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第2章 ヨルムンガルドダンジョン攻略編
第18話:クラン結成
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「え!? 階段の場所を知ってるんですか!?」
思わず私の口から声が漏れた。
もし階段の場所へ案内してもらえるなら、めちゃくちゃありがたい。どれだけ探しても階段が見つからなくて困ってたところだったし。
「はい。すぐに案内しますよ」
キュードは言い、にっこりと笑った。
「待つのじゃ。それは……」
「ジージ、お言葉に甘えて案内してもらおうよ」
何かを言いかけたジージに、リストが言葉を被せた。
ジージは何か言いたげだったが、最終的に「……リーダーの指示には従うしかないのう」と言った。
「それでは行きましょう」
キュードの言葉に続き、天衣無縫の4人は歩き出した。私たちストロングホープも後に続く。
歩くこと5分ほど、右に曲がったり左に曲がったり段差を乗り越えたりを繰り返し、辿り着いたのは階段が位置する場所だった。
「本当に階段の場所まで案内してくれた……」
「……うおお、めっちゃええ人たちやん……」
リストとコヤの呟きが聞こえる。
私も正直びっくりしてる。まさか、階段の場所を教えてくれるような心優しい人たちに出会えるなんて思ってなかったもん。
「お主らが悪者でないことはよく分かったのじゃ。疑ってしまい申し訳ない。許してほしい」
ジージはそう言い、深々と頭を下げた。
「いえいえ、全く気にしておりませんよ。むしろ、ジージさんがとった態度は正しいと言えますから。頭を上げてください」
キュードは優しい口調でジージに言葉を返す。あ、多分キュードは現実世界でもめっちゃいい人だ。間違いない。
「やれやれ……気持ちは分かるけど、ジージはちょっと疑いすぎだって。もっと他人を信用してほしいなぁ」
「すまんのう……自衛隊に所属していた時、色々あったせいでこういう性格に……おっと、失礼。今のは忘れてほしいのじゃ」
クールの言葉に対してジージはそう返した。
あ、ジージはうっかり自衛隊に所属してたことを言っちゃったから、今のは忘れてって言ったんだよね。
MSO内で、今のジージみたいに、ふとした瞬間に気が緩んで意図せず現実世界の話をしちゃうことはざらにある。そういう時、他のプレイヤーはそれに触れず、さらっと流すのがMSOの暗黙の了解って感じ。
「それでは改めて、私たちとクランを組んでもらえますか?」
「勿論です。クリアしてMSOから脱出するという目的を考えた時、仲間は多い方がいいですから。これからよろしくお願いします」
天衣無縫のリーダーであるキュードの言葉に、ストロングホープのリーダーであるリストが返した。
そして2人は歩み寄り、ウィンドウを操作してクラン結成の手続きをし、最後にがっちりと握手を交わした。
よし、いい人そうな人たちとクランを結成することが出来た。これは良いことだと思う。都合が合えば天衣無縫の人たちとボスに挑めたりもするだろうし。
「リストさんたちはこれからどうするんですか?」
「僕たちは次のフロアへ進んで、取り敢えずセーフティエリアを目指す予定です。キュードさんたちは?」
「私たちはこのフロアでもう少しレベル上げをしてから、次のフロアへ向かいます」
キュードは天衣無縫の3人に視線を向けた。御意、とばかりに3人は頷きを返す。
「え、ダンジョンでレベル上げすんの? レベル上げって普通、アクティブエリアでするもんとちゃうん?」
「これから起こりうる、より厳しい戦いを想定して、私たちは敢えてダンジョンでレベル上げを行なってるんですよ。危険は多いですが、その分リターンも大きいです。レアなアイテムや武器が手に入るかもしれませんからね。何より、私たちは本気でクリアを目指してますから」
コヤの問いかけにそう返したキュードの口調から、内に秘める強い意志のようなものが感じられた。
「なるほど、ダンジョンでレベル上げというのは目から鱗の発想でした。参考になります。あと1つだけ質問していいですか?」
「どうぞ」
「どうして僕たちに声をかけてくれたんですか? このダンジョンに潜っているパーティーは他にも沢山いるはずですが」
リストはキュードに質問をぶつけた。たしかに私もそれは気になってた。……あれ、もしかして私とリストの思考って同じだったりする? 相思相愛だったりする(錯乱)!?
