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1章
5.天国かっ!!
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目を開けたらさっきの草原に立ってた。
「も~!どう言うこと!?」
バグかと思ったらログアウト出来ないし、イケメン神様の下僕になっちゃったし・・・・・・。
・・・・・・キス、あれ何だったんだろ。
まぁ、さすがは月夜見先生。
意味が分かりません。良い意味で。
これからどうなることやら・・・・・・。
「あの~」
「と言うかイケメン過ぎるよね!!反則だよね!!」
「あの・・・・・・あの!!」
え?
「お疲れ様でした。案内人のもののけです」
「・・・・・・え?案内人さん?」
気づいたら案内人さんが隣に立ってた。
驚いた・・・。でも可愛い。
「神様・・・・・・ですよね?さっきの」
「え?・・・案内人さんは神様のこと知ってるの?」
「もちろんです!!」
案内人さんは僕に任せてっと言うように胸を叩いた。
叩いた衝撃でゴホゴホ噎せてるけど、大丈夫?
案内人さんはコクコクと頷いた。
「僕だってだてにこの世界の案内人やってませんっ!頼りないかもだけど、きちんと知識はあるんです!」
「そっか。案内人さん、えらいね」
「えへへ」
可愛い。ついつい撫でてあげたくなっちゃうっ!
「それでですね。神様と言うのは“神様”です!」
「うん」
「この世界の神様です!」
・・・・・・なるほどねー。まぁ、神様=神様だもんね。
ストーリー上のこの世界を創った人は神様。ってことだよね?
「他に知りたいことはありますか?」
「・・・・・・例えばどんなことを教えてくれるの?」
案内人さんは腕を組んで考えるような仕草をした。眉を寄せてうんうん唸ってる。可愛い~!
さすがショタだね♪ここは天国だね♪
「あ!ストーリーは分かりませんが、この世界についてならお教え出来ます!!」
「この世界?」
「はい!」
そして案内人さんは話し出した。
「この世界はエルレシオン。大国『エルリアース』、孤島の『シェルアルト』、古の国『現』、砂漠に囲まれた『グラジェット』、そして山賊の縄張り『バルスト』の5つの国より形成されています」
「通貨はエリア金貨、エリア銀貨、エリア銅貨です。エリア銅貨10枚でエリア銀貨1枚。エリア銀貨100枚でエリア金貨1枚となっています」
「魔法は属性に適正していれば、使用出来ます。
恋愛については男女比8:2となっています。男性でも妊娠が可能です。しかし、種族によっては妊娠方法が違ってきます。そして女性は少ないので希少であり、大切にされています。つまり差別はありません。差別すれば刑罰は軽くないです」
「えっと・・・・・・あとは?」
「・・・・・・い、今は、ソレダケデイイヨ?」
案内人さんの説明を聞いて――。
何この世界っ!!サイコーじゃないですか!?
だって・・・男女比が圧倒的過ぎる!!これはBLの宝庫やないですか!?町を歩けば、あっちにBLこっちにBL――。
あ、もう死んでも良い。
腐男子の僕には天国じゃないですかね~。目の前にショタの時点で十分天国だったけど何この世界、サイコーだわぁ。
まぁ、そんな話は置いといて。
僕が一刻も早くログアウトするためには1年以内に5つの国を制覇――しないといけないんだよね・・・・・・。
案内人さんの話だとその――。
『エルリアース』、『シェルアルト』、『現』、『グラジェット』、『バルスト』
って5つの国を僕は制覇しなくちゃならないんだ。
「あ、そう言えば神様の使徒さんって言うのは?」
「イエーイっ♪呼んだ?」
草むらが揺れて思わず振り向くとそこから赤い髪の男の子が出てきた。
またショタですか!?ショタ×ショタですか!?
「俺の名前は蒼村雨。神様の使徒だっ!」
「あ!村雨君じゃないですか」
「おー、リューじゃん♪何してんの?」
なんか・・・目の前で可愛いが可愛いしてるんですがっ!!
僕ははわわわっと手で口元を押さえた。たまらんっ!
案内人さんはもちろん、村雨君と言う少年も小さい。小学低学年ってくらいの身長。
「お仕事ですよ。村雨君もお仕事ですか?お疲れ様です」
「あの~、色々聞きたいことあるんだけど」
「あっ!すみません。この方は幼馴染の村雨君です」
「よろしく♪で、神様の使徒してんだ」
神様の使徒・・・・・・?
