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後日譚 聖女の祈りと、新しい命の鼓動
陽性反応 ~世界で一番幸せな涙~
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⚫︎朝のキッチン、予感の香り
その日の朝はいつも通りの穏やかな光の中で始まった。
魔王城リゾートのプライベートエリアにあるキッチン。
カイトとヒロインたちの朝食を作るため、サオリはいつものようにエプロンを身に着け包丁を握っていた。
「ふふっ♪今日はカイトさんの好きな出し巻き卵にしましょうか……♡」
鼻歌交じりにボウルに卵を割り入れる。
幸せな日常。
カイトの正妻として彼の胃袋を支えることはサオリにとって至福の時間だった。
しかし、異変は突然訪れた。
鍋で味噌汁の出汁を取っていた時だ。
フワリと漂ってきた湯気の匂いが鼻腔をくすぐった瞬間。
「……うッ!?」
サオリの眉間が寄り、口元に手を当てた。
強烈な不快感が、胃の底からせり上がってくる。
いつもなら食欲をそそるはずの出汁の香りが今日はなぜか受け付けない。
「っ、ぅ……気持ち、悪い……」
手から菜箸が滑り落ち、床に転がる音が響いた。
「サオリ!?どうした!」
リビングで新聞(A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)電子版)を読んでいたカイトが異変を察知して飛んできた。
彼はサオリの背中を支え心配そうに顔を覗き込む。
「顔色が真っ青だぞ。……まさか、病気か?」
「いえ……病気ではありませんわ。ただ、急に匂いが……うっ……」
サオリは再び口を押さえシンクに顔を伏せた。
カイトは背中をさすりながら、ふと、ある可能性に思い至った。
数週間前の夜。
彼女が黒いマタニティランジェリーを纏い「今日だ」と確信して挑んだあの子作りの儀式。
「……サオリ。もしかして」
「……はい。……わたくし、確信していますわ」
サオリが顔を上げ潤んだ瞳でカイトを見つめた。
その顔色は悪いが、表情には隠しきれない期待と喜びが滲んでいる。
「あの夜……カイトさんが注いでくださった種が……芽吹いたのです……♡」
カイトの心臓が早鐘を打った。
ついにその時が来たのか。
「……確かめよう。まだ検査薬、残ってるよな?」
「はい。……あの日届いたものが、まだ一本」
「よし。今すぐ検査だ。……朝食なんて後回しでいい」
カイトはサオリの体を抱きかかえるようにして支え、二人で寝室へと向かった。
キッチンに残された出汁の香りが、新しい命の始まりを告げる合図のように漂っていた。
⚫︎バスルームの3分間
寝室の奥にあるバスルーム。
サオリは一度トイレに入り、検査を済ませて出てきた。
その手にはスティック状の『早期妊娠検査薬』が握られている。
「……どうだった?」
「まだ、です。……判定が出るまであと3分ほどかかります」
サオリは震える手でスティックを洗面台の上に置いた。
白いプラスチックの小窓。
そこに赤い線が出るかどうかが、二人の未来を決定づける。
「……カイトさん」
「ん?」
「手を……握っていてくださいますか?」
サオリが不安そうに手を差し出す。
カイトはその手を両手で包み込みギュッと握りしめた。
彼女の手は冷たく、そして小刻みに震えている。
「怖くないよ。……どっちの結果でも俺たちは一緒だ」
「はい……。でも、怖いのです。……もし、わたくしの勘違いだったら……カイトさんをぬか喜びさせてしまったら……」
サオリは聖女としての予知に近い直感を持っていたが、それでも「母親」としての不安は拭えない。
あんなに激しく愛し合った。
あんなに深く注いでもらった。
だからこそ、失敗していた時の絶望が怖い。
「大丈夫だ。……俺も感じたんだ。あの日、確かにお前の中に『命』が入っていくのを」
カイトは彼女を安心させるように肩を抱き寄せた。
サオリはカイトの胸に頭を預け、その鼓動を聞きながら時間を待った。
チッチッチッ……。
時計の秒針の音がやけに大きく聞こえる。
永遠にも感じる3分間。
「……そろそろ、ですわ」
サオリが顔を上げた。
二人の視線が洗面台の上のスティックに注がれる。
「……見よう」
カイトがスティックを手に取った。
判定窓を見る。
そこには――。
くっきりと、鮮やかな**『二本の赤い線(陽性)』**が浮かび上がっていた。
⚫︎涙の報告と、新しい絆
時が止まったようだった。
「…………ぁ」
サオリの唇から吐息のような声が漏れた。
彼女は目を見開き、その二本の線を食い入るように見つめた。
