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合戦
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高田真行が猪の物の怪を倒した事で活気付き、雄叫びをあげながら兵士達が突撃を開始した。
防塁から飛び降り、そのままの勢いで海へと攻撃をしかける兵士達は勇ましい。味方の流れ弾など気にもとめず、勇猛果敢に攻め立てているのだ。
足軽達は下格の物の怪を倒し、侍達は中格の物の怪を中心に倒している。
海岸沿いでは侍の攻撃によって発生したであろう火炎や雷鳴、竜巻により混沌を極めている。
だが物の怪どもも引けを取らない。
先程よりも中格に属する物の怪の出現頻度が増し、こちら側の負傷者も目に見えて増え続けている。
「騎馬が突撃しておりますね。あの紋は里川家の者でしょう。」
そう言う吉兵衛の視線の先には、騎馬が十数騎、海へ勢いよく駆けながら物の怪どもを切り倒していた。
どちらかというと籠城戦であるのに、こちらから攻撃を仕掛け、騎馬兵による攻撃も加えている事が少し不思議であった。籠城戦ならば城や城壁に立て篭り、相手の攻撃を凌ぐものだというイメージがあったからだ。
「これは一応籠城戦なんじゃないんですか?」
「そうですね。物の怪どもをこの城壁より内に入らせない事が目的ですので、籠城戦ですな。」
「それだったら、こんなにこちらから攻めてしまって良いんですか?騎馬兵が突撃してるように見えるんですが。」
「ははは、皆は褒賞が欲しいのです。そのために戦っておりますので。騎乗されておられる里川のお侍様も武功が目当てでしょう。あの冥土に一番早く足をつけた者は一番乗りの武功を得ますからな。」
足軽にとって魔玉を手に入れ金銭的な褒美をもらう事は生きるためにも非常に大切な事なのだろう。
また一番槍や一番首、一番乗りは武功と呼ばれ、恩賞や褒美の対象となるようだ。一番槍は最初に槍で物の怪へ攻撃を仕掛けた者が、一番首は最初に物の怪を倒した者が、そして一番乗りは冥土に最初に足をつけた者が得られるようだ。侍が誇りや名誉のために、武功を立てたいという気持ちは何となく理解できるが、流石に命知らずとしか思えない。
そして同時に、俺はここで疑問に思った事があった。
それは冥土という言葉であった。
ニュアンスとして考えれば、あの真っ黒い海の事を言っているのだろうが、こちらでは冥土という別名でもあるのだろうか。
「あの、冥土とは何でしょうか?」
俺の問いに吉兵衛は当たり前だろうという様子で簡単に説明をした。
「あの真っ黒な場所の事ですが。」
やはりだ、海を指しながらそう言った。
「あれは海ではないんですか?」
俺は確かめるように吉兵衛に問い返してみても、ただ首を傾げるだけで理解できてないようだった。
「ウミですか?聞いた事がありませんね。楠木様はそう呼んでおられるのですか?」
「私がというか、皆んなそう言うものだと思ったのですが?」
「いやぁ、ウミなんて言葉は初めて聞きましたな。お侍様も冥土と呼んでおられますしなぁ。」
俺は吉兵衛に感謝の言葉を伝え、その冥土を見ながら考える。
海という概念がないのか、それとも平民である彼が知らないだけなのか。侍も冥土と言っているのだから、本当に海という言葉が無いのかもしれない。
そう考えると、この世界の日本はもしかすると海が存在しないのだろうか。それともまた違う言い方をしているのか。
だが、基本的に吉兵衛との会話は成立するし、単語や言葉も通じている。海という単語だけが通じないのは、非常に小気味悪い。
そう考えると嫌な予感しかしてこない。
もしかすると、こちらの日本は周り全てが、こんな不気味な冥土と呼ばれる海に囲まれているのではないだろうか。
俺は恐る恐る、藁にもすがる思いで吉兵衛に尋ねた。
「もしかして、この国全てが冥土に囲まれているのですか?」
そして彼は表情も変えず、普段通りの口調で言葉を返した。
「そうですね。この国も京方も、この日本全ては冥土に囲まれておりますな。」
やはりそうだったのか。
嫌な予感が見事に的中し、背中にじわりと嫌な汗をかく。そんな俺の気持ちなど知らず、今も吉兵衛は昂るように冥土と呼ばれる海の方を眺めている。
「誰でしょうか、遠くて見えませんが一番乗りが決まったようですぞ。」
はつらつとした声で柵から身を乗り出す吉兵衛に促され、一番乗りを決めた騎馬武者に目をやった。