つまりこの子にこれからのことを聞けばいいの?
「も~!どう言うこと!?」
バグかと思ったらログアウト出来ないし、イケメン神様の下僕になっちゃったし・・・・・・。
・・・・・・キス、あれ何だったんだろ。
まぁ、さすがは月夜見先生。
意味が分かりません。良い意味で。
これからどうなることやら・・・・・・。
「あの~」
「と言うかイケメン過ぎるよね!!反則だよね!!」
「あの・・・・・・あの!!」
え?
「お疲れ様でした。案内人のもののけです」
「・・・・・・え?案内人さん?」
気づいたら案内人さんが隣に立ってた。
驚いた・・・。でも可愛い。
「神様・・・・・・ですよね?さっきの」
「え?・・・案内人さんは神様のこと知ってるの?」
「もちろんです!!」
案内人さんは僕に任せてっと言うように胸を叩いた。
叩いた衝撃でゴホゴホ噎せてるけど、大丈夫?
案内人さんはコクコクと頷いた。
「僕だってだてにこの世界の案内人やってませんっ!頼りないかもだけど、きちんと知識はあるんです!」
「そっか。案内人さん、えらいね」
「えへへ」
可愛い。ついつい撫でてあげたくなっちゃうっ!
「それでですね。神様と言うのは“神様”です!」
「うん」
「この世界の神様です!」
・・・・・・なるほどねー。まぁ、神様=神様だもんね。
ストーリー上のこの世界を創った人は神様。ってことだよね?
「他に知りたいことはありますか?」
「・・・・・・例えばどんなことを教えてくれるの?」
案内人さんは腕を組んで考えるような仕草をした。眉を寄せてうんうん唸ってる。可愛い~!
さすがショタだね♪ここは天国だね♪
「あ!ストーリーは分かりませんが、この世界についてならお教え出来ます!!」
「この世界?」
「はい!」
そして案内人さんは話し出した。
「この世界はエルレシオン。大国『エルリアース』、孤島の『シェルアルト』、古の国『現』、砂漠に囲まれた『グラジェット』、そして山賊の縄張り『バルスト』の5つの国より形成されています」
「通貨はエリア金貨、エリア銀貨、エリア銅貨です。エリア銅貨10枚でエリア銀貨1枚。エリア銀貨100枚でエリア金貨1枚となっています」
「魔法は属性に適正していれば、使用出来ます。
恋愛については男女比8:2となっています。男性でも妊娠が可能です。しかし、種族によっては妊娠方法が違ってきます。そして女性は少ないので希少であり、大切にされています。つまり差別はありません。差別すれば刑罰は軽くないです」
「えっと・・・・・・あとは?」
「・・・・・・い、今は、ソレダケデイイヨ?」
案内人さんの説明を聞いて――。
何この世界っ!!サイコーじゃないですか!?
だって・・・男女比が圧倒的過ぎる!!これはBLの宝庫やないですか!?町を歩けば、あっちにBLこっちにBL――。
あ、もう死んでも良い。
腐男子の僕には天国じゃないですかね~。目の前にショタの時点で十分天国だったけど何この世界、サイコーだわぁ。
まぁ、そんな話は置いといて。
僕が一刻も早くログアウトするためには1年以内に5つの国を制覇――しないといけないんだよね・・・・・・。
案内人さんの話だとその――。
『エルリアース』、『シェルアルト』、『現』、『グラジェット』、『バルスト』
って5つの国を僕は制覇しなくちゃならないんだ。
「あ、そう言えば神様の使徒さんって言うのは?」
「イエーイっ♪呼んだ?」
草むらが揺れて思わず振り向くとそこから赤い髪の男の子が出てきた。
またショタですか!?ショタ×ショタですか!?
「俺の名前は蒼村雨。神様の使徒だっ!」
「あ!村雨君じゃないですか」
「おー、リューじゃん♪何してんの?」
なんか・・・目の前で可愛いが可愛いしてるんですがっ!!
僕ははわわわっと手で口元を押さえた。たまらんっ!
案内人さんはもちろん、村雨君と言う少年も小さい。小学低学年ってくらいの身長。
「お仕事ですよ。村雨君もお仕事ですか?お疲れ様です」
「あの~、色々聞きたいことあるんだけど」
「あっ!すみません。この方は幼馴染の村雨君です」
「よろしく♪で、神様の使徒してんだ」
神様の使徒・・・・・・?
つまりこの子にこれからのことを聞けばいいの?
応援ありがとうございます!
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