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第2章 ヨルムンガルドダンジョン攻略編
第16話:デビルボックス
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「わわっ!!!」
突然の事態に、コヤは驚きながらもなんとか体を捻って直撃を避けた。
とはいえ避けきることは出来ず、コヤの左肩の辺りに攻撃が掠った。コヤの頭上のHPバーが微減する。
モンスターはコヤに一撃を浴びせて満足したのか、一度後退したようだ。
「ちっ……!」
私は舌打ちし、急いでコヤとモンスターの間に割って入った。
「ぎしゃああ……!!」
私の目の前では、直前まで宝箱だったはずのものがぴょんぴょんと飛び跳ねていた。
Bランクモンスター【デビルボックス】。ダンジョンエリア内に出現し、宝箱に扮してプレイヤーを騙し、攻撃を仕掛けてくる厄介なモンスターだ。
記憶では、ヨルムンガルドダンジョン内のこのエリアにデビルボックスは出現しなかったはず。これも、データの書き換えの影響ってことか。
「なんやねん……これ……」
すぐ後ろからコヤの声が聞こえる。少し怯えているようだ。
デビルボックスの存在は以前コヤに教えたつもりだった。とはいえコヤはMSO初心者。経験者である私たちが事前に危険を察知し、コヤを止めなきゃいけなかったんだ。
コヤを危険に晒してしまったという事実に、私はただただ悔しさを覚えた。
「ぎしゃああああっ!!!」
耳障りな叫び声とともに、デビルボックスは猛烈な勢いで突っ込んできた。
私はぎりぎりまで突進を引きつけると同時に、右の拳をきつく握りしめた。拳が熱を帯び、紅蓮の炎を纏い始める。
『ファイアフィスト!!!!!』
突進をかわした刹那、クロスカウンターの要領でスキル攻撃を思い切りデビルボックスにぶち込んだ。ごん、という鈍い音とともに、拳に強い衝撃が伝わってくる。
デビルボックスはHPが高いことで有名だ。故にここは出し惜しみせず、スキル攻撃ですぐに倒す方が得策だと私は判断した。
それに、早くデビルボックスを倒してコヤのケアをしたかった。いきなりピンチに陥ったのはコヤのせいではなく、私たち経験者のせいなんだとコヤに伝えたかった。
「ぎしゃあああっ!?!?」
私のスキル攻撃をまともに喰らったデビルボックスは、後方に吹っ飛んでいった。
『アクアスクリュー』
ジージが一歩前に出て、杖の先端をデビルボックスに向けて言った。すると杖の先端が青く輝き、発生した水流が渦となって起き上がりかけていたデビルボックスを包み込んだ。
「あとは僕とジージでなんとかする! アラーテはコヤのケアを!」
リストが叫び、私の前に出た。リーダーの指示には潔く従おう。私は後退し、地面に座り込むコヤの元へ駆け寄った。
「コヤ!」
「なんやねんあのモンスター……あんなの見たことあらへん……」
コヤは視線を落とし、呟いた。表情が暗い。
「コヤ、悪いのは私たちだよ。データが書き換えられているのを考慮せずに、宝箱に近づくコヤを止めなかった。初心者のコヤに責任は無いよ」
「でも……たしか、アラーテに一度デビルボックスの説明を受けとったやんな……やっぱり悪いのはウチや……まだダンジョン攻略は始まったばかりやのに、ウチのせいで、こないなことに……」
コヤは申し訳なさそうに言う。その黒く大きな瞳が、少しだけ潤んでいるように見えた。
わあああやばいやばい! コヤ、ショック受けちゃってる!
「ちょ、コヤ! 悪いのは私たちだって言ってるじゃん!」
「変な気遣いはいらへん……ごめんなアラーテ……」
あわわわわまずいまずいまずい!
コヤは、ストロングホープのムードメーカーであり元気印だ。これはリストとジージも認めている。
コヤの底抜けの明るさは、私たち3人にも元気と勇気を与えてくれる。そんなコヤが、ダンジョン攻略の初っ端から落ち込んでしまうのは、非常にまずいと言わざるを得ない。
ううう……どうしよう……。
ジージとリストはデビルボックスと戦っている。見たところ、あと少しで決着がつきそうだ。2人が戻ってくるまでに、コヤをなんとかしたい。
「コヤ、落ち込まないで元気出してよ。コヤは悪くないって言ってるじゃん」
「……」
「うーん……どうすれば元気出るかな? 私に出来ることがあれば、何でもするよ」
「え、ほんまに!? ほんまに何でもしてくれるん!?」
視線を落としていたコヤは、ばっと顔を上げて言った。数秒前とは打って変わって、目は爛々と輝いている。
「う、うん……コヤの元気が出るなら別にいいけど」
やや驚きながら私は言葉を返す。
え、何その反応? まるで人が変わったみたいな反応するじゃん。
「……じゃ、じゃあ……えっと、ハグしてもらおかな……」
コヤは私から視線を逸らし、体をもじもじさせながらぽつりと言った。
「へ?」
予想だにしない要求をされ、思わず私の口から腑抜けた声が漏れてしまう。
「ハグ? 何で?」
「いや、えっと……そ、そう、元気が出るから! 元気が出そうやさかいしてほしいねんで! 恥ずかしいからこれ以上は言わせへんでよ!」
「ふーん……まあいいや。はい、どうぞ」
周囲を見渡し、モンスターが迫ってないことを確認した私は、立ち上がって両腕を広げた。コヤは立ち上がり、勢いよく私に抱きついた。
「……こんなことで本当に元気出るの?」
「めっちゃ出るで……はああ、癒される……」
私なんかとハグして癒されるなんて、コヤは変わってるなぁ。
その時、デビルボックスの断末魔の叫び声が聞こえた。恐らくリストとジージが仕留めてくれたのだろう。
いきなりピンチに陥ってワープクリスタルで即帰還、という事態は回避出来たようだ。ふうう、と私は安堵の息をつく。
「終わったよ。コヤ、大丈夫?」
ジージと一緒に私たちの元へ戻ってきたリストは、コヤに声をかけた。
「全く問題ないから大丈夫やで!」
私に抱きついたまま、コヤは明るく返した。どうやら元気を取り戻してくれたみたいだ。
「堪忍な、ウチのせいでいきなり迷惑かけちゃって。これから気ぃつけるから」
「いや、経験者である僕たちの責任だよ。これからは気をつける。コヤの準備が整ったら、攻略を再開しようと思ってるんだけど、どうかな?」
「ウチはもう元気やで! 行こか!」
コヤは私から離れ、ずんずんと歩を進めて行った。なんかコヤの頬が少し赤かったように見えたけど、気のせいかな?
「って、コヤ、ストップストップ!」
「なんやねん」
私は慌ててコヤに声をかけた。コヤは首を傾げている。
「ポーションを飲んでHPをMAXまで回復しないと!」
「えー? 私のHPは1割も減ってないやん。これなら回復しなくてええんやない?」
「駄目じゃ。いつ何が起きるか分からん。MSOでは、ダンジョンエリア内では常にHPをMAXに保つのが鉄則じゃ。ここで回復を怠ったせいで、HPがゼロになっては取り返しがつかないからのう」
私が言いたいことを、ジージが代弁して全部言ってくれた。さっすがジージ!
「分かったわ。ほな回復する」
コヤはあっさりジージの言葉を受け入れ、ウィンドウを操作してポーションを発現させ、一息で飲み干した。
その後私たちは、時折遭遇するモンスターを倒しつつ、次の階に移動するための階段を探してひたすら歩を進めた。
第1層を突破するためには、ダンジョンの中を移動して階段を探し当てて次のフロアへ移動し、また階段を探し……を繰り返し、最終エリアで待ち構えるボスを倒す必要がある。
というわけで階段を探しているのだが、データの書き換えの影響かなかなか階段が見つからない。
「ふむ……なかなか骨が折れるのう」
歩を進めながらジージは言う。
「階段ってそないに探すのが難しいものなん?」
「普通はここまで苦労しないはずなんだけどね……データの書き換えのせいだと思う。あの謎の男が、いや、ウイルスの開発者とやらが本当に忌々しいよ」
コヤに言葉を返すリストの顔に、僅かに焦りの色が浮かんでいるように見えた。
「あ! もしかしてあの子じゃない!?」
その時、突然聞き覚えのない声が聞こえた。次いで、どたどたという足音が近づいてくる。
視線を向けると、見知らぬ4人のプレイヤーが私たちの元へ近づいてきていた。恐らく私たちと同じように、ダンジョンを攻略している別のパーティーだろう。
「リスト、どうする?」
「何か情報が得られるかもしれない。取り敢えず話してみよう」
私が小声で聞くと、リストは小声でそう返した。
「ねえねえ君! もしかしてオリジナルジョブを持ってる子じゃない?」
4人組の先頭に佇む、高身長イケメンプレイヤーがいきなり私に声をかけてきた。
え、うそ!? 私のジョブが11拳だってバレてるの!?
