4 / 86
うちの弟はめちゃくちゃかわいい
正義の味方
しおりを挟む
今回の送別会の主役、橋長さんを私はよく知らない。
橋長さんは給食センターを営む我が会社の管理栄養士さん。
営業事務と言いながら営業さんの指示でパソコン入力をしていくだけの私と献立を立てる橋長さんの間に接点はない。
だだっ広いお座敷の端っこのテーブルで、朝倉さん、なっちゃんと共に順調に酒と食事を進めて行く。
迫りくる尿意。
トイレでスマホを出し時間を確認。
まだ8時半。よし、まだまだ飲める。
「遠山さーん! こっちおいでよー」
座敷へと戻ってきた私に、すでにいい感じに酔っぱらってそうな男性たちが固まったテーブルからお呼びがかかる。
はいはい、呼ばれりゃ行きますよ。
「今朝、うちの係長をこっぴどくフッたんだってー?」
「え……」
「彼氏いたことないって本当?」
「えっと……完全にいたことないわけではないんですけど、ほぼいたことないって感じで」
なんで会社の人たちに彼氏の話なんかしてんの、私。
仕事に一切関係ないじゃん。
とは言えない。
「なんでー? モテるでしょー」
「いや、そんなに」
「またまた、謙遜しちゃって」
「いえ、リアルです」
恥ずかし……だけど、みんな楽しそうに笑ってる。
ここで失礼します、とかって席立ったら感じ悪すぎるよなあ。
……どうしよう……。
「やめて差し上げてー。遠山さん、困っちゃってるじゃないっすか。そういうの、セクハラに入るんですよー」
「ヤバい、正義の味方に見つかった」
「おしおきー」
あははは! と笑いが起きる中、難波さんが私の隣に座る中島さんにヘッドロックをかける。
「うわ、遠山さん汗ビッショリですよ。無理して答えなくても、嫌だったら嫌って言っていいんですよ」
……言えりゃあ苦労ないんすよ。
たしかに暑いので、薄手のジャケットを脱ぐ。
白いシャツをベージュのパンツにインして濃いブラウンのジャケットを着てたから、一気に白っぽい色味になった。
「おっぱい何カップ?」
「はい、完全アウトです! 遠山さん、逃げて逃げて」
今時こんなダイレクトなセクハラある?
難波さんのお言葉に甘えて、そそくさと朝倉さんテーブルへと戻る。
朝倉さんとなっちゃんがこちらを見ていて、目が合った。
朝倉さんとなっちゃんがサッと割れて場所を作ったから、間に座る。
なっちゃんが嬉しそうに私の腕をバンバン叩いてくるの痛いからやめてほしい。
「ね! 難波さん、カッコいいでしょ!」
「助かりました」
「じゃなくて! あっちの方からわざわざ助けに来てくれたんですよ! さすがに惚れたでしょ」
「うーん。ありがたいとは思うけど、惚れはしないなあ」
「嘘!」
笑いながら梅酒ロックを飲んでいた朝倉さんがグラスを置く。
「顔が綺麗で胸が大きいと九九も言えないお馬鹿さんでもモテるんだもんなあ」
「モテてません。セクハラ被害に遭っただけです」
「いいなあ。私もそれくらい胸欲しい」
「私はなっちゃんの細さが欲しい」
「痩せたら胸落ちるよ」
「あってもいいことないし」
「彼氏ができたら胸デカくて良かったって思うんじゃないですか」
「女同士でもセクハラでーす。勇気の扉開いて密告してやる」
「やめてー」
さすがに冗談冗談。
「私もいいなーって思っちゃうけど、結局ないものねだりなんでしょうね」
「朝倉さんなんてちょうどいいバランスじゃないですか。羨ましい。彼氏ちゃんかわいいし」
「でしょー」
「私は12歳も年下なんて無理」
「なっちゃんだと相手小学生になっちゃうもんね」
「男子高校生かわいいよ。一度年下男子と付き合ったらもう年下しか無理。めっちゃ甘えてくるの」
わかる。
魁十の高校時代もめちゃくちゃかわいかった。
いや、魁十は今も人類で1番かわいい。
魁十が甘えてきたりなんかしたらかわいすぎて息するの忘れちゃうの確定。
楽しく談笑しながら、時計を見る。
魁十そろそろバイト終わるな。
「お先に失礼します」
「えー、早くない?」
「なっちゃんこそ早く帰った方がいいんじゃない。ベロベロ」
さっきから私の腕にまとわりつくなっちゃんを朝倉さんへと押し付け、ジャケットを羽織る。
「難波さんとツーショになれる可能性にかけて難波さんがいる限りいます」
「無理そうだよー」
