79 / 214
第八章 聖なる記憶と千年の封印
神の座、真実の奇跡
しおりを挟む
静謐な朝――。
聖教国アルフェリアの聖域《神光の聖堂》。その奥深く、神話に語られる「神の座」へと続く封印の扉が、今まさに開かれようとしていた。
「……これが、神の座か」
イッセイは足を止め、白銀に輝く巨大な石柱群を見上げる。空から降り注ぐ光はまるで天の裂け目のようで、見上げた者の魂すら浄化するかのようだった。
「これ、空間そのものが……魔力の海に満たされてるウサ」
フィーナが魔導センサーを手にしたまま呟く。
「霊的密度が高すぎる……これはただの封印空間じゃない。ここには“神格”に近い存在がいた痕跡がある」
シャルロッテが精霊語の碑文を指差す。「記録によれば、ここは“神に選ばれし者”だけが入ることを許された聖域だって――」
「つまり……リアナ様がここで、最後の封印を……」
クラリスの声が震える。聖女リアナ。千年前、魔王を封印したとされる奇跡の巫女。
だが、彼女の記録は一切の公的文献から削除されていた。
「私は信じてるよ。リアナ様は“記録を消された存在”じゃない。きっと“真実を守るために、姿を隠された存在”だ」
ルーナの静かな言葉に、一同は黙ってうなずいた。
そして、扉が開かれる――。
ゴゴゴゴゴッ……!
「イッセイくん……っ! 気をつけて!」
ルーナの声に、イッセイは剣を抜いた。
開かれた聖域の中には、かつて見たこともない機構と魔術式が整然と並んでいた。中枢には、一基の台座――。その中央に、光に包まれた《封印の核》が静かに浮かんでいた。
「これは……“世界記憶封印装置”」
レミィが驚愕に目を見開く。「伝説級の術式だよ。これは、単なる人間じゃ到底組めるものじゃない」
「つまり、リアナは人間ではなかった可能性もある、ということか」
イッセイが口にしたその瞬間、――空間が、歪んだ。
『ようこそ、賢者たちよ』
声が響く。それは言葉ではなく、直接脳内へと伝わってきた。
『我は神の代行者――かつてこの地に《神の光》をもたらした者……我が名は――』
その瞬間、光の柱が炸裂し、幻影が浮かび上がる。
そこには、白い衣を纏った一人の女性――
「……リアナ、様……?」
クラリスの目に涙が滲む。
幻影はうっすらと微笑んだ。
『我が名はリアナ。この世界に《奇跡》をもたらした者――しかし、それは《神々の禁忌》に触れた代償であった』
その言葉に、誰もが息を呑む。
『封印は破られつつある。世界が再び、“魔王の血”に蝕まれようとしている――』
リアナの幻影が消えると同時に、台座が震え、装置の一部が崩れた。
「これは……! 封印が不安定に……っ!」
フィーナが叫ぶ。
「間に合わないかもしれない――!」
セリアが剣を構える。
そして、空間の裂け目から現れたのは――黒衣の女、ヴァルティア。
“偽りの聖女”として地下で語られていた、もう一つの聖女。
「……やはり来たか、神の座に相応しくない者たち」
ヴァルティアの瞳は、氷のように冷たく――その背後には、異形の魔物が蠢いていた。
「神の名の下に、この座を穢す者どもを粛清する――」
かくして、“真の奇跡”を巡る戦いが、幕を開ける。
白銀の空間が一変し、狂気と瘴気に染まりゆく。
「くっ、これは……瘴気の波動……!?」
ミュリルが身を縮め、猫耳を立たせて警戒する。
神の座に降り立った“偽りの聖女”ヴァルティアは、漆黒のドレスを翻しながら一歩前へ。背後には異形の魔物――腐肉を纏った龍蛇のような獣が唸り声を上げていた。
「神の奇跡など、所詮は欺瞞。真に世界を救うのは“選ばれた者の力”だけ」
ヴァルティアの声には確かな狂信が宿っていた。「私こそが“神の奇跡”そのもの……!」
「言ってる意味がまるでわかんないウサ!」
フィーナが叫ぶ。「神の座で暴れるとか、いちばんやっちゃダメなやつウサ!!」
「……それでも、ここを守らなければ……!」
クラリスが震える手で杖を握りしめる。目の奥には、リアナの幻影の残光が宿っていた。
