備蓄勇者は旅をする

カラスギル

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第13話 備蓄勇者とマジックキャスター

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 ひょんなことから冒険者となってしまったことに困惑していたが、シーナは冒険者の指輪を眺めながら目を輝かせている。様々な角度から眺めながらうっとりとしたり目を輝かせたり。幸せそうだった。

 冒険者ギルドで冒険者になって初めての任務は、サザンドラの町へ行き様子を探ってくることだった。偵察って意外と難しいものだと思うんだけどそのあたりのランク付けがよくわからない。

 乗合馬車を用意してもらっているので馬車の待機所で出発を待っているところだった。

 「おはよーさーん」

 金髪イケメンの顔面偏差値が高そうなイケメンが突然現れて挨拶をしてくる。

 ポカーンとしているとイケメンは、破顔一笑。なんか気を使われてる?

 オレの指輪をツンツンしながら、自分の指輪を見せてくる。同じデザインで同じ色の指輪。

 「俺も冒険者なりたての新人だからよろしく」

 こいつ意外といい人かもしれない。オレの中のイケメン像が少し書き換わった瞬間だでた。

 「あなたも冒険者任務でサザンドラの様子を探ってくるですか?」

 思わず声をかけていた。

 「お、やっぱり同じ任務の人だったかー。怖い人たちと一緒だったら嫌だなと思ってたけどホッとしたよ」

 意外と普通の人だと知り少し心を許せるかなと思ってきている。

 「オレたちは今日冒険者になったばっかりなのでよければ色々と教えてもらえると助かります」

 笑み返しをしたつもりだが相手はキョトンだった。

 「あちゃー! 俺も今日から冒険者なんだ。ごめんね」

 急にこの任務の難易度が上がった気がした。
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みんなの感想(2件)

スパークノークス

お気に入りに登録しました~

2021.08.16 カラスギル

登録ありがとうございます。

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花雨
2021.08.10 花雨

お気に入り登録しました(^^)

2021.08.10 カラスギル

ありがとうございます。
書いていくペースが遅いですが、楽しんでいただけたら幸いです。

解除

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