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番外編:中山くんと私〜幸奈side〜
62話
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愁と付き合うことになり、ある程度した頃のお話。
いつも私達のことを温かく見守ってくれていた中山くんに、お礼と謝罪をしたくて、私は中山くんを呼び出した。
しかし、最後はやっぱり、思わぬ刺客が訪れて…。
私はようやく中山くんと向き合えた。そして、やっと彼とお友達になれたのかもしれない。
◇
「この度はご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございませんでした…」
私は今、ファミレスに中山くんと二人でいる。それは何故かというと、彼に謝りたかったからである。
愁とのことで、たくさん彼には迷惑をかけてしまった。
せっかく、私の為を思って連絡してくれたというのに、それを無視し、挙句の果てに気を使わせてしまった…。
どうしても、彼に謝りたかった。今までたくさん迷惑をかけた分、彼には感謝の気持ちを伝えたかった。
「いいよ。そんな大袈裟に謝られても困るし。
俺は気にしてないから大丈夫だよ。大平さんが元気そうでよかった…」
今日、こうして二人で会うことになったのも、愁が中山くんを説得してくれたお陰である。
中山くんは気を使う人なので、私に会うのを断る可能性も考えた上で、愁が間を取り持ってくれた。
きっと愁がいなかったら、こうして二人で会うこともできなかったかもしれない。
私は中山くんがずっと苦手で避けていた。勘が鋭い上に、何を考えているのかよく分からないため、掴みどころがなく、どう接したらいいのか戸惑っていた。
でも、そんな中山くんがいつも私の背中を押してくれた。
それはきっと私達の気持ちを、誰よりも一番理解してくれていたからだと思う。
そんな中山くんの優しさに、今更になって気づくなんて、私は薄情者かもしれない。
「中山くんとずっと話してみたいって思ってたの。
バイトしてた頃は、ずっと心に余裕がなくて。愁のことで頭がいっぱいだったから。
でも、今はこうして気持ちに余裕ができ始めて、私はたくさんの人に支えられてたんだなってことに気づいて。
それで、改めてこうして中山くんと話す機会が欲しくて、今日は来てもらいました」
誰よりも私達のことを考えてくれていた、そんな中山くんだからこそ、感謝の気持ちを伝えたかった。
あと、純粋に中山くんと仲良くなりたいと思ったからである。
「そう思ってくれてありがとう。俺も大平さんと色々お話してみたいと思ってたから、お話できて嬉しいよ」
積もる話がたくさんある。愁に関しての話だけではなく、アルバイト中に起きた出来事や思い出…など、他愛のない話をたくさん中山くんとしてみたい。
今まで話せたかった分を取り返したい。彼とお友達になりたいから。
「本当?そう言ってもらえて、私も嬉しい」
きっとお互いに意識的に遠慮していたところがあった。
中山くんも中山くんなりに私に気を使い、私も私で中山くんに気を使っていた。
愁のことになると、二人して遠慮してしまう。もしかしたら、私達は似た者同士なのかもしれない。
どこか自分に自信がなくて、人の目ばかり気にしてしまう、臆病な性格なところがよく似ていると思う。
「今まで避けてきてごめんなさい」
謝罪したからといって、過去の過ちを取り消せるわけではない。
それでも、彼には謝罪と感謝の気持ちを伝えたかった。
「さっきも言ったでしょ。大平さんが謝る必要はないってさ。
俺があの日、余計な一言を言わなければ、大平さんも愁も苦しむ必要はなかったと思う。
だから、俺も良かれと思ってやった行動が裏目に出てしまったから、ごめんなさい」
教えてくれなければよかったと、そう思ったりしたこともあった。
でも、中山くんは何も悪くはない。親切心で教えてくれたのだから。
今ではとても感謝している。中山くんがいなかったら、愁と恋人になれていなかったと思う。
それに、アルバイトももっと早くに辞めていた可能性だってある。
だからこそ、あの時教えてくれたことに意味はあったと、そう思えるようになった。
「私はあの時、教えてもらってよかったと、心の底からそう思ってるよ。