突然の事態に、コヤは驚きながらもなんとか体を捻って直撃を避けた。
とはいえ避けきることは出来ず、コヤの左肩の辺りに攻撃が掠った。コヤの頭上のHPバーが微減する。
モンスターはコヤに一撃を浴びせて満足したのか、一度後退したようだ。
「ちっ……!」
私は舌打ちし、急いでコヤとモンスターの間に割って入った。
「ぎしゃああ……!!」
私の目の前では、直前まで宝箱だったはずのものがぴょんぴょんと飛び跳ねていた。
Bランクモンスター【デビルボックス】。ダンジョンエリア内に出現し、宝箱に扮してプレイヤーを騙し、攻撃を仕掛けてくる厄介なモンスターだ。
記憶では、ヨルムンガルドダンジョン内のこのエリアにデビルボックスは出現しなかったはず。これも、データの書き換えの影響ってことか。
「なんやねん……これ……」
すぐ後ろからコヤの声が聞こえる。少し怯えているようだ。
デビルボックスの存在は以前コヤに教えたつもりだった。とはいえコヤはMSO初心者。経験者である私たちが事前に危険を察知し、コヤを止めなきゃいけなかったんだ。
コヤを危険に晒してしまったという事実に、私はただただ悔しさを覚えた。
「ぎしゃああああっ!!!」
耳障りな叫び声とともに、デビルボックスは猛烈な勢いで突っ込んできた。
私はぎりぎりまで突進を引きつけると同時に、右の拳をきつく握りしめた。拳が熱を帯び、紅蓮の炎を纏い始める。
『ファイアフィスト!!!!!』
突進をかわした刹那、クロスカウンターの要領でスキル攻撃を思い切りデビルボックスにぶち込んだ。ごん、という鈍い音とともに、拳に強い衝撃が伝わってくる。
デビルボックスはHPが高いことで有名だ。故にここは出し惜しみせず、スキル攻撃ですぐに倒す方が得策だと私は判断した。
それに、早くデビルボックスを倒してコヤのケアをしたかった。いきなりピンチに陥ったのはコヤのせいではなく、私たち経験者のせいなんだとコヤに伝えたかった。
「ぎしゃあああっ!?!?」
私のスキル攻撃をまともに喰らったデビルボックスは、後方に吹っ飛んでいった。
『アクアスクリュー』
ジージが一歩前に出て、杖の先端をデビルボックスに向けて言った。すると杖の先端が青く輝き、発生した水流が渦となって起き上がりかけていたデビルボックスを包み込んだ。
「あとは僕とジージでなんとかする! アラーテはコヤのケアを!」
リストが叫び、私の前に出た。リーダーの指示には潔く従おう。私は後退し、地面に座り込むコヤの元へ駆け寄った。
「コヤ!」
「なんやねんあのモンスター……あんなの見たことあらへん……」
コヤは視線を落とし、呟いた。表情が暗い。
「コヤ、悪いのは私たちだよ。データが書き換えられているのを考慮せずに、宝箱に近づくコヤを止めなかった。初心者のコヤに責任は無いよ」
「でも……たしか、アラーテに一度デビルボックスの説明を受けとったやんな……やっぱり悪いのはウチや……まだダンジョン攻略は始まったばかりやのに、ウチのせいで、こないなことに……」
コヤは申し訳なさそうに言う。その黒く大きな瞳が、少しだけ潤んでいるように見えた。
わあああやばいやばい! コヤ、ショック受けちゃってる!
「ちょ、コヤ! 悪いのは私たちだって言ってるじゃん!」
「変な気遣いはいらへん……ごめんなアラーテ……」
あわわわわまずいまずいまずい!
コヤは、ストロングホープのムードメーカーであり元気印だ。これはリストとジージも認めている。
コヤの底抜けの明るさは、私たち3人にも元気と勇気を与えてくれる。そんなコヤが、ダンジョン攻略の初っ端から落ち込んでしまうのは、非常にまずいと言わざるを得ない。
ううう……どうしよう……。
ジージとリストはデビルボックスと戦っている。見たところ、あと少しで決着がつきそうだ。2人が戻ってくるまでに、コヤをなんとかしたい。
「コヤ、落ち込まないで元気出してよ。コヤは悪くないって言ってるじゃん」
「……」
「うーん……どうすれば元気出るかな? 私に出来ることがあれば、何でもするよ」
「え、ほんまに!? ほんまに何でもしてくれるん!?」
視線を落としていたコヤは、ばっと顔を上げて言った。数秒前とは打って変わって、目は爛々と輝いている。
「う、うん……コヤの元気が出るなら別にいいけど」
やや驚きながら私は言葉を返す。
え、何その反応? まるで人が変わったみたいな反応するじゃん。
「……じゃ、じゃあ……えっと、ハグしてもらおかな……」
コヤは私から視線を逸らし、体をもじもじさせながらぽつりと言った。
「へ?」
予想だにしない要求をされ、思わず私の口から腑抜けた声が漏れてしまう。
「ハグ? 何で?」
「いや、えっと……そ、そう、元気が出るから! 元気が出そうやさかいしてほしいねんで! 恥ずかしいからこれ以上は言わせへんでよ!」
「ふーん……まあいいや。はい、どうぞ」
周囲を見渡し、モンスターが迫ってないことを確認した私は、立ち上がって両腕を広げた。コヤは立ち上がり、勢いよく私に抱きついた。
「……こんなことで本当に元気出るの?」
「めっちゃ出るで……はああ、癒される……」
私なんかとハグして癒されるなんて、コヤは変わってるなぁ。
その時、デビルボックスの断末魔の叫び声が聞こえた。恐らくリストとジージが仕留めてくれたのだろう。
いきなりピンチに陥ってワープクリスタルで即帰還、という事態は回避出来たようだ。ふうう、と私は安堵の息をつく。
「終わったよ。コヤ、大丈夫?」
ジージと一緒に私たちの元へ戻ってきたリストは、コヤに声をかけた。
「全く問題ないから大丈夫やで!」
私に抱きついたまま、コヤは明るく返した。どうやら元気を取り戻してくれたみたいだ。
「堪忍な、ウチのせいでいきなり迷惑かけちゃって。これから気ぃつけるから」
「いや、経験者である僕たちの責任だよ。これからは気をつける。コヤの準備が整ったら、攻略を再開しようと思ってるんだけど、どうかな?」
「ウチはもう元気やで! 行こか!」
コヤは私から離れ、ずんずんと歩を進めて行った。なんかコヤの頬が少し赤かったように見えたけど、気のせいかな?
「って、コヤ、ストップストップ!」
「なんやねん」
私は慌ててコヤに声をかけた。コヤは首を傾げている。
「ポーションを飲んでHPをMAXまで回復しないと!」
「えー? 私のHPは1割も減ってないやん。これなら回復しなくてええんやない?」
「駄目じゃ。いつ何が起きるか分からん。MSOでは、ダンジョンエリア内では常にHPをMAXに保つのが鉄則じゃ。ここで回復を怠ったせいで、HPがゼロになっては取り返しがつかないからのう」
私が言いたいことを、ジージが代弁して全部言ってくれた。さっすがジージ!
「分かったわ。ほな回復する」
コヤはあっさりジージの言葉を受け入れ、ウィンドウを操作してポーションを発現させ、一息で飲み干した。
その後私たちは、時折遭遇するモンスターを倒しつつ、次の階に移動するための階段を探してひたすら歩を進めた。
第1層を突破するためには、ダンジョンの中を移動して階段を探し当てて次のフロアへ移動し、また階段を探し……を繰り返し、最終エリアで待ち構えるボスを倒す必要がある。
というわけで階段を探しているのだが、データの書き換えの影響かなかなか階段が見つからない。
「ふむ……なかなか骨が折れるのう」
歩を進めながらジージは言う。
「階段ってそないに探すのが難しいものなん?」
「普通はここまで苦労しないはずなんだけどね……データの書き換えのせいだと思う。あの謎の男が、いや、ウイルスの開発者とやらが本当に忌々しいよ」
コヤに言葉を返すリストの顔に、僅かに焦りの色が浮かんでいるように見えた。
「あ! もしかしてあの子じゃない!?」
その時、突然聞き覚えのない声が聞こえた。次いで、どたどたという足音が近づいてくる。
視線を向けると、見知らぬ4人のプレイヤーが私たちの元へ近づいてきていた。恐らく私たちと同じように、ダンジョンを攻略している別のパーティーだろう。
「リスト、どうする?」
「何か情報が得られるかもしれない。取り敢えず話してみよう」
私が小声で聞くと、リストは小声でそう返した。
「ねえねえ君! もしかしてオリジナルジョブを持ってる子じゃない?」
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