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第35章 転生王子と夏休み 後半
ランタン祭り~射的
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「絶対おかしい!倒れないようにしているんでしょ!」
リンは射的の店主に向かって、怒っていた。
「嬢ちゃん、言いがかりつけてもらっちゃあ困るなぁ。ちゃんと倒れるようにできてるぜ」
肩をすくめる店主に、リンはさらに烈火の如く怒る。
「嘘よ。あの一番の的、あんなに強く当たったのに、ビクともしないなんておかしいもの」
一番の景品は……あの巨大なウサギのぬいぐるみか。
人間と同じ大きさで、頭に大きなリボン、フリルのお洋服を着ている。
射的屋の景品は、数字が少ない程いい景品と言われている。
ということは、あのウサギがこの射的屋の一番の目玉なのだろう。
射的屋のルールは簡単だ。
番号が書かれた的があって、それをダーツで当てて倒すと景品がもらえる仕組みになっている。
「あ~、リンさんが的に当てたのに、ビクともしなかったのかな」
推測するレイに、ライラは渋い顔で言う。
「射的って、いい景品ほど倒れにくくしているって聞くものねぇ」
それを聞いて、トーマは目を丸くする。
「えー、そうなの?」
俺もそれは聞いたことがある。
的を極端に小さくして当たりにくくしたり、後ろに重しをつけて倒れないようにしたり。
射的屋の店主によって、どの程度倒れにくくしているかはわからないけど、大なり小なりやっているそうだ。
まぁ、こっちの世界の人は狩りを生業にしている人や、武芸に長けている人が多いから、そうするのも仕方ないんだろうけどね。
それにしても、リンが当てても倒れないとは、いったいどんな的なのか。
見た目は可憐な少女のリンだが、パワーが強く、武術に優れているんだよね。
気になって俺が射的屋の的を覗くと、真ん中に宙に浮いた三本のダーツが見えた。
両隣の数字が二と三の的だから、あの位置にあるのって一の的だよな?
「え……もしかして、あれ、三本のダーツが、小さな的に刺さってる?」
俺が信じられない気持ちで呟くと、トーマやアリスが驚嘆する。
「本当だ!同じところに三本も!」
「あんな小さな的に当てるなんて!」
カイルが的をジッと観察しながら呟く。
「ダーツの重みもあるのに、傾きもしていない。それ以上の重りをつけているのか」
倒れなくしているといっても、それはちょっとやり過ぎのような気がする。
リンが怒るのも無理はない。
「リン、もういいから行こう」
サイードがリンの腕を引くが、リンはその手を振り払う。
「サイちゃんは、先にイル先輩のところに戻ってて。私は決着をつけてから行く」
イル先輩とは、リンたちの先輩である『イルフォード・メイソン』のこと。
彫刻や絵画、裁縫やデザイナーなど様々な芸術的才能を持っており、十六歳ながらティリア王国の国宝と言われている人物である。
三人で一緒にお祭りに来ていたんだな。
少し前、王族からの急務の依頼がイルフォードに入っていたみたいだったけど、それは終わったのだろうか。
ともあれ、戻れと言われても、あんな状態のリンを放っておくわけにはいかないだろうな。
仕方ない。ここは、間に入って仲裁するか。
カイルにはトラブルに巻き込まれるなって、言われそうだけど。
すると、俺が出るより先にカイルがリンのところへ向かった。
「え!?カイル!?」
俺たちはその行動に困惑しつつ、カイルの後を追う。
リンをなだめていたサイードは、突然現れた俺たちに目を瞬かせた。
安堵して、すぐに助けを求める。
「みんな、いいところに!リンをなだめるの、手伝ってくれない?」
「サイちゃん、止めないで!私あの的を確認するまで、動かないんだから!」
リンは「フン!フン!」と鼻息荒く的を指差す。
「だから、的はちゃんと倒れるって!」
店主は刺さっていた三本のダーツを引き抜くと、一番の的を後ろに倒した。
一応、倒れることは倒れるんだ?
でも、押している感じを見ると結構重そうだったな。
相当、重りがついているんじゃないか?