幻覚ではない。
何度瞬きをしてもその線は消えない。
「……あった。……できてる」
カイトの声も震えていた。
ただの線だ。
科学的な反応だ。
だが、それは世界中のどんな魔法よりも神秘的で尊い印だった。
「サオリ。……やったな。赤ちゃんできてるぞ」
カイトがスティックを置き、サオリの方を向いた瞬間。
彼女の大きな瞳から大粒の涙がボロボロと溢れ出した。
「うっ……うぅ……っ!カイトさん……ッ!♡」
サオリはカイトに飛びつきその首にしがみついて泣き崩れた。
「よかった……!本当によかった……!わたくしのお腹に……カイトさんの赤ちゃんが……ッ!」
「ああ。……ありがとうサオリ。俺を父親にしてくれて」
カイトは彼女を強く抱きしめ背中を優しく撫でた。
聖女として世界のために祈っていた彼女が、今はただ一人の「母親」として喜びの涙を流している。
その姿がカイトには何よりも愛おしかった。
「……カイトさん。……わたくしお母さんになれるんですね……?」
「なれるさ。世界一優しくて、綺麗なママになれる」
「……嬉しい……。夢みたいです……♡」
サオリは涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げカイトに口づけをした。
しょっぱい涙の味と甘い愛の味が混ざり合う。
それは情欲のキスではなく、家族としての誓いのキスだった。
⚫︎平らなお腹への愛撫
ひとしきり泣いて少し落ち着いた頃。
カイトはサオリをベッドに座らせ、ひざまずいて彼女のお腹に手を当てた。
まだ服の上からでは分からない平らなお腹。
だが、この奥深くで豆粒のような小さな命が確かに息づいている。
「……ここに、いるんだな」
「はい……♡まだ小さいですけれど……確かに感じます。カイトさんの命がわたくしの中で生きているのを……♡」
サオリはエプロンを外し服を捲り上げた。
露わになる白い肌。
カイトはその神聖な場所に頬を寄せ優しくキスを落とした。
チュッ。
「パパだぞー。……元気に育てよ」
お腹に話しかけるカイトの姿を見てサオリの母性が爆発した。
愛おしさが胸いっぱいに広がり、子宮がキュンと甘く疼く。
「……ふふっ♡聞こえていますわ、きっと。……パパの声を聞いて、喜んで動いた気がしますもの」
「まだ早すぎるだろ」
「いいえ。……この子はカイトさんの子ですもの。きっと天才に決まっていますわ♡」
親バカならぬママバカがすでに始まっている。
サオリはカイトの頭を抱き寄せ自分の胸に押し付けた。
「カイトさん……。これからお腹が大きくなって……体型も崩れてしまうかもしれません。……それでも、愛してくださいますか?」
女性としての不安。
だがカイトは即答した。
「当たり前だろ。……お腹が大きくなればなるほど、お前は美しくなる。……俺との愛の証をその体で表現してくれるんだからな」
カイトの手がお腹から胸へと這い上がる。
妊娠の影響か、心なしか以前よりも張りがあり、熱を持っているような気がした。
「……むしろ、興奮して困るくらいだ」
「……っ♡カイトさんったら……♡」
サオリは頬を染め嬉しそうに目を細めた。
「……わたくしもですわ。……お腹の赤ちゃんに、パパとママが愛し合ってることを……教えてあげないといけませんね……♡」
彼女はベッドに身を横たえカイトを誘うように腕を広げた。
激しい行為はまだ控えるべきだが、愛を確かめ合うための優しい触れ合いは今の二人には何よりも必要な栄養だった。
⚫︎配送完了、そして次なるステップへ
カイトはサオリの隣に横たわり優しく抱き寄せた。
窓の外では朝の光がまぶしく輝いている。
新しい一日の始まり。
そして、新しい人生の始まり。
「……A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)の『配送』もすごいけど、コウノトリの配送も侮れないな」
「ふふっ。……最高のプレゼントですわね♡」
二人は指を絡ませ合い幸せな余韻に浸った。
【システム通知:家族メンバーが1名追加される予定です】
【必要物資のリストアップを開始しますか?】
カイトの脳内に、空気を読んだ(あるいは読みすぎた)通知が流れる。
ベビーベッド、おむつ、哺乳瓶。
これから用意すべきものは山積みだ。
だが、それすらも楽しみで仕方がない。
「……さて。みんなにも報告しないとな」
「はい。……きっと驚きますわよ?」
サオリが悪戯っぽく笑う。
カイトの正妻として、最初の一歩を踏み出した優越感と、姉妹たちへの少しの申し訳なさ。
リゾートの朝食の席で、爆弾発言が投下されるまであと数十分。
幸せな騒動の予感を抱きつつ、カイトは愛する妻とまだ見ぬ我が子を強く抱きしめた。
その日の朝はいつも通りの穏やかな光の中で始まった。
魔王城リゾートのプライベートエリアにあるキッチン。
カイトとヒロインたちの朝食を作るため、サオリはいつものようにエプロンを身に着け包丁を握っていた。
「ふふっ♪今日はカイトさんの好きな出し巻き卵にしましょうか……♡」
鼻歌交じりにボウルに卵を割り入れる。
幸せな日常。
カイトの正妻として彼の胃袋を支えることはサオリにとって至福の時間だった。
しかし、異変は突然訪れた。
鍋で味噌汁の出汁を取っていた時だ。
フワリと漂ってきた湯気の匂いが鼻腔をくすぐった瞬間。
「……うッ!?」
サオリの眉間が寄り、口元に手を当てた。
強烈な不快感が、胃の底からせり上がってくる。
いつもなら食欲をそそるはずの出汁の香りが今日はなぜか受け付けない。
「っ、ぅ……気持ち、悪い……」
手から菜箸が滑り落ち、床に転がる音が響いた。
「サオリ!?どうした!」
リビングで新聞(A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)電子版)を読んでいたカイトが異変を察知して飛んできた。
彼はサオリの背中を支え心配そうに顔を覗き込む。
「顔色が真っ青だぞ。……まさか、病気か?」
「いえ……病気ではありませんわ。ただ、急に匂いが……うっ……」
サオリは再び口を押さえシンクに顔を伏せた。
カイトは背中をさすりながら、ふと、ある可能性に思い至った。
数週間前の夜。
彼女が黒いマタニティランジェリーを纏い「今日だ」と確信して挑んだあの子作りの儀式。
「……サオリ。もしかして」
「……はい。……わたくし、確信していますわ」
サオリが顔を上げ潤んだ瞳でカイトを見つめた。
その顔色は悪いが、表情には隠しきれない期待と喜びが滲んでいる。
「あの夜……カイトさんが注いでくださった種が……芽吹いたのです……♡」
カイトの心臓が早鐘を打った。
ついにその時が来たのか。
「……確かめよう。まだ検査薬、残ってるよな?」
「はい。……あの日届いたものが、まだ一本」
「よし。今すぐ検査だ。……朝食なんて後回しでいい」
カイトはサオリの体を抱きかかえるようにして支え、二人で寝室へと向かった。
キッチンに残された出汁の香りが、新しい命の始まりを告げる合図のように漂っていた。
⚫︎バスルームの3分間
寝室の奥にあるバスルーム。
サオリは一度トイレに入り、検査を済ませて出てきた。
その手にはスティック状の『早期妊娠検査薬』が握られている。
「……どうだった?」
「まだ、です。……判定が出るまであと3分ほどかかります」
サオリは震える手でスティックを洗面台の上に置いた。
白いプラスチックの小窓。
そこに赤い線が出るかどうかが、二人の未来を決定づける。
「……カイトさん」
「ん?」
「手を……握っていてくださいますか?」
サオリが不安そうに手を差し出す。
カイトはその手を両手で包み込みギュッと握りしめた。
彼女の手は冷たく、そして小刻みに震えている。
「怖くないよ。……どっちの結果でも俺たちは一緒だ」
「はい……。でも、怖いのです。……もし、わたくしの勘違いだったら……カイトさんをぬか喜びさせてしまったら……」
サオリは聖女としての予知に近い直感を持っていたが、それでも「母親」としての不安は拭えない。
あんなに激しく愛し合った。
あんなに深く注いでもらった。
だからこそ、失敗していた時の絶望が怖い。
「大丈夫だ。……俺も感じたんだ。あの日、確かにお前の中に『命』が入っていくのを」
カイトは彼女を安心させるように肩を抱き寄せた。
サオリはカイトの胸に頭を預け、その鼓動を聞きながら時間を待った。
チッチッチッ……。
時計の秒針の音がやけに大きく聞こえる。
永遠にも感じる3分間。
「……そろそろ、ですわ」
サオリが顔を上げた。
二人の視線が洗面台の上のスティックに注がれる。
「……見よう」
カイトがスティックを手に取った。
判定窓を見る。
そこには――。
くっきりと、鮮やかな**『二本の赤い線(陽性)』**が浮かび上がっていた。
⚫︎涙の報告と、新しい絆
時が止まったようだった。
「…………ぁ」
サオリの唇から吐息のような声が漏れた。
彼女は目を見開き、その二本の線を食い入るように見つめた。
幻覚ではない。
何度瞬きをしてもその線は消えない。
「……あった。……できてる」
カイトの声も震えていた。
ただの線だ。
科学的な反応だ。
だが、それは世界中のどんな魔法よりも神秘的で尊い印だった。