「行くよ、みんな!」
イッセイの号令と同時に、空間が震えた。
──激戦が始まる。
「剣よ、雷鳴と共に我が刃となれ!《雷迅の構え・壱ノ型!》」
イッセイが地を蹴り、ヴァルティアへと一閃。青白い雷が刀身を走る。
しかし――。
「……甘い」
ヴァルティアの手から放たれたのは、純粋な“拒絶”の力。空間を歪ませ、攻撃を受け流す。
「っ、ぐ……!? この魔力、まるで……重い空気を殴ってるみたいだ……!」
「援護に入るウサ!」
フィーナが空中に魔導陣を展開。「《泡光結界》、発動!」
眩い泡の結晶が弾け、衝撃を和らげた瞬間――
「《黒爪連牙陣》、にゃん!」
ミュリルが宙を舞い、影のような斬撃を立て続けに放つ。
「チッ……小賢しい真似を」
ヴァルティアは髪を払うようにしながら、禍々しい魔導術式を発動。魔物が口を開き、瘴気の奔流を吐き出した。
「うっ、これはヤバい……っ!」
ルーナがリリィと共に後衛を守るために立ち塞がる。
「《清浄の光》……!」
リリィの石鹸のような香りと共に、空間を洗い流す清浄魔法が広がった。
「無駄だ、私の“闇”は信仰の光すら覆い尽くす……!」
「させるかよ!」
イッセイが叫び、再び突撃する。
「《霊神雷閃・奥義──封刃雷迅穿》!」
稲妻が迸る。ヴァルティアは避けきれず、肩口に斬撃を受けるも笑みを浮かべた。
「……さすがは“選ばれし者”イッセイ。でも、ここで死んでもらう」
次の瞬間、彼女の背後――空間が裂け、闇そのもののような“魔核”が姿を見せる。
「これが……瘴気の本体!?」
レミィが震える。「まさか、リアナ様の封印を逆に……!」
「サーシャ!」
イッセイが叫ぶ。
「ああ、わかっておる」
サーシャが神妙な面持ちで剣を構える。「これ以上、この地を穢させはせぬ!」
精霊の声が響く。
《汝、契約者。祈りを我が刃に……》
「《真・霊装解放》……!」
サーシャの体が淡く光に包まれ、銀の羽織が現れる。
「イッセイ殿……参るぞ」
「――ああ、一緒に決着をつけるんだ!」
二人は息を合わせ、最後の奥義を放つ。
「《霊雷双斬・終之型》!!」
雷と精霊の輝きが交差し、空間を一刀両断する。
「……なぜだ……私こそが、神の……」
ヴァルティアの身体が砕け、闇と共に消えていく。
「……ありがとう……リアナ……」
その場に残された封印装置が、再び穏やかな光を放つ。
イッセイたちは、破壊されかけた《神の座》を一時的に修復し、深い呼吸をついた。
「……奇跡は、奪うものじゃない。信じる者が生むんだ」
イッセイの言葉に、皆が静かにうなずいた。
こうして、“真実の奇跡”は守られた。
だが、それはまだ序章に過ぎなかった。
――闇の中、何者かの“視線”が、彼らを見つめていた。
聖教国アルフェリアの聖域《神光の聖堂》。その奥深く、神話に語られる「神の座」へと続く封印の扉が、今まさに開かれようとしていた。
「……これが、神の座か」
イッセイは足を止め、白銀に輝く巨大な石柱群を見上げる。空から降り注ぐ光はまるで天の裂け目のようで、見上げた者の魂すら浄化するかのようだった。
「これ、空間そのものが……魔力の海に満たされてるウサ」
フィーナが魔導センサーを手にしたまま呟く。
「霊的密度が高すぎる……これはただの封印空間じゃない。ここには“神格”に近い存在がいた痕跡がある」
シャルロッテが精霊語の碑文を指差す。「記録によれば、ここは“神に選ばれし者”だけが入ることを許された聖域だって――」
「つまり……リアナ様がここで、最後の封印を……」
クラリスの声が震える。聖女リアナ。千年前、魔王を封印したとされる奇跡の巫女。
だが、彼女の記録は一切の公的文献から削除されていた。
「私は信じてるよ。リアナ様は“記録を消された存在”じゃない。きっと“真実を守るために、姿を隠された存在”だ」
ルーナの静かな言葉に、一同は黙ってうなずいた。
そして、扉が開かれる――。
ゴゴゴゴゴッ……!
「イッセイくん……っ! 気をつけて!」
ルーナの声に、イッセイは剣を抜いた。
開かれた聖域の中には、かつて見たこともない機構と魔術式が整然と並んでいた。中枢には、一基の台座――。その中央に、光に包まれた《封印の核》が静かに浮かんでいた。
「これは……“世界記憶封印装置”」
レミィが驚愕に目を見開く。「伝説級の術式だよ。これは、単なる人間じゃ到底組めるものじゃない」
「つまり、リアナは人間ではなかった可能性もある、ということか」
イッセイが口にしたその瞬間、――空間が、歪んだ。
『ようこそ、賢者たちよ』
声が響く。それは言葉ではなく、直接脳内へと伝わってきた。
『我は神の代行者――かつてこの地に《神の光》をもたらした者……我が名は――』
その瞬間、光の柱が炸裂し、幻影が浮かび上がる。
そこには、白い衣を纏った一人の女性――
「……リアナ、様……?」
クラリスの目に涙が滲む。
幻影はうっすらと微笑んだ。
『我が名はリアナ。この世界に《奇跡》をもたらした者――しかし、それは《神々の禁忌》に触れた代償であった』
その言葉に、誰もが息を呑む。
『封印は破られつつある。世界が再び、“魔王の血”に蝕まれようとしている――』
リアナの幻影が消えると同時に、台座が震え、装置の一部が崩れた。
「これは……! 封印が不安定に……っ!」
フィーナが叫ぶ。
「間に合わないかもしれない――!」
セリアが剣を構える。
そして、空間の裂け目から現れたのは――黒衣の女、ヴァルティア。
“偽りの聖女”として地下で語られていた、もう一つの聖女。
「……やはり来たか、神の座に相応しくない者たち」
ヴァルティアの瞳は、氷のように冷たく――その背後には、異形の魔物が蠢いていた。
「神の名の下に、この座を穢す者どもを粛清する――」
かくして、“真の奇跡”を巡る戦いが、幕を開ける。
白銀の空間が一変し、狂気と瘴気に染まりゆく。
「くっ、これは……瘴気の波動……!?」
ミュリルが身を縮め、猫耳を立たせて警戒する。
神の座に降り立った“偽りの聖女”ヴァルティアは、漆黒のドレスを翻しながら一歩前へ。背後には異形の魔物――腐肉を纏った龍蛇のような獣が唸り声を上げていた。
「神の奇跡など、所詮は欺瞞。真に世界を救うのは“選ばれた者の力”だけ」
ヴァルティアの声には確かな狂信が宿っていた。「私こそが“神の奇跡”そのもの……!」
「言ってる意味がまるでわかんないウサ!」
フィーナが叫ぶ。「神の座で暴れるとか、いちばんやっちゃダメなやつウサ!!」
「……それでも、ここを守らなければ……!」
クラリスが震える手で杖を握りしめる。目の奥には、リアナの幻影の残光が宿っていた。
「行くよ、みんな!」
イッセイの号令と同時に、空間が震えた。
──激戦が始まる。
「剣よ、雷鳴と共に我が刃となれ!《雷迅の構え・壱ノ型!》」
イッセイが地を蹴り、ヴァルティアへと一閃。青白い雷が刀身を走る。
しかし――。
「……甘い」
ヴァルティアの手から放たれたのは、純粋な“拒絶”の力。空間を歪ませ、攻撃を受け流す。
「っ、ぐ……!? この魔力、まるで……重い空気を殴ってるみたいだ……!」
「援護に入るウサ!」
フィーナが空中に魔導陣を展開。「《泡光結界》、発動!」
眩い泡の結晶が弾け、衝撃を和らげた瞬間――