それはリンも気が付いたようで、的を指差したまま言う。
「ググッて、指に力込めてるじゃん!やっぱり重いんじゃん!」
指摘された店主は、「やれやれ」と言ってため息を吐く。
「少しは重くしてないと、風で倒れちまうだろう?嬢ちゃんがダーツで倒したら、ちゃんと景品は渡すんだから。欲しかったら、倒すんだな。それが射的屋のルールってもんだ」
悔しいが、確かにそれが射的屋のルール。
重りをつけるのは、他の射的屋もやっていることだからなぁ。
ダーツ三本で倒れないのは、ちょっとやり過ぎな気はするけど。
すると、カイルが射的屋の的の前に立って、カゴにあるダーツを三本手に取った。
「三本投げて、三十ダイルだな」
そう言って、店主に三十ダイルを渡す。
「どんな方法で投げてもいいのか?」
「台から身を乗り出して投げなきゃ、どんな方法でもかまわないさ。もしかして、あの子のために一番を狙うつもりかい?かっこいいねぇ」
冷やかす店主に、カイルは真面目な顔で言う。
「いいや、これは全てフィル様のために!事件に巻き込まれる前に、俺が止める!」
戦隊もののヒーローのような台詞を言って、三本のダーツを握りしめた。
カイルの発言の理由がわからない野次馬の人たちは、『どういうこと?』という顔で首を傾げる。
意味が分かりませんよね。夏休みの彼の目標なんです。
『フィル様が事件に巻き込まれないようにする』っていう。
それを、こんな大勢の前で言うなんて。恥ずかしいぃっ!
顔を覆う俺の肩を、レイがポンと叩く。
「気持ちは分かるけど、勇姿は見てやれ」
そうだな。俺のためにやってくれているんだから。
「よ、よくわからんが、とりあえず挑戦するんだな。的の準備はできてるから、いつでもいいぜ」
店主が言って、カイルは的の前に立つ。
カイルは的を見据え、大きく深呼吸をして息を整える。
上半身を数回捻って勢いをつけると、素早く体を回転させた。
そうして旋回の遠心力を利用し、ダーツを三本同時に放つ。
放たれたダーツは、小さな的に刺さった。
三本同時だったことと、回転で勢いが増したことで、強い衝撃を受けたのだろう。
あんなに重かった的が、後ろにパタリと倒れる。
「ま、的が倒れたー!」
「うぉぉぉ!すげぇぇぇ!」
「すげーぞ!少年!」
店主以外の人々から、大きな歓声が上がる。
俺たちはカイルを取り囲んでお祝いする。
「すごいよ!カイル!忍者みたいに格好良かった!」
俺が褒めると、カイルは照れ笑いをする。
「ニンジャ?何者かはわからないですけど、ありがとうございます。フィル様」
リンは目を潤ませる。
「カイル君ありがとう。私の仇を討ってくれてぇ!」
「いえ、景品のぬいぐるみはあげますね」
「えぇぇ!くれるの!?」
驚嘆するリンに、カイルは頷く。
「はい。的を倒したら景品がもらえるのが、射的屋のルールだそうですから」
そう言いながら、カイルは悔しそうな顔をしていた店主に視線を向ける。
「くっ!わかったよ。持ってけ!」
店主はそう言って、景品の特大ぬいぐるみを抱えて来る。
綿がパンパンに詰まっているのか、ひどく重そうだ。
だが、リンは「やったぁ!」と、それを軽々と受け取り、ヒョイッと頭に乗せた。
吸い付いたみたいに、頭にピタッと固定される。
バランスと首の強さ、どうなってるんだ。
俺が呆気に取られていると、斜め後ろからパリパリと煎餅を囓る音が聞こえてきた。
ん?誰だ。煎餅を食べているのは。
そう思いながら振り返ると、そこには顔くらいの大きなエビ煎餅を無表情で食べるイルフォードが立っていた。
「イルフォードさん!?」
俺の声で、サイードたちもイルフォードの存在に気が付いたようだ。
二人はイルフォードに駆け寄る。
「イルフォード先輩、どうしてここに!」
「イル先輩、見て見て!これカイル君に射的で取ってもらったの!」
イルフォードはエビ煎餅を食べるのを一時中断し、リンの頭の上のぬいぐるみを見上げる。
それから、カイルに視線を向けると、ふわっと微笑んだ。
「すごいね」
そんなイルフォードを見て、周りにいた人々がざわめく。
あ、そうだった。浮世離れしているイルフォードは、あまり表情を変えることがない。
親しい人との場合は、結構笑ってくれるんだけどね。
ここにいる人たちにとっては、かなりレア。笑っただけで騒ぎになるのだ。
「お店の前ですし、ひとまず移動しませんか」
アリスの機転で、俺たちは移動を始める。
リンは射的の店主に向かって、怒っていた。
「嬢ちゃん、言いがかりつけてもらっちゃあ困るなぁ。ちゃんと倒れるようにできてるぜ」
肩をすくめる店主に、リンはさらに烈火の如く怒る。
「嘘よ。あの一番の的、あんなに強く当たったのに、ビクともしないなんておかしいもの」
一番の景品は……あの巨大なウサギのぬいぐるみか。
人間と同じ大きさで、頭に大きなリボン、フリルのお洋服を着ている。
射的屋の景品は、数字が少ない程いい景品と言われている。
ということは、あのウサギがこの射的屋の一番の目玉なのだろう。
射的屋のルールは簡単だ。
番号が書かれた的があって、それをダーツで当てて倒すと景品がもらえる仕組みになっている。
「あ~、リンさんが的に当てたのに、ビクともしなかったのかな」
推測するレイに、ライラは渋い顔で言う。
「射的って、いい景品ほど倒れにくくしているって聞くものねぇ」
それを聞いて、トーマは目を丸くする。
「えー、そうなの?」
俺もそれは聞いたことがある。
的を極端に小さくして当たりにくくしたり、後ろに重しをつけて倒れないようにしたり。
射的屋の店主によって、どの程度倒れにくくしているかはわからないけど、大なり小なりやっているそうだ。
まぁ、こっちの世界の人は狩りを生業にしている人や、武芸に長けている人が多いから、そうするのも仕方ないんだろうけどね。
それにしても、リンが当てても倒れないとは、いったいどんな的なのか。
見た目は可憐な少女のリンだが、パワーが強く、武術に優れているんだよね。
気になって俺が射的屋の的を覗くと、真ん中に宙に浮いた三本のダーツが見えた。
両隣の数字が二と三の的だから、あの位置にあるのって一の的だよな?
「え……もしかして、あれ、三本のダーツが、小さな的に刺さってる?」
俺が信じられない気持ちで呟くと、トーマやアリスが驚嘆する。
「本当だ!同じところに三本も!」
「あんな小さな的に当てるなんて!」
カイルが的をジッと観察しながら呟く。
「ダーツの重みもあるのに、傾きもしていない。それ以上の重りをつけているのか」
倒れなくしているといっても、それはちょっとやり過ぎのような気がする。
リンが怒るのも無理はない。
「リン、もういいから行こう」
サイードがリンの腕を引くが、リンはその手を振り払う。
「サイちゃんは、先にイル先輩のところに戻ってて。私は決着をつけてから行く」
イル先輩とは、リンたちの先輩である『イルフォード・メイソン』のこと。
彫刻や絵画、裁縫やデザイナーなど様々な芸術的才能を持っており、十六歳ながらティリア王国の国宝と言われている人物である。
三人で一緒にお祭りに来ていたんだな。
少し前、王族からの急務の依頼がイルフォードに入っていたみたいだったけど、それは終わったのだろうか。
ともあれ、戻れと言われても、あんな状態のリンを放っておくわけにはいかないだろうな。
仕方ない。ここは、間に入って仲裁するか。
カイルにはトラブルに巻き込まれるなって、言われそうだけど。
すると、俺が出るより先にカイルがリンのところへ向かった。
「え!?カイル!?」
俺たちはその行動に困惑しつつ、カイルの後を追う。
リンをなだめていたサイードは、突然現れた俺たちに目を瞬かせた。
安堵して、すぐに助けを求める。
「みんな、いいところに!リンをなだめるの、手伝ってくれない?」
「サイちゃん、止めないで!私あの的を確認するまで、動かないんだから!」
リンは「フン!フン!」と鼻息荒く的を指差す。
「だから、的はちゃんと倒れるって!」
店主は刺さっていた三本のダーツを引き抜くと、一番の的を後ろに倒した。
一応、倒れることは倒れるんだ?
でも、押している感じを見ると結構重そうだったな。
相当、重りがついているんじゃないか?
それはリンも気が付いたようで、的を指差したまま言う。
「ググッて、指に力込めてるじゃん!やっぱり重いんじゃん!」
指摘された店主は、「やれやれ」と言ってため息を吐く。
「少しは重くしてないと、風で倒れちまうだろう?嬢ちゃんがダーツで倒したら、ちゃんと景品は渡すんだから。欲しかったら、倒すんだな。それが射的屋のルールってもんだ」
悔しいが、確かにそれが射的屋のルール。
重りをつけるのは、他の射的屋もやっていることだからなぁ。
ダーツ三本で倒れないのは、ちょっとやり過ぎな気はするけど。
すると、カイルが射的屋の的の前に立って、カゴにあるダーツを三本手に取った。
「三本投げて、三十ダイルだな」
そう言って、店主に三十ダイルを渡す。
「どんな方法で投げてもいいのか?」
「台から身を乗り出して投げなきゃ、どんな方法でもかまわないさ。もしかして、あの子のために一番を狙うつもりかい?かっこいいねぇ」
冷やかす店主に、カイルは真面目な顔で言う。
「いいや、これは全てフィル様のために!事件に巻き込まれる前に、俺が止める!」
戦隊もののヒーローのような台詞を言って、三本のダーツを握りしめた。
カイルの発言の理由がわからない野次馬の人たちは、『どういうこと?』という顔で首を傾げる。
意味が分かりませんよね。夏休みの彼の目標なんです。
『フィル様が事件に巻き込まれないようにする』っていう。
それを、こんな大勢の前で言うなんて。恥ずかしいぃっ!
顔を覆う俺の肩を、レイがポンと叩く。
「気持ちは分かるけど、勇姿は見てやれ」
そうだな。俺のためにやってくれているんだから。
「よ、よくわからんが、とりあえず挑戦するんだな。的の準備はできてるから、いつでもいいぜ」
店主が言って、カイルは的の前に立つ。
カイルは的を見据え、大きく深呼吸をして息を整える。
上半身を数回捻って勢いをつけると、素早く体を回転させた。
そうして旋回の遠心力を利用し、ダーツを三本同時に放つ。
放たれたダーツは、小さな的に刺さった。
三本同時だったことと、回転で勢いが増したことで、強い衝撃を受けたのだろう。
あんなに重かった的が、後ろにパタリと倒れる。
「ま、的が倒れたー!」
「うぉぉぉ!すげぇぇぇ!」
「すげーぞ!少年!」
店主以外の人々から、大きな歓声が上がる。
俺たちはカイルを取り囲んでお祝いする。
「すごいよ!カイル!忍者みたいに格好良かった!」
俺が褒めると、カイルは照れ笑いをする。
「ニンジャ?何者かはわからないですけど、ありがとうございます。フィル様」
リンは目を潤ませる。
「カイル君ありがとう。私の仇を討ってくれてぇ!」
「いえ、景品のぬいぐるみはあげますね」
「えぇぇ!くれるの!?」
驚嘆するリンに、カイルは頷く。
「はい。的を倒したら景品がもらえるのが、射的屋のルールだそうですから」
そう言いながら、カイルは悔しそうな顔をしていた店主に視線を向ける。
「くっ!わかったよ。持ってけ!」
店主はそう言って、景品の特大ぬいぐるみを抱えて来る。
綿がパンパンに詰まっているのか、ひどく重そうだ。
だが、リンは「やったぁ!」と、それを軽々と受け取り、ヒョイッと頭に乗せた。
吸い付いたみたいに、頭にピタッと固定される。
バランスと首の強さ、どうなってるんだ。
俺が呆気に取られていると、斜め後ろからパリパリと煎餅を囓る音が聞こえてきた。
ん?誰だ。煎餅を食べているのは。
そう思いながら振り返ると、そこには顔くらいの大きなエビ煎餅を無表情で食べるイルフォードが立っていた。
「イルフォードさん!?」
俺の声で、サイードたちもイルフォードの存在に気が付いたようだ。
二人はイルフォードに駆け寄る。
「イルフォード先輩、どうしてここに!」
「イル先輩、見て見て!これカイル君に射的で取ってもらったの!」
イルフォードはエビ煎餅を食べるのを一時中断し、リンの頭の上のぬいぐるみを見上げる。
それから、カイルに視線を向けると、ふわっと微笑んだ。
「すごいね」
そんなイルフォードを見て、周りにいた人々がざわめく。
あ、そうだった。浮世離れしているイルフォードは、あまり表情を変えることがない。
親しい人との場合は、結構笑ってくれるんだけどね。
ここにいる人たちにとっては、かなりレア。笑っただけで騒ぎになるのだ。
「お店の前ですし、ひとまず移動しませんか」
アリスの機転で、俺たちは移動を始める。
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