52 / 103
第三章
美味え!美味えよ!
しおりを挟む
三人と一人で裏通りに入って少し歩くと、俺達はとんでもないものを目撃した。
アフロで白いワンピースを着た色黒マッチョが、ピンク色の可愛らしい店の前で、その店の壁にある突起に指をかけ、懸垂していたのだ。
なんだこいつは……。
あまりに異質すぎて、俺達は近づくことができなかった。
「ミラーさーん!」
そんな謎の人物に向かってアオが走って行った。
嘘だろ?!
知り合いか?!
「あら、アオちゃんじゃない!」
「ブフウウウウ!!」
声たけえええええ!!!
女なのかよ!!!
「嘘でしょ……」
「怖い……」
俺の横と後ろでリーシャとチェニックがビクついている。
アオは懸垂しているマッチョの女性?とお話中だ。
いつまで懸垂してんだよ……。
って、なんかこっち指差してるな。
行ったほうがいいのか?
行きたくないなぁ……。
うわ、こっちガン見しながら懸垂してる。
怖すぎる……。
「ししょー!」
呼ばれたよ……。
行くしか……ないよな……。
「スゥーハァー」
深呼吸して覚悟を決める。
よし!
回れ右してダッ……シュ……。
振り返ると、さっきの色黒マッチョがチェニックの襟首を片手で掴んで、今まさに俺にも手を伸ばそうとして……。
「うわあああああ!!!」
俺は後ろに跳躍しながら、身体強化。
着地同時に逃走……できなかった。
気がつけば俺も襟首を掴まれていたのだから。
「な、なんで……ってあれ?」
俺の視線の先にはマッチョに捕まっているチェニックが。
ってーと……俺の襟首を掴んでいるのはだぁれ?
ゆっくり振り返ると。
「逃げることないじゃない」
たっかい声のマッチョでした。
*****
「三つ子ぉ?!」
ピンク色の可愛らしい店の中でお話中。
中は石壁に木の床、木のテーブルが十個ほど並んでいる喫茶店っぽい雰囲気だ。
バーカウンターもあり、その奥には色んな酒瓶がズラーッと並んでいる。
銘柄を読もうとしたら、アオとリーシャに睨まれた。
……なんでリーシャに睨まれなきゃならん。
まぁいいけど。
俺達はそのバーカウンターに並んで座って、アフロ二人は俺達の前に立ってお話中ってわけだ。
話を戻そう。
まずこの二人。
なんと女性でした。
俺から見て右側がミラーさん、左側がマオーさんだ。
ちなみにチェニックを捕まえていたのはマオーさん。
二人共ムキムキ、色黒、アフロ、白いワンピースなので、正直どっちがどっちだかわからん。
声もそっくりだし。
例えるなら鈴の音のようなので声だろうか。
目を閉じていれば可愛らしい女の子の声なのに、目を開ければ化物である。
なんでアフロと聞くと、この方がカッコイイでしょ?とのこと。
そしてなんとびっくり彼女達は三つ子だそうです。
もう一人、化物がいるのか……。
「ここにはいないのか?」
「あの子ったらなよっちいのよ」
「ホントよ。ちょっと小突いただけで、のたうち回るし」
「私達に付いていけるとは思えないから、置いてきたの」
「たまに帰るけどね。泣いて喜ぶのよあの子」
「ねえさーん!って泣きながら追いかけっこ」
「いくつになっても弟は弟なのね」
小突いただけ……その丸太で小突いただけ……。
つか、男なのか……。
こんな姉ちゃんと過ごした幼少期。
俺とは違う意味で馬が合いそうだ。
「それで、メットが食べたいそうじゃない」
「ああそれそれ。ここで食えるんだな」
ブラッドソーセージとメットはここで食ったんだそうだ。
「ウチは素材にトコトンこだわった新鮮なモノを使ってるのが売りなの」
「メットは下手なものを使うとお腹壊しちゃうから特に気をつけてるのよ」
お腹を壊す?
