姫君の憂鬱―悪の姫君と3人の王子共―

Chiyuki.

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#1 姫君の憂鬱

Ep.5 嫌われ者のお姫様

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「藤澤さんどうしたの?ぼーっとして。」 

夕暮れが近づく放課後の図書室。
抜け殻状態の私の顔を、隣に座る生徒会長が不思議そうに眺めている。
ハッと我に返るや否や、肩に置かれた生徒会長の手が緊張気味にそこを撫でてきた。

「あー、っと。ちょっと考え事してて。」

きゃぴ、と笑ってやんわりとその手を退かす。
コイツ、ちょっとめんどくさい。やたら俺の女感出してくる。

“頼りになる”とは言ったけど、告白してもされてもいないのに。優しくしたらすぐ調子に乗る。
……ホント、これだから男って。

取り巻き共には充分見せつけられたしもういいか。
ほら、あっちにお戻りよ。向こうですごい睨んでるじゃん。

「会長、ごめんなさぁい。今日は用があるのでもう帰ります♡」

またしても伸びてきた手をサッと躱して席を立つ。
次会う約束を取り付けられる前にさっさと荷物をまとめて廊下に出た。

――さて、行かなくちゃ。

ポケットから折り畳まれてくたびれたルーズリーフを取り出す。

“17時 体育館裏に来い”

明らかな女の筆跡、ベタベタすぎて笑っちゃうよ。ぷふ。

怒りとも喜びとも言える高揚感にグシャリと紙を握りつぶし、雑にポケットに押し込んだ。

後に待つのは修羅場なのに、だからこそ足取りは軽くステップを踏みたくなるくらいだ。

こんなことするのはH2Oファンかな?
分母が多い分、奴らは過激派だから。

――どうであれ私は逃げないよ。
呼び出される“理由”があるんだから。

***

体育館裏に着くや否や、大勢の女が私を睨む。
なんだかやけに数が多い。軽く1クラス分くらい?

殺風景の体育館裏を殺伐とした空気が満たしている。
今日は追い詰められない様に、なるべく広いところで立ち止まった。

「なんで呼び出されたか、わかる?」

この間とは別のリーダー格の女が、腕を組んで強気な態度で私を威圧しようとする。

「えー……?なんでだろ?」

どんなに凄まれようが囲まれようが私の心は至って冷静。
男の前でするみたいな可愛い笑顔だって作れる。

女の瞼がピキッと動いて、顔が真ます険しくなる。
当たり前か、わざと煽ってるんだもん。
 
「あんたが人のモノ盗るからでしょ!」

抑えきれない怒りでにじり寄られた分だけ後退する。
そしたら結局背の高い柵のところに追いやられてしまった。

私を裁く正義面した大勢の憎悪の眼差し。
――そんなものにはもう慣れすぎて慣れすぎて……私の心は場にそぐわない平常心だ。

「なんでアンタなんかに会長を盗られなくちゃいけないの!?」

……会長?その取り巻き?

予想外の人物が飛び出して、ヒステリックに怒鳴った女を見てぽかんとする。

確かに奴は人気だけど、これは流石に多すぎない?

そんな疑問は瞬く間に解決することになる。

「そうよ!なんで近江くんが……!」
「澤田先輩だって!」
「高橋くんも……!」

出るわ出るわ、1人言い出したら次々男の名前が飛び出してくる。

H2O、サッカー部のキャプテン、バスケ部のエース……
どれも私が誑かしてきた男の名前だ。

そうか、わかった。
この集団はひと呼んで“藤澤姫被害者の会”だ。

ぽかんと開いた口が自然に笑みを湛えていく。

「あはっ……、はは……!」

すんごい面白い。
……群れないと何もできない女って、ホント胸糞悪い。

好き勝手にぶつけられる暴言を一身に受け止める。

“尻軽” “男好き” “最低”

全部全部正しい。
私がアンタらの好きな男を全員誑し込んでやった。

平静を装った大きな目が爛々と輝く。
目の前の女共が憎らしそうに私を睨めば睨むほど、私の心はスッとする。

“一方的にやられて悔しくねーの?”

――悔しいわけないじゃない。
そうなる様に仕向けたのは私だ。

“やられたらやり返せばいーのによ!”

――やり返すってか、先手を打ってやってんの。
全ての女に仕返ししてるの。

“仕返しってより、正当化してあげてるみたい。”

――アイツらのしてることを?それは、違う。

心臓も脳もドクドクと脈を打って高揚する。
ほらね、私のしてることは完璧な復讐で――……

高揚のピークで突然知らない男の名前飛び出してきて固まった。

目を見張り、ギギ、と音がしそうなくらいゆっくりと首を動かして、集団の後方で振り絞る様にそう言った女の方を見る。

ソイツの顔を見た瞬間、開き切った瞳孔がさらに大きく開いた。

誰?それ。
私、そんな人知らない。

知らない男の名前を吐いた女は、続け様にこんな言葉を投げつける。

「山田くんを返して!」

ガシャンと頭の中で何かが壊れた音がした。
目の前の光景がぐらりと歪んで、女共が幾重にも重なって見える。

(あーあ、結局。)

一度気になったらソイツの声しか耳に入らなくなって、頭の中でH2Oの言葉と一緒に渦を巻く。
暗く重たい感情が胸を支配して、上手く笑顔を作れない。

「なんとか言ったらどうなのよ!!」

崖っぷちから突き落とされたかの様な錯覚を振り払う猶予も与えられず、リーダー格の女が負傷した私の肩を押す。
固く冷たいフェンスに昨日ぶつけた所や背中を思い切り打ちつけた。

「――ッ」

痛い、痛い。
私、なにもしてないじゃないか。

「痛い!離してよ!!」

薄ぼんやりと暗くなり始めた空に、悲痛な叫びが響いた。
それと同時に力一杯リーダー格の女を突き飛ばすと、構えていなかったのかソイツはあっさりと尻餅をついた。

「確かに誑かしてやったわよ!だってアンタ達、どの道盗っただのなんだの言うじゃない!

