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後日譚 聖女の祈りと、新しい命の鼓動
正妻の凱旋 ~そのお腹には、愛と勝利が詰まっている~
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⚫︎嵐の前の静かな朝食
陽性反応を確認し、涙の抱擁を交わした翌朝。
リゾートのプライベートダイニングには、いつものようにカイトと5人のヒロインたちが集まっていた。
「んむ!今朝のパンケーキも絶品じゃな!メープルシロップ増量じゃ!」
「魔王様、かけすぎです。……糖分過多は肌荒れの原因になりますよ
「アタシはソーセージもっと欲しいにゃ!ご主人様、あーん!」
「……本日のスケジュール確認。午前中は予約システムのメンテナンス、午後は……」
ヘルヴィがシロップの海を作り、セラフィナが呆れ、ショコラがカイトに甘え、ユミがタブレット片手にコーヒーを啜る。
平和で賑やかないつもの光景。
だが、その中心にいるカイトとその隣に座るサオリだけはどこか浮世離れした穏やかなオーラを纏っていた。
特にサオリだ。
今日の彼女は何かが違う。
肌は内側から発光するように艶やかで、纏っている雰囲気は慈愛に満ちている。
そして時折、チラリと自分の平らなお腹に視線を落とし、ふふっと余裕の笑みをこぼしているのだ。
「……サオリ?何か良いことでもありましたの?」
鋭い直感を持つセラフィナがナイフを置いて尋ねた。
「ええ……とても良いことがありましたわ」
サオリは紅茶のカップをソーサーに置き全員を見渡した。
その瞳には、隠しきれない「優越感」と仲間への「愛」が同居している。
「皆様。……少し、お箸を止めて聞いてくださいますか?」
場が静まる。
全員の視線がサオリに集まる。
カイトは少し照れくさそうに、でも誇らしげにサオリの腰に手を回した。
サオリは一度深呼吸をし、そして爆弾を投下した。
「……わたくし、カイトさんの子供を授かりましたの♡」
⚫︎阿鼻叫喚と、祝福の嵐
「「「「…………は?」」」」
4人の声が重なった。
数秒の静寂。
鳥のさえずりだけが聞こえる。
そして――。
ガタッ!!
「な、な、なんじゃとぉぉぉぉぉッ!!??」
最初に反応したのはヘルヴィだった。
椅子を蹴倒して立ち上がりポテチを落として絶叫した。
「こ、子供!?赤子か!?カイトとの!?」
「はい。……ここに新しい命が宿りましたわ♡」
サオリは両手でお腹を撫で、聖母のような(そしてドヤ顔の)笑みを浮かべた。
その瞬間ダイニングは戦場と化した。
「にゃあぁぁぁぁッ!!ズルいにゃ!ズルいにゃ!アタシが一番乗りだと思ってたのにぃッ!」
ショコラが地団駄を踏み尻尾を逆立てて悔しがる。
「……計算外。私の排卵予測アルゴリズムでは確率的に私が先のはずだったのに……。くっ、聖女の『祈り(執念)』という変数を甘く見ていた……!」
ユミが悔しそうに眼鏡を押し上げる。
「なんと……!エルフより先にできるとは……!ぐぬぬ、しかし……美しい話じゃ!悔しいが美しいのじゃ!」
セラフィナがハンカチを噛み締めて身悶えする。
嫉妬、羨望、焦り。
ヒロインたちの感情が爆発する中、サオリは余裕しゃくしゃくで紅茶を啜った。
「ふふっ♡ごめんなさいね。……カイトさんの『一番』を頂いてしまって。……でも、皆様もすぐに続けばよろしいのではなくて?わたくし、先輩ママとしてアドバイスさせていただきますわよ?」