「生物なの?」
「生肉」
おっとー……。
「と、こ、ろ、でー」
マオーさんがカウンター越しに擦り寄ってきた。
怖い……。顔近い怖い。
「あなた、新鮮なドラゴン肉持ってるらしいじゃない?」
「え、あ、まああるな。だいぶ減ったけど」
もう五分の一程度しかない。
「それ、譲ってくれるなら、メットだけじゃなく、うちにあるものタダで食べさせてあげても良くってよ?もちろん、ドラゴン肉も調理してお出しするわ」
「タダ?」
「タダ」
「…………ドラゴン肉も調理してって具体的には?」
「新鮮なドラゴン肉は刺し身でも食べられるのよ」
「それは知ってる」
実際生でも食べたことあるしな。
「あんまり美味しくは無かった?」
「…………」
「刺し身は切り方一つで味が変わるわよ?」
「…………」
「お酒もつけちゃう」
「のった」
俺はポーチからシートを出して、そこに異空間からドラゴン肉全てとついでにほかの野菜やらきのこやら調理に困ってた食材をどんどん出す。
「とりあえずこんなもんか」
「さ、最っ高じゃない……。ミラー!」
「あら、あれあげるの?」
「あげちゃう!」
すると、ミラーが奥に引っ込んだ。
程なくして。
「はい、どうぞ」
俺の片腕で抱えられる程度の大きさの樽を持ってきた。
「なにこれ?」
「マオー特製麦酒。非売品。これあげるわ」
「マジで?!飲んでいい?!」
「どーぞ」
樽の底に蛇口が付いていて、そこから注げるようになっていた。
とりあえず樽ジョッキを出してもらい、一杯注ぐ。
おお、黒ビールか。
「んじゃいただきまーす」
…………?!
「ウマっ!!!何これウマっ!!!」
なんだろ。
ベースはビールだが……。
「なんか純粋な麦酒じゃない?」
「私特製なの。ベースは普通の麦酒なんだけど、色んな物ぶち込んで作ってるのよ」
喉越しはビール、味は少し甘味があり、そして、鼻に抜けるハーブのような香り。
どうやるとこうなる?
「はい、そこでこれを食べる!」
「ムゴッ」
なんか口に突っ込まれた。
なんだ?
少しニチャニチャ。
とりあえず口に入った分を残して噛み千切り、咀嚼しながらモノを見る。
ピンク色の……生肉か?がミンチ状になっていて、それがパンに乗っている。
味は……塩味が効いていて、噛めば噛むほど甘味が出てくる。
これ、ビールに合うな。
ビールを一口、謎の食べ物を一口。
「美味え!美味えよ!」
「それが、メット」
「これか!ところで上の肉ってなんの肉?」
「あら、食べたことない?それ、スイーラの生肉」
「……は?」
スイーラとは、地球で言うところの豚のことだ。
「た、食べ、食べられるのか?」
「ま、あんまり食べる人はいないみたいよ。ここでメットを食べた人の反応はパスト君と全く同じだから」
マジか……。
でもこれ美味い……。
もっと食いたい……。
「ま、気にしなくていっか!じゃ、この食材やるからもっと色々食わせて飲ませて!」
「「まかせなさい!」」
ミラーさんとマオーさんはハモってこう言って、厨房に引っ込んだ。
その後出された食べ物飲み物はどれも非常に美味しかった。
何個かレシピも教えてもらったので、アオと今度作ろうと思う。
☆☆☆☆☆
はい、というわけでメットとは豚生肉の挽肉のことでした。
パンに乗せて食べるのが一般的だそうな。
基本的には塩味で、色々亜種もあるらしいです。
私が食べたのはベルリンでなんですが、最初はかなり躊躇しました。ですが一度食べたら止まらなくなり、一気に食べてしまいましたよ。流石に二個は食べませんでしたが(笑)
こちらがその写真です。
ガッツリ生肉乗ってます。
日本じゃ食べられるところ無いと思いますがどうなんでしょうね。
もし食べたことがあるって人いたら教えてください。
アフロで白いワンピースを着た色黒マッチョが、ピンク色の可愛らしい店の前で、その店の壁にある突起に指をかけ、懸垂していたのだ。
なんだこいつは……。
あまりに異質すぎて、俺達は近づくことができなかった。
「ミラーさーん!」
そんな謎の人物に向かってアオが走って行った。
嘘だろ?!
知り合いか?!
「あら、アオちゃんじゃない!」
「ブフウウウウ!!」
声たけえええええ!!!
女なのかよ!!!
