俺たちは獣人の未来のために戦わねばならぬのだ」
今はいい。アクツさんは信頼できる。だが未来はわからない。獣人の国を作り帝国と対抗できるようにならなければ、俺たち獣人の未来には不安しか残らない。
幸いライガンたちがモンドレット子爵領で暴れてくれたことで、反乱軍に加入する者は一気に増えた。このまま増え続ければ帝国に対抗できる勢力になる。戦力を整えた後に帝都に侵攻して皇帝を殺し、次の皇帝が決まるまでの間に一気に建国する。やれる。俺たちならやれる。
「負けたらどうするんだ? 反乱を起こした獣人を帝国は許しはしないだろう。この地で生活をしている何百万という同胞が迫害を受けるぞ? 多くの者が殺されるかもしれない。それは考えねえのか? 」
「勝機はある。大陸にいないお前にはわからないだろうが、帝国は近々荒れる。その時に俺たちは動く」
ロンドメル公爵が反乱を企てている可能性が高いという情報が、闇ギルドにいる同胞から得ている。ロンドメル公爵家が派閥を問わず頻繁に貴族たちと会っており、公爵とその派閥の貴族たちの飛空戦艦が少しずつロシアに集結しているそうだ。これはほぼ間違いないだろう。
皇帝は強い。マルス公爵とハマール公爵も皇帝側につく。そうなればロンドメルでは勝てないだろう。しかしそれだけ多くの貴族を巻き込む戦争だ。大戦になるのは間違いない。ならばその隙に俺たちが帝都を占拠する。帝城に皇帝がいれば殺し帝国を混乱させ、いなければ一族の者たちを人質に独立を認めせてもいい。帝国人は信用できぬから、できれば殺したいがな。
「答えになってねえな。俺は負けた時のことを聞いてんだ。お前が死ぬのは勝手だが、同胞を巻き込むんじゃねえ」
「だからアクツ領に女子供を送り込んでいる」
「結局ボスに頼ってんじゃねえか! てか、やたら女子供ばかりまとまって来ると思ったらお前の仕業だったのかよ! ボスが泣いてたぞ! 」
「保険だ。まだまだ行くから世話を頼む。国を作ったら呼び戻す。それまで守ってやってくれ」
「ケッ! 残念だったな。国ができても誰も帝国なんかには戻らねえよ。こっちに来た奴らは毎日笑ってるからな」
「そうか、それならそれでいい」
知っている。アクツ領に向かった者たちから、テント生活にもかかわらず皆が幸せそうだと連絡を受けている。だから仲間たちを護衛につけエルフの森まで送っているのだ。
「チッ……グリード。お前は知ってるか? 皇帝の娘のメレスロス様っていうんだが人気者なんだぜ? 皇帝とエルフのハーフでよ。差別されてる者の気持ちがわかる優しい人なんだ。夏は毎日移民のためにクタクタになるまで氷を作って回ってたんだぜ? メレスロス様だけじゃねえ。男爵家にはほかにも帝国人がいる。最初はモメたりもしたが、今じゃうまくやってる。俺たちはもう奴隷じゃねえんだ。反乱を起こさなくても帝国と対等に付き合えるんだよ。保険なんか用意するくらいなら、最初から反乱なんか起こすのをやめればいいじゃねえか」
「そうか、ならば全ての帝国人とそうなれるよう、なおさら力を見せねばなるまい」
「かぁーーっ! なんでお前はそう戦って解決しようとするんだよこの脳筋熊野郎! 時間を掛けてゆっくり獣人の地位を上げていけばいいんだ! ボスは高ランクの停滞の指輪を持っている。あの人が生きているうちに獣人の地位は間違いなく上がる! 俺がそうしてみせる! だからそんなに急ぐな! 死に急ぐんじゃねえ! 」
「そうか……そうなのだろう。ライガンならできるのだろうな。しかし……やはり大層な大義名分を掲げていても、俺は恨みに呑み込まれているのだろうな。この手で帝国を、その象徴である皇帝を殺したいのかもしれぬ」
「馬鹿が……」
「お前のいう通り脳筋熊だからな」
「……また来る。どこに行っても必ず見つけ出すから移動しても無駄だ。うちの御庭番衆は優秀だからな」
「しばらくはここにいる。武器を調達しないとならんからな」
「そうか……グリード。これは忠告だ。帝国と戦う時は女子供には手を出すな。それだけはボスは許さねえ。恩人と敵対したくなかったら配下の者たちに徹底しておけ。逆にそれさえ守ればお前たちが負けた時にボスは救いの手を差し伸べてくれる。あの人はそういう人だ」
「……わかった。皆には言い聞かせておこう」
ライガンはそういってくれるが、さすがに帝国に反乱を起こした俺たちがアクツさんに身を寄せることはできない。あの人をこの戦いに巻き込むわけにはいかない。だがせめて恩人に助けなければよかったと思われないよう、皆には徹底しておかねばな。
「ならいい。邪魔したな」
ライガンはそう言ってフードを目深に被り部屋を出ていった。
羨ましい男だ。あれだけ愛していた妹の死を乗り越えて前へと進んでいる。
それに比べ俺は……
ゼナの死を乗り越えることができないこの弱さを大義名分で覆い隠し、多くの同胞を巻き込み帝国に挑もうとしている。
ゼナ……お前はこんな情けない俺に怒っているのだろうな。
帝国を倒しさえすれば俺もライガンのように……
俺は天井からぶら下がる魔導ランプを見つめ、帝国を倒せばきっとライガンのように前に進めると考えていた。
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