真っ黒な海の上、馬はドロドロとした液体を足で弾きながら、冥土の浅瀬をかけている。騎乗している侍は冥土にいる物の怪達を切り払り、倒しているようだ。
遠目で詳細は分からないが、ドロドロとした液体は馬の足を這い上がり、騎乗している侍に絡みつかんと動いている。まるで意識を持った生物のように動く黒い液体に、全身に寒気が走る。
その他の騎馬武者達も冥土に足を踏み入れ、物の怪を切り倒している。
だがある1人の騎馬武者の足に、真っ黒い海、もとい冥土から伸びた黒い液体が絡みついていた。必死に黒い液体を足から剥がそうと躍起になっているが、触手のようなそれは彼の体を這い上がっている。
そしてそんな間にも、もう片方の足にも黒い液体が絡み付いてしまったようで、明らかに焦りの表情が濃くなった。
そしてその時だった。
馬上の彼は黒い液体に引っ張られ、バランスを崩してしまったのだ。
そしてそのまま無理やりに馬から引きずり下ろされ、冥土に向かって落馬してしまったのだ。
焦った様子のその侍は、冥土から抜け出そうと馬の尻を掴む。しかし、馬は暴れた様子でそんな侍から離れていってしまう。
掴む藁すら失ってしまったその侍は、苦悶の表情で手足をバタつかせている。しかし、そんな抵抗も虚しく全身を黒い液体に包まれ、無残にも冥土に沈んでいってしまったのだ。
彼が落馬した場所は浅瀬で、立てば膝ほどの高さまでしか水位がなかっただろう。それなのに、そんな浅瀬で落馬した彼は、底無し沼に落ちるが如く、全身全てを冥土に引き込まれてしまったのだ。
異様すぎる光景。
馬は平気そうに走っていたというのに。まるで人間だけを標的に定め、引きずり込まんとしているようで、言葉にできない気味の悪さが全身を襲う。
「あ、あの人、海に、冥土に引きずり込まれて消えてしまいました。馬は平気そうなのに、何でですか?」
俺は恐る恐る吉兵衛に尋ねる。すると先程までの興奮した表情はなりを潜め、神妙な面持ちで話し始めた。
「冥土は人のみ襲うのです。それ故に馬は冥土に入っても平気なのですよ。本当に忌々しい事です。」
その言葉を聞いて、俺は恐怖と共に焦る気持ちで続け様に問うた。
「ならなんであの侍は冥土なんかに突っ込んでいったんですかっ?」
「お侍様は武功、誇りを重んじているのです。冥土に入る事は大変誇らしい事で、一番槍や一番首以上の恩賞を賜る事ができます。足軽である私には縁遠いですが、血気盛んな若武者様は、一番乗りと冥土乗りを果たすために必死なのですよ。」
一番乗りは冥土に最初に足を踏み入れた者に与えられる恩賞で、冥土乗りは最初でなくとも冥土に足を踏み入れた全ての侍に与えられる恩賞のようだ。
この恩賞は他の恩賞よりも秀でており、若く勇猛な侍なら誰もが欲しがる武功らしい。
わざわざ命を賭してまで武功や恩賞を欲しがる事が当たり前だという文化に、目の前の彼らを遠い存在に感じてならない。
孤独感と悲壮感が一層強くなり、暗くなり始めた俺の心だったが、まるで驚かすように急な大声で話しかけてきた吉兵衛に現実に引き戻される。
「あ、あれは、大変です。大変です楠木様!!」
切羽詰まった彼の様子に、今度は何が起こったんだと、無軌道な現状にやきもきしながら言葉を返す。
「今度は何が起こったんですか?」
「上格、あれは上格です。あちら、右手の奥におります大きなる物の怪です。」
口をあんぐり開けながら、信じられないという様子で右の方を眺める吉兵衛に倣い、俺も右手を確認する。
「あんなもの初めて見ました。あれはお侍様でも殺し切れるかどうか。」
冥土から伸びる巨大な人影。
右手には太く長い金棒のような武器を持った異形の存在。
見ただけで震え上がってしまいそうな程に悍しい形相。
頭からは二本の角が生え、その姿は至極当然、鬼であろう。
身の丈15メートルはあろうかという巨体はこの世の物とは思えない。そしてその体には侍のような甲冑を身につけている。
あんな化物を倒せる者なんて、それこそ化物以外いるはずがない。
「あれは名のあるお侍様が物の怪となったのでしょう。」
吉兵衛は哀れむようにそう語るが、俺の耳に彼の声は真面に届かない。
「イ、イチ、バンノリ、我コソガ、一番乗リィィィィィ!!!!!」
低く獣のような唸り声、しかし微かに意味を持った言葉であるのが理解できた。
カーンカーンカーンカーンカーン
けたたましく鳴り響く鐘の音。
我先にと兵士達は退却を始める。
戦場の右手では正に阿鼻叫喚。
負ける、皆んな殺されてしまう。
あの化物に蹂躙される兵士達の姿が生々しく目に浮かぶようであった。
防塁から飛び降り、そのままの勢いで海へと攻撃をしかける兵士達は勇ましい。味方の流れ弾など気にもとめず、勇猛果敢に攻め立てているのだ。
足軽達は下格の物の怪を倒し、侍達は中格の物の怪を中心に倒している。
海岸沿いでは侍の攻撃によって発生したであろう火炎や雷鳴、竜巻により混沌を極めている。
だが物の怪どもも引けを取らない。
先程よりも中格に属する物の怪の出現頻度が増し、こちら側の負傷者も目に見えて増え続けている。
「騎馬が突撃しておりますね。あの紋は里川家の者でしょう。」
そう言う吉兵衛の視線の先には、騎馬が十数騎、海へ勢いよく駆けながら物の怪どもを切り倒していた。
どちらかというと籠城戦であるのに、こちらから攻撃を仕掛け、騎馬兵による攻撃も加えている事が少し不思議であった。籠城戦ならば城や城壁に立て篭り、相手の攻撃を凌ぐものだというイメージがあったからだ。
「これは一応籠城戦なんじゃないんですか?」
「そうですね。物の怪どもをこの城壁より内に入らせない事が目的ですので、籠城戦ですな。」
「それだったら、こんなにこちらから攻めてしまって良いんですか?騎馬兵が突撃してるように見えるんですが。」
「ははは、皆は褒賞が欲しいのです。そのために戦っておりますので。騎乗されておられる里川のお侍様も武功が目当てでしょう。あの冥土に一番早く足をつけた者は一番乗りの武功を得ますからな。」
足軽にとって魔玉を手に入れ金銭的な褒美をもらう事は生きるためにも非常に大切な事なのだろう。
また一番槍や一番首、一番乗りは武功と呼ばれ、恩賞や褒美の対象となるようだ。一番槍は最初に槍で物の怪へ攻撃を仕掛けた者が、一番首は最初に物の怪を倒した者が、そして一番乗りは冥土に最初に足をつけた者が得られるようだ。侍が誇りや名誉のために、武功を立てたいという気持ちは何となく理解できるが、流石に命知らずとしか思えない。
そして同時に、俺はここで疑問に思った事があった。
それは冥土という言葉であった。
ニュアンスとして考えれば、あの真っ黒い海の事を言っているのだろうが、こちらでは冥土という別名でもあるのだろうか。
「あの、冥土とは何でしょうか?」
俺の問いに吉兵衛は当たり前だろうという様子で簡単に説明をした。
「あの真っ黒な場所の事ですが。」
やはりだ、海を指しながらそう言った。
「あれは海ではないんですか?」
俺は確かめるように吉兵衛に問い返してみても、ただ首を傾げるだけで理解できてないようだった。
「ウミですか?聞いた事がありませんね。楠木様はそう呼んでおられるのですか?」
「私がというか、皆んなそう言うものだと思ったのですが?」
「いやぁ、ウミなんて言葉は初めて聞きましたな。お侍様も冥土と呼んでおられますしなぁ。」
俺は吉兵衛に感謝の言葉を伝え、その冥土を見ながら考える。
海という概念がないのか、それとも平民である彼が知らないだけなのか。侍も冥土と言っているのだから、本当に海という言葉が無いのかもしれない。
そう考えると、この世界の日本はもしかすると海が存在しないのだろうか。それともまた違う言い方をしているのか。
だが、基本的に吉兵衛との会話は成立するし、単語や言葉も通じている。海という単語だけが通じないのは、非常に小気味悪い。
そう考えると嫌な予感しかしてこない。
もしかすると、こちらの日本は周り全てが、こんな不気味な冥土と呼ばれる海に囲まれているのではないだろうか。
俺は恐る恐る、藁にもすがる思いで吉兵衛に尋ねた。
「もしかして、この国全てが冥土に囲まれているのですか?」
そして彼は表情も変えず、普段通りの口調で言葉を返した。
「そうですね。この国も京方も、この日本全ては冥土に囲まれておりますな。」
やはりそうだったのか。
嫌な予感が見事に的中し、背中にじわりと嫌な汗をかく。そんな俺の気持ちなど知らず、今も吉兵衛は昂るように冥土と呼ばれる海の方を眺めている。
「誰でしょうか、遠くて見えませんが一番乗りが決まったようですぞ。」
はつらつとした声で柵から身を乗り出す吉兵衛に促され、一番乗りを決めた騎馬武者に目をやった。
真っ黒な海の上、馬はドロドロとした液体を足で弾きながら、冥土の浅瀬をかけている。騎乗している侍は冥土にいる物の怪達を切り払り、倒しているようだ。