完璧なマウント。
正妻としての威厳を見せつけられヒロインたちは言葉もない。
だが次の瞬間、ヘルヴィが真っ先にサオリの元へ駆け寄った。
「……で、でも!でかしたぞサオリ!カイトの血筋が増えるのは良いことじゃ!」
ヘルヴィはサオリのお腹に恐る恐る手を伸ばした。
「……ここに、おるのか?カイトの子供が」
「ええ。まだ豆粒くらいですけれど」
「……すごい。温かいのじゃ」
ヘルヴィの言葉を皮切りに全員がわらわらと集まってきた。
「アタシも触る!……うぅ、悔しいけど……おめでとうにゃ!」
「……バイタル安定。母子ともに健康ね。……おめでとうサオリ。元気な子を産んで」
「うむ。エルフ秘伝の安産のお守りを作ってやろう。……よくやったなサオリ」
嫉妬はあれど、それ以上に彼女たちは「家族」だった。
カイトとサオリの子供はこのハーレムにとっても希望の光だ。
みんなに囲まれ、お腹を撫で回されるサオリは涙ぐみながら満面の笑みを浮かべた。
「ありがとうございます……!皆様に愛されて生まれてくるこの子は本当に幸せ者ですわ……♡」
カイトはその光景を見ながら、心から安堵し幸せを噛み締めていた。
(……騒がしいけど最高の家族だな)
◇
⚫︎数ヶ月後:A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)とマタニティライフ
季節が二つ巡り、魔王城リゾートに穏やかな秋が訪れた頃。
サオリのお腹は、誰が見ても分かるほど大きく丸く膨らんでいた。
「よいしょ……ふぅ……」
サオリがソファに腰を下ろすとカイトがすかさずクッションを背中に差し込む。
「無理するなよ、サオリ。……腰、痛くないか?」
「ええ、大丈夫ですわ。……カイトさんが取り寄せてくれた『抱き枕』と『骨盤ベルト』のおかげでとても楽ですもの」
部屋にはA_ma_zon(アー・マ・ゾーン)から届いた育児グッズやマタニティ用品が増えていた。
ノンカフェインのハーブティー、妊娠線予防の高級クリーム、胎教のためのクラシック音楽スピーカー。 カイトの過保護なまでのサポートによりサオリは快適な妊婦生活を送っていた。
しかし、快適さと引き換えに彼女の中にはある「渇き」が生まれていた。
「……カイトさん」
「ん?何か飲むか?」
「いいえ。……あの」
サオリは上目遣いでカイトを見つめた。
妊娠ホルモンの影響か、彼女の肌は以前にも増して艶めかしく、体からは濃厚な母乳のような甘い匂いが漂っている。
「……最近、してくれませんね」
「え?」
「……えっち、ですわ」
カイトは言葉に詰まった。
お腹が大きくなってからは、体を気遣って添い寝だけにしていたのだ。
「だって、お腹が苦しいだろ?もし何かあったら……」
「お医者様(ユミの診断)でも、安定期なら大丈夫だと言っていましたわ。……それに」
サオリはカイトの手を取り自分の膨らんだ胸へと導いた。
ずっしりと重みを増した乳房。
「……体中が、カイトさんを求めて疼くのです。……赤ちゃんもパパに会いたいって言っていますわ……♡」
その妖艶な表情にカイトの理性が弾け飛んだ。
妊婦特有の神々しさと、どうしようもない色気。
断れるはずがなかった。
「……優しくするからな」
「はい……♡ 優しく、深く……愛してくださいまし……♡」
⚫︎妊婦セックス:膨らむお腹と溢れる母乳
寝室のベッド。