だから……“それ”通りのことをしてやったのよ!!」

自分の怒鳴り声に脳が痺れた。
この感覚は久しぶりだ。

豹変した私の態度に、女共がわかりやすく狼狽えてざわつく。
けれどそんなこと私には知ったことじゃない。
目を剥いてフーフーと息を吐き、怒りに震える体にキツく拳を握りしめた。

――悔しい。

言いがかりで責められることが悲しかった。

なんとか見返してやろうと思った。

理不尽に仲間外れにされる、正当な理由が欲しかった。

「あんな男共どうだっていい!
ただアンタ達が勝手な思い込みで私を責めるから、復讐してやろうって……!」

止まらない、止まらない。

血液がグツグツと沸騰して、血管が切れそうなくらいの怒りはいつまで経っても収まらない。
唖然としている女共の間をドスドスと前進して、知らない名前を吐いた女の眼前に迫る。

……完全に怯え切った顔をしている。
ヒッと大きく息を呑んだ音が聞こえた。

「私、アンタの男に手なんて出してない。」

掴みかかってやろうと手を伸ばしかけた、その時。

「はぁーい、そこまで~⭐︎」

緩い声と共に誰かに誰かに手首を掴んで引き上げられた。
骨張ったその手の握力は、暴走を許さないかの様に強いのに優しい。

「!?」

女共悲鳴が黄色い興奮気味のものに変わる。驚いて怒りの緊張感がぷつりと途切れた。

上に高く掲げさせられた腕を視線で辿り、手首を掴む奴の顔を見れば――近江涼介。
場のテンションにそぐわず、その無表情は凪のよう。

そして奴の肩に手をかけ、その影からひょっこりと榛名聖が顔を覗かせた。

「だめだよー?藤澤ちゃん。
今のは完全に八つ当たりだ。」

「めっ」とでも言いそうに顰めた表情が、二言目には妖しく光る笑みに変わる。
私と女共の間には呆れ顔の金髪の立ち塞がっていた。

「普段からそーやってりゃいいのに、妙なことしてっからブチギレんだよ!」

状況整理が追いつかず、完全に思考停止して固まる。
女のピンチを救った王子共に、女共は赤くなっで騒いでいる。

「君らも駄目だよ~こんな集団で一人をいじめるなんて。」

「どっちかって言うとひとりが集団をいじめてたけどな!」

「まーくんは黙ってなさい。話がややこしくなるから。」

…………。こいつら一体何しにきたの?

榛名聖がやさしーく女共をたしなめると、さっきまでの怒りは何処へやら、すっかり腑抜けた様子であっさり撤退していった。

イケメンの言う事には素直に従うのね。

シラけて冷静さを取り戻す。
残ったのは私とH2Oの3人。

榛名聖は未だ未練がましく振り返る女共に愛想よく手なんか振っちゃってて。

金髪は心底お疲れ、といった様子で肩を回してストレッチ。

近江涼介はというと。

「……離してよ。」

無表情無言のまま、私の手首を掴んで離さない。 

取り乱して喚き散らした所を目撃された上でぶりっこする気にもならなくて、掴まれた手を荒く上下に振ってみる。

もう掴みかかる相手はいないし、すっかり頭冷めてるから大丈夫なんだけど。

口で言っても、行動で示しても近江涼介は手を離さない。
せめてなんか喋ればいいのに。

「お前」

そんな嘆きが伝わったのか、榛名聖のお色気ボイスでも、金髪の喧しい喚き声でもない、凛とした低音が鼓膜を震わせた。

「いじめられてたから復讐って…
相当性格歪んでるな。」

「アンタにだけは言われたくない。」

それ、今言う?
もっと他に言うことあったでしょ。

人を足蹴にしておいて、性悪扱いとは心外だ。

ギリリと睨んで近江涼介の顔を見上げれば、相変わらずの無表情。

(全く気にしてませんってか。)

やれやれ、奴は何事にも動じない冷血漢だよ。
表情も作れないロボットかなんかだよ。

「もういいや」と呆れた息を吐きながら視線を逸らしたけど、近江涼介は私を見たまま。
私を映す生気の薄い目の奥に、形容し難い何かが滲んでいる。

刹那、手首から離れ浮いたその手が予告なしに私の髪をぐしゃりと乱す。
顔に落ちてきた後ろ髪の隙間から見た近江涼介の表情に驚いた。

「お前、結構やるな。」

薄ら、本当に微かだけど。
その目と口許に、笑みを湛えている。
 
スッと耳に届いた言葉に、思わず大きく開いた目がほんの少しだけ熱くなる。
私の血液が全身にじんわりと温かく巡っていくような気がした。
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