「サオリ。……やったな。赤ちゃんできてるぞ」
カイトがスティックを置き、サオリの方を向いた瞬間。
彼女の大きな瞳から大粒の涙がボロボロと溢れ出した。
「うっ……うぅ……っ!カイトさん……ッ!♡」
サオリはカイトに飛びつきその首にしがみついて泣き崩れた。
「よかった……!本当によかった……!わたくしのお腹に……カイトさんの赤ちゃんが……ッ!」
「ああ。……ありがとうサオリ。俺を父親にしてくれて」
カイトは彼女を強く抱きしめ背中を優しく撫でた。
聖女として世界のために祈っていた彼女が、今はただ一人の「母親」として喜びの涙を流している。
その姿がカイトには何よりも愛おしかった。
「……カイトさん。……わたくしお母さんになれるんですね……?」
「なれるさ。世界一優しくて、綺麗なママになれる」
「……嬉しい……。夢みたいです……♡」
サオリは涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げカイトに口づけをした。
しょっぱい涙の味と甘い愛の味が混ざり合う。
それは情欲のキスではなく、家族としての誓いのキスだった。
⚫︎平らなお腹への愛撫
ひとしきり泣いて少し落ち着いた頃。
カイトはサオリをベッドに座らせ、ひざまずいて彼女のお腹に手を当てた。
まだ服の上からでは分からない平らなお腹。
だが、この奥深くで豆粒のような小さな命が確かに息づいている。
「……ここに、いるんだな」
「はい……♡まだ小さいですけれど……確かに感じます。カイトさんの命がわたくしの中で生きているのを……♡」
サオリはエプロンを外し服を捲り上げた。
露わになる白い肌。
カイトはその神聖な場所に頬を寄せ優しくキスを落とした。
チュッ。
「パパだぞー。……元気に育てよ」
お腹に話しかけるカイトの姿を見てサオリの母性が爆発した。
愛おしさが胸いっぱいに広がり、子宮がキュンと甘く疼く。
「……ふふっ♡聞こえていますわ、きっと。……パパの声を聞いて、喜んで動いた気がしますもの」
「まだ早すぎるだろ」
「いいえ。……この子はカイトさんの子ですもの。きっと天才に決まっていますわ♡」
親バカならぬママバカがすでに始まっている。
サオリはカイトの頭を抱き寄せ自分の胸に押し付けた。
「カイトさん……。これからお腹が大きくなって……体型も崩れてしまうかもしれません。……それでも、愛してくださいますか?」
女性としての不安。
だがカイトは即答した。
「当たり前だろ。……お腹が大きくなればなるほど、お前は美しくなる。……俺との愛の証をその体で表現してくれるんだからな」
カイトの手がお腹から胸へと這い上がる。
妊娠の影響か、心なしか以前よりも張りがあり、熱を持っているような気がした。
「……むしろ、興奮して困るくらいだ」
「……っ♡カイトさんったら……♡」
サオリは頬を染め嬉しそうに目を細めた。
「……わたくしもですわ。……お腹の赤ちゃんに、パパとママが愛し合ってることを……教えてあげないといけませんね……♡」
彼女はベッドに身を横たえカイトを誘うように腕を広げた。
激しい行為はまだ控えるべきだが、愛を確かめ合うための優しい触れ合いは今の二人には何よりも必要な栄養だった。
⚫︎配送完了、そして次なるステップへ
カイトはサオリの隣に横たわり優しく抱き寄せた。
窓の外では朝の光がまぶしく輝いている。
新しい一日の始まり。
そして、新しい人生の始まり。
「……A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)の『配送』もすごいけど、コウノトリの配送も侮れないな」
「ふふっ。……最高のプレゼントですわね♡」
二人は指を絡ませ合い幸せな余韻に浸った。
【システム通知:家族メンバーが1名追加される予定です】
【必要物資のリストアップを開始しますか?】
カイトの脳内に、空気を読んだ(あるいは読みすぎた)通知が流れる。
ベビーベッド、おむつ、哺乳瓶。
これから用意すべきものは山積みだ。
だが、それすらも楽しみで仕方がない。
「……さて。みんなにも報告しないとな」
「はい。……きっと驚きますわよ?」
サオリが悪戯っぽく笑う。
カイトの正妻として、最初の一歩を踏み出した優越感と、姉妹たちへの少しの申し訳なさ。
リゾートの朝食の席で、爆弾発言が投下されるまであと数十分。
幸せな騒動の予感を抱きつつ、カイトは愛する妻とまだ見ぬ我が子を強く抱きしめた。
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