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四・レイン・グランケットの受難
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レインの一番の悩みはリオールとのことだ。初めての性交は不可抗力だったが、それからもヒートが訪れるたびに慰めてくれたのは義理の弟だ。申し訳ないと思っている。
それだけでなく、国家騎士団でいることを黙っている代わりに、ヒート以外でも抱かれるようになってしまったことは、レインにとって不安な要素となっている。体力的な問題以外にも、重要なことが二つあるのだ。
「――それで、私に相談というのは?」
国家騎士団の本部が置かれているのは城のすぐ近く。宿舎一階にある総司令官が陣取る執務室にて、レインは出された紅茶を啜っていた。上司でもあるアキ・タカミヤは、国内最強と呼ばれるほどの剣術捌きでも有名だ。レインとグウェンソードの師匠でもあり、年齢はレインの十歳年上なので誕生日がくれば三十五になる。
異国生まれの母親を持ち、黒髪ボブヘアーが特徴的だ。食べても太らない体質らしく、小柄ゆえに女性とも見間違えるほどだが、正真正銘の男。そしてΩでもある。
「リオールのことなんですけど、婚約者がいるのに、おれと……その、いつまで寝るのかな……と」
「ああ、そのことね」
次期王位継承者であるリオールが、兄であるレインと性的関係を持っていることを知っているのは、グウェンソードとアキ、グウェンソードの妹であるリグジェット、亡くなったとされている実弟のラクセルだ。
リオールには三つ年上の婚約者がおり、王妃が結婚相手として勝手に決めたのは二年前。まだ十八になったばかりの頃だ。当然ながらリオール本人は反対するも、よりよい相手との後継者を残すことしか考えていないので、息子の意見など母親にとってはどうでもいいようだ。
首都グランハリストの南方にある、港町サウスメアで育ったハワード公爵の愛娘で、幼い頃からよく遊びにくるローズマリー嬢は、王妃とどことなく外見が似ていた。腰まで伸ばされた赤茶の長い髪の毛は、ゆるやかなウェーブがかかっており、笑うとえくぼが浮かぶ愛嬌のある美人だ。ローズマリーは、相手の地位にはまったく興味がないため、誰でも分け隔てなく接することのできる気さくな性格をしている。レインやラクセルが養子だと耳にしても態度を変えるようなことはなかった。
結婚相手として申し分ないことは誰の目から見ても明らかだ。漁港を統括するハワード公爵家が後ろ盾になれば、国益の面でも大いに貢献するだろう。販路を増やしたい公爵家と、安定して首都に流通させたい王家とは相性がいい。王族の婚姻としてこの上ない好条件だ。
それなのにリオールは乗り気ではないゆえ、用事でローズマリーが立ち寄っても、挨拶をしただけで瞬時に逃げてしまう。
立派な婚約者がいるのにも関わらず、夜を共にする回数が増えているので、レインはいてもたってもいられず相談していた。ヒートは抑制剤の効力が持続していれば、フェロモンを抑えることも可能だ。その場合、リオールに一週間もの間抱かれずに済む。しかし年に数回は効き目が悪くなるのか、仕事を一週間ほど休みにしてもらい、部屋にこもりっきりになる場合がある。そのためレインの自室だけは特別仕様で、キッチンやバス・トイレが完備されている。不用意にαを刺激しない自衛のためでもあった。国王が手配してくれたのだ。レインの母親がΩで苦労していた姿を目にしていたからかもしれない。
抑制剤の効きにくいヒート期に、即効性のある薬剤で抑えることも可能だが、三日間しか持たない上に、残りの四日間は記憶を失ってしまうので、リオールのいない勤務中や野営中には絶対に使うなときつく止められている。使ってしまうと、抑えていた分、四日間で爆発してしまうらしく、いくら搾り取っても下半身が疼くらしい。任務遂行中に隊員たちと輪姦したくないので、最終手段はどうしても外せない用事のあるとき以外使ったことはない。
あと数か月すればリオールも二十歳の成人を迎える。早ければ成人と同時に籍を入れて結婚するだろう。国王もそうしてきたので珍しくない。
けれど、リオールが結婚したあともレインのヒートはやってくる。ローズマリーのことを考えると、今から――いやもう少し早く現状を断ち切るべきだったと、最近は考えが及んでしまうのだ。誰だって結婚相手が義理とはいえ、兄と肉体関係を持っていることを耳にしたくないだろう。王妃の耳に入れば卒倒ものだ。
「本人はなんて?」
「まともに取り合ってくれないんです。話そうとすると『俺がいなかったら、レインが困るだろう?』の一点張りで……」
三歳になってから共に過ごしてきたが、成長したリオールが一体なにを望んでいるのか、身近にいるというのに感情を汲み取ってやることは容易ではなかった。大人たちに囲まれて育ったために、自分の思考を表に出すことをあまり好まないのもある。ラクセルはよく笑っていたのに対し、滅多に笑顔になるようなことはなく、ようやく笑ったとレインが喜ぼうとしても、口角が釣り上がるだけだった。
「うーん、でもあの子は昔からレイン一筋だったんじゃない?」
「う…………そう言われてみれば、そうですね」
実弟であるラクセルが元気だった七年前、よくどちらが先にレインと遊びに行くかで揉めていた。昇級したい一心で人よりも長時間働き、国家騎士団で多忙を極めていた時期なので、任務で二か月休暇が取れないこともしばしばあった。ようやくもぎ取った休日に、今度は弟たちが張り合い、思春期真っ只中の年齢のはずなのに、好きな子ではなくレインをめぐる争いをして、二人はよくケンカしていたことを覚えている。
「とりあえず、今のまま様子を見るしかないんじゃないかな」
なにを考えているかわからないんだし、とアキにまで付け足されてしまったレインは、がっかりしてしまい肩を落とす。やはり自分で悩まず楽をしようとしたことが、そもそもの間違いだったと落胆する。
「そう悲観しなくても大丈夫。いざとなればグウェンソードがいるし、彼が嫌なら後腐れのないαの知り合いでも紹介してあげるよ。リオールには恨まれるだろうけど」
アキのヒートはグウェンソードが解消している。アキにも番はおらず独身だ。異国の血が混じっているため引く手あまたの美人だけれど、腕っぷしは国内最強なので挑戦する者は少ない。交際を申し込んだ相手を返り討ちにすることもしばしばある。
フリーのΩは、ヒート期を迎える年齢になると、革製の首輪をして不本意に噛まれないよう守るのが一般的だ。レインも、リオールからプレゼントされた丈夫なものを身につけている。けれど、アキは一度も首輪をつけたことがないのだという。
「……わかりました。突然押しかけてごめんなさい。紅茶、美味しかったです」
「役に立てなくてごめん。あ、これ今月分の抑制剤だよ」
ありがとうございます、とお礼を告げてから薬を受け取ると、執務室を後にした。抑制剤は、アキにお願いして前金を支払い分けてもらっている。薬が少々高価なため、割引するためにまとめ買いしている。
レインにはもう一つ悩みがあったのだが、そちらは相談し忘れてしまった。
リオールには年の離れた弟たちが存在する。五歳のときに双子のアサギとシグレ、六歳のときにはジークという名の弟が産まれている。
問題は放浪している六男のジーク――ではなく双子だった。双子は生まれつき身体が弱いため、リオールに媚びへつらっていた一部の大人は、第二・第三継承権を持つ二人に目をつけた。扱いづらい兄のリオールとは違い、聡明で優しい双子は、性格がおっとりしている。そのため、陰から操るなら双子の方が簡単だと五年ほど前から狙われているのだ。
グウェンソードに、「弟のラクセルとは一緒に寝なくなったのに、未だにリオールとは寝るんだな」とからかわれたときも、内部抗争があることを把握したレインを落ち着けるためだとわかったので、反論することはなかった。もしも寝ている隙を襲撃された場合、レインが傍にいる方が守れるので別々の部屋で眠るという選択肢はない。
それに、妹である王妃の権力を、少しでもいいから我が物にしたいと伯父が企んでいると投書があったため、尚更リオールを一人にするわけにはいかなかった。ある程度、身を守るすべを教えてはいるが、異国のことわざで多勢に無勢という言葉がある。グウェンソードが口にしていた言葉で、人数には敵わないという意味だ。それを踏まえて、単独行動だけは避けさせていた。
レインが、ラザとして遠征の任務で離れ離れになるときは、寝つきがあまりよくないほど影響している。ラクセルが亡き者とされている今、リオールだけでも自分の手で守りたいと思っていた。
リオール派と双子派が互いに様子を探り合っているので、双子にはレイン直属の部下が複数人態勢でついている。不必要に怯えさせたくないので、内部抗争のことは打ち明けていない。
午後からの勤務に備えるため、まだ少し早いが隊服に着替えた。
それだけでなく、国家騎士団でいることを黙っている代わりに、ヒート以外でも抱かれるようになってしまったことは、レインにとって不安な要素となっている。体力的な問題以外にも、重要なことが二つあるのだ。
「――それで、私に相談というのは?」
国家騎士団の本部が置かれているのは城のすぐ近く。宿舎一階にある総司令官が陣取る執務室にて、レインは出された紅茶を啜っていた。上司でもあるアキ・タカミヤは、国内最強と呼ばれるほどの剣術捌きでも有名だ。レインとグウェンソードの師匠でもあり、年齢はレインの十歳年上なので誕生日がくれば三十五になる。
異国生まれの母親を持ち、黒髪ボブヘアーが特徴的だ。食べても太らない体質らしく、小柄ゆえに女性とも見間違えるほどだが、正真正銘の男。そしてΩでもある。
「リオールのことなんですけど、婚約者がいるのに、おれと……その、いつまで寝るのかな……と」
「ああ、そのことね」
次期王位継承者であるリオールが、兄であるレインと性的関係を持っていることを知っているのは、グウェンソードとアキ、グウェンソードの妹であるリグジェット、亡くなったとされている実弟のラクセルだ。
リオールには三つ年上の婚約者がおり、王妃が結婚相手として勝手に決めたのは二年前。まだ十八になったばかりの頃だ。当然ながらリオール本人は反対するも、よりよい相手との後継者を残すことしか考えていないので、息子の意見など母親にとってはどうでもいいようだ。
首都グランハリストの南方にある、港町サウスメアで育ったハワード公爵の愛娘で、幼い頃からよく遊びにくるローズマリー嬢は、王妃とどことなく外見が似ていた。腰まで伸ばされた赤茶の長い髪の毛は、ゆるやかなウェーブがかかっており、笑うとえくぼが浮かぶ愛嬌のある美人だ。ローズマリーは、相手の地位にはまったく興味がないため、誰でも分け隔てなく接することのできる気さくな性格をしている。レインやラクセルが養子だと耳にしても態度を変えるようなことはなかった。
結婚相手として申し分ないことは誰の目から見ても明らかだ。漁港を統括するハワード公爵家が後ろ盾になれば、国益の面でも大いに貢献するだろう。販路を増やしたい公爵家と、安定して首都に流通させたい王家とは相性がいい。王族の婚姻としてこの上ない好条件だ。
それなのにリオールは乗り気ではないゆえ、用事でローズマリーが立ち寄っても、挨拶をしただけで瞬時に逃げてしまう。
立派な婚約者がいるのにも関わらず、夜を共にする回数が増えているので、レインはいてもたってもいられず相談していた。ヒートは抑制剤の効力が持続していれば、フェロモンを抑えることも可能だ。その場合、リオールに一週間もの間抱かれずに済む。しかし年に数回は効き目が悪くなるのか、仕事を一週間ほど休みにしてもらい、部屋にこもりっきりになる場合がある。そのためレインの自室だけは特別仕様で、キッチンやバス・トイレが完備されている。不用意にαを刺激しない自衛のためでもあった。国王が手配してくれたのだ。レインの母親がΩで苦労していた姿を目にしていたからかもしれない。
抑制剤の効きにくいヒート期に、即効性のある薬剤で抑えることも可能だが、三日間しか持たない上に、残りの四日間は記憶を失ってしまうので、リオールのいない勤務中や野営中には絶対に使うなときつく止められている。使ってしまうと、抑えていた分、四日間で爆発してしまうらしく、いくら搾り取っても下半身が疼くらしい。任務遂行中に隊員たちと輪姦したくないので、最終手段はどうしても外せない用事のあるとき以外使ったことはない。
あと数か月すればリオールも二十歳の成人を迎える。早ければ成人と同時に籍を入れて結婚するだろう。国王もそうしてきたので珍しくない。
けれど、リオールが結婚したあともレインのヒートはやってくる。ローズマリーのことを考えると、今から――いやもう少し早く現状を断ち切るべきだったと、最近は考えが及んでしまうのだ。誰だって結婚相手が義理とはいえ、兄と肉体関係を持っていることを耳にしたくないだろう。王妃の耳に入れば卒倒ものだ。
「本人はなんて?」
「まともに取り合ってくれないんです。話そうとすると『俺がいなかったら、レインが困るだろう?』の一点張りで……」
三歳になってから共に過ごしてきたが、成長したリオールが一体なにを望んでいるのか、身近にいるというのに感情を汲み取ってやることは容易ではなかった。大人たちに囲まれて育ったために、自分の思考を表に出すことをあまり好まないのもある。ラクセルはよく笑っていたのに対し、滅多に笑顔になるようなことはなく、ようやく笑ったとレインが喜ぼうとしても、口角が釣り上がるだけだった。
「うーん、でもあの子は昔からレイン一筋だったんじゃない?」
「う…………そう言われてみれば、そうですね」
実弟であるラクセルが元気だった七年前、よくどちらが先にレインと遊びに行くかで揉めていた。昇級したい一心で人よりも長時間働き、国家騎士団で多忙を極めていた時期なので、任務で二か月休暇が取れないこともしばしばあった。ようやくもぎ取った休日に、今度は弟たちが張り合い、思春期真っ只中の年齢のはずなのに、好きな子ではなくレインをめぐる争いをして、二人はよくケンカしていたことを覚えている。
「とりあえず、今のまま様子を見るしかないんじゃないかな」
なにを考えているかわからないんだし、とアキにまで付け足されてしまったレインは、がっかりしてしまい肩を落とす。やはり自分で悩まず楽をしようとしたことが、そもそもの間違いだったと落胆する。
「そう悲観しなくても大丈夫。いざとなればグウェンソードがいるし、彼が嫌なら後腐れのないαの知り合いでも紹介してあげるよ。リオールには恨まれるだろうけど」
アキのヒートはグウェンソードが解消している。アキにも番はおらず独身だ。異国の血が混じっているため引く手あまたの美人だけれど、腕っぷしは国内最強なので挑戦する者は少ない。交際を申し込んだ相手を返り討ちにすることもしばしばある。
フリーのΩは、ヒート期を迎える年齢になると、革製の首輪をして不本意に噛まれないよう守るのが一般的だ。レインも、リオールからプレゼントされた丈夫なものを身につけている。けれど、アキは一度も首輪をつけたことがないのだという。
「……わかりました。突然押しかけてごめんなさい。紅茶、美味しかったです」
「役に立てなくてごめん。あ、これ今月分の抑制剤だよ」
ありがとうございます、とお礼を告げてから薬を受け取ると、執務室を後にした。抑制剤は、アキにお願いして前金を支払い分けてもらっている。薬が少々高価なため、割引するためにまとめ買いしている。
レインにはもう一つ悩みがあったのだが、そちらは相談し忘れてしまった。
リオールには年の離れた弟たちが存在する。五歳のときに双子のアサギとシグレ、六歳のときにはジークという名の弟が産まれている。
問題は放浪している六男のジーク――ではなく双子だった。双子は生まれつき身体が弱いため、リオールに媚びへつらっていた一部の大人は、第二・第三継承権を持つ二人に目をつけた。扱いづらい兄のリオールとは違い、聡明で優しい双子は、性格がおっとりしている。そのため、陰から操るなら双子の方が簡単だと五年ほど前から狙われているのだ。
グウェンソードに、「弟のラクセルとは一緒に寝なくなったのに、未だにリオールとは寝るんだな」とからかわれたときも、内部抗争があることを把握したレインを落ち着けるためだとわかったので、反論することはなかった。もしも寝ている隙を襲撃された場合、レインが傍にいる方が守れるので別々の部屋で眠るという選択肢はない。
それに、妹である王妃の権力を、少しでもいいから我が物にしたいと伯父が企んでいると投書があったため、尚更リオールを一人にするわけにはいかなかった。ある程度、身を守るすべを教えてはいるが、異国のことわざで多勢に無勢という言葉がある。グウェンソードが口にしていた言葉で、人数には敵わないという意味だ。それを踏まえて、単独行動だけは避けさせていた。
レインが、ラザとして遠征の任務で離れ離れになるときは、寝つきがあまりよくないほど影響している。ラクセルが亡き者とされている今、リオールだけでも自分の手で守りたいと思っていた。
リオール派と双子派が互いに様子を探り合っているので、双子にはレイン直属の部下が複数人態勢でついている。不必要に怯えさせたくないので、内部抗争のことは打ち明けていない。
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