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1学期編 ~期末試験~
第45話
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蒼雪が廊下に出ると、まだ廊下にいた生徒もいたが走って教室に戻っていた。他のクラスからも廊下に出ている生徒がいて、その中には見知った顔もいた。
「君が3組の代表者か?」
「はい、そうです。」
「わかった。」
すでに2人の女生徒が試験問題を持っていると思われる教師のところに集まっており、蒼雪もそこに歩いていくと、代表者であるかの確認をされた。
すでに来ていた女生徒は、瑞希と、有栖院の2人で、まだ2組と5組の代表者は来ていなかった。
瑞希は蒼雪が来たので、手を振ってきたがさすがにこの静かな廊下で声を出して挨拶をするのは憚られたので蒼雪も手を挙げて返事をした。有栖院も意味ありげな笑みを浮かべてこちらに会釈をしてきたので、スルーするのはさすがに悪いと思い、軽く会釈をした。
「すいません、遅くなりました。」
「君が2組の代表者でいいか?」
「はい。」
2組から来たのも女生徒で蒼雪には見覚えのない生徒だった。試験問題を作成するのは真田ではなく、彼女が担当したのかもしれないが2組の中でも珍しく丁寧な生徒のように思えるので、大人しくしており目立たない方の生徒なのだろうと蒼雪は思った。
そんなことを考えていると、小走りで走ってくる男子生徒がいて、
「君が最後だが5組の代表者で間違いないか?」
「はい、遅れてすいません。」
「まだ5分前になっていないから大丈夫だ。」
代表者が5人そろったので、
「では、時間より少し早いが、これから君たちにこの封筒から1つ選んで教室に持ち帰ってくれ。順番はここに来た順番で1,4,3,2,5、組の順で選んでくれ。基本的にはここに来たクラス順に選んでもらうが、中身はそちらにもわからないようにしているのでいつ引いても大した差ではないだろう。」
そういわれて、先生に言われた順に封筒を選んで受け取りそれぞれの教室に戻った。
蒼雪は教室に戻るとクラスメイトからの視線が集まったが、それらを気にすることなく試験監督の先生に封筒を渡した。
「ご苦労。それではこれより解答用紙と問題用紙を配布する。」
先生はそういうと、問題の配布を始めた。蒼雪は配られた解答用紙を見て少なくとも自分が作成した問題を選んだわけではないことが分かった。自分の作成したものではないということがわかっても他の4クラスの内のどのクラスのものかはわからない。そのため、普通の試験を解くようにやるだけだった。
問題用紙も配られ、9時になるのを待つと、
「それでは、解答を始めてください。問題用紙に印刷ミスがないかを確認して、クラス、番号、氏名の書き忘れがないようにしてください。」
先生の開始の宣言とともに問題用紙をひっくり返した。問題用紙を一瞥した感じだとそこまで難しい問題はなく、基本的な事項を聞いているものが多かった。後半に難しい問題があるのかと思うと、そういう意味でもないようで、どうやらこのクラスの問題は辺りと言える難易度だった。
(この試験問題ならば平均点は俺たちのクラスでもそこそこ高い数値になるんじゃないだろうか? ひっかけ問題を作るにしても選択肢の作りが雑で4択のはずが、2択かそのまま1つに絞るのが容易すぎる。)
蒼雪は1時間あるはずの日本史の試験を30分ほどで終えて見直しをしても大幅に時間が余った。
「そこまで。解答をやめてください。解答用紙を回収しますが、氏名、番号の記入忘れがないか確認してください。」
先生に試験終了の合図が出され、確認を終えると解答用紙が回収されていった。周囲の様子を見るにこの日本史のテストは他の人も楽に解けたようだ。
「次の世界史の試験は10分後です。5分前には着席してください。代表者の方は忘れずに問題を受け取ってきてください。」
試験監督の先生は問題用紙の枚数の確認を終えて教室を出ていった。すると、多くの生徒は席を立ち試験を解いた感想を言い合っていた。
「どうだった、蒼?」
「クラス内の雰囲気でもわかるだろう?」
「やっぱり? 俺でも楽に溶けたし何かひっかけがあるんじゃないかって3回も見直したぜ。」
「そうか。まぁこの話はあとだ。早めに廊下に出て俺は問題を受け取ってくる。」
「了解。昼休みにでもゆっくり話そうぜ。」
正悟は試験を解いた感想を蒼雪に伝えたかったようだが、生憎と蒼雪は試験問題を受け取ってくるという役割があるので長々と話している時間はなかった。正悟との会話を早々に切り上げると、そのまま廊下に出て問題の封筒を持っている教師のもとへと向かった。
「やっほ~、蒼雪君はどうだった?」
「ここで感想を言うのはあれだが、俺は楽に解けたよ。」
「そっか。私はなかなかに難しくて手古摺っちゃった。」
「そうか。ここではまだ試験問題の話はせずに試験が終わったらゆっくり話そう。他のクラスに試験問題の感想を今聞かせるのは申し訳ないからな。」
「あ、そっか。うん、じゃあまたあとで。」
瑞希は来ているもののほかの人が来ていなかったのでそういった会話をしたが、有栖院が来たのでこの会話を切り上げた。1組の人が作った問題に思えないが、これで問題の内容を言ってそのクラスの人の問題だとわかるような発言をして目を付けられたくなかったからだ。
「それでは、封筒を選んでくれ。今回は、3,4,1,2,5組の順に選べ。」
蒼雪から封筒を選んで受け取り教室に戻った。教室の雰囲気は先ほどの試験問題が簡単だったことから油断をしているような感じがした。たまたま先ほど選んだ日本史の問題は簡単だったが、次の世界史の問題も勘だとは限らないので緊張感を持った方がいいのではないかと蒼雪は考えていた。
試験監督の先生に封筒を渡すと、先程と同様に解答用紙と問題用紙を配られた。
(ん? この解答用紙は…。)
蒼雪は解答用紙を見て自分が作成したものと酷似していると感じた。そして、
「それでは試験を開始してください。試験時間は60分です。印刷ミスがあれば申し出てください。氏名、出席番号、学年の記入も忘れずにしてください。」
先生は試験について毎度おなじみのことを言っていたが、蒼雪の耳にはその言葉は入ってこず、試験問題を眺めていた。なぜならこの世界史の試験は自分が作成した問題を解くことになったので、蒼雪にとっては当たりの問題を引けたようだった。
(解答のほとんどは記憶をしているから問題を見る必要がないな。しかし、念のために確認は必要か。)
蒼雪は問題用紙を見ながら地震の作成した解答基準や模範解答を思い浮かべながら止まることなく解答を埋めていった。記述量が多い問題もあったので日本史よりは時間がかかったが、それでも自分で作成した問題である以上間違いがないことだけは確信をして世界史の試験も終えた。
「それでは試験を終了してください。」
世界史の試験を終えた休み時間、今回のクラスの雰囲気は二分しているように感じられた。試験問題を何とか解けた人と解けなくて落ち込んでいる人という分かれ方だ。先程と比較すれば選択肢が確かに細かい知識を要求しているのかもしれないがしっかりと勉強していれば解ける問題にしたはずなのだが、どうやらクラスの人たちには難しく感じられてしまったらしい。
蒼雪はクラスメイトに試験問題が自分の作成したものだと知られるべきではないと思い、何か余計な質問をされる前に廊下に出た。
廊下に出ると、すでに5組代表者が来ており、連続で最後に来ていたのを気にしていたのか今回は早く来たようだった。蒼雪に続くように、他の人も来たので5分前に集合のはずがどんどんと早まって集まっていた。
今回の試験問題の受け取りは、5,3,1,2、4組の順だった。蒼雪も自分の番に封筒を選び受け取るとそのまますぐに教室へと戻り、封筒を監督の先生に預けた。
「それでは、問題用紙と解答用紙を配布する。」
今回配られた解答用紙を見るに自分が作成したものではないことだけはわかった。
(さすがに連続で自分のクラスの試験問題を引けるラッキーはなかったか。)
蒼雪はそのようなことを考えながら試験の開始を待った。そして、
「…試験開始時刻だ。」
先生の合図とともに問題用紙をひっくり返すと、やはり他のクラスの作成した問題で授業で扱ったものを中心に、口頭のみで説明をしたことや教科書の脚注のところを聞いてくるものもあったりして、細かいことやただ漫然と勉強をした人には細かすぎるものを聞いてくる試験だった。
(これはどこのクラスが作った問題だ…? なかなかに意地の悪い問題が多いな。だが、審査を通ったということは許容の範囲内ということだ。このクラスの問題を引くと外れなのかもしれないな。)
蒼雪はそのようなことを考えながら午前中最後の国語の試験問題を解いていった。
「君が3組の代表者か?」
「はい、そうです。」
「わかった。」
すでに2人の女生徒が試験問題を持っていると思われる教師のところに集まっており、蒼雪もそこに歩いていくと、代表者であるかの確認をされた。
すでに来ていた女生徒は、瑞希と、有栖院の2人で、まだ2組と5組の代表者は来ていなかった。
瑞希は蒼雪が来たので、手を振ってきたがさすがにこの静かな廊下で声を出して挨拶をするのは憚られたので蒼雪も手を挙げて返事をした。有栖院も意味ありげな笑みを浮かべてこちらに会釈をしてきたので、スルーするのはさすがに悪いと思い、軽く会釈をした。
「すいません、遅くなりました。」
「君が2組の代表者でいいか?」
「はい。」
2組から来たのも女生徒で蒼雪には見覚えのない生徒だった。試験問題を作成するのは真田ではなく、彼女が担当したのかもしれないが2組の中でも珍しく丁寧な生徒のように思えるので、大人しくしており目立たない方の生徒なのだろうと蒼雪は思った。
そんなことを考えていると、小走りで走ってくる男子生徒がいて、
「君が最後だが5組の代表者で間違いないか?」
「はい、遅れてすいません。」
「まだ5分前になっていないから大丈夫だ。」
代表者が5人そろったので、
「では、時間より少し早いが、これから君たちにこの封筒から1つ選んで教室に持ち帰ってくれ。順番はここに来た順番で1,4,3,2,5、組の順で選んでくれ。基本的にはここに来たクラス順に選んでもらうが、中身はそちらにもわからないようにしているのでいつ引いても大した差ではないだろう。」
そういわれて、先生に言われた順に封筒を選んで受け取りそれぞれの教室に戻った。
蒼雪は教室に戻るとクラスメイトからの視線が集まったが、それらを気にすることなく試験監督の先生に封筒を渡した。
「ご苦労。それではこれより解答用紙と問題用紙を配布する。」
先生はそういうと、問題の配布を始めた。蒼雪は配られた解答用紙を見て少なくとも自分が作成した問題を選んだわけではないことが分かった。自分の作成したものではないということがわかっても他の4クラスの内のどのクラスのものかはわからない。そのため、普通の試験を解くようにやるだけだった。
問題用紙も配られ、9時になるのを待つと、
「それでは、解答を始めてください。問題用紙に印刷ミスがないかを確認して、クラス、番号、氏名の書き忘れがないようにしてください。」
先生の開始の宣言とともに問題用紙をひっくり返した。問題用紙を一瞥した感じだとそこまで難しい問題はなく、基本的な事項を聞いているものが多かった。後半に難しい問題があるのかと思うと、そういう意味でもないようで、どうやらこのクラスの問題は辺りと言える難易度だった。
(この試験問題ならば平均点は俺たちのクラスでもそこそこ高い数値になるんじゃないだろうか? ひっかけ問題を作るにしても選択肢の作りが雑で4択のはずが、2択かそのまま1つに絞るのが容易すぎる。)
蒼雪は1時間あるはずの日本史の試験を30分ほどで終えて見直しをしても大幅に時間が余った。
「そこまで。解答をやめてください。解答用紙を回収しますが、氏名、番号の記入忘れがないか確認してください。」
先生に試験終了の合図が出され、確認を終えると解答用紙が回収されていった。周囲の様子を見るにこの日本史のテストは他の人も楽に解けたようだ。
「次の世界史の試験は10分後です。5分前には着席してください。代表者の方は忘れずに問題を受け取ってきてください。」
試験監督の先生は問題用紙の枚数の確認を終えて教室を出ていった。すると、多くの生徒は席を立ち試験を解いた感想を言い合っていた。
「どうだった、蒼?」
「クラス内の雰囲気でもわかるだろう?」
「やっぱり? 俺でも楽に溶けたし何かひっかけがあるんじゃないかって3回も見直したぜ。」
「そうか。まぁこの話はあとだ。早めに廊下に出て俺は問題を受け取ってくる。」
「了解。昼休みにでもゆっくり話そうぜ。」
正悟は試験を解いた感想を蒼雪に伝えたかったようだが、生憎と蒼雪は試験問題を受け取ってくるという役割があるので長々と話している時間はなかった。正悟との会話を早々に切り上げると、そのまま廊下に出て問題の封筒を持っている教師のもとへと向かった。
「やっほ~、蒼雪君はどうだった?」
「ここで感想を言うのはあれだが、俺は楽に解けたよ。」
「そっか。私はなかなかに難しくて手古摺っちゃった。」
「そうか。ここではまだ試験問題の話はせずに試験が終わったらゆっくり話そう。他のクラスに試験問題の感想を今聞かせるのは申し訳ないからな。」
「あ、そっか。うん、じゃあまたあとで。」
瑞希は来ているもののほかの人が来ていなかったのでそういった会話をしたが、有栖院が来たのでこの会話を切り上げた。1組の人が作った問題に思えないが、これで問題の内容を言ってそのクラスの人の問題だとわかるような発言をして目を付けられたくなかったからだ。
「それでは、封筒を選んでくれ。今回は、3,4,1,2,5組の順に選べ。」
蒼雪から封筒を選んで受け取り教室に戻った。教室の雰囲気は先ほどの試験問題が簡単だったことから油断をしているような感じがした。たまたま先ほど選んだ日本史の問題は簡単だったが、次の世界史の問題も勘だとは限らないので緊張感を持った方がいいのではないかと蒼雪は考えていた。
試験監督の先生に封筒を渡すと、先程と同様に解答用紙と問題用紙を配られた。
(ん? この解答用紙は…。)
蒼雪は解答用紙を見て自分が作成したものと酷似していると感じた。そして、
「それでは試験を開始してください。試験時間は60分です。印刷ミスがあれば申し出てください。氏名、出席番号、学年の記入も忘れずにしてください。」
先生は試験について毎度おなじみのことを言っていたが、蒼雪の耳にはその言葉は入ってこず、試験問題を眺めていた。なぜならこの世界史の試験は自分が作成した問題を解くことになったので、蒼雪にとっては当たりの問題を引けたようだった。
(解答のほとんどは記憶をしているから問題を見る必要がないな。しかし、念のために確認は必要か。)
蒼雪は問題用紙を見ながら地震の作成した解答基準や模範解答を思い浮かべながら止まることなく解答を埋めていった。記述量が多い問題もあったので日本史よりは時間がかかったが、それでも自分で作成した問題である以上間違いがないことだけは確信をして世界史の試験も終えた。
「それでは試験を終了してください。」
世界史の試験を終えた休み時間、今回のクラスの雰囲気は二分しているように感じられた。試験問題を何とか解けた人と解けなくて落ち込んでいる人という分かれ方だ。先程と比較すれば選択肢が確かに細かい知識を要求しているのかもしれないがしっかりと勉強していれば解ける問題にしたはずなのだが、どうやらクラスの人たちには難しく感じられてしまったらしい。
蒼雪はクラスメイトに試験問題が自分の作成したものだと知られるべきではないと思い、何か余計な質問をされる前に廊下に出た。
廊下に出ると、すでに5組代表者が来ており、連続で最後に来ていたのを気にしていたのか今回は早く来たようだった。蒼雪に続くように、他の人も来たので5分前に集合のはずがどんどんと早まって集まっていた。
今回の試験問題の受け取りは、5,3,1,2、4組の順だった。蒼雪も自分の番に封筒を選び受け取るとそのまますぐに教室へと戻り、封筒を監督の先生に預けた。
「それでは、問題用紙と解答用紙を配布する。」
今回配られた解答用紙を見るに自分が作成したものではないことだけはわかった。
(さすがに連続で自分のクラスの試験問題を引けるラッキーはなかったか。)
蒼雪はそのようなことを考えながら試験の開始を待った。そして、
「…試験開始時刻だ。」
先生の合図とともに問題用紙をひっくり返すと、やはり他のクラスの作成した問題で授業で扱ったものを中心に、口頭のみで説明をしたことや教科書の脚注のところを聞いてくるものもあったりして、細かいことやただ漫然と勉強をした人には細かすぎるものを聞いてくる試験だった。
(これはどこのクラスが作った問題だ…? なかなかに意地の悪い問題が多いな。だが、審査を通ったということは許容の範囲内ということだ。このクラスの問題を引くと外れなのかもしれないな。)
蒼雪はそのようなことを考えながら午前中最後の国語の試験問題を解いていった。
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