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3章
32.《※会話のみ》
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「・・・・・・行ってしまったか・・・・・・・・・」
「・・・はい、今件は私の責任です。処罰であれば――」
「構わない・・・・・・。ナナさんには申し訳無いが悪者になっていただくとするか・・・・・」
「は?」
「ははっ、建前上だ。神の使いがランを必要として連れていったと言うだけで良いだろう」
「はぁ・・・」
「密約の件が公になって、ランはもうこの国には居られない。お前はだからこそナナさんに頼んだのだろう?私がお前であってもそうしただろうからな・・・・・・」
「・・・・・・はい。それにナナさんなら――」
「うむ。私もそう思うよ・・・・・・。私の教育が悪かった。ランにはなんの罪もない・・・・・・」
「・・・・・・いえ、父さんも悪くないですよ。悪かったのはランとの距離の取り方です。私も可愛いがり過ぎました」
「・・・・・・仕方ないだろう?ランは可愛いんだ」
「はい。ランは可愛いです」
「あのまま綺麗でいてくれたら――」
「純粋に素直であってほしいものです」
「しかし、船の上ではナナさんと――」
「はい、、ナナさんと――」
「しかしなぁ!!ナナさん・・・・・・ナナさんなら譲れるが、私のっ、私のランが・・・あの小さなランが・・・・・・」
「父さん、、落ち着いてください!!お気持ちは大いに理解できます。ナナさんであれば――しかしっ!!今までの私たちのこのような行動でランを置き物にしていたんです!!・・・・・・耐えてください」
「・・・・・・、、、・・・ラ、、・・・・・・・分かった。
最低でも半年はランと会えないんだ・・・。毎日このようにランを思い出していたら良い政など出来ない!!精進しよう・・・・・・」
結局、過保護な親バカとブラコンでした(* ̄∇ ̄*)
「・・・はい、今件は私の責任です。処罰であれば――」
「構わない・・・・・・。ナナさんには申し訳無いが悪者になっていただくとするか・・・・・」
「は?」
「ははっ、建前上だ。神の使いがランを必要として連れていったと言うだけで良いだろう」
「はぁ・・・」
「密約の件が公になって、ランはもうこの国には居られない。お前はだからこそナナさんに頼んだのだろう?私がお前であってもそうしただろうからな・・・・・・」
「・・・・・・はい。それにナナさんなら――」
「うむ。私もそう思うよ・・・・・・。私の教育が悪かった。ランにはなんの罪もない・・・・・・」
「・・・・・・いえ、父さんも悪くないですよ。悪かったのはランとの距離の取り方です。私も可愛いがり過ぎました」
「・・・・・・仕方ないだろう?ランは可愛いんだ」
「はい。ランは可愛いです」
「あのまま綺麗でいてくれたら――」
「純粋に素直であってほしいものです」
「しかし、船の上ではナナさんと――」
「はい、、ナナさんと――」
「しかしなぁ!!ナナさん・・・・・・ナナさんなら譲れるが、私のっ、私のランが・・・あの小さなランが・・・・・・」
「父さん、、落ち着いてください!!お気持ちは大いに理解できます。ナナさんであれば――しかしっ!!今までの私たちのこのような行動でランを置き物にしていたんです!!・・・・・・耐えてください」
「・・・・・・、、、・・・ラ、、・・・・・・・分かった。
最低でも半年はランと会えないんだ・・・。毎日このようにランを思い出していたら良い政など出来ない!!精進しよう・・・・・・」
結局、過保護な親バカとブラコンでした(* ̄∇ ̄*)
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