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番外編 異世界でハーレム作った俺、嫁と子供10人連れて実家に帰省します
【ユミの帰郷】秋葉原オタクツアーと実家への挨拶
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⚫︎孫は地球を救う(相田家の平和)
異世界からの大転移騒動から数時間が経過した、日曜日の夕方。
相田家のリビングはいつもの静寂が嘘のように、活気と笑顔、そして美味しそうな匂いに満ちていた。
「じーじ!これなに?くろいやつ!」
「これは海苔巻きだよ。……ほらレオンくん、あーん」
「あーん!……んー!おいちー!」
カイトの父(じーじ)の膝の上にはヘルヴィの息子であるレオンが座り、海苔巻きを頬張っている。
その横ではショコラの双子の娘たちが、母(ばーば)の肩たたきをしていた。
「ばーば、ここ凝ってるにゃ?アタシがほぐしてあげるにゃ!」
「あらあら、上手ねぇ……。猫ちゃんの手は温かくて気持ちいいわぁ」
カイトの両親は完全に陥落していた。
当初のショックはどこへやら、目の前にいる10人の孫たちの可愛さにメロメロである。
角が生えていようが、耳があろうが、関係ない。
「孫」という存在は理屈を超えた最強の癒やしコンテンツだったのだ。
テーブルの上にはカイトがA_ma_zon(アー・マ・ゾーン)で取り寄せた「特上寿司桶(50人前)」や「オードブル」、そして母の手作りの唐揚げや煮物が所狭しと並んでいる。
16人の大家族+両親の計18人での大宴会だ。
「……美味ですわ。お義母様の煮物、優しい味がします」
「んむ!この『マグロ』という魚、魔界のドラゴン肉より美味いぞ!」
「アタシは唐揚げ派にゃ!カリカリジューシーだにゃ!」
サオリはお茶を淹れ、ヘルヴィは寿司を貪り、ショコラは唐揚げタワーを攻略している。
カイトはビールを片手にその光景を眺めて安堵の息をついた。
「……なんとかなったな」
「ええ。お義父様もお義母様も、順応性が高くて助かりました」
隣で烏龍茶を飲むユミが冷静に分析する。
彼女の膝の上には、彼女とカイトの息子――3歳にしてすでに知的な光を宿し、なぜか子供用伊達メガネをかけた男の子『ケント』が座り、タブレットで「日本の経済動向」をチェックしていた。
「……しかしカイト。問題は『寝床』よ」
「あ、そうだった」
実家は一般的な4LDK。
両親の部屋を除けば、空いているのはカイトの元部屋と客間くらい。
大人6人と子供10人が寝るには、物理的にスペースが足りない。
「近くのホテルを取るか?でも、この人数の身分証がないし……」
「無駄な出費は避けるべきよ。……カイト、庭があるじゃない」
「庭って……車1台分のスペースと猫の額ほどの家庭菜園だぞ?」
「『縦』に使えばいいのよ」
ユミが眼鏡を光らせた。
カイトはニヤリと笑った。
そうだった。
俺には【万物配送】がある。
⚫︎一夜城ならぬ、一夜コンテナマンション
宴もたけなわの夜20時。
カイトは家族を庭に集めた。
「よし、今夜の寝床を作るぞ。……ご近所さんには見えないように、ユミとセラフィナ、頼む」
「了解。光学迷彩結界、展開」
「うむ。精霊の霧で包んでしまおう」
魔法で周囲からの認識を阻害した後、カイトはスマホを操作した。
【注文:連結式コンテナハウス(内装済み・バス・トイレ付)×5基】
【オプション:積層用ジョイント、外階段ユニット】
【配送:お急ぎ便】
ズズズズンッ……!
静かな振動と共に庭の空きスペースに次々とコンテナが積み上がっていく。
1階、2階、3階……あっという間に、5階建てのモダンな「コンテナマンション」が完成した。
黒い金属の外壁に、大きな窓。
内装は北欧風のおしゃれなデザインだ。
「す、すごい……!魔法みたいね(魔法以上よ)」
両親が口を開けて見上げている。
「1階はショコラ一家、2階はセラフィナ、3階はヘルヴィ、4階はユミ、5階はサオリな。俺は実家の自室で寝るけど、何かあったら呼んでくれ」
「えーっ!カイトと一緒に寝たいにゃ!」
「今日は我慢しろ。……狭いベッドでギュウギュウ詰めになるぞ」
こうして、埼玉県の住宅街のど真ん中に認識阻害魔法のかかった異世界ハーレム専用マンションが爆誕した。
◇
翌朝。
朝食の席で、これからの予定についての家族会議が開かれた。
異世界への帰還方法はユミが解析中だが、せっかく日本に来たのだ。
楽しまない手はない。
「……提案があるわ」
ユミが手を挙げた。
「全員で動くと目立つし、迷子も出る。……今日からは日替わりで、一人が『リーダー』となって、カイトとデート(&家族サービス)をするというのはどう?」
「賛成じゃ!余はゲームセンターに行きたい!」
「アタシは美味しいお魚が食べたいにゃ!」
「わたくしは……久しぶりに母校を見てみたいですわ」
みんなの要望が出揃う中、ユミが眼鏡をクイッと押し上げた。
「では、言い出しっぺの私から行かせてもらうわ。……私には、どうしても行かねばならない『聖地』と、果たすべき『挨拶』があるから」
⚫︎賢者の聖地巡礼(アキバ・ツアー)
午前10時。
カイト、ユミ、そして息子のケントの3人は電車に揺られて都内へと向かっていた。
他のメンバーは実家とコンテナハウスでお留守番(という名の、現代家電満喫タイム)だ。
ユミの服装は、A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)で新調した「理系女子風オフィスカジュアル」。
タイトなスカートから伸びる黒タイツの脚が、知的な色気を醸し出している。
「……懐かしい空気。湿度、匂い、騒音……これぞ日本ね」
「ユミ、嬉しそうだな」
「当然よ。……異世界には魔法はあるけど、『萌え』と『半導体』が足りなかったの」
秋葉原駅に降り立った瞬間、ユミの表情が輝いた。
電気街口を出て、ラジオ会館を見上げた彼女はまるで神殿を拝む信徒のように目を細めた。
「……ただいま、アキバ」
「ママ、ここはなんのまち?」
「ケント、よく聞きなさい。ここは世界の叡智と欲望が集まる聖なる都よ」
そこからのユミは水を得た魚のようだった。
まずはPCパーツショップへ。
「RTX 5090……!夢のグラフィックボード……!カイト、これ5枚注文!」
「5枚!?異世界でマイニングでもする気か!?」
「AI学習用よ。……魔導演算とディープラーニングを組み合わせれば新しい魔法が作れるわ」
次は同人ショップへ。
「……素晴らしい。この薄い本一冊に込められた情熱と性癖……。研究資料として『全ジャンル』確保よ」 「おい、子供の前で18禁コーナーに行くな」
そして、メイドカフェへ。
「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様!」
「……興味深い。『萌え』という概念を音声と動作で具現化し、付加価値として提供するビジネスモデル……。魔王城のサービスにも導入すべきね」
「メモ取るな。楽しめよ」
ランチは牛丼屋で「紅生姜山盛り」を堪能し、ゲーセンで最新の音ゲーを完全制覇。
カイトは荷物持ちとして大量の紙袋(フィギュア、パーツ、本)を抱えながらも、久しぶりに見るユミの「オタク全開」な笑顔に癒やされていた。
「……ありがとう、カイト。充電完了よ」
「満足したか?」
「ええ。……物欲はね。あとは……」
ユミの表情がふと真面目なものに変わった。
彼女は息子のケントの手をギュッと握りしめた。
「……ケジメを、つけに行きましょう」
⚫︎高橋家の涙と、天才児の挨拶
夕方。
カイトたちは都内にあるユミの実家――高橋家を訪れていた。
厳格な父と、教育熱心な母。
