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第二章
長期休暇スタートしましたが、まだ外には行かない
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はい、長期休暇始まりました。
やっと始まりました。
あれから結局リーシャは教室に来ず、いつの間にかチェニックとも仲直りしていたようだ。
あの集団リンチも一度だけみたいだし、いやがらせとかもなさそうです。
そんでまあ今日は一日休暇にして、ちょっと学園の演習場で久しぶりに魔法の開発をしようと思います。
と言っても実はもうほぼ出来てると言うか……。
昨日の夜、風呂に入った後のこと。
髪を乾かしながらふと思ったのだ。
なんで熱風になるのかと。
よく考えたら周りの風を使ってるだけなのに熱くなるのおかしくね?と思ったのだ。
ま、非常に単純なことだったので、それついでにちょっと派生させてみようって話。
細かい話は抜きにして。
なんで熱風になっていたのか。。
熱風を出しているときの俺の手が熱くなっていたからだ。
つまり体温。
俺の手の温度が上がっていてそれで温められた風を出していたのだ。
……よく俺の手がちゃんと機能していたな。
とりあえず、右手で熱風を出す感覚で風だけ出さないようにする。
あっさりできた。
開発もクソもない。
何度かやってたら熱風のイメージ無しに体温だけ上げられるようになった。
温度もかなり……なんか陽炎ができてる……真っ赤だし……。
試しに持ってきた木を近づけたら触る前に塵になった。
洒落にならん温度だなこれ。
温度下げられるかな……お、できたかな?
今度は木が燃えた。
よしよし。
じゃ次は体温をガンガン下げましょ……おお、手が真っ青。
今度は左手で水球を作ってそれに右手を近づけると……一瞬で凍った。
どっちの魔法も加減が難しいなぁ。
午前中一杯使って、ようやく加減できるようになった。
ついでに温度を変える部位を変えたりできるようにもなった。
なかなかの出来栄え。
うーん、道中に完成すれば御の字と思ってただけにあっさりすぎるな。
今まで使えるようになった魔法はこんなもんじゃなかった。
異空間魔法なんて五年もかかってるし。
つか異空間魔法も改良しないとな。
いちいち全部出さなきゃいけないなんて馬鹿らしいから。
午後は強化魔法全般の確認というかそんな感じのことをやって過ごした。
さっきの体温変化魔法(そう名付けた)と身体強化魔法を組み合わせたらなかなかの威力になった。
鉄とか溶けるし。
にしても、それだけとんでもない温度になってるのに身体が壊れないのは不思議なもんだ。
そんな風にして時間が立ち、そろそろ帰るかと言うところで、演習場の入り口に誰かが立ってることに気づいた。
四人かな?
うーん……人見知りの俺としては話しかけるのは無理なので、無視してしまおう。
「パスト=オリガだな!ようやく見つけたぞ!」
うわ……。
なんか一人がこっちに向かって叫んでるよ……。
無視できんかなこりゃ。
って、あれチェニックじゃねーか。
なんでいるんだ?
「おい!呼んでるだろ!さっさと来ないか!」
行きたくねぇー。
でも行かないとヤバそうだな……。
カバンを持って近くまで行きながら四人の観察。
さっきからやたらうるさいのは赤い髪を坊主にしていて、すげぇ睨んでくるため目つきが悪い。
身長はかなり高くて、目測一八〇ほどだろうか。
なんかいかにも貴族って感じの服装だわ。
その横の金髪は……どっかで見たなと思ったら、妹様の彼氏じゃねーか。
そんでその横の男は、青みがかった長めの黒髪を真ん中で分けていて、やっぱり俺のことを睨んでる。
身長はチェニックとおなじくらい。
チェニックは……なんか一歩後ろに下がって少し項垂れてるように見えた。
まあチェニックはいいんだけど、なんでそんな睨むのさ。
俺なんかしたか?
心当たりが……妹様からなんか聞いたのか?
適当なこと言ってないだろうな。
怖すぎる……。
「早く来んか!!」
うるっせえ!
少し早歩きで近くまで行く。
なんの用だろうなぁ……。
「はいこんにちはどちら様でしょうか」
そう言うと四人共が唖然とした顔でこっちを見てきた。
なんぞ?
すると赤坊主がプルプル震えて、
「貴様!この方を知らないと言うのか!」
「え、知らん。つかチェニック以外知らん。誰だあんたら。うるっさいし。そんな怒鳴らんでも聴こえとるわ。有名な人なのかもだけど、全員が興味を持って過ごしてると思ってんじゃねーよ」
……………………
やべ。
あ、赤も青もメッチャ震えてる。
二人共顔真っ赤だ。
チェニックは青い顔になってる。
彼氏君は……ショック!って顔だな。
ウケるー。
「こ、こ、こ、この方はな……」
赤坊主が声を震わせながら必死に話してる。
この方は?
誰?
「この方は!我がソヴィレシア王国第一王子!ニーグン=ソヴィレシア様であらせられるぞ!!」
俺は思った。
妹様よ、王子に手を出しちゃったかと。
やっと始まりました。
あれから結局リーシャは教室に来ず、いつの間にかチェニックとも仲直りしていたようだ。
あの集団リンチも一度だけみたいだし、いやがらせとかもなさそうです。
そんでまあ今日は一日休暇にして、ちょっと学園の演習場で久しぶりに魔法の開発をしようと思います。
と言っても実はもうほぼ出来てると言うか……。
昨日の夜、風呂に入った後のこと。
髪を乾かしながらふと思ったのだ。
なんで熱風になるのかと。
よく考えたら周りの風を使ってるだけなのに熱くなるのおかしくね?と思ったのだ。
ま、非常に単純なことだったので、それついでにちょっと派生させてみようって話。
細かい話は抜きにして。
なんで熱風になっていたのか。。
熱風を出しているときの俺の手が熱くなっていたからだ。
つまり体温。
俺の手の温度が上がっていてそれで温められた風を出していたのだ。
……よく俺の手がちゃんと機能していたな。
とりあえず、右手で熱風を出す感覚で風だけ出さないようにする。
あっさりできた。
開発もクソもない。
何度かやってたら熱風のイメージ無しに体温だけ上げられるようになった。
温度もかなり……なんか陽炎ができてる……真っ赤だし……。
試しに持ってきた木を近づけたら触る前に塵になった。
洒落にならん温度だなこれ。
温度下げられるかな……お、できたかな?
今度は木が燃えた。
よしよし。
じゃ次は体温をガンガン下げましょ……おお、手が真っ青。
今度は左手で水球を作ってそれに右手を近づけると……一瞬で凍った。
どっちの魔法も加減が難しいなぁ。
午前中一杯使って、ようやく加減できるようになった。
ついでに温度を変える部位を変えたりできるようにもなった。
なかなかの出来栄え。
うーん、道中に完成すれば御の字と思ってただけにあっさりすぎるな。
今まで使えるようになった魔法はこんなもんじゃなかった。
異空間魔法なんて五年もかかってるし。
つか異空間魔法も改良しないとな。
いちいち全部出さなきゃいけないなんて馬鹿らしいから。
午後は強化魔法全般の確認というかそんな感じのことをやって過ごした。
さっきの体温変化魔法(そう名付けた)と身体強化魔法を組み合わせたらなかなかの威力になった。
鉄とか溶けるし。
にしても、それだけとんでもない温度になってるのに身体が壊れないのは不思議なもんだ。
そんな風にして時間が立ち、そろそろ帰るかと言うところで、演習場の入り口に誰かが立ってることに気づいた。
四人かな?
うーん……人見知りの俺としては話しかけるのは無理なので、無視してしまおう。
「パスト=オリガだな!ようやく見つけたぞ!」
うわ……。
なんか一人がこっちに向かって叫んでるよ……。
無視できんかなこりゃ。
って、あれチェニックじゃねーか。
なんでいるんだ?
「おい!呼んでるだろ!さっさと来ないか!」
行きたくねぇー。
でも行かないとヤバそうだな……。
カバンを持って近くまで行きながら四人の観察。
さっきからやたらうるさいのは赤い髪を坊主にしていて、すげぇ睨んでくるため目つきが悪い。
身長はかなり高くて、目測一八〇ほどだろうか。
なんかいかにも貴族って感じの服装だわ。
その横の金髪は……どっかで見たなと思ったら、妹様の彼氏じゃねーか。
そんでその横の男は、青みがかった長めの黒髪を真ん中で分けていて、やっぱり俺のことを睨んでる。
身長はチェニックとおなじくらい。
チェニックは……なんか一歩後ろに下がって少し項垂れてるように見えた。
まあチェニックはいいんだけど、なんでそんな睨むのさ。
俺なんかしたか?
心当たりが……妹様からなんか聞いたのか?
適当なこと言ってないだろうな。
怖すぎる……。
「早く来んか!!」
うるっせえ!
少し早歩きで近くまで行く。
なんの用だろうなぁ……。
「はいこんにちはどちら様でしょうか」
そう言うと四人共が唖然とした顔でこっちを見てきた。
なんぞ?
すると赤坊主がプルプル震えて、
「貴様!この方を知らないと言うのか!」
「え、知らん。つかチェニック以外知らん。誰だあんたら。うるっさいし。そんな怒鳴らんでも聴こえとるわ。有名な人なのかもだけど、全員が興味を持って過ごしてると思ってんじゃねーよ」
……………………
やべ。
あ、赤も青もメッチャ震えてる。
二人共顔真っ赤だ。
チェニックは青い顔になってる。
彼氏君は……ショック!って顔だな。
ウケるー。
「こ、こ、こ、この方はな……」
赤坊主が声を震わせながら必死に話してる。
この方は?
誰?
「この方は!我がソヴィレシア王国第一王子!ニーグン=ソヴィレシア様であらせられるぞ!!」
俺は思った。
妹様よ、王子に手を出しちゃったかと。
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