サオリは後ろ向きになり「後背位」の体勢を取っていた。
これならお腹を圧迫せず、深く繋がることができる。
サオリが着ているのは、以前子作りの時に着た『マタニティランジェリー』だが、今はそのシルエットが劇的に変わっている。
平らだったお腹部分はパンパンに張り詰め美しい弧を描いている。
胸元からはサイズアップした乳房が溢れ出しそうだ。
「……大きくなったな、お腹」
カイトは後ろから抱きしめ大きなお腹を愛おしそうに撫でた。
手のひらに伝わる温かさと重み。
そして時折、ポコンと内側から蹴られる感覚。
「ふふっ♡カイトさんの手が気持ちいいみたい……。よく動いていますわ
「元気だなあ。……ママをいじめるなよ?」
カイトはサオリの耳元にキスをし、ランジェリーの胸元を寛げた。
露わになった乳房には、青い静脈が透けて見え、
乳輪は以前より濃い色に変化している。
「胸もパンパンだ」
「……はい。もう準備が始まっていて……張って、痛いのです……」
カイトが乳首を指で摘むとサオリがビクンと震えた。
「んぁっ……♡そこ、今……すごく敏感で……♡
「マッサージしてやるよ」
カイトは乳房全体を揉みほぐし、乳頭を優しく吸った。
ジュルッ……。
「ひゃうッ!?あ、あぁ……ッ!♡吸われ……ッ!出る、出ちゃいます……ッ!♡」
カイトが舌で刺激すると乳頭からジンワリと白い液体が滲み出した。
初乳だ。
「……甘い。ミルクの味がする」
「あぁ……恥ずかしい……♡赤ちゃんより先にカイトさんに飲まれてしまうなんて……♡」
「いいじゃないか。俺が毒見役だ」
胸を愛撫されながら、サオリの下半身が濡れていくのが分かった。
妊婦の体は、血流が増え、感度が上がっている。
蜜が太ももを伝い、シーツを汚していく。
「……入れて。カイトさん……早くここに入れて……♡」
サオリが片足を上げカイトを誘う。
カイトは彼女の太ももの間に体を滑り込ませた。
「入れるぞ……」
ズプッ……。
「ん、あぁ……ッ!♡」
ゆっくりと、慎重に。
結合の瞬間、サオリは深いため息を漏らした。
お腹に赤ちゃんがいる状態でその父親を受け入れる。
この上ない背徳感と、安心感。
「はぁ、ぁ……♡すごい……満たされてるのに、もっと満たされる……♡パパと、赤ちゃんと、サンドイッチになってますわ……♡」
「苦しくないか?」
「いいえ……幸せです……♡もっと奥まで……」
カイトはゆっくりと腰を動かした。
激しいピストンではない。
波のように優しく、しかし確実に最奥を愛でる動き。
「あッ、んぅ……ッ♡そこ、響きます……♡お腹の赤ちゃんもパパが来たって……喜んで……♡」
サオリは大きなお腹を自分で抱きしめながらカイトの愛を受け止めた。
子宮が押されるたびに脳髄が痺れるような快感が走る。
「カイトさん、カイトさん……♡わたくし、幸せなお母さんです……♡こんなに愛されて、こんなに気持ちよくされて……♡」
「俺も幸せだよ、サオリ。……愛してる」
カイトの手がサオリのお腹と胸を同時に愛撫する。
母としての体と、女としての体。
その両方を愛し尽くす。
「あ、あ、ダメ……ッ!高まりが、来ます……ッ!赤ちゃん、ごめんね、ママだけイっちゃう……ッ!♡」
サオリの体が弓なりに反る。
お腹が邪魔をして大きくは動けないが、その分膣内の締め付けが強くなる。
「イッていいんだよ、サオリ!」
「イくッ!イきますッ!あ、あ、あァァァッ……!!!♡♡」
ビクン、ビクンッ!!
サオリの絶頂に合わせてカイトも果てた。
今回は中出しではなく、安全のために外に出したが、それでも魂が混ざり合うような濃厚な結合だった。
「はぁ、はぁ……んぅ……♡」
事後。
カイトの腕の中で、サオリはトロトロに蕩けた表情で大きなお腹を撫でていた。
「……カイトさん。赤ちゃん、ポコポコしてますわ」
「びっくりしたのかな」
「いいえ。……『パパ大好き』って言ってます♡」
二人は微笑み合い静かなキスを交わした。
新しい命の誕生まであと数ヶ月。
この幸せな時間はこれからもずっと続いていく。
陽性反応を確認し、涙の抱擁を交わした翌朝。
リゾートのプライベートダイニングには、いつものようにカイトと5人のヒロインたちが集まっていた。
「んむ!今朝のパンケーキも絶品じゃな!メープルシロップ増量じゃ!」
「魔王様、かけすぎです。……糖分過多は肌荒れの原因になりますよ
「アタシはソーセージもっと欲しいにゃ!ご主人様、あーん!」
「……本日のスケジュール確認。午前中は予約システムのメンテナンス、午後は……」
ヘルヴィがシロップの海を作り、セラフィナが呆れ、ショコラがカイトに甘え、ユミがタブレット片手にコーヒーを啜る。
平和で賑やかないつもの光景。
だが、その中心にいるカイトとその隣に座るサオリだけはどこか浮世離れした穏やかなオーラを纏っていた。
特にサオリだ。
今日の彼女は何かが違う。
肌は内側から発光するように艶やかで、纏っている雰囲気は慈愛に満ちている。
そして時折、チラリと自分の平らなお腹に視線を落とし、ふふっと余裕の笑みをこぼしているのだ。
「……サオリ?何か良いことでもありましたの?」
鋭い直感を持つセラフィナがナイフを置いて尋ねた。
「ええ……とても良いことがありましたわ」
サオリは紅茶のカップをソーサーに置き全員を見渡した。
その瞳には、隠しきれない「優越感」と仲間への「愛」が同居している。
「皆様。……少し、お箸を止めて聞いてくださいますか?」
場が静まる。
全員の視線がサオリに集まる。
カイトは少し照れくさそうに、でも誇らしげにサオリの腰に手を回した。
サオリは一度深呼吸をし、そして爆弾を投下した。
「……わたくし、カイトさんの子供を授かりましたの♡」
⚫︎阿鼻叫喚と、祝福の嵐
「「「「…………は?」」」」
4人の声が重なった。
数秒の静寂。
鳥のさえずりだけが聞こえる。
そして――。
ガタッ!!
「な、な、なんじゃとぉぉぉぉぉッ!!??」
最初に反応したのはヘルヴィだった。
椅子を蹴倒して立ち上がりポテチを落として絶叫した。
「こ、子供!?赤子か!?カイトとの!?」
「はい。……ここに新しい命が宿りましたわ♡」
サオリは両手でお腹を撫で、聖母のような(そしてドヤ顔の)笑みを浮かべた。
その瞬間ダイニングは戦場と化した。
「にゃあぁぁぁぁッ!!ズルいにゃ!ズルいにゃ!アタシが一番乗りだと思ってたのにぃッ!」
ショコラが地団駄を踏み尻尾を逆立てて悔しがる。
「……計算外。私の排卵予測アルゴリズムでは確率的に私が先のはずだったのに……。くっ、聖女の『祈り(執念)』という変数を甘く見ていた……!」
ユミが悔しそうに眼鏡を押し上げる。
「なんと……!エルフより先にできるとは……!ぐぬぬ、しかし……美しい話じゃ!悔しいが美しいのじゃ!」
セラフィナがハンカチを噛み締めて身悶えする。
嫉妬、羨望、焦り。
ヒロインたちの感情が爆発する中、サオリは余裕しゃくしゃくで紅茶を啜った。
「ふふっ♡ごめんなさいね。……カイトさんの『一番』を頂いてしまって。……でも、皆様もすぐに続けばよろしいのではなくて?わたくし、先輩ママとしてアドバイスさせていただきますわよ?」
完璧なマウント。
正妻としての威厳を見せつけられヒロインたちは言葉もない。
だが次の瞬間、ヘルヴィが真っ先にサオリの元へ駆け寄った。
「……で、でも!でかしたぞサオリ!カイトの血筋が増えるのは良いことじゃ!」
ヘルヴィはサオリのお腹に恐る恐る手を伸ばした。
「……ここに、おるのか?カイトの子供が」
「ええ。まだ豆粒くらいですけれど」
「……すごい。温かいのじゃ」
ヘルヴィの言葉を皮切りに全員がわらわらと集まってきた。
「アタシも触る!……うぅ、悔しいけど……おめでとうにゃ!」
「……バイタル安定。母子ともに健康ね。……おめでとうサオリ。元気な子を産んで」
「うむ。エルフ秘伝の安産のお守りを作ってやろう。……よくやったなサオリ」
嫉妬はあれど、それ以上に彼女たちは「家族」だった。
カイトとサオリの子供はこのハーレムにとっても希望の光だ。
みんなに囲まれ、お腹を撫で回されるサオリは涙ぐみながら満面の笑みを浮かべた。
「ありがとうございます……!皆様に愛されて生まれてくるこの子は本当に幸せ者ですわ……♡」
カイトはその光景を見ながら、心から安堵し幸せを噛み締めていた。
(……騒がしいけど最高の家族だな)
◇
⚫︎数ヶ月後:A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)とマタニティライフ
季節が二つ巡り、魔王城リゾートに穏やかな秋が訪れた頃。
サオリのお腹は、誰が見ても分かるほど大きく丸く膨らんでいた。
「よいしょ……ふぅ……」
サオリがソファに腰を下ろすとカイトがすかさずクッションを背中に差し込む。
「無理するなよ、サオリ。……腰、痛くないか?」
「ええ、大丈夫ですわ。……カイトさんが取り寄せてくれた『抱き枕』と『骨盤ベルト』のおかげでとても楽ですもの」
部屋にはA_ma_zon(アー・マ・ゾーン)から届いた育児グッズやマタニティ用品が増えていた。
ノンカフェインのハーブティー、妊娠線予防の高級クリーム、胎教のためのクラシック音楽スピーカー。 カイトの過保護なまでのサポートによりサオリは快適な妊婦生活を送っていた。
しかし、快適さと引き換えに彼女の中にはある「渇き」が生まれていた。
「……カイトさん」
「ん?何か飲むか?」
「いいえ。……あの」
サオリは上目遣いでカイトを見つめた。
妊娠ホルモンの影響か、彼女の肌は以前にも増して艶めかしく、体からは濃厚な母乳のような甘い匂いが漂っている。
「……最近、してくれませんね」
「え?」
「……えっち、ですわ」
カイトは言葉に詰まった。
お腹が大きくなってからは、体を気遣って添い寝だけにしていたのだ。
「だって、お腹が苦しいだろ?もし何かあったら……」
「お医者様(ユミの診断)でも、安定期なら大丈夫だと言っていましたわ。……それに」
サオリはカイトの手を取り自分の膨らんだ胸へと導いた。
ずっしりと重みを増した乳房。
「……体中が、カイトさんを求めて疼くのです。……赤ちゃんもパパに会いたいって言っていますわ……♡」
その妖艶な表情にカイトの理性が弾け飛んだ。
妊婦特有の神々しさと、どうしようもない色気。
断れるはずがなかった。
「……優しくするからな」
「はい……♡ 優しく、深く……愛してくださいまし……♡」
⚫︎妊婦セックス:膨らむお腹と溢れる母乳
寝室のベッド。
サオリは後ろ向きになり「後背位」の体勢を取っていた。
これならお腹を圧迫せず、深く繋がることができる。
サオリが着ているのは、以前子作りの時に着た『マタニティランジェリー』だが、今はそのシルエットが劇的に変わっている。
平らだったお腹部分はパンパンに張り詰め美しい弧を描いている。
