【R18】クラス転生で俺のスキルが【万物配送(アー・マ・ゾーン)】?じゃあ勇者が泥水すすってる間に、現代物資で聖女と××します

のびすけ。

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番外編 異世界でハーレム作った俺、嫁と子供10人連れて実家に帰省します

【まずは服を着ろ】実家パニックと、嫁紹介

⚫︎リビングの緊急事態宣言

「あらやだ、夢かしら……」と言い残して気絶した母と、リモコンを握りしめたままフリーズした父。 
そして、リビングの中心には全裸の息子(カイト)と全裸の美少女(ヘルヴィ)、さらにパジャマ姿の美女軍団と異形の特徴を持つ子供たち。

日本の埼玉県にある一軒家はカオスを通り越してシュルレアリスムの絵画のようになっていた。

「……カイトよ。ここが『ニホン』か?なんだか狭いのぅ」

ヘルヴィがカイトの首に腕を回したままキョロキョロと辺りを見回す。 
彼女の体はまだ汗と愛液、そしてカイトが出したばかりの精液でぬらぬらと濡れており、動くたびに甘く卑猥な匂いを撒き散らしている。

「んぁ……♡まだ中、ドロドロする……♡カイトの垂れてきちゃうのじゃ……♡」
「へ、ヘルヴィ!今はそれどころじゃない!離れろ、そして隠せ!」

カイトは慌ててヘルヴィを引き剥がそうとするが、彼女はタコのように吸い付いて離れない。 
そこに他のヒロインたちも状況を理解し始めたようで、悲鳴が上がり始めた。

「きゃあああっ!?わたくし、ネグリジェですわ!こんな格好、殿方の前で……!」 
「……分析不能。空間転移魔法の痕跡なし。ここは……カイトの記憶にある『実家』?」 
「寒いのじゃ!おいカイト、服をよこせ!エルフの美しい肌が冷えてしまう!」 
「にゃう!?知らない匂いがいっぱいにゃ!マーキングするにゃ!」

サオリが恥じらい、ユミが分析し、セラフィナが文句を言い、ショコラがソファに爪を立てようとする。 そして10人の子供たちは「じーじ!」「ばーば!」「お腹すいたー!」と合唱している。

「静かにッ!全員ストップだ!!」

カイトが大声を上げると一瞬だけ場が静まった。 
彼は深呼吸をし震える手でスマホ(A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)端末)を操作した。

「まずは服だ!全員、着替えるぞ!」

【注文確定:メンズ・スウェット上下セット(グレー)】 
【注文確定:レディース・ルームウェア(ワンピースタイプ)×5】 
【注文確定:キッズ・パジャマセット(怪獣柄・プリンセス柄etc)×10】 
【オプション:お急ぎ便(0秒配送)】

フォンッ! 光と共に大量の衣類が入った段ボールが出現した。

「ほら、これを着ろ!ヘルヴィ、お前はまず体を拭け!」 
「むぅ……せっかくカイトの匂いがついておるのに……♡」

ヘルヴィは不満げに頬を膨らませつつも渡されたウェットティッシュ(業務用)で股間を拭き、ワンピースを頭から被った。 
他のメンバーも大急ぎで現代の服に袖を通す。 
サオリは慣れない洋服に戸惑い、セラフィナは「地味じゃな」と文句を言い、ショコラは尻尾を通す穴を自分で空けていた。

数分後。 
なんとか全員が衣服を纏い、人間らしい(?)見た目になったところでカイトは気絶していた母を揺り起こし、父の肩を叩いた。

「……父さん、母さん。起きてくれ。……全部、説明するから」

⚫︎届かなかった手紙の謎

10分後。 
相田家の狭いリビングにはカイトたち16人がぎゅうぎゅう詰めになって座っていた。 
ソファには両親が座り、その対面にカイトと5人の嫁が正座。 
子供たちはカーペットの上で、A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)から取り寄せたお菓子やおもちゃに夢中になっている。

「……つまり。お前は数年前に行方不明になったあと、異世界に転生して……そこで世界を救って、ハーレムを作っていたと?」

父親が信じられないものを見る目でカイトを見た。 
当然の反応だ。

「ああ。……信じられないかもしれないけど事実なんだ。こいつらが証拠だよ」

カイトが後ろの嫁たちを示すと5人は一斉に頭を下げた。

「でも、カイト……。私たち、もう諦めていたのよ?警察にも届けを出して、捜索願も打ち切られて……」

母親が涙ぐむ。 
その言葉にカイトはハッとした。

「え?待ってくれ。……手紙、届いてないのか?」 
「手紙?」 
「ああ。数年前……向こうの世界で落ち着いた頃に、A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)の箱に入れて送ったんだ。『元気でやってる』って手紙と、みんなで撮った写真を」

エピローグでの出来事。 
カイトは確かに、A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)の「返品機能」を使って日本へメッセージを送ったはずだ。 
それが届けば両親も安心していると思っていたのだが。

「……そんなもの一度も届いてないぞ。Amazonの荷物はたまに来るが、お前からの手紙なんて入っていた試しがない」

父親が首を横に振る。 
届いていない? 配送完了の通知は来ていたはずだ。 
カイトは眉をひそめ、隣に座っていたユミ(日本人・理系女子)を見た。

「ユミ。……これ、どういうことだと思う?」 
「……推測だけど、カイトのスキルの仕様の問題ね」

ユミが眼鏡をクイッと押し上げ、冷静に解説を始めた。

「カイトが使ったのは『返品(リターン)』機能でしょ?通常、返品された商品はどこに行くと思う?」 「え?そりゃあ、発送元……あっ」

カイトは気づいた。 
A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)の商品が返品される場所。 
それは「購入者の自宅」ではない。

「……『物流倉庫(フルフィルメントセンター)』か……!」

「正解。カイトが送った手紙と写真は、恐らく千葉県市川市あたりにあるA_ma_zon(アー・マ・ゾーン)の巨大倉庫の『返品受付係』に届いて、処理不能品として廃棄されたか、迷子センターに保管されているわね」

「マジかよ……!だから届いてなかったのか!」

カイトは頭を抱えた。 
感動的な別れの手紙は倉庫のベルトコンベアの上で虚しく処理されていたのだ。 
だがその事実に気づいた瞬間、ユミの目が鋭く光った。

「……でも、これは重要なヒントよ、カイト」 
「ヒント?」 
「ええ。今回の転移はレオンちゃんが誤って『実家の住所』を配送先に指定したから成功した。……つまり、帰る時は逆の手順を踏めばいい」 
「逆の手順……?」 
「異世界へ帰るための『配送先』を、A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)のシステムに認識させればいいのよ。……まあ、詳しい解析は後回し。今は目の前の『クエスト』を片付けましょう」

ユミの視線が呆然としている両親に向けられた。 
まずはこの状況を受け入れてもらうことが先決だ。

⚫︎華麗なる(?)嫁紹介

「……と、とにかく!手紙の件は俺のミスだ。ごめん。でも、今はこうして帰ってきた」

カイトは居住まいを正し両親に向き直った。

「改めて紹介させてくれ。……俺の大切な家族だ」

カイトの言葉を合図に、まずはサオリが進み出た。 
彼女は不慣れなルームウェア姿だが、その所作は完璧な大和撫子のそれだった。 
三つ指をついて深く頭を下げる。

「はじめまして、お義父様、お義母様。……カイトさんの第一夫人を務めております、神宮寺サオリと申します」

「……じ、神宮寺?日本人なのか?」 
「はい。元々は女子高生でしたが、カイトさんと共に異世界へ渡り……向こうでは『聖女』をしておりました」 
「せ、聖女……?」

清楚で美しい黒髪の美女。 
しかも礼儀正しい。 
両親の表情が少し緩む。

「ま、まあ、しっかりしたお嬢さんじゃないか」

次に進み出たのはユミだ。 
彼女はキリッとした表情で挨拶した。

「二番目の妻、相田ユミです。旧姓は高橋。……向こうでは『賢者』として、カイトの領地経営と資産運用を担当しています。カイトの資産は日本円換算で数兆円規模になりますので、老後のご心配には及びません」

