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第一章
3:ステータス
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「お前ホントいい加減にしろよ?!さっきから何なのその態度!」
ベール越しに見える影は、立ち上がって地団駄を踏みながら叫んだ。
その声は先程とは打って変わって少し低音になっている。
「何がですか?っていうか王女様がそのような言葉遣いしていいんですか?」
「知るか?!今この場にいるのはお前と私だけだ!」
サフランは椅子に座ったのか、影が小さくなった。
「え?陰ながら守ってくれる人もいないんですか?暗殺されません?」
「いるよ?!いるけどいない者として扱うの!つかいるとか言っちゃ駄目じゃん?!私の馬鹿!」
「馬鹿ですね」
「あああああ!!」
真琴は、椅子に座ったまま悶える影を見て、呆れたようにため息をついた。
「あの、もう行っていいですか?」
「だからステータス見せろっつってんの!」
「なぜ?」
「一応確認しときたいんだよ。召喚した異世界人は強力な能力を持っているからさ。使えそうなら無理矢理でも参加してもらうぞ」
すると真琴はポケットからスマホを取り出した。
『使えそうなら無理矢理でも参加してもらうぞ』
スマホから再生されたのはサフランの声。
「これ、一緒に召喚された人達に聴かせていいですか?」
「録音の魔道具だと?!ここでは魔道具は使えないはず?!」
驚いたサフランが立ち上がったらしく、影が大きくなった。
「あ、これ魔道具とかいうのじゃないんで。そちらから見て異世界の道具です。なのでクラスメートに聴かせたら面白い事になりますね」
真琴は全くの無表情で初対面の王女をまるで脅しているようなことを言い出した。
「何が望みだ……」
「あ、なんだ。てっきり僕を処刑!とかするのかと思いました」
「してもいいが理由が『頭にきたから』なんて後が面倒だからな」
「王女を脅したってだけで充分処刑物だと思いますけどね」
真琴は自覚していたようだ。
「……私お前嫌い」
また影は小さくなった。
「そうですか。それでステータスなんですけど」
「見せてくれるのか?」
その声は暗く沈んでいる。
「いや、まず見方がわかりません」
「はい?」
コロコロ声が変わるなぁと真琴は呑気に考えているが、サフランがこうなってるのは自分のせいだということを真琴はわかっていない。
「僕、ほんの十五分前にきたばっかですよ。何も知らないです」
他のクラスメート達は、転移してすぐに収納から神的存在から貰った本を出して読み、大体のことを勝手に把握していた。
だが真琴は、なつみに泣きつかれたり、ミストル連れて行かれたりと、そんな余裕は全くなかったのだ。
ちなみに真琴は、十五分前と言う言葉に質問を返さなかったサフランの影を見て、時間感覚が一緒らしいということを悟った。
「あーもうわかった!私が直々に教えてやるから!」
「なんか押し付けがましいですね」
「お前本当に殺すぞ」
『お前本当に殺すぞ』
「…………」
「…………」
「ステータスというものは……」
「誤魔化すんですね」
「ステータスというものは!」
サフランはステータスについて話し始めた。
ステータスとは、その生物の種族、体力、魔力、能力、身長、体重の六項目を自分で見ることができる、言わばその生物の臓器のような物だ。
そのうち、体力、魔力、筋力はその生物の出せる平均数値として表示される。
勿論、鍛錬すれば上昇するし、体調如何で数値は上下する。
身長と体重に関しては言わなくてもわかるだろう。
体力は地球で言うところのスタミナに当たる。数値が高ければ行動時間が増え、ゼロになると基本的には動けないと思っておいたほうがいい。減っても時間が経てば回復する。
魔力は自分の一部の能力を使うための物で、数値が高ければそれだけ能力の強さや一度に使える数が増える。体力と同様でゼロになると基本的に能力の発動は出来ない。やはり時間が経てば回復する。
筋力はその生物の身体能力に当たる……ということになっている。
物凄く腕力があっても動きが遅い生物、動きがとにかく速い分打たれ弱い、など様々だ。なので筋力をさらに最低三分割することは出来ないかと目下研究中である。
「まあ後は才能によって変わるな。それと大体20歳前後で著しく成長速度が下がる。あと鍛錬を怠っていると数値は下がるぞ」
「そりゃそうでしょうね。サボりは良くない」
「サボり?」
「やらなきゃいけないことをやらずに怠けることですよ。あっちの世界の言葉です。そんなことより続けてください」
「だからなんで偉そうなんだ!!」
全くこいつは……とブツブツベール越しにひとりごちるサフラン。
「うーん……」
「大体だな……ん?どうした?」
真琴が急に唸りだしたので、サフランは独り言を中断した。
「いや収納ってどう使えば思って」
真琴は本のことを思い出したのだが、どうやったらいいのか分からなかった。
「収納?ああ収納の能力か。おっと能力について話忘れていた」
「しっかりしてよ王女さん」
「ついに敬語が抜けた……」
能力とはそのままずばり、その生物が使うことができる能力のことだ。
例えば瞬間翻訳。これは相手が話したことを、その生物の第一母国語に変換してくれる能力だ。
この能力は、三カ国語による意思疎通と文章を理解出来るくらいになると大体の生物が発現する。
このような能力は、ただ『○○能力』と一般的に言われており、勿論才能等も関係するところはあるが、努力次第でほぼ全ての生物が発現する。
これとは別に魔力を消費して使うことができる能力のことを『特殊能力』と呼称している。
例えば、属性魔法。これは魔力を消費して、『火』『水』『地』『風』の四つの属性を作り出す魔法だ。消費する魔力によって規模が変わる。
そしてこの属性魔法は、使用者によって形を変えるし、才能がなければ確実に発現しない属性も存在する。
要は努力したからと言って必ず発現する能力ではないのが『特殊能力』だ。
そのため、職業によっては、その職業に必要不可欠な特殊能力が発現しない者、又は発現していない者はつくことができない。
例えば、軍。
『身体能力強化』、『属性魔法』、『瞬間翻訳』、『鑑定』、『治癒速度上昇』の五つが必須特殊能力だ。
そしてもう一種類。その名前は『固有能力』だ。
これの発現条件は、突然発現する、持って生まれる、特殊能力の進化、能力の開発である。
前者二つの条件の代表は収納の能力だ。
物を出し入れする能力で、収納の中では時間が経過しない。この能力はまだ比較的存在する者が多い。
後者二つの条件に関しては、未だ解明されていないし、固有能力と称して良い物か迷いどころの能力も多々ある。
例えば属性魔法同士をかけ合わせて、さらに強力な魔法を作ったとすると、それは固有能力と呼ばれそうだが、発現していればいれば誰でも作れるため、特殊能力と呼ぶのではとなってしまう。
全く新しい能力を開発したとしても、それを他人に伝承することが出来るなら、それは固有能力なのか?と考えてしまう。
そしてそれを言うのなら、収納等の能力だって!と未だに揉めに揉めているのが能力学である。
「んで肝心の能力の使い方は?てかステータスの見方は?」
「念じればいい。声に出してもいい。ステータスは見たいと思えば見えるぞ。正直、説明の仕方がわからん。お前の仲間はオープン!とか言っていたな確か」
「ふーん」
真琴はゲームをしないし小説等も殆ど読まないため、イマイチピンとこなかったが、言われた通りに頭の中でステータス見えろー見えろーと念じながら、オープンと呟いた。
「おお!……お……なんだこれ……」
「どうしたー」
「あいやその……えー……」
「ステータスが見えたか?なら私にも見せろ。同じように相手に見せると念じれば見せられる」
真琴は自分のステータスを眺めながら考えたが、考えるだけ無駄だとすぐに諦め、サフランに丸投げすることにした。
「じゃこれが俺のステータスだから」
真琴は開いた右掌をサフランに向けた。
「なになに?どんな固有能…………は?」
―――――――――――――――――――――――――
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―――――――――――――――――――――――――
真琴のステータスはバグっていた。
ベール越しに見える影は、立ち上がって地団駄を踏みながら叫んだ。
その声は先程とは打って変わって少し低音になっている。
「何がですか?っていうか王女様がそのような言葉遣いしていいんですか?」
「知るか?!今この場にいるのはお前と私だけだ!」
サフランは椅子に座ったのか、影が小さくなった。
「え?陰ながら守ってくれる人もいないんですか?暗殺されません?」
「いるよ?!いるけどいない者として扱うの!つかいるとか言っちゃ駄目じゃん?!私の馬鹿!」
「馬鹿ですね」
「あああああ!!」
真琴は、椅子に座ったまま悶える影を見て、呆れたようにため息をついた。
「あの、もう行っていいですか?」
「だからステータス見せろっつってんの!」
「なぜ?」
「一応確認しときたいんだよ。召喚した異世界人は強力な能力を持っているからさ。使えそうなら無理矢理でも参加してもらうぞ」
すると真琴はポケットからスマホを取り出した。
『使えそうなら無理矢理でも参加してもらうぞ』
スマホから再生されたのはサフランの声。
「これ、一緒に召喚された人達に聴かせていいですか?」
「録音の魔道具だと?!ここでは魔道具は使えないはず?!」
驚いたサフランが立ち上がったらしく、影が大きくなった。
「あ、これ魔道具とかいうのじゃないんで。そちらから見て異世界の道具です。なのでクラスメートに聴かせたら面白い事になりますね」
真琴は全くの無表情で初対面の王女をまるで脅しているようなことを言い出した。
「何が望みだ……」
「あ、なんだ。てっきり僕を処刑!とかするのかと思いました」
「してもいいが理由が『頭にきたから』なんて後が面倒だからな」
「王女を脅したってだけで充分処刑物だと思いますけどね」
真琴は自覚していたようだ。
「……私お前嫌い」
また影は小さくなった。
「そうですか。それでステータスなんですけど」
「見せてくれるのか?」
その声は暗く沈んでいる。
「いや、まず見方がわかりません」
「はい?」
コロコロ声が変わるなぁと真琴は呑気に考えているが、サフランがこうなってるのは自分のせいだということを真琴はわかっていない。
「僕、ほんの十五分前にきたばっかですよ。何も知らないです」
他のクラスメート達は、転移してすぐに収納から神的存在から貰った本を出して読み、大体のことを勝手に把握していた。
だが真琴は、なつみに泣きつかれたり、ミストル連れて行かれたりと、そんな余裕は全くなかったのだ。
ちなみに真琴は、十五分前と言う言葉に質問を返さなかったサフランの影を見て、時間感覚が一緒らしいということを悟った。
「あーもうわかった!私が直々に教えてやるから!」
「なんか押し付けがましいですね」
「お前本当に殺すぞ」
『お前本当に殺すぞ』
「…………」
「…………」
「ステータスというものは……」
「誤魔化すんですね」
「ステータスというものは!」
サフランはステータスについて話し始めた。
ステータスとは、その生物の種族、体力、魔力、能力、身長、体重の六項目を自分で見ることができる、言わばその生物の臓器のような物だ。
そのうち、体力、魔力、筋力はその生物の出せる平均数値として表示される。
勿論、鍛錬すれば上昇するし、体調如何で数値は上下する。
身長と体重に関しては言わなくてもわかるだろう。
体力は地球で言うところのスタミナに当たる。数値が高ければ行動時間が増え、ゼロになると基本的には動けないと思っておいたほうがいい。減っても時間が経てば回復する。
魔力は自分の一部の能力を使うための物で、数値が高ければそれだけ能力の強さや一度に使える数が増える。体力と同様でゼロになると基本的に能力の発動は出来ない。やはり時間が経てば回復する。
筋力はその生物の身体能力に当たる……ということになっている。
物凄く腕力があっても動きが遅い生物、動きがとにかく速い分打たれ弱い、など様々だ。なので筋力をさらに最低三分割することは出来ないかと目下研究中である。
「まあ後は才能によって変わるな。それと大体20歳前後で著しく成長速度が下がる。あと鍛錬を怠っていると数値は下がるぞ」
「そりゃそうでしょうね。サボりは良くない」
「サボり?」
「やらなきゃいけないことをやらずに怠けることですよ。あっちの世界の言葉です。そんなことより続けてください」
「だからなんで偉そうなんだ!!」
全くこいつは……とブツブツベール越しにひとりごちるサフラン。
「うーん……」
「大体だな……ん?どうした?」
真琴が急に唸りだしたので、サフランは独り言を中断した。
「いや収納ってどう使えば思って」
真琴は本のことを思い出したのだが、どうやったらいいのか分からなかった。
「収納?ああ収納の能力か。おっと能力について話忘れていた」
「しっかりしてよ王女さん」
「ついに敬語が抜けた……」
能力とはそのままずばり、その生物が使うことができる能力のことだ。
例えば瞬間翻訳。これは相手が話したことを、その生物の第一母国語に変換してくれる能力だ。
この能力は、三カ国語による意思疎通と文章を理解出来るくらいになると大体の生物が発現する。
このような能力は、ただ『○○能力』と一般的に言われており、勿論才能等も関係するところはあるが、努力次第でほぼ全ての生物が発現する。
これとは別に魔力を消費して使うことができる能力のことを『特殊能力』と呼称している。
例えば、属性魔法。これは魔力を消費して、『火』『水』『地』『風』の四つの属性を作り出す魔法だ。消費する魔力によって規模が変わる。
そしてこの属性魔法は、使用者によって形を変えるし、才能がなければ確実に発現しない属性も存在する。
要は努力したからと言って必ず発現する能力ではないのが『特殊能力』だ。
そのため、職業によっては、その職業に必要不可欠な特殊能力が発現しない者、又は発現していない者はつくことができない。
例えば、軍。
『身体能力強化』、『属性魔法』、『瞬間翻訳』、『鑑定』、『治癒速度上昇』の五つが必須特殊能力だ。
そしてもう一種類。その名前は『固有能力』だ。
これの発現条件は、突然発現する、持って生まれる、特殊能力の進化、能力の開発である。
前者二つの条件の代表は収納の能力だ。
物を出し入れする能力で、収納の中では時間が経過しない。この能力はまだ比較的存在する者が多い。
後者二つの条件に関しては、未だ解明されていないし、固有能力と称して良い物か迷いどころの能力も多々ある。
例えば属性魔法同士をかけ合わせて、さらに強力な魔法を作ったとすると、それは固有能力と呼ばれそうだが、発現していればいれば誰でも作れるため、特殊能力と呼ぶのではとなってしまう。
全く新しい能力を開発したとしても、それを他人に伝承することが出来るなら、それは固有能力なのか?と考えてしまう。
そしてそれを言うのなら、収納等の能力だって!と未だに揉めに揉めているのが能力学である。
「んで肝心の能力の使い方は?てかステータスの見方は?」
「念じればいい。声に出してもいい。ステータスは見たいと思えば見えるぞ。正直、説明の仕方がわからん。お前の仲間はオープン!とか言っていたな確か」
「ふーん」
真琴はゲームをしないし小説等も殆ど読まないため、イマイチピンとこなかったが、言われた通りに頭の中でステータス見えろー見えろーと念じながら、オープンと呟いた。
「おお!……お……なんだこれ……」
「どうしたー」
「あいやその……えー……」
「ステータスが見えたか?なら私にも見せろ。同じように相手に見せると念じれば見せられる」
真琴は自分のステータスを眺めながら考えたが、考えるだけ無駄だとすぐに諦め、サフランに丸投げすることにした。
「じゃこれが俺のステータスだから」
真琴は開いた右掌をサフランに向けた。
「なになに?どんな固有能…………は?」
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真琴のステータスはバグっていた。
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