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新たな遭遇
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「…ここ、どこだ?」
静也が目を覚ますとそこは見慣れない部屋、彩りの多い部屋、女子の部屋といえばいいのだろうか。
外の風景は赤くなっていた。
長時間眠っていたようだ。
ベッドから上体を起こし覚醒する。
そして先刻起きたことを思い出す。
「シズヤの兄ちゃんおきた?」
「あ、あぁ。ここは?」
「ここは私の部屋だよ。お姉ちゃんの部屋は散らかってるから。」
「そうか…なんで殴られたんだろうな…」
「…本当にわからないんだ…」
ティアが小声でつぶやいたが静也には聞こえなかった。
ティアに礼を言いベッドから退く。
「…ねぇ、シズヤの兄ちゃん」
「ん?何だ?」
「シズヤの兄ちゃんはこれからもこの村にいるんだよね?」
「あぁ、そのつもりだけど。どうしたんだ、急に?」
ティアが突拍子もなく聞いてきたものだから静也は思わず身構えてしまっていた。
「シズヤの兄ちゃんは強いし、やさしいから王都のほうでもやっていけるんじゃないかと思ったの。それにシズヤの兄ちゃんは稼ぎのいい王都に出るんじゃないかって…」
「…寂しいか?」
「どうして?」
「そんな顔しているから。」
「シズヤの兄ちゃん…私…「ティアー!大変だよ!」…ごめん…ちょっと待ってて…」
「シズヤも来て!一大事だよ!」
アンのただならぬ雰囲気を察した二人は急いでアンの元へ向かっていった。
外に出てアンの側に着く。
「あ、アレ!あっちの空を見て!」
アンが指差した方向を見ると黒い大量の何かがどんどん大きくなっていた。
静也は不気味そうに見ていたら、村中に警鐘が響く。
周りはざわざわとざわつきだし、皆建物の中へと隠れていく。
「な、なに?どうしたんだ?」
かっ
「『虚無』が、虚無が来てしまった…。」
「虚無?虚無ってなんだ?あれはなんだ?」
大きくなっているように見えるソレはだんだんと近寄って来ていた。
どす黒い、嫌なオーラを放ちながら、ソレは空を飛行してこちらに来ていた。
「に、隠れよう!シズヤの兄ちゃん!殺されちゃうよ!」
「あ、あぁ。わかった…」
静也達が建物内に隠れようとしたとき
《どなたか……妾を、妾を止めて……!》
「わああああ!」「ティア!」
「だ、誰だ!」
「どうしたんだ!シズヤ!」
「声が聞こえた!誰か止めてって言ってた!」
「良いから隠れるよ!ほら、ティア!」
《どなたか……お願い…助けて…!》
悲痛そうな声が聞こえる静也は誰かが助けを求めていることに気付き声のする方へと走り出した。
「ど、どこにいくんだ!」
「誰かが助けを求めてる!助けてくる!」
「な!お前正気か?!死にたいのか!」
「ごめん!ティアを頼む!」
静也は傘を召喚し走り出した。
後ろからアンが何かを言うのもすぐに聞こえなく。
周りからは悲鳴が耳に入った。
しかし、声の主とは違う。
どこだ、と声を出すも帰ってくる返事はどれも悲鳴。
行き着いた先は虚無といわれるソレの下。
虚無といわれるソレはどす黒い何かが集まった飛行する渦のようにも見える。
時折呻き声も聞こえ、恐怖心が強くなっていく。
そのせいか、涙が出そうだし、全身は震え出した。
しかし、声の主の声はハッキリ聞こえる。
「その中か!大丈夫か!生きているか!」
《そなた…妾の声が聞こえるのか?聞こえておるのか?!》
「確かにそこにいるんだな!すぐに助けるからな!」
《頼む…妾を早く……》
虚無から覗かしたのは
《殺して》
血が抜き取られたかのように真っ青な肌の女性だった。
静也が目を覚ますとそこは見慣れない部屋、彩りの多い部屋、女子の部屋といえばいいのだろうか。
外の風景は赤くなっていた。
長時間眠っていたようだ。
ベッドから上体を起こし覚醒する。
そして先刻起きたことを思い出す。
「シズヤの兄ちゃんおきた?」
「あ、あぁ。ここは?」
「ここは私の部屋だよ。お姉ちゃんの部屋は散らかってるから。」
「そうか…なんで殴られたんだろうな…」
「…本当にわからないんだ…」
ティアが小声でつぶやいたが静也には聞こえなかった。
ティアに礼を言いベッドから退く。
「…ねぇ、シズヤの兄ちゃん」
「ん?何だ?」
「シズヤの兄ちゃんはこれからもこの村にいるんだよね?」
「あぁ、そのつもりだけど。どうしたんだ、急に?」
ティアが突拍子もなく聞いてきたものだから静也は思わず身構えてしまっていた。
「シズヤの兄ちゃんは強いし、やさしいから王都のほうでもやっていけるんじゃないかと思ったの。それにシズヤの兄ちゃんは稼ぎのいい王都に出るんじゃないかって…」
「…寂しいか?」
「どうして?」
「そんな顔しているから。」
「シズヤの兄ちゃん…私…「ティアー!大変だよ!」…ごめん…ちょっと待ってて…」
「シズヤも来て!一大事だよ!」
アンのただならぬ雰囲気を察した二人は急いでアンの元へ向かっていった。
外に出てアンの側に着く。
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周りはざわざわとざわつきだし、皆建物の中へと隠れていく。
「な、なに?どうしたんだ?」
かっ
「『虚無』が、虚無が来てしまった…。」
「虚無?虚無ってなんだ?あれはなんだ?」
大きくなっているように見えるソレはだんだんと近寄って来ていた。
どす黒い、嫌なオーラを放ちながら、ソレは空を飛行してこちらに来ていた。
「に、隠れよう!シズヤの兄ちゃん!殺されちゃうよ!」
「あ、あぁ。わかった…」
静也達が建物内に隠れようとしたとき
《どなたか……妾を、妾を止めて……!》
「わああああ!」「ティア!」
「だ、誰だ!」
「どうしたんだ!シズヤ!」
「声が聞こえた!誰か止めてって言ってた!」
「良いから隠れるよ!ほら、ティア!」
《どなたか……お願い…助けて…!》
悲痛そうな声が聞こえる静也は誰かが助けを求めていることに気付き声のする方へと走り出した。
「ど、どこにいくんだ!」
「誰かが助けを求めてる!助けてくる!」
「な!お前正気か?!死にたいのか!」
「ごめん!ティアを頼む!」
静也は傘を召喚し走り出した。
後ろからアンが何かを言うのもすぐに聞こえなく。
周りからは悲鳴が耳に入った。
しかし、声の主とは違う。
どこだ、と声を出すも帰ってくる返事はどれも悲鳴。
行き着いた先は虚無といわれるソレの下。
虚無といわれるソレはどす黒い何かが集まった飛行する渦のようにも見える。
時折呻き声も聞こえ、恐怖心が強くなっていく。
そのせいか、涙が出そうだし、全身は震え出した。
しかし、声の主の声はハッキリ聞こえる。
「その中か!大丈夫か!生きているか!」
《そなた…妾の声が聞こえるのか?聞こえておるのか?!》
「確かにそこにいるんだな!すぐに助けるからな!」
《頼む…妾を早く……》
虚無から覗かしたのは
《殺して》
血が抜き取られたかのように真っ青な肌の女性だった。
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