「《黒爪連牙陣》、にゃん!」
ミュリルが宙を舞い、影のような斬撃を立て続けに放つ。
「チッ……小賢しい真似を」
ヴァルティアは髪を払うようにしながら、禍々しい魔導術式を発動。魔物が口を開き、瘴気の奔流を吐き出した。
「うっ、これはヤバい……っ!」
ルーナがリリィと共に後衛を守るために立ち塞がる。
「《清浄の光》……!」
リリィの石鹸のような香りと共に、空間を洗い流す清浄魔法が広がった。
「無駄だ、私の“闇”は信仰の光すら覆い尽くす……!」
「させるかよ!」
イッセイが叫び、再び突撃する。
「《霊神雷閃・奥義──封刃雷迅穿》!」
稲妻が迸る。ヴァルティアは避けきれず、肩口に斬撃を受けるも笑みを浮かべた。
「……さすがは“選ばれし者”イッセイ。でも、ここで死んでもらう」
次の瞬間、彼女の背後――空間が裂け、闇そのもののような“魔核”が姿を見せる。
「これが……瘴気の本体!?」
レミィが震える。「まさか、リアナ様の封印を逆に……!」
「サーシャ!」
イッセイが叫ぶ。
「ああ、わかっておる」
サーシャが神妙な面持ちで剣を構える。「これ以上、この地を穢させはせぬ!」
精霊の声が響く。
《汝、契約者。祈りを我が刃に……》
「《真・霊装解放》……!」
サーシャの体が淡く光に包まれ、銀の羽織が現れる。
「イッセイ殿……参るぞ」
「――ああ、一緒に決着をつけるんだ!」
二人は息を合わせ、最後の奥義を放つ。
「《霊雷双斬・終之型》!!」
雷と精霊の輝きが交差し、空間を一刀両断する。
「……なぜだ……私こそが、神の……」
ヴァルティアの身体が砕け、闇と共に消えていく。
「……ありがとう……リアナ……」
その場に残された封印装置が、再び穏やかな光を放つ。
イッセイたちは、破壊されかけた《神の座》を一時的に修復し、深い呼吸をついた。
「……奇跡は、奪うものじゃない。信じる者が生むんだ」
イッセイの言葉に、皆が静かにうなずいた。
こうして、“真実の奇跡”は守られた。
だが、それはまだ序章に過ぎなかった。
――闇の中、何者かの“視線”が、彼らを見つめていた。
12
あなたにおすすめの小説
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました
東束末木
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞、いただきました!!
スティールスキル。
皆さん、どんなイメージを持ってますか?
使うのが敵であっても主人公であっても、あまりいい印象は持たれない……そんなスキル。
でもこの物語のスティールスキルはちょっと違います。
スティールスキルが一人の少年の人生を救い、やがて世界を変えてゆく。
楽しくも心温まるそんなスティールの物語をお楽しみください。
それでは「スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました」、開幕です。
2025/12/7
一話あたりの文字数が多くなってしまったため、第31話から1回2~3千文字となるよう分割掲載となっています。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる