4人の勇者とЯΔMЦDΛ

無鳴-ヴィオ-

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第1章

第10片 思い出

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数時間もの間、戦いを繰り広げ
そこへ来が勇者の姿をして参戦。
"フルメイル"
兜で顔を隠して戦う来。
それを気にせず少女達も共に戦いを継続。
夜明けと共に、撃退に成功するのだが…。

少女達は傷を負っている。
変身が解かれると、傷は残っていた。
来もまた傷が残っており、表情が歪む。
楓が止めるも間もなく、来はこの場を去るのだった。

一旦手当するために楓の家へと向かう。
「家族も心配してるだろうし、一旦楓の家へと向かいましょう」
萃が言った。残りも頷き、楓の家へ。
楓の家だけ無事ね。
何か不思議と疑問もあったが、客室間へと通され手当をする。
楓の母親が来て、楓に話しかけた。
「澪の事、もっと気にかけてあげて」
その発言に楓と他の面々もそちらへと向いた。
「忘れているつもりじゃ、悔しくて…」
泣き出す楓。
「可哀想な楓、可哀想な澪…」
続けて母は言った。
萃は何か引っかかったような気がした。
焔達は手当してる内に萃は楓の母に近づき聞いてみた。
「澪の事を気にかけるとは、どういう意味ですか?」
楓の母は言った。
「そのままの意味よ、気づいていないの?」
"一体"何を。

楓の母に渡されたアルバム。
"これを見て気づいて、そして反省なさい"
と言っていたが、萃はみんなの前でアルバムを開く。
楓は「何、これ」と言いながら見ている。
"澪のアルバム"
「母と澪でコスプレ会に行ってた時の写真…」
と楓がこぼした。

"お気に入り"
と題された写真を見ていて少女達は気づく。
澪が着ている衣装。
"どこか"で見た事があるような。
萃が気づき発言する。
「来と同じ鎧」
そこでようやく楓は気づいた。母が言いたかった事。
"気にかけてあげて"の意味も。
「もしかして、来って…」
楓は玄関へ行き靴を履いて飛び出す。
楓は来を探そうと飛び出したのだった。
焔達は残され、アルバムを見ていると
「やっぱり、私達も会った事あるじゃん」
大勢の家族写真。
焔の家族、萃と空の家族、楓の家族全員がそこに写っていた。
大勢の子供たち。
5人の少年と少女が隣り合わせとなり、並んで写っている。
焔、萃、空、楓、澪。5人が並んで写っていた。
しかも5人全員が楓の母の影響を受けてコスプレ衣装を身につけているのだった。
"勇者の力"を授かったのは偶然ではなく必然だった。
焔たちは確信したのだった。
"思い出"が証明してくれる。
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