難波さんは、年配のおじちゃんおばちゃんパートさんたちに囲まれている。
どの年齢層にも人気だなあ、難波さん。
「あの辺、酔っ払うと人の話聞かないで自分語りばっかするから難波さんが一手に引き受けてあげてるんだよ」
「そうなの?」
たしかに、難波さんと仲良いイメージの若者たちは別テーブルで爆笑してる。
「きっとそう。絶対そう。難波さん優しい~。神」
「飛躍すご」
なっちゃんの脳内での話かい。
「マジ好き。難波さん、背高いし」
「うちの弟の方が高いんじゃないかな」
「スラッとしてて足長いし」
「そこは確実に弟のが足長い」
「顔小さいのに目が大きくて」
「うちの弟もっと顔小さいのに目ぇパッチリ」
「まつ毛バキバキだし」
「あはは。勝負にならないな」
難波さんみたいにバキバキではないけど、繊細で長いまつ毛が魁十のチャームポイントだもん。
「遠山さんの弟、そんなにイケメンなの」
「写真ないの?」
「ありますよ。これは3歳の頃の写真」
「なんでそんなすぐ弟の3歳の写真が出てくるの」
「年代別にフォルダ分けてるんで」
「弟の写真を?!」
そんな驚かれるようなことではない。
つい昨日、風呂上がりの魁十がカッコ良すぎるから撮って怒られた写真をスマホに表示する。
「意外! かわいい!」
「全然似てないねー。遠山さんは綺麗系だけど弟さんはかわいい系」
「この顔で高身長かー」
「これはモテるでしょ」
「狙わないでくださいよ! 年下ハンター」
サッとスマホをジャケットのポケットに押し込む。
「遠山さんって男嫌いなのかと思ってたけど、ブラコンだったんだね」
「ブラコンってほどじゃーないですよ」
「かなりのブラコンだと思う。分かるけど。弟さんかわいいけど」
なっちゃんがリス顔のクリクリした目でいたずらっぽく笑った。
「遠山さんの彼氏になるには、弟さんよりイケメンじゃなきゃダメなんでしょうね」
彼氏……魁十と比べて考えたことはなかったなあ。
「見た目だけイケメンでもダメ。中身も弟を越えてもらわないと。うちの弟、中身もめちゃくちゃかわいいんで」
「厳しいー」
「あ! もう魁十バイト先出る頃なんでほんとに失礼します!」
「弟のために帰るの?!」
「今日母が夜勤でいないんですよ」
「ブラコンお疲れ様ー」
これはあだ名がブラコンになりそうな予感。
橋長さんは給食センターを営む我が会社の管理栄養士さん。
営業事務と言いながら営業さんの指示でパソコン入力をしていくだけの私と献立を立てる橋長さんの間に接点はない。
だだっ広いお座敷の端っこのテーブルで、朝倉さん、なっちゃんと共に順調に酒と食事を進めて行く。
迫りくる尿意。
トイレでスマホを出し時間を確認。
まだ8時半。よし、まだまだ飲める。
「遠山さーん! こっちおいでよー」
座敷へと戻ってきた私に、すでにいい感じに酔っぱらってそうな男性たちが固まったテーブルからお呼びがかかる。
はいはい、呼ばれりゃ行きますよ。
「今朝、うちの係長をこっぴどくフッたんだってー?」
「え……」
「彼氏いたことないって本当?」
「えっと……完全にいたことないわけではないんですけど、ほぼいたことないって感じで」
なんで会社の人たちに彼氏の話なんかしてんの、私。
仕事に一切関係ないじゃん。
とは言えない。
「なんでー? モテるでしょー」
「いや、そんなに」
「またまた、謙遜しちゃって」
「いえ、リアルです」
恥ずかし……だけど、みんな楽しそうに笑ってる。
ここで失礼します、とかって席立ったら感じ悪すぎるよなあ。
……どうしよう……。
「やめて差し上げてー。遠山さん、困っちゃってるじゃないっすか。そういうの、セクハラに入るんですよー」
「ヤバい、正義の味方に見つかった」
「おしおきー」
あははは! と笑いが起きる中、難波さんが私の隣に座る中島さんにヘッドロックをかける。
「うわ、遠山さん汗ビッショリですよ。無理して答えなくても、嫌だったら嫌って言っていいんですよ」
……言えりゃあ苦労ないんすよ。
たしかに暑いので、薄手のジャケットを脱ぐ。
白いシャツをベージュのパンツにインして濃いブラウンのジャケットを着てたから、一気に白っぽい色味になった。
「おっぱい何カップ?」
「はい、完全アウトです! 遠山さん、逃げて逃げて」
今時こんなダイレクトなセクハラある?
難波さんのお言葉に甘えて、そそくさと朝倉さんテーブルへと戻る。
朝倉さんとなっちゃんがこちらを見ていて、目が合った。
朝倉さんとなっちゃんがサッと割れて場所を作ったから、間に座る。
なっちゃんが嬉しそうに私の腕をバンバン叩いてくるの痛いからやめてほしい。
「ね! 難波さん、カッコいいでしょ!」
「助かりました」
「じゃなくて! あっちの方からわざわざ助けに来てくれたんですよ! さすがに惚れたでしょ」
「うーん。ありがたいとは思うけど、惚れはしないなあ」
「嘘!」
笑いながら梅酒ロックを飲んでいた朝倉さんがグラスを置く。
「顔が綺麗で胸が大きいと九九も言えないお馬鹿さんでもモテるんだもんなあ」
「モテてません。セクハラ被害に遭っただけです」
「いいなあ。私もそれくらい胸欲しい」
「私はなっちゃんの細さが欲しい」
「痩せたら胸落ちるよ」
「あってもいいことないし」
「彼氏ができたら胸デカくて良かったって思うんじゃないですか」
「女同士でもセクハラでーす。勇気の扉開いて密告してやる」
「やめてー」
さすがに冗談冗談。
「私もいいなーって思っちゃうけど、結局ないものねだりなんでしょうね」
「朝倉さんなんてちょうどいいバランスじゃないですか。羨ましい。彼氏ちゃんかわいいし」
「でしょー」
「私は12歳も年下なんて無理」
「なっちゃんだと相手小学生になっちゃうもんね」
「男子高校生かわいいよ。一度年下男子と付き合ったらもう年下しか無理。めっちゃ甘えてくるの」
わかる。
魁十の高校時代もめちゃくちゃかわいかった。
いや、魁十は今も人類で1番かわいい。
魁十が甘えてきたりなんかしたらかわいすぎて息するの忘れちゃうの確定。
楽しく談笑しながら、時計を見る。
魁十そろそろバイト終わるな。
「お先に失礼します」
「えー、早くない?」
「なっちゃんこそ早く帰った方がいいんじゃない。ベロベロ」
さっきから私の腕にまとわりつくなっちゃんを朝倉さんへと押し付け、ジャケットを羽織る。
「難波さんとツーショになれる可能性にかけて難波さんがいる限りいます」
「無理そうだよー」
難波さんは、年配のおじちゃんおばちゃんパートさんたちに囲まれている。
どの年齢層にも人気だなあ、難波さん。
「あの辺、酔っ払うと人の話聞かないで自分語りばっかするから難波さんが一手に引き受けてあげてるんだよ」
「そうなの?」
たしかに、難波さんと仲良いイメージの若者たちは別テーブルで爆笑してる。
「きっとそう。絶対そう。難波さん優しい~。神」
「飛躍すご」
なっちゃんの脳内での話かい。
「マジ好き。難波さん、背高いし」
「うちの弟の方が高いんじゃないかな」
「スラッとしてて足長いし」
「そこは確実に弟のが足長い」
「顔小さいのに目が大きくて」
「うちの弟もっと顔小さいのに目ぇパッチリ」
「まつ毛バキバキだし」
「あはは。勝負にならないな」
難波さんみたいにバキバキではないけど、繊細で長いまつ毛が魁十のチャームポイントだもん。
「遠山さんの弟、そんなにイケメンなの」
「写真ないの?」
「ありますよ。これは3歳の頃の写真」
「なんでそんなすぐ弟の3歳の写真が出てくるの」
「年代別にフォルダ分けてるんで」
「弟の写真を?!」
そんな驚かれるようなことではない。
つい昨日、風呂上がりの魁十がカッコ良すぎるから撮って怒られた写真をスマホに表示する。
「意外! かわいい!」
「全然似てないねー。遠山さんは綺麗系だけど弟さんはかわいい系」
「この顔で高身長かー」
「これはモテるでしょ」
「狙わないでくださいよ! 年下ハンター」
サッとスマホをジャケットのポケットに押し込む。
「遠山さんって男嫌いなのかと思ってたけど、ブラコンだったんだね」
「ブラコンってほどじゃーないですよ」
「かなりのブラコンだと思う。分かるけど。弟さんかわいいけど」
なっちゃんがリス顔のクリクリした目でいたずらっぽく笑った。
「遠山さんの彼氏になるには、弟さんよりイケメンじゃなきゃダメなんでしょうね」
彼氏……魁十と比べて考えたことはなかったなあ。
「見た目だけイケメンでもダメ。中身も弟を越えてもらわないと。うちの弟、中身もめちゃくちゃかわいいんで」
「厳しいー」
「あ! もう魁十バイト先出る頃なんでほんとに失礼します!」
「弟のために帰るの?!」
「今日母が夜勤でいないんですよ」
「ブラコンお疲れ様ー」
これはあだ名がブラコンになりそうな予感。
0
あなたにおすすめの小説
Blue Bird ―初恋の人に再会したのに奔放な同級生が甘すぎるっ‼【完結】
remo
恋愛
「…溶けろよ」 甘く響くかすれた声と奔放な舌にどこまでも落とされた。
本宮 のい。新社会人1年目。
永遠に出来そうもない彼氏を夢見つつ、目の前の仕事に奮闘中。
なんだけど。
青井 奏。
高校時代の同級生に再会した。 と思う間もなく、
和泉 碧。
初恋の相手らしき人も現れた。
幸せの青い鳥は一体どこに。
【完結】 ありがとうございました‼︎
幼馴染に10年片想いしてたら、冷酷御曹司にプロポーズされました
ほーみ
恋愛
春の匂いが、駅前の並木道をくすぐる。満開の桜の下、私はひとり歩いていた。駅までの道は、高校時代、彼とよく歩いた道だ。
制服姿の学生が笑いながらすれ違っていくのを横目に、私はスマホを見下ろした。
「今日、伝えるって決めたんじゃなかったの?」
送信したきり返信のないメッセージ。画面には「既読」の文字があるだけだった。
――渡瀬 湊。私が10年間片想いをしている、幼馴染。
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
それは、ホントに不可抗力で。
樹沙都
恋愛
これ以上他人に振り回されるのはまっぴらごめんと一大決意。人生における全ての無駄を排除し、おひとりさまを謳歌する歩夢の前に、ひとりの男が立ちはだかった。
「まさか、夫の顔……を、忘れたとは言わないだろうな? 奥さん」
その婚姻は、天の啓示か、はたまた……ついうっかり、か。
恋に仕事に人間関係にと翻弄されるお人好しオンナ関口歩夢と腹黒大魔王小林尊の攻防戦。
まさにいま、開始のゴングが鳴った。
まあね、所詮、人生は不可抗力でできている。わけよ。とほほっ。
王宮に薬を届けに行ったなら
佐倉ミズキ
恋愛
王宮で薬師をしているラナは、上司の言いつけに従い王子殿下のカザヤに薬を届けに行った。
カザヤは生まれつき体が弱く、臥せっていることが多い。
この日もいつも通り、カザヤに薬を届けに行ったラナだが仕事終わりに届け忘れがあったことに気が付いた。
慌ててカザヤの部屋へ行くと、そこで目にしたものは……。
弱々しく臥せっているカザヤがベッドから起き上がり、元気に動き回っていたのだ。
「俺の秘密を知ったのだから部屋から出すわけにはいかない」
驚くラナに、カザヤは不敵な笑みを浮かべた。
「今日、国王が崩御する。だからお前を部屋から出すわけにはいかない」
※ベリーズカフェにも掲載中です。そちらではラナの設定が変わっています。(貴族→庶民)それにより、内容も少し変更しておりますのであわせてお楽しみください。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる