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番外編 異世界でハーレム作った俺、嫁と子供10人連れて実家に帰省します
【サオリの制服デート】母校への潜入と放課後プレイ
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⚫︎聖女の叶わなかった願い
埼玉の実家の庭に建てられたコンテナマンションの5階。
朝の光が差し込む部屋で、サオリは窓の外を歩く日本の高校生たちをどこか切なげな瞳で見つめていた。
「……いいですね、制服デート。……手をつないで、タピオカを飲んで」
「サオリ?」
カイトが声をかけると、サオリはハッとして振り返り、少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「あ、ごめんなさい。……少し昔のことを思い出していて」
彼女は語り始めた。
厳格な家で育ち、「大和撫子たれ」と教育され、恋愛など禁止されていた学生時代。
そしてそのまま異世界へ召喚され、「聖女」として清貧を求められた日々。
彼女の人生には「普通の女の子」として青春を謳歌する時間が欠落していたのだ。
「カイトさん。……笑わないで聞いてくださいますか?」
「ああ、なんだ?」
「……わたくし、制服デートがしたいのです。……貴方と放課後の教室で……こっそりキスをするような、そんな『悪いこと』がしてみたいのです」
頬を赤らめておねだりする正妻の姿に、カイトは愛おしさを感じずにはいられなかった。
「笑うわけないだろ。……よし、叶えよう。A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)なら、サオリの母校の制服だって用意できる」
カイトがスマホを操作する。
数分後、届いた箱の中には清楚な紺色のブレザーとチェックのスカート、そしてルーズソックス(サオリの世代に合わせて)が入っていた。
「……似合いますか?」
着替えたサオリが少し照れくさそうにスカートの裾をつまんで見せた。
出産を経て、体つきは当時より遥かに女性らしく豊満になっている。
パツパツのシャツのボタンや、ミニスカートから伸びる白くなめらかな太ももは現役JKには出せない背徳的な色気を放っていた。
「似合うなんてレベルじゃない。……学園のマドンナだよ」
「もう、お上手ですこと……♡さあ、『先輩』。行きましょうか」
⚫︎青春リベンジ・デート
二人は電車に乗り、サオリがかつて通っていた高校の近くの繁華街へと向かった。
平日ではないため街には私服の人も多いが、制服姿のカップル(に見える二人)は自然に溶け込んだ。
「あーん、してくださいな♡」
「はい、あーん」
クレープ屋の前でイチゴと生クリームたっぷりのクレープを互いに食べさせ合う。
クリームがサオリの唇につくと、カイトが指で拭い、それを舐める。
それだけでサオリは顔を真っ赤にして喜んだ。
「次はプリクラですわ!」
ゲームセンターのプリントシール機。
「最近の機種は目が大きくなりすぎますわね!?」と驚きつつも、カイトの腕に密着しピースサインやハートマークを作る。
落書き画面で『カイト先輩LOVE♡』『一生一緒♡』と書くサオリの手つきは恋する乙女そのものだ。
「……楽しい。本当に夢みたいです」
公園のベンチで缶コーヒーを飲みながらサオリは幸せそうに呟いた。
「普通の恋人同士って、こんなに自由で甘酸っぱいものだったんですね」
「俺たちは普通じゃないけどな。……子持ちだし」
「ふふっ、そうですわね。……でも、心だけはあの頃に戻った気分です」
サオリはカイトの手をギュッと握りしめた。
しかし彼女の瞳の奥には、青春の輝きとは別の大人の女性の情欲が揺らめき始めていた。
「……カイト先輩。……デートの次は『放課後の密会』……しませんか?」
⚫︎コンセプトホテル『3年B組』
サオリの母校に忍び込むわけにはいかない。
そこでカイトがA_ma_zon(アー・マ・ゾーン)で検索して予約したのは、学校をテーマにした**『コンセプト・ラブホテル』**だった。
部屋に入ると、そこには黒板、教卓、そして学校机と椅子が並べられていた。
窓からは夕焼けのような照明が差し込み、完璧な「放課後の教室」が再現されている。
「……すごいですわ。まるで本物の教室……」
「ここでなら、誰にも邪魔されないぞ」
カイトが教卓に寄りかかるとサオリがゆっくりと近づいてきた。
彼女はドアの鍵をカチャリと閉め、艶めかしい表情でスカートを捲り上げた。
「……先生に見つかったら、退学になっちゃいますね……♡」
「悪い子だな、サオリ」
「はい……。わたくし、先輩に汚されたい『悪い子』ですの……♡」
サオリはカイトを机の上に座らせ、その足の間に跪いた。
ズボンのチャックを下ろし、熱く膨張したモノを取り出す。
「……先輩の、こんなに大きくなって……♡」
チュッ、ジュルッ……。
制服姿の清楚な美少女(中身は人妻)が、教室でフェラチオをする。
その倒錯的な光景にカイトの興奮も一気に頂点へと達する。
「サオリ、机の上に乗れ」
「はい……♡」
カイトはサオリを机の上に仰向けに寝かせた。
硬い天板の感触。
チェックのスカートが捲れ上がり、白い太ももとその奥にある湿った秘所が露わになる。
「……見ないでくださいまし……。制服でこんなに濡らして……恥ずかしい……♡」
「嘘をつけ。……自分から見せてるだろ?」
カイトが指でショーツをずらすと、そこからは透明な蜜が糸を引いて垂れていた。
デート中、カイトと手を繋いでいるだけで彼女はずっと感じていたのだ。
「……入れてください。……チャイムが鳴る前に……♡」
⚫︎放課後の・中出し授業
「入れるぞ、サオリ」
ズプッ……ヌプッ……。
「んッ、アッ……!♡入っ……たぁ……♡」
机がギシギシと音を立てる。
カイトの剛直がサオリの深奥へと侵入する。
制服という「規律」の象徴を身に纏いながら、最も原始的な「交尾」を行う背徳感。
「はぁ、ぁ……っ!♡教室で……先輩と繋がってる……!♡」
「声、我慢しなくていいぞ。……ここは俺たちだけの教室だ」
「あぁ……っ!嬉しい……!先輩の一番奥まで届いてますわ……ッ!♡」
カイトはサオリの足を肩に担ぎ、激しく腰を打ち付けた。
パンッ、パンッ、パンッ!
机の揺れる音と肉のぶつかる音が部屋に反響する。
ブレザーがはだけ豊かな胸が揺れる。
「アッ、んあッ!♡ダメッ、そんな激しくしたら……!みんなに聞こえちゃいます……ッ!♡」
「聞こえさせればいい。……お前が俺の女だって学校中に知らせてやる」
「はいッ!教えてッ!わたくしはカイトさんのメスですって……身体に刻んでぇッ!♡」
サオリは理性をかなぐり捨てカイトの首に抱きついた。
聖女の面影はない。
ただ、愛する男に種付けされることを望む、一人の女。
「イくッ!イッちゃいます!先輩ッ、出してッ!赤ちゃんができちゃうくらい、たっぷり出してぇッ!♡」
「ああ、授けてやるよッ!」
ドスッ、ドスンッ!!!
カイトが渾身の力で突き上げ、子宮口をノックする。
「ンアアアアアアッ!!!♡♡♡」
ドピュッ、ドピュルルルッ……!!
サオリの絶叫と共に大量の精液が放たれた。
制服のスカートの中、見えない場所で熱い生命が注がれ混ざり合う。
彼女は白目を剥き、ビクビクと痙攣しながらその熱量を全身で受け止めた。
「あ……ぁ……♡熱い……先輩の……どくどくって……♡」
夕焼け色の照明の下、机の上でぐったりと横たわる制服姿のサオリ。
その股間からは白濁した液体が太ももを伝って滴り落ちていた。
「……これでもう、お嫁に行くしかありませんわね……♡」
「もう貰ってるよ。……さて、次は本当の『挨拶』に行かないとな」
⚫︎厳格な父と、孫という最強の盾
情事の後、シャワーを浴びて着替えた二人はサオリの実家へと向かった。
都内にある立派な門構えの日本家屋。
神宮寺家は、代々続く厳格な家柄だった。
「……緊張しますわ」
「大丈夫だ。俺たちには『最強の味方』がいる」
カイトが抱いているのは、サオリとの間に生まれた長男(1歳半)。
そして後ろにはカイトの母(ばーば)も付き添いで来てくれている。
ピンポーン。
「……はい」
「お父様、お母様。……サオリです。帰りました」
玄関が開く。
出てきたのは、着物姿の初老の男性と上品な女性。
サオリの父は数年ぶりに行方不明の娘が帰ってきたことに驚愕し、そして横にいるカイトを見て眉を吊り上げた。
「……貴様か。娘をたぶらかし、連れ去った男は」
「お父様!違います、カイトさんはわたくしを救って……」
「黙りなさい!……どこの馬の骨とも知れん男に、娘はやれん!敷居を跨ぐな!」
予想通りの頑固親父。
空気が凍りつく。
だが、そこでカイトの腕の中にいた長男がキャッキャと声を上げた。
「あー!じーじ!じーじ!」
無邪気な笑顔。
カイト譲りの黒髪とサオリ譲りのぱっちりとした瞳。
その破壊力はSランク魔獣をも凌駕する。
「……ん?」
「お父様。……貴方の、初孫ですわ」
サオリが長男を父に差し出す。
父の表情がピキピキと音を立てて崩壊していった。
「ま……孫……?」
「だっこ!じーじ、だっこ!」
「……お、おお……。わしが、じーじか……?」
恐る恐る子供を受け取る父。
その瞬間、厳格だった顔がデレデレに溶けた。
「か、可愛い……!サオリの小さい頃にそっくりじゃないか……!」
「あらあら、本当に。……お父さんったらもうメロメロね」
母親も微笑む。
勝負あり。
カイトは心の中でガッツポーズをした。
⚫︎飲み明かした夜
その夜、神宮寺家では盛大な宴が開かれた。
カイトが持参した異世界の高級酒と、父が秘蔵していた日本酒が次々と空けられていく。
「カイト君、飲みなさい!今日は無礼講だ!」
「はい、いただきますお義父さん!」
すっかり意気投合した二人。
父は酔っ払いながらカイトの肩をバシバシと叩いた。
「最初はとんでもない奴だと思ったが……孫の顔を見ればわかる。お前たちが向こうでどれだけ愛し合って生きてきたかがな」
「……ありがとうございます」
「サオリは昔から頑固で、一度決めたら曲げない子だ。……それがあんなに幸せそうな顔をして笑っておる」
父は盃を置き真剣な眼差しでカイトを見た。
「カイト君。……娘を頼んだぞ。そして、孫もな」
「はい。……命に代えても守り抜きます」
サオリはその横で、母と一緒に孫をあやしながら幸せそうに微笑んでいた。
青春のやり直しデートで欲求を満たし、実家との和解で心の重荷を下ろした。
今の彼女は聖女でもJKでもなく、ただの世界一幸せな「娘」であり「妻」だった。
「……さて、カイトさん。帰り道はわたくしがおんぶして差し上げますわね♡」
「いや、A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)でタクシー呼ぶから……」
日本の夜は温かい家族の絆と共に更けていった。
埼玉の実家の庭に建てられたコンテナマンションの5階。
朝の光が差し込む部屋で、サオリは窓の外を歩く日本の高校生たちをどこか切なげな瞳で見つめていた。
「……いいですね、制服デート。……手をつないで、タピオカを飲んで」
「サオリ?」
カイトが声をかけると、サオリはハッとして振り返り、少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「あ、ごめんなさい。……少し昔のことを思い出していて」
彼女は語り始めた。
厳格な家で育ち、「大和撫子たれ」と教育され、恋愛など禁止されていた学生時代。
そしてそのまま異世界へ召喚され、「聖女」として清貧を求められた日々。
彼女の人生には「普通の女の子」として青春を謳歌する時間が欠落していたのだ。
「カイトさん。……笑わないで聞いてくださいますか?」
「ああ、なんだ?」
「……わたくし、制服デートがしたいのです。……貴方と放課後の教室で……こっそりキスをするような、そんな『悪いこと』がしてみたいのです」
頬を赤らめておねだりする正妻の姿に、カイトは愛おしさを感じずにはいられなかった。
「笑うわけないだろ。……よし、叶えよう。A_ma_zon(アー・マ・ゾーン)なら、サオリの母校の制服だって用意できる」
カイトがスマホを操作する。
数分後、届いた箱の中には清楚な紺色のブレザーとチェックのスカート、そしてルーズソックス(サオリの世代に合わせて)が入っていた。
「……似合いますか?」
着替えたサオリが少し照れくさそうにスカートの裾をつまんで見せた。
出産を経て、体つきは当時より遥かに女性らしく豊満になっている。
パツパツのシャツのボタンや、ミニスカートから伸びる白くなめらかな太ももは現役JKには出せない背徳的な色気を放っていた。
「似合うなんてレベルじゃない。……学園のマドンナだよ」
「もう、お上手ですこと……♡さあ、『先輩』。行きましょうか」
⚫︎青春リベンジ・デート
二人は電車に乗り、サオリがかつて通っていた高校の近くの繁華街へと向かった。
平日ではないため街には私服の人も多いが、制服姿のカップル(に見える二人)は自然に溶け込んだ。
「あーん、してくださいな♡」
「はい、あーん」
クレープ屋の前でイチゴと生クリームたっぷりのクレープを互いに食べさせ合う。
クリームがサオリの唇につくと、カイトが指で拭い、それを舐める。
それだけでサオリは顔を真っ赤にして喜んだ。
「次はプリクラですわ!」
ゲームセンターのプリントシール機。
「最近の機種は目が大きくなりすぎますわね!?」と驚きつつも、カイトの腕に密着しピースサインやハートマークを作る。
落書き画面で『カイト先輩LOVE♡』『一生一緒♡』と書くサオリの手つきは恋する乙女そのものだ。
「……楽しい。本当に夢みたいです」
公園のベンチで缶コーヒーを飲みながらサオリは幸せそうに呟いた。
「普通の恋人同士って、こんなに自由で甘酸っぱいものだったんですね」
「俺たちは普通じゃないけどな。……子持ちだし」
「ふふっ、そうですわね。……でも、心だけはあの頃に戻った気分です」
サオリはカイトの手をギュッと握りしめた。
しかし彼女の瞳の奥には、青春の輝きとは別の大人の女性の情欲が揺らめき始めていた。
「……カイト先輩。……デートの次は『放課後の密会』……しませんか?」
⚫︎コンセプトホテル『3年B組』
サオリの母校に忍び込むわけにはいかない。
そこでカイトがA_ma_zon(アー・マ・ゾーン)で検索して予約したのは、学校をテーマにした**『コンセプト・ラブホテル』**だった。
部屋に入ると、そこには黒板、教卓、そして学校机と椅子が並べられていた。
窓からは夕焼けのような照明が差し込み、完璧な「放課後の教室」が再現されている。
「……すごいですわ。まるで本物の教室……」
「ここでなら、誰にも邪魔されないぞ」
カイトが教卓に寄りかかるとサオリがゆっくりと近づいてきた。
彼女はドアの鍵をカチャリと閉め、艶めかしい表情でスカートを捲り上げた。
「……先生に見つかったら、退学になっちゃいますね……♡」
「悪い子だな、サオリ」
「はい……。わたくし、先輩に汚されたい『悪い子』ですの……♡」
サオリはカイトを机の上に座らせ、その足の間に跪いた。
ズボンのチャックを下ろし、熱く膨張したモノを取り出す。
「……先輩の、こんなに大きくなって……♡」
チュッ、ジュルッ……。
制服姿の清楚な美少女(中身は人妻)が、教室でフェラチオをする。
その倒錯的な光景にカイトの興奮も一気に頂点へと達する。
「サオリ、机の上に乗れ」
「はい……♡」
カイトはサオリを机の上に仰向けに寝かせた。
硬い天板の感触。
チェックのスカートが捲れ上がり、白い太ももとその奥にある湿った秘所が露わになる。
「……見ないでくださいまし……。制服でこんなに濡らして……恥ずかしい……♡」
「嘘をつけ。……自分から見せてるだろ?」
カイトが指でショーツをずらすと、そこからは透明な蜜が糸を引いて垂れていた。
デート中、カイトと手を繋いでいるだけで彼女はずっと感じていたのだ。
「……入れてください。……チャイムが鳴る前に……♡」
⚫︎放課後の・中出し授業
「入れるぞ、サオリ」
ズプッ……ヌプッ……。
「んッ、アッ……!♡入っ……たぁ……♡」
机がギシギシと音を立てる。
カイトの剛直がサオリの深奥へと侵入する。
制服という「規律」の象徴を身に纏いながら、最も原始的な「交尾」を行う背徳感。
「はぁ、ぁ……っ!♡教室で……先輩と繋がってる……!♡」
「声、我慢しなくていいぞ。……ここは俺たちだけの教室だ」
「あぁ……っ!嬉しい……!先輩の一番奥まで届いてますわ……ッ!♡」
カイトはサオリの足を肩に担ぎ、激しく腰を打ち付けた。
パンッ、パンッ、パンッ!
机の揺れる音と肉のぶつかる音が部屋に反響する。
ブレザーがはだけ豊かな胸が揺れる。
「アッ、んあッ!♡ダメッ、そんな激しくしたら……!みんなに聞こえちゃいます……ッ!♡」
「聞こえさせればいい。……お前が俺の女だって学校中に知らせてやる」
「はいッ!教えてッ!わたくしはカイトさんのメスですって……身体に刻んでぇッ!♡」
サオリは理性をかなぐり捨てカイトの首に抱きついた。
聖女の面影はない。
ただ、愛する男に種付けされることを望む、一人の女。
「イくッ!イッちゃいます!先輩ッ、出してッ!赤ちゃんができちゃうくらい、たっぷり出してぇッ!♡」
「ああ、授けてやるよッ!」
ドスッ、ドスンッ!!!
カイトが渾身の力で突き上げ、子宮口をノックする。
「ンアアアアアアッ!!!♡♡♡」
ドピュッ、ドピュルルルッ……!!
サオリの絶叫と共に大量の精液が放たれた。
制服のスカートの中、見えない場所で熱い生命が注がれ混ざり合う。
彼女は白目を剥き、ビクビクと痙攣しながらその熱量を全身で受け止めた。
「あ……ぁ……♡熱い……先輩の……どくどくって……♡」
夕焼け色の照明の下、机の上でぐったりと横たわる制服姿のサオリ。
その股間からは白濁した液体が太ももを伝って滴り落ちていた。
「……これでもう、お嫁に行くしかありませんわね……♡」
「もう貰ってるよ。……さて、次は本当の『挨拶』に行かないとな」
⚫︎厳格な父と、孫という最強の盾
情事の後、シャワーを浴びて着替えた二人はサオリの実家へと向かった。
都内にある立派な門構えの日本家屋。
神宮寺家は、代々続く厳格な家柄だった。
「……緊張しますわ」
「大丈夫だ。俺たちには『最強の味方』がいる」
カイトが抱いているのは、サオリとの間に生まれた長男(1歳半)。
そして後ろにはカイトの母(ばーば)も付き添いで来てくれている。
ピンポーン。
「……はい」
「お父様、お母様。……サオリです。帰りました」
玄関が開く。
出てきたのは、着物姿の初老の男性と上品な女性。
サオリの父は数年ぶりに行方不明の娘が帰ってきたことに驚愕し、そして横にいるカイトを見て眉を吊り上げた。
「……貴様か。娘をたぶらかし、連れ去った男は」
「お父様!違います、カイトさんはわたくしを救って……」
「黙りなさい!……どこの馬の骨とも知れん男に、娘はやれん!敷居を跨ぐな!」
予想通りの頑固親父。
空気が凍りつく。
だが、そこでカイトの腕の中にいた長男がキャッキャと声を上げた。
「あー!じーじ!じーじ!」
無邪気な笑顔。
カイト譲りの黒髪とサオリ譲りのぱっちりとした瞳。
その破壊力はSランク魔獣をも凌駕する。
「……ん?」
「お父様。……貴方の、初孫ですわ」
サオリが長男を父に差し出す。
父の表情がピキピキと音を立てて崩壊していった。
「ま……孫……?」
「だっこ!じーじ、だっこ!」
「……お、おお……。わしが、じーじか……?」
恐る恐る子供を受け取る父。
その瞬間、厳格だった顔がデレデレに溶けた。
「か、可愛い……!サオリの小さい頃にそっくりじゃないか……!」
「あらあら、本当に。……お父さんったらもうメロメロね」
母親も微笑む。
勝負あり。
カイトは心の中でガッツポーズをした。
⚫︎飲み明かした夜
その夜、神宮寺家では盛大な宴が開かれた。
カイトが持参した異世界の高級酒と、父が秘蔵していた日本酒が次々と空けられていく。
「カイト君、飲みなさい!今日は無礼講だ!」
「はい、いただきますお義父さん!」
すっかり意気投合した二人。
父は酔っ払いながらカイトの肩をバシバシと叩いた。
「最初はとんでもない奴だと思ったが……孫の顔を見ればわかる。お前たちが向こうでどれだけ愛し合って生きてきたかがな」
「……ありがとうございます」
「サオリは昔から頑固で、一度決めたら曲げない子だ。……それがあんなに幸せそうな顔をして笑っておる」
父は盃を置き真剣な眼差しでカイトを見た。
「カイト君。……娘を頼んだぞ。そして、孫もな」
「はい。……命に代えても守り抜きます」
サオリはその横で、母と一緒に孫をあやしながら幸せそうに微笑んでいた。
青春のやり直しデートで欲求を満たし、実家との和解で心の重荷を下ろした。
今の彼女は聖女でもJKでもなく、ただの世界一幸せな「娘」であり「妻」だった。
「……さて、カイトさん。帰り道はわたくしがおんぶして差し上げますわね♡」
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