「ちょ、兆……!?ゆ、ユミさんも日本人?」 
「はい。カイトとはクラスメイトでした」

現実的な金の話と知的な雰囲気。 
両親はさらに安心した。

「カイトには勿体ないくらいしっかりしてるわね……」

続いて空気が変わった。 
金髪碧眼、長い耳を持つ絶世の美女、セラフィナが優雅に髪をかき上げて前に出た。

「お初にお目にかかる。……わらわはハイエルフの王族、セラフィナじゃ。カイトの第三夫人であり、この美貌の通り、彼の一番の『華』である」

「は、ハイエルフ……?外国の方……いや、耳が……」 
「本物じゃ。触っても良いぞ?」 
「あ、あらやだ、長い……」

母親が恐る恐る耳に触れる。 
異文化(異種族)とのファーストコンタクト。

その横から元気な声が飛び込んできた。 

「次はアタシにゃ!アタシはショコラ!猫獣人にゃ!」

ショコラが四つん這いで近づき、両親の匂いをくんくんと嗅ぐ。 
頭には猫耳、お尻には尻尾。

「カイトのご主人様は、アタシのご主人様にゃ! ……いい匂いするにゃ。鰹節持ってるか?」 
「か、可愛い……。猫ちゃん……?」 
「猫じゃないにゃ!嫁にゃ!夜は激しいんだぞ!」 
「コラッ、ショコラ!余計なこと言うな!」

カイトが慌てて口を塞ぐ。 
そして最後にふんぞり返った態度でヘルヴィが現れた。

「最後は余じゃ。……魔王ヘルヴィ。カイトの正妻(自称)であり、この世の支配者じゃ」

「ま、魔王……!?」 
「うむ。……まあ今は引退して、カイトに養われておるがな。先ほどまでカイトと交尾しておったのは余じゃ。……まだ腰がガクガクしておるわ♡」

「ぶふっ!!」 

父親がお茶を吹き出した。 
魔王発言とあけすけな下ネタ。 
カイトは頭を抱えた。

「……こいつは、ちょっと常識が足りなくて……」

⚫︎孫という最強の平和条約

5人の嫁の紹介が終わり、リビングには微妙な空気が流れていた。 
常識人のサオリとユミはともかく、エルフ、猫、魔王。 受け入れろと言う方が無理がある。

しかし。

「じーじ!ばーば!これ見て!」
「パパのパパ?だっこ!」

お菓子を食べ終えた子供たちが一斉に両親に群がっていった。 
カイトに似た黒髪の子、サオリに似た優しい目の子、耳の長い子、尻尾のある子、翼のある子。 
総勢10人。 
その全員が屈託のない笑顔で「じーじ、ばーば」と呼んでいる。

「こ、これ……みんな、孫なのか?」 
「うん。……俺と、彼女たちの子供だよ」

父親の膝にヘルヴィの息子(レオン)がよじ登る。 
母親の背中にはショコラの娘がおんぶをせがむ。

「……あらやだ、可愛い……」 
「お、おお……。わしに似てるかもしれん……」

理屈ではない。 
「孫」という圧倒的な暴力(可愛さ)。 
数年間、息子を失った悲しみに暮れていた両親にとってこの10倍返しはあまりにも劇薬だった。

「……カイト」 
「はい」 
「よく分からんが……お前、向こうで頑張ったんだな」

父親がレオンの頭を撫でながら、しみじみと言った。

「ああ。……幸せにするために、必死だったよ」 
「そうか。……なら、いい。生きて帰ってきてくれただけで十分だ」

母親も涙を拭いながら子供たちを抱きしめた。

「ご飯、足りるかしら……。お米、5合じゃ足りないわよね」 
「A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)があるから大丈夫だよ、母さん」

こうして相田家のリビングに、奇妙で騒がしい「和解」が訪れた。 
とりあえずの危機は去った。 
だが問題は山積みだ。 
16人の生活スペース、近所の目、そして何より――彼女たちの「日本文化への興味(暴走)」がこれから始まろうとしていた。

「……ねえカイト。わたし行きたいところがあるの」 

ユミが眼鏡を光らせて囁いた。

「……『秋葉原』。あそこで久しぶりに故郷の文化を摂取したいわ」
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