胸元からはサイズアップした乳房が溢れ出しそうだ。
「……大きくなったな、お腹」
カイトは後ろから抱きしめ大きなお腹を愛おしそうに撫でた。
手のひらに伝わる温かさと重み。
そして時折、ポコンと内側から蹴られる感覚。
「ふふっ♡カイトさんの手が気持ちいいみたい……。よく動いていますわ
「元気だなあ。……ママをいじめるなよ?」
カイトはサオリの耳元にキスをし、ランジェリーの胸元を寛げた。
露わになった乳房には、青い静脈が透けて見え、
乳輪は以前より濃い色に変化している。
「胸もパンパンだ」
「……はい。もう準備が始まっていて……張って、痛いのです……」
カイトが乳首を指で摘むとサオリがビクンと震えた。
「んぁっ……♡そこ、今……すごく敏感で……♡
「マッサージしてやるよ」
カイトは乳房全体を揉みほぐし、乳頭を優しく吸った。
ジュルッ……。
「ひゃうッ!?あ、あぁ……ッ!♡吸われ……ッ!出る、出ちゃいます……ッ!♡」
カイトが舌で刺激すると乳頭からジンワリと白い液体が滲み出した。
初乳だ。
「……甘い。ミルクの味がする」
「あぁ……恥ずかしい……♡赤ちゃんより先にカイトさんに飲まれてしまうなんて……♡」
「いいじゃないか。俺が毒見役だ」
胸を愛撫されながら、サオリの下半身が濡れていくのが分かった。
妊婦の体は、血流が増え、感度が上がっている。
蜜が太ももを伝い、シーツを汚していく。
「……入れて。カイトさん……早くここに入れて……♡」
サオリが片足を上げカイトを誘う。
カイトは彼女の太ももの間に体を滑り込ませた。
「入れるぞ……」
ズプッ……。
「ん、あぁ……ッ!♡」
ゆっくりと、慎重に。
結合の瞬間、サオリは深いため息を漏らした。
お腹に赤ちゃんがいる状態でその父親を受け入れる。
この上ない背徳感と、安心感。
「はぁ、ぁ……♡すごい……満たされてるのに、もっと満たされる……♡パパと、赤ちゃんと、サンドイッチになってますわ……♡」
「苦しくないか?」
「いいえ……幸せです……♡もっと奥まで……」
カイトはゆっくりと腰を動かした。
激しいピストンではない。
波のように優しく、しかし確実に最奥を愛でる動き。
「あッ、んぅ……ッ♡そこ、響きます……♡お腹の赤ちゃんもパパが来たって……喜んで……♡」
サオリは大きなお腹を自分で抱きしめながらカイトの愛を受け止めた。
子宮が押されるたびに脳髄が痺れるような快感が走る。
「カイトさん、カイトさん……♡わたくし、幸せなお母さんです……♡こんなに愛されて、こんなに気持ちよくされて……♡」
「俺も幸せだよ、サオリ。……愛してる」
カイトの手がサオリのお腹と胸を同時に愛撫する。
母としての体と、女としての体。
その両方を愛し尽くす。
「あ、あ、ダメ……ッ!高まりが、来ます……ッ!赤ちゃん、ごめんね、ママだけイっちゃう……ッ!♡」
サオリの体が弓なりに反る。
お腹が邪魔をして大きくは動けないが、その分膣内の締め付けが強くなる。
「イッていいんだよ、サオリ!」
「イくッ!イきますッ!あ、あ、あァァァッ……!!!♡♡」
ビクン、ビクンッ!!
サオリの絶頂に合わせてカイトも果てた。
今回は中出しではなく、安全のために外に出したが、それでも魂が混ざり合うような濃厚な結合だった。
「はぁ、はぁ……んぅ……♡」
事後。
カイトの腕の中で、サオリはトロトロに蕩けた表情で大きなお腹を撫でていた。
「……カイトさん。赤ちゃん、ポコポコしてますわ」
「びっくりしたのかな」
「いいえ。……『パパ大好き』って言ってます♡」
二人は微笑み合い静かなキスを交わした。
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