かつてユミが「行方不明」になった時、どれほど心配しただろうか。
ピンポーン。
インターホンを押す指が震える。
「……はい」
「……お母さん。……ユミです」
数分後。
玄関先でユミの母親はへたり込み、父親は言葉を失って立ち尽くしていた。
死んだと思っていた娘が、立派な女性になって帰ってきたのだ。
「ユミ……っ!本当にユミなのか……っ!」
「ごめんなさい、お父さん、お母さん。……心配かけて」
ユミも涙を流し両親と抱き合った。
そして、後ろに隠れていたケントを前に出した。
「……紹介します。私の息子、ケントです」
「……はじめまちて。ケントです」
ケントは3歳とは思えない冷静さで、伊達メガネの位置を直し、ペコリと頭を下げた。
「おじいさま、おばあさま。……遺伝子検査の結果を見せましょうか?間違いなくお二人の孫です」 「な、なんて賢そうな子なんだ……!」
「ユミの小さい頃にそっくりだわ……!」
孫の知的な可愛さに、厳格だった両親の涙腺も崩壊した。
カイトも土下座して挨拶し、最初は「どこの馬の骨だ」と睨まれたが、ケントが「パパは異世界で英雄です。年収は国家予算並みです」とフォロー(?)したことでなんとか認められた。
短い時間だったが、空白の数年間を埋めるような温かい再会の時が流れた。
⚫︎魔法少女の夜、コンテナハウスにて
その日の夜。
カイトの実家の庭に建つ、コンテナハウスの4階・ユミの部屋。
ケントが遊び疲れて眠った後、カイトとユミは二人きりになっていた。
「……今日は疲れたな。でも、行けてよかったよ」
「ええ。……胸のつかえが取れたわ」
ユミは窓の外、日本の夜景を眺めながらゆっくりと服を脱ぎ始めた。
オフィスカジュアルのブラウスが落ち、タイトスカートが滑り落ちる。
「……ねえ、カイト。秋葉原でもう一つ買ったものがあるの」
「え?」
ユミが紙袋から取り出したのは、フリルがいっぱいのピンク色の衣装。
そう、秋葉原のコスプレショップで購入した**『魔法少女コスチューム(露出度高め)』**だ。
「……ユミ、それ」
「……憧れだったのよ。異世界では『賢者』なんて堅苦しいローブばかりだったし」
ユミは恥ずかしそうに頬を染めながらその衣装に着替えた。
短いスカートから伸びる白衣のようなガーターベルト。
胸元が大きく開いたビスチェ。
知的な眼鏡とのギャップが、破壊的なエロさを生んでいる。
「……変、かしら?」
「いや……最高に似合ってる。似合いすぎてて怖い」
「ふふっ。……じゃあ、魔法少女ユミの『魔力充填』手伝ってくれる?」
ユミはベッドにカイトを押し倒し、さらに紙袋から怪しげな箱を取り出した。
『最新型・アプリ連動バイブ』と『遠隔ローター』。
「日本の技術力……試させてもらうわ」
ユミは自らスカートを捲り上げ、ピンク色のローターを秘部のクリトリスに押し当てた。
そして、バイブをゆっくりと挿入していく。
「んッ……!♡ぁ……異世界の魔道具より……振動が細かい……♡」
スイッチ・オン。 ブブブブブ……!
「ひゃうッ!?あ、あ、すごッ……!ダイレクトに、来るぅッ!♡」
ユミがガクガクと震えカイトにしがみつく。
賢者の冷静な表情が一瞬で快楽に染まる。
「カイト……このスマホで操作して……♡私の快感を貴方がコントロールして……♡」
「いいのか?……じゃあ、最強モードだ」
カイトがアプリの『MAX』ボタンを押す。
「アギッ、あ、あ、あ゛ッ!♡脳が、揺れるぅッ!思考回路、ショートするぅッ!♡」
ユミは白目を剥きよだれを垂らして絶叫した。
魔法少女の衣装が乱れ、ガーターベルトが食い込む。
「カイトの……カイトの『杖(アレ)』も欲しいッ!おもちゃじゃ足りないッ!本物の魔力(精子)を注いでぇッ!♡」
「望み通りだ、魔法少女!」
カイトはバイブを引き抜き、自身の剛直を叩き込んだ。
ズドォォォンッ!!
「ンアアアッ!!♡太いッ!やっぱり生が一番ッ!日本の夜に溶けちゃうぅッ!♡」
激しいピストン。
ユミは「あへぇ、あへぇ」とIQの低い声を上げながらカイトの腰に脚を絡ませた。
「出してッ!中に出してッ!日本記念にたっぷりとぉッ!♡」
「イくぞ、ユミッ!」
ドピュッ、ドピュルルルッ……!!
「魔力充填んんんんんッ!!!♡♡♡」
ユミの絶頂と共に大量の白濁が魔法少女の胎内に注がれた。
彼女はビクビクと痙攣し、ダブルピースで天を仰いだ。
眼鏡が曇り、そこには幸せな未来だけが映っていた。
◇
翌朝。
スッキリした顔で朝食の席に着いたユミは両親に宣言した。
「……分析完了。やはり日本の技術(おもちゃ)は世界一よ」
「え?なんの話だ?」
「ふふ、大人の話よ」
次は誰の番か。
セラフィナが待ちきれない様子で金髪を揺らしていた。
「次はわらわじゃ!日本のファッション界を震撼させてやるぞ!」
異世界からの大転移騒動から数時間が経過した、日曜日の夕方。
相田家のリビングはいつもの静寂が嘘のように、活気と笑顔、そして美味しそうな匂いに満ちていた。
「じーじ!これなに?くろいやつ!」
「これは海苔巻きだよ。……ほらレオンくん、あーん」
「あーん!……んー!おいちー!」
カイトの父(じーじ)の膝の上にはヘルヴィの息子であるレオンが座り、海苔巻きを頬張っている。
その横ではショコラの双子の娘たちが、母(ばーば)の肩たたきをしていた。
「ばーば、ここ凝ってるにゃ?アタシがほぐしてあげるにゃ!」
「あらあら、上手ねぇ……。猫ちゃんの手は温かくて気持ちいいわぁ」
カイトの両親は完全に陥落していた。
当初のショックはどこへやら、目の前にいる10人の孫たちの可愛さにメロメロである。
角が生えていようが、耳があろうが、関係ない。
「孫」という存在は理屈を超えた最強の癒やしコンテンツだったのだ。
テーブルの上にはカイトがA_ma_zon(アー・マ・ゾーン)で取り寄せた「特上寿司桶(50人前)」や「オードブル」、そして母の手作りの唐揚げや煮物が所狭しと並んでいる。
16人の大家族+両親の計18人での大宴会だ。
「……美味ですわ。お義母様の煮物、優しい味がします」
「んむ!この『マグロ』という魚、魔界のドラゴン肉より美味いぞ!」
「アタシは唐揚げ派にゃ!カリカリジューシーだにゃ!」
サオリはお茶を淹れ、ヘルヴィは寿司を貪り、ショコラは唐揚げタワーを攻略している。
カイトはビールを片手にその光景を眺めて安堵の息をついた。
「……なんとかなったな」
「ええ。お義父様もお義母様も、順応性が高くて助かりました」
隣で烏龍茶を飲むユミが冷静に分析する。
彼女の膝の上には、彼女とカイトの息子――3歳にしてすでに知的な光を宿し、なぜか子供用伊達メガネをかけた男の子『ケント』が座り、タブレットで「日本の経済動向」をチェックしていた。
「……しかしカイト。問題は『寝床』よ」
「あ、そうだった」
実家は一般的な4LDK。
両親の部屋を除けば、空いているのはカイトの元部屋と客間くらい。
大人6人と子供10人が寝るには、物理的にスペースが足りない。
「近くのホテルを取るか?でも、この人数の身分証がないし……」
「無駄な出費は避けるべきよ。……カイト、庭があるじゃない」
「庭って……車1台分のスペースと猫の額ほどの家庭菜園だぞ?」
「『縦』に使えばいいのよ」
ユミが眼鏡を光らせた。
カイトはニヤリと笑った。
そうだった。
俺には【万物配送】がある。
⚫︎一夜城ならぬ、一夜コンテナマンション
宴もたけなわの夜20時。
カイトは家族を庭に集めた。
「よし、今夜の寝床を作るぞ。……ご近所さんには見えないように、ユミとセラフィナ、頼む」
「了解。光学迷彩結界、展開」
「うむ。精霊の霧で包んでしまおう」
魔法で周囲からの認識を阻害した後、カイトはスマホを操作した。
【注文:連結式コンテナハウス(内装済み・バス・トイレ付)×5基】
【オプション:積層用ジョイント、外階段ユニット】
【配送:お急ぎ便】
ズズズズンッ……!
静かな振動と共に庭の空きスペースに次々とコンテナが積み上がっていく。
1階、2階、3階……あっという間に、5階建てのモダンな「コンテナマンション」が完成した。
黒い金属の外壁に、大きな窓。
内装は北欧風のおしゃれなデザインだ。
「す、すごい……!魔法みたいね(魔法以上よ)」
両親が口を開けて見上げている。
「1階はショコラ一家、2階はセラフィナ、3階はヘルヴィ、4階はユミ、5階はサオリな。俺は実家の自室で寝るけど、何かあったら呼んでくれ」
「えーっ!カイトと一緒に寝たいにゃ!」
「今日は我慢しろ。……狭いベッドでギュウギュウ詰めになるぞ」
こうして、埼玉県の住宅街のど真ん中に認識阻害魔法のかかった異世界ハーレム専用マンションが爆誕した。
◇
翌朝。
朝食の席で、これからの予定についての家族会議が開かれた。
異世界への帰還方法はユミが解析中だが、せっかく日本に来たのだ。
楽しまない手はない。
「……提案があるわ」
ユミが手を挙げた。
「全員で動くと目立つし、迷子も出る。……今日からは日替わりで、一人が『リーダー』となって、カイトとデート(&家族サービス)をするというのはどう?」
「賛成じゃ!余はゲームセンターに行きたい!」
「アタシは美味しいお魚が食べたいにゃ!」
「わたくしは……久しぶりに母校を見てみたいですわ」
みんなの要望が出揃う中、ユミが眼鏡をクイッと押し上げた。
「では、言い出しっぺの私から行かせてもらうわ。……私には、どうしても行かねばならない『聖地』と、果たすべき『挨拶』があるから」
⚫︎賢者の聖地巡礼(アキバ・ツアー)
午前10時。
カイト、ユミ、そして息子のケントの3人は電車に揺られて都内へと向かっていた。
他のメンバーは実家とコンテナハウスでお留守番(という名の、現代家電満喫タイム)だ。
ユミの服装は、A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)で新調した「理系女子風オフィスカジュアル」。
タイトなスカートから伸びる黒タイツの脚が、知的な色気を醸し出している。
「……懐かしい空気。湿度、匂い、騒音……これぞ日本ね」
「ユミ、嬉しそうだな」
「当然よ。……異世界には魔法はあるけど、『萌え』と『半導体』が足りなかったの」
秋葉原駅に降り立った瞬間、ユミの表情が輝いた。
電気街口を出て、ラジオ会館を見上げた彼女はまるで神殿を拝む信徒のように目を細めた。
「……ただいま、アキバ」
「ママ、ここはなんのまち?」
「ケント、よく聞きなさい。ここは世界の叡智と欲望が集まる聖なる都よ」
そこからのユミは水を得た魚のようだった。
まずはPCパーツショップへ。
「RTX 5090……!夢のグラフィックボード……!カイト、これ5枚注文!」
「5枚!?異世界でマイニングでもする気か!?」
「AI学習用よ。……魔導演算とディープラーニングを組み合わせれば新しい魔法が作れるわ」
次は同人ショップへ。
「……素晴らしい。この薄い本一冊に込められた情熱と性癖……。研究資料として『全ジャンル』確保よ」 「おい、子供の前で18禁コーナーに行くな」
そして、メイドカフェへ。
「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様!」
「……興味深い。『萌え』という概念を音声と動作で具現化し、付加価値として提供するビジネスモデル……。魔王城のサービスにも導入すべきね」
「メモ取るな。楽しめよ」
ランチは牛丼屋で「紅生姜山盛り」を堪能し、ゲーセンで最新の音ゲーを完全制覇。
カイトは荷物持ちとして大量の紙袋(フィギュア、パーツ、本)を抱えながらも、久しぶりに見るユミの「オタク全開」な笑顔に癒やされていた。
「……ありがとう、カイト。充電完了よ」
「満足したか?」
「ええ。……物欲はね。あとは……」
ユミの表情がふと真面目なものに変わった。
彼女は息子のケントの手をギュッと握りしめた。
「……ケジメを、つけに行きましょう」
⚫︎高橋家の涙と、天才児の挨拶
夕方。
カイトたちは都内にあるユミの実家――高橋家を訪れていた。
厳格な父と、教育熱心な母。
かつてユミが「行方不明」になった時、どれほど心配しただろうか。
ピンポーン。
インターホンを押す指が震える。
「……はい」
「……お母さん。……ユミです」
数分後。
玄関先でユミの母親はへたり込み、父親は言葉を失って立ち尽くしていた。
死んだと思っていた娘が、立派な女性になって帰ってきたのだ。
「ユミ……っ!本当にユミなのか……っ!」
「ごめんなさい、お父さん、お母さん。……心配かけて」
ユミも涙を流し両親と抱き合った。
そして、後ろに隠れていたケントを前に出した。
「……紹介します。私の息子、ケントです」
「……はじめまちて。ケントです」
ケントは3歳とは思えない冷静さで、伊達メガネの位置を直し、ペコリと頭を下げた。
「おじいさま、おばあさま。……遺伝子検査の結果を見せましょうか?間違いなくお二人の孫です」 「な、なんて賢そうな子なんだ……!」
「ユミの小さい頃にそっくりだわ……!」
孫の知的な可愛さに、厳格だった両親の涙腺も崩壊した。
カイトも土下座して挨拶し、最初は「どこの馬の骨だ」と睨まれたが、ケントが「パパは異世界で英雄です。年収は国家予算並みです」とフォロー(?)したことでなんとか認められた。
短い時間だったが、空白の数年間を埋めるような温かい再会の時が流れた。
⚫︎魔法少女の夜、コンテナハウスにて
その日の夜。
カイトの実家の庭に建つ、コンテナハウスの4階・ユミの部屋。
ケントが遊び疲れて眠った後、カイトとユミは二人きりになっていた。
「……今日は疲れたな。でも、行けてよかったよ」
「ええ。……胸のつかえが取れたわ」
ユミは窓の外、日本の夜景を眺めながらゆっくりと服を脱ぎ始めた。
オフィスカジュアルのブラウスが落ち、タイトスカートが滑り落ちる。
「……ねえ、カイト。秋葉原でもう一つ買ったものがあるの」
「え?」
ユミが紙袋から取り出したのは、フリルがいっぱいのピンク色の衣装。
そう、秋葉原のコスプレショップで購入した**『魔法少女コスチューム(露出度高め)』**だ。
「……ユミ、それ」
「……憧れだったのよ。異世界では『賢者』なんて堅苦しいローブばかりだったし」
ユミは恥ずかしそうに頬を染めながらその衣装に着替えた。
短いスカートから伸びる白衣のようなガーターベルト。
胸元が大きく開いたビスチェ。
知的な眼鏡とのギャップが、破壊的なエロさを生んでいる。
「……変、かしら?」
「いや……最高に似合ってる。似合いすぎてて怖い」
「ふふっ。……じゃあ、魔法少女ユミの『魔力充填』手伝ってくれる?」
ユミはベッドにカイトを押し倒し、さらに紙袋から怪しげな箱を取り出した。
『最新型・アプリ連動バイブ』と『遠隔ローター』。
「日本の技術力……試させてもらうわ」
ユミは自らスカートを捲り上げ、ピンク色のローターを秘部のクリトリスに押し当てた。
そして、バイブをゆっくりと挿入していく。
「んッ……!♡ぁ……異世界の魔道具より……振動が細かい……♡」
スイッチ・オン。 ブブブブブ……!
「ひゃうッ!?あ、あ、すごッ……!ダイレクトに、来るぅッ!♡」
ユミがガクガクと震えカイトにしがみつく。
賢者の冷静な表情が一瞬で快楽に染まる。
「カイト……このスマホで操作して……♡私の快感を貴方がコントロールして……♡」
「いいのか?……じゃあ、最強モードだ」
カイトがアプリの『MAX』ボタンを押す。
「アギッ、あ、あ、あ゛ッ!♡脳が、揺れるぅッ!思考回路、ショートするぅッ!♡」
ユミは白目を剥きよだれを垂らして絶叫した。
魔法少女の衣装が乱れ、ガーターベルトが食い込む。
「カイトの……カイトの『杖(アレ)』も欲しいッ!おもちゃじゃ足りないッ!本物の魔力(精子)を注いでぇッ!♡」
「望み通りだ、魔法少女!」
カイトはバイブを引き抜き、自身の剛直を叩き込んだ。
ズドォォォンッ!!
「ンアアアッ!!♡太いッ!やっぱり生が一番ッ!日本の夜に溶けちゃうぅッ!♡」
激しいピストン。
ユミは「あへぇ、あへぇ」とIQの低い声を上げながらカイトの腰に脚を絡ませた。
「出してッ!中に出してッ!日本記念にたっぷりとぉッ!♡」
「イくぞ、ユミッ!」
ドピュッ、ドピュルルルッ……!!
「魔力充填んんんんんッ!!!♡♡♡」
ユミの絶頂と共に大量の白濁が魔法少女の胎内に注がれた。
彼女はビクビクと痙攣し、ダブルピースで天を仰いだ。
眼鏡が曇り、そこには幸せな未来だけが映っていた。
◇
翌朝。
スッキリした顔で朝食の席に着いたユミは両親に宣言した。
「……分析完了。やはり日本の技術(おもちゃ)は世界一よ」
「え?なんの話だ?」
「ふふ、大人の話よ」
次は誰の番か。
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「次はわらわじゃ!日本のファッション界を震撼させてやるぞ!」
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