「なんとなく、いい人そうな気がしたからだよ。勘ってやつかな? 俺の勘はよく当たるんだよね~」
キュードの代わりにクールが朗らかに答えた。
勘……勘か。こんな狂ったデスゲームに身を置いてる中では、そういう説明出来ないようなものに頼った方が意外と上手くいくのかもしれない。
「よく分かりました。改めて、階段の場所まで案内してくれて本当にありがとうございました。これからは同じクランに所属する仲間として、クリア目指してお互い頑張りましょう」
「はい。なんとしてもインフィニティドラゴンを討伐しましょうね。ご武運を」
最後に互いのパーティーのリーダーが言葉を交わし、私たち4人は階段を上がって次のフロアへ移動した。
「ラッキーやったやん。あんなええ人たちと出会えて、クランまで組めて」
「そうだね。これでますます……っと、のんびり話をしてる暇はないみたいだ」
リストは口を閉じ、槍と盾を構えた。
視線を向ける。そこには、真っ黒な甲冑を身に纏い、剣と盾を装備した、身長2メートルほどのモンスターが佇んでいた。
Aランクモンスター、【ダークナイト】だ。
「しゅっ……」
ダークナイトは鋭く息を吐き、一気に距離を詰めてくる。私たちは瞬時に戦闘の基本陣形を展開した。
まずはリストがダークナイトの攻撃を受け止め、その隙に私とコヤが攻撃を……という算段だったが、ダークナイトはリストではなく私に狙いを定めたようだ。
さすがAランクモンスター、今まで戦ってきたモンスターよりも知能は高く設定されているために、私たちの作戦はお見通しというわけか。
臨むところだ。
『アイアンフィスト!!!!!』
叫んだ瞬間、私の両の拳がメタリックな鋼に変貌した。
レベル上げを行う中で開眼した、火拳、水拳に次ぐ第3のスキル、『鉄拳』。
そしてたしかダークナイトは火属性の攻撃にめっぽう強かったはず。
なら、新しいスキル攻撃で叩き潰してやる!
「しゅっ……!!」
ダークナイトは勢いよく剣を突き出してきた。突きからの薙ぎ払いだろう、お見通しだ。
私は攻撃を回避しながらダークナイトとの間合いを詰めた。私の高速移動にダークナイトは反応しきれていない。
いける! このまま攻撃を叩き込め!
「せりゃああああああ!!!!!」
気合一閃、私はダークナイトの土手っ腹に、渾身の正拳突きをぶち込んだ。
思わず私の口から声が漏れた。
もし階段の場所へ案内してもらえるなら、めちゃくちゃありがたい。どれだけ探しても階段が見つからなくて困ってたところだったし。
「はい。すぐに案内しますよ」
キュードは言い、にっこりと笑った。
「待つのじゃ。それは……」
「ジージ、お言葉に甘えて案内してもらおうよ」
何かを言いかけたジージに、リストが言葉を被せた。
ジージは何か言いたげだったが、最終的に「……リーダーの指示には従うしかないのう」と言った。
「それでは行きましょう」
キュードの言葉に続き、天衣無縫の4人は歩き出した。私たちストロングホープも後に続く。
歩くこと5分ほど、右に曲がったり左に曲がったり段差を乗り越えたりを繰り返し、辿り着いたのは階段が位置する場所だった。
「本当に階段の場所まで案内してくれた……」
「……うおお、めっちゃええ人たちやん……」
リストとコヤの呟きが聞こえる。
私も正直びっくりしてる。まさか、階段の場所を教えてくれるような心優しい人たちに出会えるなんて思ってなかったもん。
「お主らが悪者でないことはよく分かったのじゃ。疑ってしまい申し訳ない。許してほしい」
ジージはそう言い、深々と頭を下げた。
「いえいえ、全く気にしておりませんよ。むしろ、ジージさんがとった態度は正しいと言えますから。頭を上げてください」
キュードは優しい口調でジージに言葉を返す。あ、多分キュードは現実世界でもめっちゃいい人だ。間違いない。
「やれやれ……気持ちは分かるけど、ジージはちょっと疑いすぎだって。もっと他人を信用してほしいなぁ」
「すまんのう……自衛隊に所属していた時、色々あったせいでこういう性格に……おっと、失礼。今のは忘れてほしいのじゃ」
クールの言葉に対してジージはそう返した。
あ、ジージはうっかり自衛隊に所属してたことを言っちゃったから、今のは忘れてって言ったんだよね。
MSO内で、今のジージみたいに、ふとした瞬間に気が緩んで意図せず現実世界の話をしちゃうことはざらにある。そういう時、他のプレイヤーはそれに触れず、さらっと流すのがMSOの暗黙の了解って感じ。