遠目で詳細は分からないが、ドロドロとした液体は馬の足を這い上がり、騎乗している侍に絡みつかんと動いている。まるで意識を持った生物のように動く黒い液体に、全身に寒気が走る。
その他の騎馬武者達も冥土に足を踏み入れ、物の怪を切り倒している。
だがある1人の騎馬武者の足に、真っ黒い海、もとい冥土から伸びた黒い液体が絡みついていた。必死に黒い液体を足から剥がそうと躍起になっているが、触手のようなそれは彼の体を這い上がっている。
そしてそんな間にも、もう片方の足にも黒い液体が絡み付いてしまったようで、明らかに焦りの表情が濃くなった。
そしてその時だった。
馬上の彼は黒い液体に引っ張られ、バランスを崩してしまったのだ。
そしてそのまま無理やりに馬から引きずり下ろされ、冥土に向かって落馬してしまったのだ。
焦った様子のその侍は、冥土から抜け出そうと馬の尻を掴む。しかし、馬は暴れた様子でそんな侍から離れていってしまう。
掴む藁すら失ってしまったその侍は、苦悶の表情で手足をバタつかせている。しかし、そんな抵抗も虚しく全身を黒い液体に包まれ、無残にも冥土に沈んでいってしまったのだ。
彼が落馬した場所は浅瀬で、立てば膝ほどの高さまでしか水位がなかっただろう。それなのに、そんな浅瀬で落馬した彼は、底無し沼に落ちるが如く、全身全てを冥土に引き込まれてしまったのだ。
異様すぎる光景。
馬は平気そうに走っていたというのに。まるで人間だけを標的に定め、引きずり込まんとしているようで、言葉にできない気味の悪さが全身を襲う。
「あ、あの人、海に、冥土に引きずり込まれて消えてしまいました。馬は平気そうなのに、何でですか?」
俺は恐る恐る吉兵衛に尋ねる。すると先程までの興奮した表情はなりを潜め、神妙な面持ちで話し始めた。
「冥土は人のみ襲うのです。それ故に馬は冥土に入っても平気なのですよ。本当に忌々しい事です。」
その言葉を聞いて、俺は恐怖と共に焦る気持ちで続け様に問うた。
「ならなんであの侍は冥土なんかに突っ込んでいったんですかっ?」
「お侍様は武功、誇りを重んじているのです。冥土に入る事は大変誇らしい事で、一番槍や一番首以上の恩賞を賜る事ができます。足軽である私には縁遠いですが、血気盛んな若武者様は、一番乗りと冥土乗りを果たすために必死なのですよ。」
一番乗りは冥土に最初に足を踏み入れた者に与えられる恩賞で、冥土乗りは最初でなくとも冥土に足を踏み入れた全ての侍に与えられる恩賞のようだ。
この恩賞は他の恩賞よりも秀でており、若く勇猛な侍なら誰もが欲しがる武功らしい。
わざわざ命を賭してまで武功や恩賞を欲しがる事が当たり前だという文化に、目の前の彼らを遠い存在に感じてならない。
孤独感と悲壮感が一層強くなり、暗くなり始めた俺の心だったが、まるで驚かすように急な大声で話しかけてきた吉兵衛に現実に引き戻される。
「あ、あれは、大変です。大変です楠木様!!」
切羽詰まった彼の様子に、今度は何が起こったんだと、無軌道な現状にやきもきしながら言葉を返す。
「今度は何が起こったんですか?」
「上格、あれは上格です。あちら、右手の奥におります大きなる物の怪です。」
口をあんぐり開けながら、信じられないという様子で右の方を眺める吉兵衛に倣い、俺も右手を確認する。
「あんなもの初めて見ました。あれはお侍様でも殺し切れるかどうか。」
冥土から伸びる巨大な人影。
右手には太く長い金棒のような武器を持った異形の存在。
見ただけで震え上がってしまいそうな程に悍しい形相。
頭からは二本の角が生え、その姿は至極当然、鬼であろう。
身の丈15メートルはあろうかという巨体はこの世の物とは思えない。そしてその体には侍のような甲冑を身につけている。
あんな化物を倒せる者なんて、それこそ化物以外いるはずがない。
「あれは名のあるお侍様が物の怪となったのでしょう。」
吉兵衛は哀れむようにそう語るが、俺の耳に彼の声は真面に届かない。
「イ、イチ、バンノリ、我コソガ、一番乗リィィィィィ!!!!!」
低く獣のような唸り声、しかし微かに意味を持った言葉であるのが理解できた。
カーンカーンカーンカーンカーン
けたたましく鳴り響く鐘の音。
我先にと兵士達は退却を始める。
戦場の右手では正に阿鼻叫喚。
負ける、皆んな殺されてしまう。
あの化物に蹂躙される兵士達の姿が生々しく目に浮かぶようであった。
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