中山くんがいたから、私は愁と恋人になれたんだと思う。ありがとう。いつも私に教えてくれて」
「そう言ってもらえて、心が少し救われたよ。
でも、よかった。俺のお陰ではないと思うけども、二人が無事に付き合えることになって」
誰よりも一番嬉しそうな顔をしていた。中山くんは、やっと安心することができたのかもしれない。
「中山くんが私に教えてくれなかったら、きっと私はもうとっくに諦めていたと思う。
だから、中山くんのお陰だよ。本当にありがとう」
「確かに俺は、大平さんに愁の本当の気持ちを伝えたよ。
でも、きっと俺が愁の本当の気持ちを伝えていなかったとしても、大平さんが愁を想う気持ちは本物だから、諦めずに愁のことを想い続けていたと思うよ」
確かに中山くんの言う通りかもしれない。
私が愁を想う気持ちは、そんな簡単に諦められるものではなかった。
「そうかもしれない。でも、ありがとう。いつも私のことを陰で支えてくれて」
諦めずに済んだのも、中山くんの支えがあったから。
それに私と愁が素直になれたのも、私達の気持ちを知っていた中山くんが、背中を押してくれたお陰である。
「あのさ、大平さん。褒めてくれるのは嬉しいんだけども、あまり他の男のことを褒めない方がいいと思うよ」
後ろを指さされ、振り向くとそこには愁が立っていた。
「愁、来てたんだ」
「あぁ。今さっきな」
分かりやすいくらいに不機嫌な態度だ。
中山くんが愁の機嫌を察して知らせてくれなかったら、もっと愁の機嫌が悪くなっていたかもしれない。
「あまりにも遅いから、もう迎えに来た。
そろそろいいよな?俺の女だから」
中山くん相手にムキになる必要なんてないのに。
中山くんは私のことを恋愛対象として見ていないと思う。人としては好かれていると思うが。
「俺に敵意を向けないでよ。大平さんに呼ばれて、ここに来たんだから」
確かにそうだ。どうせ怒りを向けるのであれば、私のことを叱ってほしい。
「うるせー。目の前で彼女が他の男のことを褒めてたら、嫌なもんなんだよ」
つまり、愁はどうやら中山くんに嫉妬しているみたいだ。
「はいはい。分かりましたよ。俺はもうそろそろ帰るよ。大平さんと話したかったことも話せたし。これからは、俺のことを避けたりしないでね」
これでようやく、中山くんとの蟠りは解けたみたいだ。
安心した。これからは中山くんとも友達として接しられるみたいだ。
「来てくれてありがとう。今度はゆっくり愁と三人でご飯しようね」
「いいよ。でもまずはその前に、この男をどうにかしてからにしてね。また俺に敵意を向けられても困るから」
まずは、愁を大人しくさせるところから始めないといけないのかもしれない。
「そうだね。まずはこのバカをなんとかしておくよ」
この場を丸く収めるためにも、今日のところは中山くんに帰ってもらった。
わざわざ来てもらったのに、また気を使わせてしまって申し訳ない。今回はこのバカのせいだけど。
全く。どうして、誰に対しても対抗心を剥き出しにしてしまうのだろうか。
相手はあの中山くんだよ?信頼している友達なんじゃないの?
「愁、中山くんに敵意を向ける必要はなかったんじゃないの?」
「だって、二人でコソコソ話してたから、何を話してたのか気になって」
確かに逆の立場になって考えてみたら、二人が何を話していたのか、気になってしまう気持ちはよく分かる。
でも、このバカがこれから先もずっと、誰に対しても嫉妬していたら、収集がつかなくなってしまうので、それはそれで困る。
何とかしてこのバカが、中山くんくんにだけは嫉妬しなくなるようにしなくては。
「あのね、私が中山くんをわざわざ呼び出したのは、これまで中山くんに、たくさん私の背中を押してもらったから、そのお礼が言いたかったの」
このことは私と中山くんの二人だけの秘密だった。
もう秘密にする必要はなくなったので、愁に打ち明けてみた。
それにずっと秘密にしていると、よからぬ方向へ考えしまいそうなので、そうならないようにするために、本当のことを話した。
「へぇー、意外だな。幸奈って中山のことが苦手だと思ってたから、なんだか新鮮だな」
あながち間違ってはいない。昔は中山くんことが苦手だったから。
愁にバレているということは、もしかしたら、中山くん本人にも気づかれていた可能性もある。
「そう?そんなに意外かな?