「それでは改めて、私たちとクランを組んでもらえますか?」
「勿論です。クリアしてMSOから脱出するという目的を考えた時、仲間は多い方がいいですから。これからよろしくお願いします」
天衣無縫のリーダーであるキュードの言葉に、ストロングホープのリーダーであるリストが返した。
そして2人は歩み寄り、ウィンドウを操作してクラン結成の手続きをし、最後にがっちりと握手を交わした。
よし、いい人そうな人たちとクランを結成することが出来た。これは良いことだと思う。都合が合えば天衣無縫の人たちとボスに挑めたりもするだろうし。
「リストさんたちはこれからどうするんですか?」
「僕たちは次のフロアへ進んで、取り敢えずセーフティエリアを目指す予定です。キュードさんたちは?」
「私たちはこのフロアでもう少しレベル上げをしてから、次のフロアへ向かいます」
キュードは天衣無縫の3人に視線を向けた。御意、とばかりに3人は頷きを返す。
「え、ダンジョンでレベル上げすんの? レベル上げって普通、アクティブエリアでするもんとちゃうん?」
「これから起こりうる、より厳しい戦いを想定して、私たちは敢えてダンジョンでレベル上げを行なってるんですよ。危険は多いですが、その分リターンも大きいです。レアなアイテムや武器が手に入るかもしれませんからね。何より、私たちは本気でクリアを目指してますから」
コヤの問いかけにそう返したキュードの口調から、内に秘める強い意志のようなものが感じられた。
「なるほど、ダンジョンでレベル上げというのは目から鱗の発想でした。参考になります。あと1つだけ質問していいですか?」
「どうぞ」
「どうして僕たちに声をかけてくれたんですか? このダンジョンに潜っているパーティーは他にも沢山いるはずですが」
リストはキュードに質問をぶつけた。たしかに私もそれは気になってた。……あれ、もしかして私とリストの思考って同じだったりする? 相思相愛だったりする(錯乱)!?
「なんとなく、いい人そうな気がしたからだよ。勘ってやつかな? 俺の勘はよく当たるんだよね~」
キュードの代わりにクールが朗らかに答えた。
勘……勘か。こんな狂ったデスゲームに身を置いてる中では、そういう説明出来ないようなものに頼った方が意外と上手くいくのかもしれない。
「よく分かりました。改めて、階段の場所まで案内してくれて本当にありがとうございました。これからは同じクランに所属する仲間として、クリア目指してお互い頑張りましょう」
「はい。なんとしてもインフィニティドラゴンを討伐しましょうね。ご武運を」
最後に互いのパーティーのリーダーが言葉を交わし、私たち4人は階段を上がって次のフロアへ移動した。
「ラッキーやったやん。あんなええ人たちと出会えて、クランまで組めて」
「そうだね。これでますます……っと、のんびり話をしてる暇はないみたいだ」
リストは口を閉じ、槍と盾を構えた。
視線を向ける。そこには、真っ黒な甲冑を身に纏い、剣と盾を装備した、身長2メートルほどのモンスターが佇んでいた。
Aランクモンスター、【ダークナイト】だ。
「しゅっ……」
ダークナイトは鋭く息を吐き、一気に距離を詰めてくる。私たちは瞬時に戦闘の基本陣形を展開した。
まずはリストがダークナイトの攻撃を受け止め、その隙に私とコヤが攻撃を……という算段だったが、ダークナイトはリストではなく私に狙いを定めたようだ。
さすがAランクモンスター、今まで戦ってきたモンスターよりも知能は高く設定されているために、私たちの作戦はお見通しというわけか。
臨むところだ。
『アイアンフィスト!!!!!』
叫んだ瞬間、私の両の拳がメタリックな鋼に変貌した。
レベル上げを行う中で開眼した、火拳、水拳に次ぐ第3のスキル、『鉄拳』。
そしてたしかダークナイトは火属性の攻撃にめっぽう強かったはず。
なら、新しいスキル攻撃で叩き潰してやる!
「しゅっ……!!」
ダークナイトは勢いよく剣を突き出してきた。突きからの薙ぎ払いだろう、お見通しだ。
私は攻撃を回避しながらダークナイトとの間合いを詰めた。私の高速移動にダークナイトは反応しきれていない。
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