「嘘でしょ……」
「怖い……」
俺の横と後ろでリーシャとチェニックがビクついている。
アオは懸垂しているマッチョの女性?とお話中だ。
いつまで懸垂してんだよ……。
って、なんかこっち指差してるな。
行ったほうがいいのか?
行きたくないなぁ……。
うわ、こっちガン見しながら懸垂してる。
怖すぎる……。
「ししょー!」
呼ばれたよ……。
行くしか……ないよな……。
「スゥーハァー」
深呼吸して覚悟を決める。
よし!
回れ右してダッ……シュ……。
振り返ると、さっきの色黒マッチョがチェニックの襟首を片手で掴んで、今まさに俺にも手を伸ばそうとして……。
「うわあああああ!!!」
俺は後ろに跳躍しながら、身体強化。
着地同時に逃走……できなかった。
気がつけば俺も襟首を掴まれていたのだから。
「な、なんで……ってあれ?」
俺の視線の先にはマッチョに捕まっているチェニックが。
ってーと……俺の襟首を掴んでいるのはだぁれ?
ゆっくり振り返ると。
「逃げることないじゃない」
たっかい声のマッチョでした。
*****
「三つ子ぉ?!」
ピンク色の可愛らしい店の中でお話中。
中は石壁に木の床、木のテーブルが十個ほど並んでいる喫茶店っぽい雰囲気だ。
バーカウンターもあり、その奥には色んな酒瓶がズラーッと並んでいる。
銘柄を読もうとしたら、アオとリーシャに睨まれた。
……なんでリーシャに睨まれなきゃならん。
まぁいいけど。
俺達はそのバーカウンターに並んで座って、アフロ二人は俺達の前に立ってお話中ってわけだ。
話を戻そう。
まずこの二人。
なんと女性でした。
俺から見て右側がミラーさん、左側がマオーさんだ。
ちなみにチェニックを捕まえていたのはマオーさん。
二人共ムキムキ、色黒、アフロ、白いワンピースなので、正直どっちがどっちだかわからん。
声もそっくりだし。
例えるなら鈴の音のようなので声だろうか。
目を閉じていれば可愛らしい女の子の声なのに、目を開ければ化物である。
なんでアフロと聞くと、この方がカッコイイでしょ?とのこと。
そしてなんとびっくり彼女達は三つ子だそうです。
もう一人、化物がいるのか……。
「ここにはいないのか?」
「あの子ったらなよっちいのよ」
「ホントよ。ちょっと小突いただけで、のたうち回るし」
「私達に付いていけるとは思えないから、置いてきたの」
「たまに帰るけどね。泣いて喜ぶのよあの子」
「ねえさーん!って泣きながら追いかけっこ」
「いくつになっても弟は弟なのね」
小突いただけ……その丸太で小突いただけ……。
つか、男なのか……。
こんな姉ちゃんと過ごした幼少期。
俺とは違う意味で馬が合いそうだ。
「それで、メットが食べたいそうじゃない」
「ああそれそれ。ここで食えるんだな」
ブラッドソーセージとメットはここで食ったんだそうだ。
「ウチは素材にトコトンこだわった新鮮なモノを使ってるのが売りなの」
「メットは下手なものを使うとお腹壊しちゃうから特に気をつけてるのよ」
お腹を壊す?
「生物なの?」
「生肉」
おっとー……。
「と、こ、ろ、でー」
マオーさんがカウンター越しに擦り寄ってきた。
怖い……。顔近い怖い。
「あなた、新鮮なドラゴン肉持ってるらしいじゃない?」
「え、あ、まああるな。だいぶ減ったけど」
もう五分の一程度しかない。
「それ、譲ってくれるなら、メットだけじゃなく、うちにあるものタダで食べさせてあげても良くってよ?もちろん、ドラゴン肉も調理してお出しするわ」
「タダ?」
「タダ」
「…………ドラゴン肉も調理してって具体的には?」
「新鮮なドラゴン肉は刺し身でも食べられるのよ」
「それは知ってる」
実際生でも食べたことあるしな。
「あんまり美味しくは無かった?」
「…………」
「刺し身は切り方一つで味が変わるわよ?」
「…………」
「お酒もつけちゃう」
「のった」
俺はポーチからシートを出して、そこに異空間からドラゴン肉全てとついでにほかの野菜やらきのこやら調理に困ってた食材をどんどん出す。
「とりあえずこんなもんか」
「さ、最っ高じゃない……。ミラー!」
「あら、あれあげるの?」
「あげちゃう!」
すると、ミラーが奥に引っ込んだ。
程なくして。
「はい、どうぞ」
俺の片腕で抱えられる程度の大きさの樽を持ってきた。
「なにこれ?」
「マオー特製麦酒。非売品。これあげるわ」
「マジで?!飲んでいい?!」
「どーぞ」
樽の底に蛇口が付いていて、そこから注げるようになっていた。
とりあえず樽ジョッキを出してもらい、一杯注ぐ。
おお、黒ビールか。
「んじゃいただきまーす」
…………?!
「ウマっ!!!何これウマっ!!!」
なんだろ。
ベースはビールだが……。
「なんか純粋な麦酒じゃない?」
「私特製なの。ベースは普通の麦酒なんだけど、色んな物ぶち込んで作ってるのよ」
喉越しはビール、味は少し甘味があり、そして、鼻に抜けるハーブのような香り。
どうやるとこうなる?
「はい、そこでこれを食べる!」
「ムゴッ」
なんか口に突っ込まれた。
なんだ?
少しニチャニチャ。
とりあえず口に入った分を残して噛み千切り、咀嚼しながらモノを見る。
ピンク色の……生肉か?がミンチ状になっていて、それがパンに乗っている。
味は……塩味が効いていて、噛めば噛むほど甘味が出てくる。
これ、ビールに合うな。
ビールを一口、謎の食べ物を一口。
「美味え!美味えよ!」
「それが、メット」
「これか!ところで上の肉ってなんの肉?」
「あら、食べたことない?それ、スイーラの生肉」
「……は?」
スイーラとは、地球で言うところの豚のことだ。
「た、食べ、食べられるのか?」
「ま、あんまり食べる人はいないみたいよ。ここでメットを食べた人の反応はパスト君と全く同じだから」
マジか……。
でもこれ美味い……。
もっと食いたい……。
「ま、気にしなくていっか!じゃ、この食材やるからもっと色々食わせて飲ませて!」
「「まかせなさい!」」
ミラーさんとマオーさんはハモってこう言って、厨房に引っ込んだ。
その後出された食べ物飲み物はどれも非常に美味しかった。
何個かレシピも教えてもらったので、アオと今度作ろうと思う。
☆☆☆☆☆
はい、というわけでメットとは豚生肉の挽肉のことでした。
パンに乗せて食べるのが一般的だそうな。
基本的には塩味で、色々亜種もあるらしいです。
私が食べたのはベルリンでなんですが、最初はかなり躊躇しました。ですが一度食べたら止まらなくなり、一気に食べてしまいましたよ。流石に二個は食べませんでしたが(笑)
こちらがその写真です。
ガッツリ生肉乗ってます。
日本じゃ食べられるところ無いと思いますがどうなんでしょうね。
もし食べたことがあるって人いたら教えてください。
0
あなたにおすすめの小説
前世は厳しい家族とお茶を極めたから、今世は優しい家族とお茶魔法極めます
初昔 茶ノ介
ファンタジー
代々続くお茶の名家、香坂家。そこに生まれ、小さな時から名家にふさわしくなるように厳しく指導を受けてきた香坂千景。
常にお茶のことを優先し、名家に恥じぬ実力を身につけた彼女は齢六十で人間国宝とまで言われる茶人となった。
しかし、身体は病魔に侵され、家族もおらず、また家の定める人にしか茶を入れてはならない生活に嫌気がさしていた。
そして、ある要人を持て成す席で、病状が悪化し命を落としてしまう。
そのまま消えるのかと思った千景は、目が覚めた時、自分の小さくなった手や見たことのない部屋、見たことのない人たちに囲まれて驚きを隠せなかった。
そこで周りの人達から公爵家の次女リーリフィアと呼ばれて……。
これは、前世で名家として厳しく指導を受けお茶を極めた千景が、異世界で公爵家次女リーリフィアとしてお茶魔法を極め優しい家族と幸せになるお話……。
ーーーーーーーー
のんびりと書いていきます。
よかったら楽しんでいただけると嬉しいです。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