とりあえず、呼び出した理由はそんな感じです」
やっと愁も落ち着きを取り戻したみたいだ。それと同時に、苦い顔をしていた。
どうやら、自分の行動がやらかしていたことに、ようやく気づいたみたいだ。
「中山には悪いことをしたな。あとで謝っておくわ」
「うん。謝っておいてね。中山くんは私にとっても大切なお友達だから」
いつか三人で笑い合いながら、もっと色んな話をしてみたい。
そして、いつか中山くんに好きな人ができたら、二人で背中を押してあげたい。
「俺は幸奈にも中山のことを好きになってもらえて嬉しいよ。アイツは俺にとっても、大切な友達だから」
初めて男友達ができた。男性とずっと接点がなかったため、ようやく男友達ができたことが、とても嬉しかった。
せっかくなので、中山くんとはこれからもお友達として、長くお付き合いできたらいいなと思った。
「まずは三人でご飯にでも行かない?まだ話したいことがたくさんあるし」
「そうだな。俺が中山に迷惑かけっちまったし、その謝罪も兼ねて、今度三人でご飯でもするか」
その夢が早く実現することを心の中で願った。もっと友達と仲良くなりたいから。
-END-
いつも私達のことを温かく見守ってくれていた中山くんに、お礼と謝罪をしたくて、私は中山くんを呼び出した。
しかし、最後はやっぱり、思わぬ刺客が訪れて…。
私はようやく中山くんと向き合えた。そして、やっと彼とお友達になれたのかもしれない。
◇
「この度はご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございませんでした…」
私は今、ファミレスに中山くんと二人でいる。それは何故かというと、彼に謝りたかったからである。
愁とのことで、たくさん彼には迷惑をかけてしまった。
せっかく、私の為を思って連絡してくれたというのに、それを無視し、挙句の果てに気を使わせてしまった…。
どうしても、彼に謝りたかった。今までたくさん迷惑をかけた分、彼には感謝の気持ちを伝えたかった。
「いいよ。そんな大袈裟に謝られても困るし。
俺は気にしてないから大丈夫だよ。大平さんが元気そうでよかった…」
今日、こうして二人で会うことになったのも、愁が中山くんを説得してくれたお陰である。
中山くんは気を使う人なので、私に会うのを断る可能性も考えた上で、愁が間を取り持ってくれた。
きっと愁がいなかったら、こうして二人で会うこともできなかったかもしれない。
私は中山くんがずっと苦手で避けていた。勘が鋭い上に、何を考えているのかよく分からないため、掴みどころがなく、どう接したらいいのか戸惑っていた。
でも、そんな中山くんがいつも私の背中を押してくれた。
それはきっと私達の気持ちを、誰よりも一番理解してくれていたからだと思う。
そんな中山くんの優しさに、今更になって気づくなんて、私は薄情者かもしれない。
「中山くんとずっと話してみたいって思ってたの。
バイトしてた頃は、ずっと心に余裕がなくて。愁のことで頭がいっぱいだったから。
でも、今はこうして気持ちに余裕ができ始めて、私はたくさんの人に支えられてたんだなってことに気づいて。
それで、改めてこうして中山くんと話す機会が欲しくて、今日は来てもらいました」
誰よりも私達のことを考えてくれていた、そんな中山くんだからこそ、感謝の気持ちを伝えたかった。
あと、純粋に中山くんと仲良くなりたいと思ったからである。
「そう思ってくれてありがとう。俺も大平さんと色々お話してみたいと思ってたから、お話できて嬉しいよ」
積もる話がたくさんある。愁に関しての話だけではなく、アルバイト中に起きた出来事や思い出…など、他愛のない話をたくさん中山くんとしてみたい。
今まで話せたかった分を取り返したい。彼とお友達になりたいから。
「本当?そう言ってもらえて、私も嬉しい」
きっとお互いに意識的に遠慮していたところがあった。
中山くんも中山くんなりに私に気を使い、私も私で中山くんに気を使っていた。
愁のことになると、二人して遠慮してしまう。もしかしたら、私達は似た者同士なのかもしれない。
どこか自分に自信がなくて、人の目ばかり気にしてしまう、臆病な性格なところがよく似ていると思う。
「今まで避けてきてごめんなさい」
謝罪したからといって、過去の過ちを取り消せるわけではない。
それでも、彼には謝罪と感謝の気持ちを伝えたかった。
「さっきも言ったでしょ。大平さんが謝る必要はないってさ。
俺があの日、余計な一言を言わなければ、大平さんも愁も苦しむ必要はなかったと思う。
だから、俺も良かれと思ってやった行動が裏目に出てしまったから、ごめんなさい」
教えてくれなければよかったと、そう思ったりしたこともあった。
でも、中山くんは何も悪くはない。親切心で教えてくれたのだから。
今ではとても感謝している。中山くんがいなかったら、愁と恋人になれていなかったと思う。
それに、アルバイトももっと早くに辞めていた可能性だってある。
だからこそ、あの時教えてくれたことに意味はあったと、そう思えるようになった。
「私はあの時、教えてもらってよかったと、心の底からそう思ってるよ。
中山くんがいたから、私は愁と恋人になれたんだと思う。ありがとう。いつも私に教えてくれて」
「そう言ってもらえて、心が少し救われたよ。
でも、よかった。俺のお陰ではないと思うけども、二人が無事に付き合えることになって」
誰よりも一番嬉しそうな顔をしていた。中山くんは、やっと安心することができたのかもしれない。
「中山くんが私に教えてくれなかったら、きっと私はもうとっくに諦めていたと思う。
だから、中山くんのお陰だよ。本当にありがとう」
「確かに俺は、大平さんに愁の本当の気持ちを伝えたよ。
でも、きっと俺が愁の本当の気持ちを伝えていなかったとしても、大平さんが愁を想う気持ちは本物だから、諦めずに愁のことを想い続けていたと思うよ」
確かに中山くんの言う通りかもしれない。
私が愁を想う気持ちは、そんな簡単に諦められるものではなかった。
「そうかもしれない。でも、ありがとう。いつも私のことを陰で支えてくれて」
諦めずに済んだのも、中山くんの支えがあったから。
それに私と愁が素直になれたのも、私達の気持ちを知っていた中山くんが、背中を押してくれたお陰である。
「あのさ、大平さん。褒めてくれるのは嬉しいんだけども、あまり他の男のことを褒めない方がいいと思うよ」
後ろを指さされ、振り向くとそこには愁が立っていた。
「愁、来てたんだ」
「あぁ。今さっきな」
分かりやすいくらいに不機嫌な態度だ。
中山くんが愁の機嫌を察して知らせてくれなかったら、もっと愁の機嫌が悪くなっていたかもしれない。
「あまりにも遅いから、もう迎えに来た。
そろそろいいよな?俺の女だから」
中山くん相手にムキになる必要なんてないのに。
中山くんは私のことを恋愛対象として見ていないと思う。人としては好かれていると思うが。
「俺に敵意を向けないでよ。大平さんに呼ばれて、ここに来たんだから」
確かにそうだ。どうせ怒りを向けるのであれば、私のことを叱ってほしい。
「うるせー。目の前で彼女が他の男のことを褒めてたら、嫌なもんなんだよ」
つまり、愁はどうやら中山くんに嫉妬しているみたいだ。
「はいはい。分かりましたよ。俺はもうそろそろ帰るよ。大平さんと話したかったことも話せたし。これからは、俺のことを避けたりしないでね」
これでようやく、中山くんとの蟠りは解けたみたいだ。
安心した。これからは中山くんとも友達として接しられるみたいだ。
「来てくれてありがとう。今度はゆっくり愁と三人でご飯しようね」
「いいよ。でもまずはその前に、この男をどうにかしてからにしてね。また俺に敵意を向けられても困るから」
まずは、愁を大人しくさせるところから始めないといけないのかもしれない。
「そうだね。まずはこのバカをなんとかしておくよ」
この場を丸く収めるためにも、今日のところは中山くんに帰ってもらった。
わざわざ来てもらったのに、また気を使わせてしまって申し訳ない。今回はこのバカのせいだけど。
全く。どうして、誰に対しても対抗心を剥き出しにしてしまうのだろうか。
相手はあの中山くんだよ?信頼している友達なんじゃないの?
「愁、中山くんに敵意を向ける必要はなかったんじゃないの?」
「だって、二人でコソコソ話してたから、何を話してたのか気になって」
確かに逆の立場になって考えてみたら、二人が何を話していたのか、気になってしまう気持ちはよく分かる。
でも、このバカがこれから先もずっと、誰に対しても嫉妬していたら、収集がつかなくなってしまうので、それはそれで困る。
何とかしてこのバカが、中山くんくんにだけは嫉妬しなくなるようにしなくては。
「あのね、私が中山くんをわざわざ呼び出したのは、これまで中山くんに、たくさん私の背中を押してもらったから、そのお礼が言いたかったの」
このことは私と中山くんの二人だけの秘密だった。
もう秘密にする必要はなくなったので、愁に打ち明けてみた。
それにずっと秘密にしていると、よからぬ方向へ考えしまいそうなので、そうならないようにするために、本当のことを話した。
「へぇー、意外だな。幸奈って中山のことが苦手だと思ってたから、なんだか新鮮だな」
あながち間違ってはいない。昔は中山くんことが苦手だったから。
愁にバレているということは、もしかしたら、中山くん本人にも気づかれていた可能性もある。
「そう?そんなに意外かな?
とりあえず、呼び出した理由はそんな感じです」
やっと愁も落ち着きを取り戻したみたいだ。それと同時に、苦い顔をしていた。
どうやら、自分の行動がやらかしていたことに、ようやく気づいたみたいだ。
「中山には悪いことをしたな。あとで謝っておくわ」
「うん。謝っておいてね。中山くんは私にとっても大切なお友達だから」
いつか三人で笑い合いながら、もっと色んな話をしてみたい。
そして、いつか中山くんに好きな人ができたら、二人で背中を押してあげたい。
「俺は幸奈にも中山のことを好きになってもらえて嬉しいよ。アイツは俺にとっても、大切な友達だから」
初めて男友達ができた。男性とずっと接点がなかったため、ようやく男友達ができたことが、とても嬉しかった。
せっかくなので、中山くんとはこれからもお友達として、長くお付き合いできたらいいなと思った。
「まずは三人でご飯にでも行かない?まだ話したいことがたくさんあるし」
「そうだな。俺が中山に迷惑かけっちまったし、その謝罪も兼ねて、今度三人でご飯でもするか」
その夢が早く実現することを心の中で願った。もっと友達と仲良くなりたいから。
-END-
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