21 / 33
第21話 妄想して何が悪いんだい
しおりを挟む
「蒼君、ちょっと」
「ちょっと待って」
澪はおれの肩を叩いてきたが、ちょうど今ワークの応用問題が終わりそうなので、少し待ってもらった
澪もそれを理解してくれたのか、すぐに
「わかりました」
そう言ってくれたので、再び集中した
えっと、これで割れるかな…割れたね、よってa=b
で、最後にQ.E.D
「気持ちいねぇ」
「……えぇ」
澪は変な物体を見る目でおれを眺めていた
おおよそ予想はついている、どうせ、数学で気持ちいとか感じるかな、とか思ってるんだろうな
「先生は応用はしなくてもいいよって言っていたのに、なんでしたんですか?」
「知的好奇心ってのもあるけど、おれは良い大学に行きたいから、今の内に差をつけとこうかなーって思っただけだよ」
「でも、悩んでいる風には見えませんでしたよ?」
ここで、おれの頭には1つとある数学者のセリフを思い出した
「寝ている間にナーマギリ女神が教えてくれたんだ」
「え?」
「最初に問題を見て、道筋を立ててから計算するから悩んでいないって感じたんだろうね」
澪は数学に興味ないんだろうな
数学に興味があるんだったらさっきのセリフ
—— インドの数学者、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンのセリフってわかるはずだもんな
ラマヌジャン
インドの数学者、寝ている間に神様が教えてくれたんだよねーとか言って公式の発見や証明をする変人
「で、澪はわからない問題があるから、おれを呼んだんだろう?」
「っあ、はい、72ページの四角3番です」
おれは澪の言ったページを開き、問題を見た。
そして、おれは澪の数学力を理解した。
澪って理系科目雑魚だな、グラフの頂点なんて平方完成か公式に代入するだけじゃん
そんな事を思ったが、女子に言うのは失礼極まりないから言わなかった
「頂点の座標を求めるなら、x座標は公式があるんだけど、覚えてる?」
「公式…えっと…」
澪が少し首をかしげながら考えているのを見て、俺は彼女のノートにペンを走らせた。
「 2a分の-b。この式を使えば、x座標が出せる。ほら、ここでaとbが分かってるから、代入して計算するんだ」
そう言いながら、具体的な値を式に代入して計算を進めてみせた。
「なるほど…あ! そうですね、この公式、見たことあります。でも、どうしてこれで求められるんですか?」
澪が純粋な疑問をぶつけてくるのが、なんだか彼女らしいと思った。俺は少し考えてから説明を続けた。
「長くなるけど?」
「やめましょう」
「わかった、でもね澪」
「はい」
「公式は道具だから、どうしてそうなるのかを少し理解すると覚えやすいよ、だから、空いた時間にスマホとかで調べた方がいいと思うよ」
「わかりました」
「時間も時間だし、もう寝る?」
「え!今何時ですか?」
「11時半」
「歯磨きして寝ましょう」
「わかった」
澪と2人で一緒に洗面台で歯磨きをした
「蒼君は部屋に戻っていてください、パジャマに着替えてから行きますので」
「はいはい」
そして、澪の指示に従い部屋に戻って来たんだが、おれは今何をしているかと言うと
澪のパジャマを妄想していた。
だって、仕方ないだろ、前泊まった時は澪も急いで準備していたらしく、ショートパンツと白Tだったが、今回は普段から着ているパジャマなんだろう
妄想しない方がキモいだろ、男子高校生は全員彼女のパジャマ姿は絶対妄想したことある説を提唱したい
おれはスマホを取り出し
『女の子 パジャマ』
調べてみたら、一番上にネグリジェというものが出てきた。
おれはそんな言葉を知らなかったので、画像を見てみた
ワンピースみたいな感じか、リラックスに重点を置いた物なんだ、澪だったら、やっぱり水色系なのかな
おれは更に妄想を加速させた。
ここで、あえてのアニメキャラとかかな、それはそれでばかおもろいぞ、笑いを堪えれないな、着てきたら
もしくは、前回のシンプルな組み合わせ、ショートパンツと白Tが普段のパジャマ説もあるな
おれは一通り妄想し終え、自分もパジャマであり、普段からバスケの練習できる服装を着た
◆◆◆
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい
私は、お母さんから買ってきてもらったパジャマを眺めながら、1人悶えていた。
私のパジャマは淡い水色のネグリジェ、ただの淡い水色のネグリジェだったらよかったです、でも現実問題、全然良くありません
何故なら、少し肌が透けているから、完璧に透けている訳では無いです、少し目を凝らしたら透けて見えるぐらいです
ですが、恥ずかしいっていう感情は抑えられるわけないです、目を凝らさないと見られない?近づくんですから絶対に見られるに決まってます
そんな私でも、時間が時間ですので、覚悟を決め、蒼君の部屋に向かいました
「ふぅー、似合ってるよね?」
自問自答してしまったが、お母さんが買ってきた服類は似合っている服しかないので、ここはお母さんを信じましょう
そして、私はドアを3回ノックし
「蒼君、入ってもよろしいでしょうか?」
「うんいいよ」
私は、ドアを開けた
「ちょっと待って」
澪はおれの肩を叩いてきたが、ちょうど今ワークの応用問題が終わりそうなので、少し待ってもらった
澪もそれを理解してくれたのか、すぐに
「わかりました」
そう言ってくれたので、再び集中した
えっと、これで割れるかな…割れたね、よってa=b
で、最後にQ.E.D
「気持ちいねぇ」
「……えぇ」
澪は変な物体を見る目でおれを眺めていた
おおよそ予想はついている、どうせ、数学で気持ちいとか感じるかな、とか思ってるんだろうな
「先生は応用はしなくてもいいよって言っていたのに、なんでしたんですか?」
「知的好奇心ってのもあるけど、おれは良い大学に行きたいから、今の内に差をつけとこうかなーって思っただけだよ」
「でも、悩んでいる風には見えませんでしたよ?」
ここで、おれの頭には1つとある数学者のセリフを思い出した
「寝ている間にナーマギリ女神が教えてくれたんだ」
「え?」
「最初に問題を見て、道筋を立ててから計算するから悩んでいないって感じたんだろうね」
澪は数学に興味ないんだろうな
数学に興味があるんだったらさっきのセリフ
—— インドの数学者、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンのセリフってわかるはずだもんな
ラマヌジャン
インドの数学者、寝ている間に神様が教えてくれたんだよねーとか言って公式の発見や証明をする変人
「で、澪はわからない問題があるから、おれを呼んだんだろう?」
「っあ、はい、72ページの四角3番です」
おれは澪の言ったページを開き、問題を見た。
そして、おれは澪の数学力を理解した。
澪って理系科目雑魚だな、グラフの頂点なんて平方完成か公式に代入するだけじゃん
そんな事を思ったが、女子に言うのは失礼極まりないから言わなかった
「頂点の座標を求めるなら、x座標は公式があるんだけど、覚えてる?」
「公式…えっと…」
澪が少し首をかしげながら考えているのを見て、俺は彼女のノートにペンを走らせた。
「 2a分の-b。この式を使えば、x座標が出せる。ほら、ここでaとbが分かってるから、代入して計算するんだ」
そう言いながら、具体的な値を式に代入して計算を進めてみせた。
「なるほど…あ! そうですね、この公式、見たことあります。でも、どうしてこれで求められるんですか?」
澪が純粋な疑問をぶつけてくるのが、なんだか彼女らしいと思った。俺は少し考えてから説明を続けた。
「長くなるけど?」
「やめましょう」
「わかった、でもね澪」
「はい」
「公式は道具だから、どうしてそうなるのかを少し理解すると覚えやすいよ、だから、空いた時間にスマホとかで調べた方がいいと思うよ」
「わかりました」
「時間も時間だし、もう寝る?」
「え!今何時ですか?」
「11時半」
「歯磨きして寝ましょう」
「わかった」
澪と2人で一緒に洗面台で歯磨きをした
「蒼君は部屋に戻っていてください、パジャマに着替えてから行きますので」
「はいはい」
そして、澪の指示に従い部屋に戻って来たんだが、おれは今何をしているかと言うと
澪のパジャマを妄想していた。
だって、仕方ないだろ、前泊まった時は澪も急いで準備していたらしく、ショートパンツと白Tだったが、今回は普段から着ているパジャマなんだろう
妄想しない方がキモいだろ、男子高校生は全員彼女のパジャマ姿は絶対妄想したことある説を提唱したい
おれはスマホを取り出し
『女の子 パジャマ』
調べてみたら、一番上にネグリジェというものが出てきた。
おれはそんな言葉を知らなかったので、画像を見てみた
ワンピースみたいな感じか、リラックスに重点を置いた物なんだ、澪だったら、やっぱり水色系なのかな
おれは更に妄想を加速させた。
ここで、あえてのアニメキャラとかかな、それはそれでばかおもろいぞ、笑いを堪えれないな、着てきたら
もしくは、前回のシンプルな組み合わせ、ショートパンツと白Tが普段のパジャマ説もあるな
おれは一通り妄想し終え、自分もパジャマであり、普段からバスケの練習できる服装を着た
◆◆◆
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい
私は、お母さんから買ってきてもらったパジャマを眺めながら、1人悶えていた。
私のパジャマは淡い水色のネグリジェ、ただの淡い水色のネグリジェだったらよかったです、でも現実問題、全然良くありません
何故なら、少し肌が透けているから、完璧に透けている訳では無いです、少し目を凝らしたら透けて見えるぐらいです
ですが、恥ずかしいっていう感情は抑えられるわけないです、目を凝らさないと見られない?近づくんですから絶対に見られるに決まってます
そんな私でも、時間が時間ですので、覚悟を決め、蒼君の部屋に向かいました
「ふぅー、似合ってるよね?」
自問自答してしまったが、お母さんが買ってきた服類は似合っている服しかないので、ここはお母さんを信じましょう
そして、私はドアを3回ノックし
「蒼君、入ってもよろしいでしょうか?」
「うんいいよ」
私は、ドアを開けた
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる