1000人の特盛召喚記 mobに憧れた876番目の転移者

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交通の都ヘパイドン

6.模擬戦を終えて

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 スキルには大まかに自動発動型と任意発動型の2種類が存在する。前者は肉体強化や[最適化]などが当てはまり、後者では[刃化]や[スラッシュ]である。MPと呼ばれる第2の体力値を消費するのは主に後者の方であり、このMPが底を尽きてしまうと如何なる状況下であろうとも気絶を余儀なくされる。これは、なくなったMPの代わりにHPを消費するからであり、HPが底を着くと緑朗太に起こったような突発的な気絶などが発生するのだ。

 連日となる仮眠室のベッドの中で目を覚ました緑朗太は、横で治療をしていた治療員から気絶の原因を聴かされ、MPに関することを知らなかったことを伝えた。そうしてハッキリとしない意識の中でそのような説明を受け、なるほど?と取り敢えずわかったフリだけをしておいた。
 まだ2回目ではあるが、毎度のことながら緑朗太には戦いの終盤の記憶が薄い。意識を集中させすぎたことによる弊害なのか、それとももしかしたら所謂自動発動型スキルと思しき[最適化]が発動をしていたのかは定かではないが、思い出そうとするのは昨夜の夢の内容を詳細に思い出そうとするぐらいに困難である。
 だが、目の前で強く握り締めた右手に残る微かな感触は、例えどれだけ記憶がボヤけていようとも忘れることはない。攻撃を当てた。どうやって当てたのかはわからないが、兎に角、当てることには成功をしたのだ。

 嬉しそうに顔を緩ませる緑朗太に、治療員は何も言わない。彼が現在進行形で行っているのは完全に貫かれていた緑朗太の左手の治療である。寝ている間に骨や神経と言った中身は治りきったものの、外側は治りきらずに傷痕が残ったままである。ギルドが抱える治療員は全部で4人。そのうち、出勤をしている3人が交代で治療を行った結果ここまで回復をしているが、本来ならばもっと時間をかけての治療になる。怪我人は1人だけではなく、ギルドランクが上がれば怪我と共に生きていかなければならなくなる生き方において、如何に怪我をせずにするかというのもギルドメンバーには求められる。
 今回特別待遇なのは、マーヴィスとリヴィに頼み込まれたからだ。マーヴィスが現役時代の頃に世話になったものも多く、リヴィにはとてもではないが頭が上がらない。そんな2人に頼み込まれてしまえば断れるはずもなく、こうして治療を続けているのだが――緑朗太が唐突に体を起き上がらせ、もう大丈夫だと告げてきた。

 治療員は完治するまでは絶対安静だと忠告をしたのだが、包帯が巻かれたその左手は傷痕こそ残りはすれども、動かす分には支障を来さないといった具合だと判断したのだ。
 左手に残る傷痕は、人差し指と中指の間から掌底部分にまで達しており、最後の攻防の凄まじさを物語っている。歪になった左手を見て緑朗太はそれを醜いとは思わなかった。寧ろ、戦ったことで生み出された勲章であり、誇りでさえあると感じたのだ。
 左手も右手同様に強く握り締め、ベッドから降りて立ち上がる。MP切れの弊害からか、足元がやや定まらないようではあるが、歩けないこともない。とりあえず、もう大丈夫と伝えたのだが、1階へと付き添われて降りていく。

 「ロクさん!もう起きたのか!!」
 「緑朗太さん、こっちですよ!」
 「「おーい」」

 酒場で誰よりも盛り上がっているのは自由の剣である。外を見れば街はオレンジ色に染まっており、緑朗太が寝てたのはせいぜい4時間ぐらいのようだ。呼ばれてそちらに手を振り、治療員と別れてトーリ達が囲むテーブル席へと移動する緑朗太。そんな彼をまるでヒーローでも見るかのようにトーリ達は興奮した様子であり、あのクラッドですら、今はジッと緑朗太を観察している。どうしたんだろう?と訊ねる前に、緑朗太の下へとやってくる人物がいた。マーヴィスとリヴィである。2人とも緑朗太の無事がわかるやいなや、腰から直角に勢いよく頭を下げてその場に居合わせた人々を大いに驚かせた。

 「すまん、本当にすまんかった緑朗太。」
 「ギルドからも正式に緑朗太さんに謝罪を申し上げます。」
 「ちょ、ちょっとお2人共、やめてくださいこんなところで…」

 マーヴィスに至ってはただ謝るだけではなく、両膝と頭を地面に着けた日本の土下座スタイルにまでなってしまった。おそらく転移者が広めたであろうこの謝罪方法だが、転移前ですらやることはあれども、やられた経験のない緑朗太には気恥ずかしくて到底耐えられるものではなかった。

 どうやら、訓練の途中からマーヴィスが必要以上に本気であり、本来であれば絶対にありえないような大怪我を負わせてしまったことに対する謝罪であるということだった。
 訓練を教える立場であるマーヴィスと訓練を紹介したギルド、その両者から平謝りされ、緑朗太は一切気にしていない旨を伝え、取り敢えずエールの注文をするのであった。

 2人が戻っていったことでようやく緊張から解放された緑朗太はあの後どうなったかをトーリ達に訪ねた。すると、あの後訓練はすぐに中止され、緑朗太を治療員に預けたマーヴィスとリヴィは、共にギルドマスターに報告をしに行ったということである。それを聞かされた緑朗太はトーリ達に自分のせいで大事な訓練を中止させてしまったことを謝罪したのだが、そんなことはどうでもいいと言わんばかりに、トーリ達の盛り上がりは最高潮に達していた。

 「ロクさん、あんた昨日から訓練って言ってたけど、その前はどこかで傭兵やってたのか?」
 「あぁ、それ俺も知りたかった。どうしたらそんなに強くなれるんだ?」
 「貴方達、そんなに人のことを詮索したら駄目よ」

 質問を投げ掛けるクラッドとムーザ、それをメルダが諌めるのだが、緑朗太は質問の意味をそもそも理解していなかった。

 「俺が強い?そんなことはない、多分君らの方が強いよ。」
 「「それはない」」

 ヤングとユングの兄妹が緑朗太の言葉を声を揃えて否定した。そもそも、自分は訓練を受ける前には武器を持ったこともなかったのだと説明をした緑朗太だが、トーリ達は誰もその言葉を信用しない。どうすれば伝わるかと困っているところに、マーヴィスがエールの注がれたジョッキを持ってやってきた。

 「皆、こいつは星の流れ者だ。緑朗太が昨日まで武器を持ったことがないっていうのは、本当のことだ。俺が保証する。訓練2日目にしてこいつは俺に勝ったんだよ。」

 思いもよらない援護に、緑朗太は感謝の言葉を述べるのだが、続くマーヴィスの言葉は緑朗太の度肝を抜くものだった。勝った?攻撃を当てた感触が残っているとはいえ、精々腕を切ったぐらいだろうと思ったのだが、トーリ達が興奮気味に語った真実は、あまりにも現実離れをしていて嬉しさよりも、寧ろ困惑の方が強い。

 そこから周囲の飲んでいた客たちも加わり、更にトーリ達は話を盛り上げ始める。登場人物である2人を目の前にしてよくそこまで話せるものだと緑朗太は厭味混じりの感心を抱いたのだが、マーヴィスは気にしていない様子であり、寧ろそのことを気にしている緑朗太に「気にすんな」と慰める始末である。
 自分達を差し置いて盛り上がるトーリ達を他所に、緑朗太は拓郎の家に帰ることをマーヴィスに告げ、ギルド会館を誰に気づかれることなく出ていくのであった。



 「ただいま」
 「おう、お疲れ!ってどうしたよロクさん。随分と浮かない顔してるけど…」

 拓郎の家に戻った緑朗太を出迎えたのは家主である拓郎本人であった。訓練を終え、お詫びとして出されたエールに手をつけることなく、酒場の雰囲気から逃げ出すように飛び出した。緑朗太はここに着くまで言いようのない不快感と吐き気に苛まれ続けていた。自分がマーヴィスに勝ったとトーリ達は盛り上がっていたが、肝心の自分の頭を冷め切ってしまっていた。目標を大きく上回る戦果である。本来はもっと嬉しいと喜べると思っていた――なのに、実際にはそんな感情は微塵もわかない。
 そんな緑朗太の様子を拓郎は敏感に察知した。ただ、訓練で何かがあったわけではないとわかるや、玄関から動こうとしない緑朗太を部屋の中へと招き入れ、カーペットの上に座る様に促す。

 「どうした?俺でよけりゃあ相談に乗るぜ?」

 何かを話したい。けど、言葉が出てこない。一体何が自分をここまで苦しめているのかが、緑朗太には理解ができなかった。そんないつまでも黙り続ける緑朗太を拓郎は待ち続けた。だが、いつまでも緑朗太の頭の中は整理が出来ず、そもそもこの感情は整理することが出来るものなのだろうかと不安でもあった。

 やがて、ポツリポツリと整理できぬままに緑朗太の口から訓練で起きた出来事がこぼれ落ちていく。自由の剣というパーティと知り合ったこと、一緒に走って追い抜かされ続けたこと、模擬戦でマーヴィスが自由の剣を圧倒したこと、けど、自分は模擬戦でマーヴィスに勝ってしまったこと。最後の勝ってしまったことというのは当初こそ伝聞であったのだが、話をしていくに連れて段々と記憶の靄が晴れていき、その時の様子を思い出していくようになった。

 そして、自分が一体何に苛立っているのかを理解した。それは、自分の固有スキルである[最適化]であった。今回、マーヴィスに勝ったという棚ぼたのような出来事を引き起こしたのは全てこの[最適化]のせいだろう、と彼は思い悩んでいた。
 緑朗太はまだ転移されて僅か2日目。日本では30年近く運動らしい運動などしてこなかった男である。にも関わらず、この世界で長年命をかけて戦ってきた男に勝利をしてしまう。そんな展開が許せなかった。それまでのマーヴィスが培った全てを否定してしまったような自分自身が、気持ち悪くて仕方が無かった。異世界に転移する際に、あれだけチート能力を欲していた。それなのにいざチートと思しき能力を手にしたとき、彼は自分が大嫌いな主人公という歯車に嵌められた気分に陥ったのだ。

 拓郎は、贅沢な悩みだなとも茶化さなければふーんとわかったような気持ちで同意することもなく、ただ話を聞くだけだった。そして、思いの丈を次々に吐き出し、もう出ないかな?と言ったところで徐にカーペットから立ち上がった拓郎は、緑朗太を外へと連れ出した。
 断ることもせず、言われるがままに緑朗太が連れてこられた場所、それはさっきまで戦っていた忌々しささえ感じる訓練場である。

 「拓郎?一体何を…」
 「ロクさん、俺と勝負しないか?」

 いきなりの勝負発言に緑朗太は困惑をするのだが、拓郎は気にしないといわんばかりに緑朗太が昼間使用していたものと同様の木製のショートソードを手にすると、緑朗太の足元目掛けて投擲して突き刺さらせる。そして自身は木製の槍を手にして緑朗太の前に相対する。

 「どういうことかは…聞かないほうがいいのか?」
 「いや、どういうことかはわかるんじゃないか…ロクさん、全力だ。悔いを残さないようにかかってこいよ。」

 右手で持った槍を右肩に背負わせ、左指でかかってくる様に挑発をする拓郎に、緑朗太は地面に刺さった剣を抜き、一目散に詰め寄る。槍の間合いに入っても動く気配を見せない拓郎に、全力の[スラッシュ]を袈裟懸けに振り下ろすのだが――

 「なっ…」
 「どうした?終わりか?」

 当たる当たらないの問題ではない。緑朗太の斬撃は、拓郎の指に抓まれて完全に動きを止めてしまった。驚きもつかの間、緑朗太は武器を手放して左の拳をフック気味に拓郎のボディへと繰り出そうとする。だが、右手の槍の柄で外へと力を流され、空振りに終わる。

 「スラッシュを使えるのは驚きだったけど、それ単体だと怖くはないさ。スラッシュは確かに覚えたての頃には通常攻撃するよりも早くて重い一撃に見えるが、あくまでも[片手剣]の初期スキルでしかなく、動きも単調になりやすいから回避も防御もお手の物だ。」
 「……マジか…」

 ショートーソードを手渡しで返され、元の地点に戻るように指示され、言われるがままに元の場所に戻る。「取り敢えず、一撃入れてみるか?」そう問いかけてくる拓郎に、緑朗太はどうやって攻めるかと考えあぐねていた。[スラッシュ]が通用しない?違う、単体では通用しないだけであり、使えないなら他の攻撃に織りまぜればいいだけの話だ。緑朗太が前屈姿勢になりながら前のめり気味に地面を駆ける。槍の間合いではあるが、一向に使用する気配を見せない拓郎を気にもせず、体の右側にショートソードを置き、両腕の渾身の力を籠めて剣を振り上げる。

 「単体じゃ駄目なんだ…っと…」

 拓郎が背後に跳んだ。剣を振り上げる際、緑朗太は両手で剣を握っているフリをして、その実左手と右手はバラバラに動かしていた。先程と同様に左手で緑朗太の剣を掴もうとする拓郎の手を左手が掴み、左手の手首目掛けて[スラッシュ]を放ったのだ。これには流石の拓郎も焦ったのか飛び退いて避ける他なかった。

 「……やるね、ロクさん。」
 「これもチートのおかげだよ…」

 あの拓郎を以てして認めるとなると、益々自分が将来どのようになってしまうのか――そんな言い知れぬ不安に駆られたのだが、拓郎は違う違うと頭を振り否定する。

 「スキルじゃないよ。ロクさんは単純に戦い方がうまいんだ。」
 「だから…最適化が…」
 「違うって。言っただろ?スキルはあくまでもおまけだ。本当に大切なのは、積み重ねた経験とかだって。今の俺と昼のマーヴィスさんは、多分同じことを考えてた。「訓練2日目の奴であれば、だいたいこれぐらいだろう」っていう固定観念だ。スラッシュを使えたのは驚いたけど、ロクさんのその戦い方はそもそもが素人のそれとは違う。それは、スキル云々じゃなくて、ロクさんが戦い方を自分なりに考えて、導き出したものだ。マーヴィスさんや俺はそれを侮った。マーヴィスさんが本気で戦っていたんだとしても、こういう戦い方はしないだろう、とかそういった考え方がどっかにあったはずだ。ロクさんはその裏をかいた。」

 「そう…なのか…?」と実感が持てないままに緑朗太は拓郎の言葉を噛み締める。全部スキルのおかげだと思ってた。得体の知れないスキルを自分に自信がない言い訳にしていた。マーヴィスに申し訳ない気持ちを抱き、気付かれないように、誤魔化すように逃げ出した。全部スキルのせいにすれば楽だったのに――地面にぺたりと座り込み、緑朗太は「そうか…」と呟いた。

 「もういいかい?」
 「あぁ……すまない…。後でマーヴィスさんに謝らないとな。」
 「それじゃあ今夜も酒場に行くのは確定だな。」

 立ち上がった緑朗太はショートソードを再度構え、拓郎もそれに合わせて何も言わずに槍を構える。緑朗太の目に対峙する拓郎は、知っている男とはまるで別人であった。かつての勇者のパーティメンバーであり、この街屈指の実力者。体躯的にはマーヴィスの方が圧倒的に大きいにも関わらず、目の前に押し迫るようなプレッシャーを放つ拓郎に、ドワーフから感じられた殺気と同質の重さを感じ取れた。

 「こないならこっちから行くぜ…」

 猫科の動物のようにしなやかな動きで地面を蹴る拓郎。速い――緑朗太がそう感じる間もなく、己の間合いを確保し、槍を横薙ぎに振るう。ショートソードを斬線上に配置し、直撃をなんとか避けようとするも、ショートソードをすり抜けるように槍は緑朗太の体にめり込み、そのまま地面を転がされるように吹き飛ばされる。

 天と地程の差――生半可な対比表現では言い表せない程の実力差だった。全身がバラバラになりそうなほど痛むのだが、それでも立てないほどではない。当たり前ではあるのだが、手加減をされたのだと理解し、スキルでチートだなんだと騒ぎ立てた自分が滑稽にさえ思えた。

 「よう、無事か?」
 「痛ぇよ…」

 勝ち誇った顔で調子を伺ってくる拓郎に、涙目になりながら抗議の声を小さく上げる緑朗太。差し出しあった手をガッシリと掴み、引き起こす2人の姿を遠巻きに見ている者達の姿があった。マーヴィスとリヴィ――そして…銀色の髪を横に流した中年男性である。

 「どうですギルドマスター。良い男たちでしょう。拓郎さんも、吹っ切れたみたいで良かったです。」
 「勇者や拓郎に比べればまだまだですが、あいつは多分化けますよ。」

 ベタ褒めする2人ではあるが、ギルドマスターと呼ばれた男はモノクルを外し、綺麗な布で表面に付着した埃を拭きながら呆れた声で2人とは対照的に冷めた視線で見つめていた。

 「確かに、彼には嘗て勇者と名乗った者達と同じ雰囲気を感じます。ですが、お忘れなきように。これまで勇者を名乗った者達は、誰も魔王を倒すことが出来なかったと言うことを。」

 それは、過去にこの街にも訪れた勇者だけを指すのではなく、世界各地で現れた勇者を名乗る者達のことであった。そう、過去に勇者は1人ではなかった。それは国が認めた物もあれば、ギルドが認めたものもあり、自称をするものまで様々だ。だが、それら全ての勇者に言えることは、彼らが【星の流れ者】であったことだ。他社を圧倒する能力を保有している者もいれば、この世界の常識を破壊する発想を用いた発明で、世間を騒がせる者もいた。だが、どれだけの勇者がいようとも、誰も魔王を倒せなかった。唯一肉薄したとされる【白銀の勇者】を除き、誰1人として手も足も出なかったとされる。

 一説によれば、魔王の正体は勇者と同じ【星の流れ者】ではないかとさえ言われており、星の流れ者を排斥しようとする団体があるのもまた事実である。マーヴィスとリヴィは、緑朗太をそう言った連中から保護したいが為に、こうしてギルドマスターに掛け合い、直接見てもらう機会を設けたのである。

 「ですが、良いでしょう。彼のギルドへの登録を認め、順当に訓練を進めれば5日後にはEランクへの昇級試験を受けさせることを約束します。」
 「本当ですか?」

 その言葉に、2人は両手を挙げて喜びそうになった。だが、ギルドマスターからの流し目の眼光を向けられてピシャリと動きを止め、行儀正しく直立の姿勢の固まる。

 「これは忠告です。職員は特定のギルドメンバーに深入りしないほうが良い。私の言っていることがわかりますね?」
 「「はい。」」

 神妙な面持ちで頷く2人を残し、ギルドマスターはその場から姿を消した。リヴィとマーヴィスは居なくなったことを確認すると、強く握手しあうことで喜びを分かち合うのであった。
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